オーストリア　2006秋　2日目-3　てくてくホーエンザルツブルク城塞

2006/10/07 - 2006/10/10

以前ザルツブルクを訪れた時には下から見上げただけ。だから今度はどうしても行ってみたかった。

ここも大司教殿の権力を現している建物。ザルツブルクにおける大司教殿は誰もが恐れる存在というのを改めて実感。

エリア ザルツブルク(オーストリア)

本日唯一の乗り物。ケーブルカーに乗ってホーエンザルツブルク城塞へ。急勾配を一気に駆け登る。

ほぼ垂直な岩壁に圧倒される。ホントに｢要塞」そのものって感じ。

1077年に建築着手し、その後700年にも渡って歴代のザルツブルク大司教が増築に増築を重ねて来たのでかなり複雑かつ広い。

以前来た時には連れて来て貰えなかったわけだ。ツアーでは迷子者が多数出そう。

まさに城塞。大砲台がそのまま残っている。

大砲の向こうには美しい景色。ザルツァッハ川を挟んで手前が旧市街、奥が新市街。大砲のすぐ右にさっき通って来たカピテル広場の市場が並んでいるのも見える。

ブレちゃったけど、城塞内部の階段。こんなに急勾配。

市街と反対側に目を向けると、のどかな風景

城塞の中のコンサートホール。残念ながらコンサートを聴く時間はなかったけれど、今夜もここで開催予定。

書棚の中にあったフランツ・ヨーゼフ1世が表紙に描かれた本。

ハプスブルク家とザルツブルクは私の中ではあまり結び付いていなかった。第一次世界大戦中、フランツはここで指揮を執ったとのこと。なるほど…。

皇帝の執務室は他の場所と異なり、調度が調えられている。

皇帝の肖像画。

他には武器や歴代の軍服の展示もある。

立派なストーブ

皇帝フランツ・ヨーゼフ1世のベッド

大司教や皇帝は、ここで勝利を祈ったんだろうか、平和を祈ったんだろうか。

中庭

緑が濃い。ゆったりした時間が流れていそう。

巨大な壁。どうやって造ったんでしょ？

ケーブルカーで降りるつもりだったのに、いつの間にやら迷い込んで徒歩下山することに(;^_^A 。

くどいようですが、とにかく急勾配！この坂、降りるほうで良かった…

城塞内の穀物貯蔵庫は1,000人の兵士が、1年間消費する量を備蓄できたそう(@_@)

さっきまで居た場所は遥か彼方…。岩壁の紋章、どうやってつけたんでしょ？

大雨が降ったら、ここが滝のようになるんでしょうね

無事下山。迷路のような城塞でした。