メトロ散歩・副都心線:もろずみさんの旅行ブログ
東京メトロ副都心線が2008年6月14日に開業しました。
開業当初は大混乱。何しろ西武池袋線・東武東上線・有楽町線と複雑に入り組んだダイヤで運行するわけですから無理もありません。
半年経って落ち着いてきたので、沿線散歩をしてみることにしました。
コースは新たに開通した池袋〜渋谷間の8.9km。駅の数は8つ。
うち新駅は雑司ヶ谷・西早稲田・北参道の3つです。
この路線は地下20mから30mくらいの所を走っており、もちろん外の景色は眺められません。
とりあえず池袋から渋谷まで歩いて、渋谷から乗車して池袋に戻ってくるというルートです。
鉄道ファンではないので乗りつぶしレポートではありません。
と言うより、歩きつぶしだな。
【池袋】
開業前までは「新線池袋」という名前の駅でしたが、晴れて「新線」の文字がとれました。
同じ池袋駅でも他線への乗換は大変です。
元々池袋は乗換効率の良くない駅ですが、それに輪をかけていて良い運動になります。
有楽町線の東池袋から南に折れて雑司ヶ谷霊園を抜けていきます。
雑司ヶ谷の見所と言えば旧宣教師館です。
明治40年(1907年)アメリカ人宣教師のマッケーレブの居宅として建てられたもので、すでに100年を経過しています。
雑司が谷鬼子母神はすぐ近くにある法明寺の鬼子母神堂。
法明寺は桜の隠れた名所で毎年行ってますし、秋の御会式も盛大で楽しいです。
諸田玲子さんの「お鳥見女房」の舞台にもなってますね。
そう、この辺りはかつて将軍家の御鷹場でした。
【雑司が谷】
雑司が谷だけで旅行記ができてしまうほど見所が詰まったエリア。
そのうちにじっくり歩いてみます。
副都心線の新駅は、都電荒川線・鬼子母神駅のすぐ脇です。
何だか荒川線沿線を歩いているみたいです。
都電の撮影スポットの千歳橋からの眺め。
今日もカメラマンが一人来てました。
ここで狙うのは上下線のすれ違いなのですが、気長に待たないと撮れません。
副都心線は明治通りの地下を走っています。
でも明治通りを歩いても面白くないので、大きく膨らんで寄り道します。
江戸五色不動のひとつ、目白不動尊の金乗院です。
目黒・目赤・目黄・目青・目白の5つ。目青不動は世田谷線散歩で寄りましたっけ。
金乗院には黙阿弥の「慶安太平記」の主人公・丸橋忠弥の墓があります。
墓地は高台にあって見晴らしが良いです。
丸橋忠弥は由井正雪の片腕で、幕府転覆を企てた謀反人として処刑されました。この狂言は観てないなぁ。
下りきると神田川の面影橋のたもとに出ます。
「山吹の里」の碑がある場所です。
山吹伝説とは・・・
昔、太田道灌が驟雨に遭い、民家で蓑を借りようとしたら出てきた少女が山吹のひと枝を差し出しました。
道灌は意味がわからず、後に
『七重八重 花は咲けども山吹の
(実)みのひとつだになきぞかなしき』
という歌を知って自分の教養のなさを恥じたということです。
新目白通りを渡って再び坂を登ります。
この坂は旧鎌倉街道と呼ばれる古道だそうです。
途中にあった通称・赤門寺こと亮朝院栄亮寺。
文字通り堂々とした赤門があります。
高田七面堂とも呼ばれている大きなお寺です。
【西早稲田】
雑司が谷・西早稲田の間はお寺も多くて、時間がいくらあっても足りません。
神田川の桜が咲く時期にでもじっくり見ていくことにしましょう。
そのまま行くと早稲田大学構内に入ってしまうので、角を曲がって戸山公園へ。
まだ紅葉がわずかに残ってますね。
結構紅葉が多いようなので、あと10日早かったら見事だったはず。
【東新宿】
公園を抜けるとすぐ東新宿。大江戸線との乗換駅です。
副都心線は東京メトロでは唯一急行運転をしています。
(東西線が快速運転してますが、あちらは地上高架区間だけですので・・・)
各駅停車はこの駅で急行通過待ちします。
江戸六地蔵の3番・太宗寺です。
じっくり境内を見たかったけど、本日は葬儀のため遠慮しました。
まぁ、今日は内藤新宿巡りじゃないのでまた今度にしましょう。
【新宿三丁目】
丸の内線・都営新宿線との乗換駅ですが、迷路のような地下道で繋がっています。
池袋・渋谷間で唯一の急行停車駅です。乗換客が多いのでしょうね。
タイムズスクエアの前を過ぎて「失敗したなぁ」と思いました。
次の北参道まで見所がありません。強いてあげるならドコモ・タワーのみです。
新宿御苑を通って千駄ヶ谷へと抜ける方が楽しめます。
【北参道】
もっとも、季節が良ければ新宿御苑で時間を食ってそこで中断。先には進めません
今日のテーマは副都心線踏破ですから。
せっかくですから明治神宮を通り抜けて行きます。
神宮の森は車も通らないし、野鳥の声を聴きながら歩けます。
初詣間近なので準備は着々と進んでいます。
表参道ヒルズの中はクリスマス・イルミネーション。
屋内のイルミは昼間でもOKです。
吹き抜けに結構な高さのツリーが立っていました。
さて、明治通りに戻っても仕方ないのでショートカット。
「キャット・ストリート」を歩くことにしました。
この通りも車が通らないので歩きやすいし。
いつの頃からキャット・ストリートと呼ばれるようになったのかな?
元々は暗渠になった渋谷川の上にある遊歩道です。
いつの頃か民家を改造したブティックなどが増えて、猫が多かったので最初は「猫道」と呼ばれました。
竹下通りが有名になった70年代と思います。
お洒落なビルもどんどん増えて外国みたいな街並に変身しています。
こういう風景は結構絵になるのでスナップ撮影の練習には最適。
渋谷・原宿界隈の街角スナップをそのうちにまとめてみましょう。
テーマは・・・猫?
路線距離は8.9kmですが、歩数計の実測は33000歩超。
ということは22kmくらい歩いたことになります。
うーん、寄り道し過ぎですねぇ。
地下鉄博では現在「副都心線開業記念展」を開催中。
こっちも行けば完璧ですが、たぶん葛西に行く機会はないだろうなぁ。

副都心線に限らないのかもしれませんが、地下の壁画がことにステキだと思いました。
東新宿のウサギさんは私も写真を撮りましたヨ。
池袋の丸の内線から副都心線の乗換えはとても歩きました。
いい運動かもしれないですが、急いでいるときはつらいですね。

まみさん、
丸の内線と副都心線は改札を出ずに乗り換えができるようになりましたね。
距離は確かにあります。高低差も。
地下鉄沿線は走っている電車が見えないので、線路上を歩いているつもりでもいつも間にか外れてしまいます。
以前、丸の内線の池袋・新宿間や大江戸線の環状部も歩きましたが、山手線一周とか都電荒川線の方が楽しいです。
よって鉄道シリーズは続かないかも。(^^;

もろずみさんへ
最近銀座通りをひとつひとつ
歩きなおしている一歩人です。
ありがとうございます。
旅行記は、素晴らしいと思います。
散歩の王道だと思います。
なにかさりげなく表現されているようで。
私なんか、「ここ、ここ」とか
「これ、これ」とかで恥ずかしい
限りです。

一歩人さん、
> 最近銀座通りをひとつひとつ
> 歩きなおしている一歩人です。
路地歩きですか?
前に煉瓦街を追っかけてみましたが、銀座も発見が多いですよね。
> 旅行記は、素晴らしいと思います。
> 散歩の王道だと思います。
ありゃ、そんな風に読まれちゃいましたか。
私としてはアスリートへの復活のつもりで歩いたんですけどね。(^^;
寄り道し過ぎ???
教養のかけらもないコメントばかりで恥ずかしいです。
冬場は1ヶ所でじっくり撮るより、歩きながらパシャパシャ撮った方が体も冷えないですからね。
そうなるとテーマは鉄道、川沿い、街道、山歩きに限られます。
花が咲く春まではそんな歩きが多くなります。
またお立ち寄り下さい。
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