2008冬京都・相国寺編:harihariさんの旅行ブログ
2008冬京都、最後は相国寺です。
京都五山の第2位の格式を持ち、御所のすぐ北側に位置することから、古くは宮家の出入りも多かったとのことです。
本日のお目当ては、「雁の寺」瑞春院・「雁」の襖絵の特別公開と、承天閣美術館所蔵で金閣寺の大書院障壁画・伊藤若冲の国宝「葡萄図」「芭蕉図」。
それにしても、この日も寒かった...
鯖寿司一人前。(たぶん1700円ぐらいだったと思う...)
米は近江米、昆布は利尻産を使用。肉厚の鯖はキュッと身の引き締まった日本海産。頬張ると、鯖の旨味が口いっぱいに広がります。とても美味しいです。
人気店のわりに、店内はテーブル席が3つのみ。私たちはたまたますぐに座れましたが、曜日や時間によっては、行列になるのでは...?この時も、遠くからの観光客の方が多く来ていたようです。
大原口の道標。慶応4年に建立されたものです。
大原口とは、粟田口、東寺口、丹波口、鳥羽口、鞍馬口、荒神口と併せて京の七口と呼ばれていた、京と諸国を結ぶ街道の出入り口の一つ。
何気なく歩いていても、このような史跡が見つかるときがあるので、町歩きは面白い。
本日の特別公開、瑞春院です。
ここは、襖に描かれた雁の絵が有名。そしてなんと言っても、水上勉氏の名著「雁の寺」としての方が有名です。
水上勉氏は、このお寺で9歳から13歳までを雛僧として過ごしていましたが、辛い修行に耐えかねて逃走しています。その後、瑞春院時代を回顧し、襖絵に寄せる思いから題名を「雁の寺」とした著作を発表。大ベストセラーとなり、一躍瑞春院は『雁の寺』として有名になりました。
撮影不可なので、こちらには掲載できませんが、とても生き生きとした動きのある墨絵でした。
法堂の内部も特別公開です。
天井には狩野光信による蟠龍図(ばんりゅうず)が描かれています。この蟠龍図ですが、堂内中央付近で手をたたくと、天井に反響してカラカラという音が返ってくることから、「鳴き龍」の名で知られています。
開山堂から庭園の眺め。
手前に枯山水、奥にはかつては水が流れていたという山水があしらわれている、一風変わった庭園です。また、建物の杉戸には円山応挙の子犬画が描かれていて楽しめます。
境内の承天閣美術館にも行きました。
相国寺は、京都五山の第2位という格式のある寺院で、実はあの金閣寺(鹿苑寺)・銀閣寺(慈照寺)も、この相国寺の塔頭の一つなんですね。それで、それら多くの塔頭に伝わる美術品を集めて、保存及び展示公開、普及を目的として建設されたのが、この美術館です。
名品は数多くありましたが、やはり目当てでもあった伊藤若冲の金閣寺大書院障壁画・芭蕉図と葡萄図は見ごたえがありました。
閉館時間まで美術館にいたため、相国寺を出る頃には日も暮れてきました。途端に人の気配もしなくなりました...
大正15年、ヴォーリズにより作られた旧矢尾政レストラン。現在は東華菜館という中華料理店。
南座、レストラン菊水とともに、四条河原町のランドマークとして、80年以上も行きかう人々を睥睨している、まさに威風堂々とした建築。
種々前菜の盛り合わせ。
海老ときくらげの胡麻だれ和えをはじめ、イカ、湯葉、叉焼など盛りだくさん。一皿で、目にも嬉しい一品。
水餃子。
いい加減、お腹は満腹だったにもかかわらず、水餃子がテーブルに出てきた途端、写真を撮るのも忘れて飛びついてしまい、気がつくとこの有様に...。とにかく、それぐらい美味しかったです。
食事も終わり、再び手動式のエレベーターで一階へ。
今日は四階で頂きましたが、他の階も是非見てみたいし、夏にはビアガーデンもあるみたいなので、テラスにも出てみたいし...。
2階へ上がる階段部分。
そうか、エレベーターじゃなく階段も見てみたいな...。それに、昼間に行くと窓から差し込む明かりの具合も楽しめそうだし...。
まだまだその全貌を把握できない東華菜館でした。
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