2008/12/16 - 2008/12/16
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もろずみさん
Merry Christmas!! 聖誕快楽!
クリスマスはイルミネーションだけではありません。
というか、昔は街中がイルミネーションで飾られるなんてことはありませんでした。
最初に見たのは昭和61年(1986年)に始まった仙台の「光のページェント」だったような気がします。
あっという間に全国の都市に広まりました。
クリスマスは文字通りイエス・キリストの誕生を祝うお祭りです。
しかし、実はキリスト誕生前のヨーロッパには土着の祝祭があったのです。
サンタクロースやツリーはそもそもイエス誕生とは関係ないですものね。
そんなクリスマスの原点を見るような展示が、行幸通りの地下ギャラリーで開催されていました。
- 交通手段
- 徒歩
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「クリスマス・クリブ」はベツレヘムの馬小屋でイエスが誕生する様子を表現した飾り物です。
昔は聖書を読めない人も多かったので、劇にしたり飾り物にしたりして、この神秘の物語を伝えたのです。 -
サンタクロース人形のいろいろ。
顔つきや表情は個性的ですが、衣装はほぼ同じです。
なかなか着こなしは難しいと思います。 -
今回は水彩画風に仕上げてみました。
ガラス越しの撮影なので写り込みが激しいからです。
加工すると気にならなくなります。 -
サンタクロース以外の登場人物たち。
それぞれの役については不明です。
ま、これもクリスマス。 -
「クリスマス・クラッカー」も歴史は古いです。
元々はロンドンのお菓子職人の考案したボンボン菓子ですが、趣向を凝らして「パン!」と鳴るクラッカーなどのパーティーグッズも一緒に売ったのが始まり。
クラッカーも円錐形とは限らないのか。 -
様々なクラッカーたち。
こんな古いものがよく残っていたものですね。 -
「クリスマスのブリキ缶」は、19世紀末に金属にクロム印刷できる技術が生まれてから流行しました。
缶そのものがクリスマス・プレゼントとして人気でした。
もちろん中にクッキーやチョコレートを入れて渡すわけです。 -
「クリスマス・カード」は時代やお国柄をあらわします。
レトロっぽかったり、カートン風なのが好みですね。 -
ビクトリア時代初期のクリスマスを描いた絵。
そうです。チャールズ・ディケンスが『クリスマス・キャロル』を書いたあの頃です。 -
世界中の子供たちが貰うプレゼントで一番多いのは何か?
やはり昔も今も絵本だそうです。 -
ポーランドのクリスマス・ツリー。
ツリーも国によって微妙に違っているなんて知りませんでした。
ポーランドは特殊な古いガラス玉を使うのが特徴です。 -
アルザスのクリスマス・ツリー。
ツリーと言えばモミの木ですが、最初にモミの木を使ったのがアルザス地方だったそうです。
最初はシンプルな飾りでしたが、どんどん豪華になって今のツリーに近づきました。 -
サンタクロースの原点、ドイツのヴァイナハツマンの絵。
水彩画にすると見えないですね。(^^;
ボロを纏い、モミの木とお仕置き棒を持っています。
お仕置き棒というのが意味ありげ。 -
クリスマス・テーブルウェアの数々。
パーティー用ですが正餐ではないのでデザインもいたってカジュアル。
北欧のものが多いみたいです。 -
リースとかブーケといった小物たち。
こんなものもクリスマス・コレクションに入ります。 -
「東方の三賢者」は遠い東の国からベツレヘムに向かいました。
その時に携えていた『黄金・乳香・没薬』がクリスマス・プレゼントの始まり。 -
ポーランドの「クリスマス・クリブ」。
塔の上のラッパ吹きは、来襲したタタール人に矢を射かけられましたが、それでもラッパを吹き続けました。
と、どこかで聞いたような美談があります。 -
説明がなかったので良くわからないサンタクロース人形たち。
少し時代が下ったものかな? -
第一次世界大戦の時、フランスのピカルディーに宿営していたイギリス兵士が家族に送ったプレゼント。
ピカルディー産のショールやハンカチですが、受け取ったイギリスで大変評判を呼びました。 -
最後は乙女の守護聖人と言われる聖カタリナの像です。
ローマ皇帝マクセンティウスの偶像崇拝を批判し、皇帝が派遣した哲学者を論破したという論客です。
どこが乙女の守護聖人なんでしょうね。 -
そんなこんなで、見ているだけでクリスマスについての知識が増えました。
ヨーロッパの小さな博物館にでも行ったような気分です。 -
『Felissimo Christmas Archives Museum Collection』
通販業者のフェリシモが、世界的なクリスマス文化研究家マリア・フォン・スタウファー伯爵夫人から譲り受けた10万点のコレクションから選んだ品々です。
私にはコレクション趣味はありませんので、こういうのを見るとただただ驚くばかりです。 -
マルキューブのカフェでひと休み。
丸の内のクリスマス・イベントまであと数日。
華麗なイルミネーションが注目されますが、行幸通り地下ギャラリーにも注目です。
なんと言っても野外じゃないので寒くないのが良いです。 -
さて、ひと足早く飾られた丸ビルのツリーの前では撮影サービスが行われていました。
今度は煌びやかな街の風景を見に、また寄ってみることにしましょう。
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