京都を歩く(58) 白峯神宮の蹴鞠奉納
球技の神様として知られる白峯神宮では,毎年4月14日の春季例大祭(淳仁天皇祭)に併せて,春を呼ぶ蹴鞠神事が奉納されます。
大和朝廷時代に中国から伝わった球技である蹴鞠が再現される様子を一目見ようと,黄桜満開の白峯神宮を訪れました。
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白峯神宮
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白峯神宮
白峯神宮は1868年創建で,崇徳天皇と淳仁天皇を御祭神としています。
毎年4/14に淳仁天皇祭があり,祭のあとには蹴鞠保存会のメンバーによる蹴鞠奉納が行われます。
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摂社に球技の神様が祀られているということで,修学旅行生が訪れるスポットの一つとなっているようです。
タクシーで次々と乗り込んでくるのには驚きました。
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そこにはサッカー,ラグビー,バレーボールなど,結構有名どころのチームから奉納されたボールが置かれていました。
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参詣するスポーツ関係者のために売られているのは,「闘魂」お守りです。
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蹴鞠奉納の他にもお目当てのものがあります。
それは境内に咲く黄桜です。
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淡い黄色をしています。
ちょうどこの時期に満開になるようです。
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お供え物が次々と運ばれていきます。
このあと扉が閉じられ,見づらくなったので境内をうろつきました。
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白峯神宮
【地主社】
白峯神宮のある土地は,かつて蹴鞠と和歌の宗家であった飛鳥井邸の跡地に建てられています。
精大明神はその飛鳥井家の邸内社として祀られていたことから,地主社となりました。
精大明神(球技・スポーツ芸能上達)
柊大明神(厄除延命長寿)
今宮大神(無病息災)
白峯天神(学業成就)
糸元大明神(織物繁栄・和装)
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【伴緒社】
保元の乱の際,崇徳天皇のもとに馳せ参じた源為義と弓の名手として名高い源為朝を武道・弓道上達の神として祀っています。
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【潜龍社】
御祭神は白峯大龍王,紅峯姫龍王,紫峯大龍王です。
本殿にて御火焚祭の斎行中,炎の中に出現した三柱の龍神です。
潜龍社の脇にある潜龍井の水を飲むと,諸々の悪縁を断つとされています。
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蹴鞠の碑です。
球技上達を願い,碑に埋められている「撫で鞠」を回します。
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樹齢800年といわれる小賀玉(おがたま)の木。
京都市指定天然記念物です。
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祭も終わるみたいなので,私も場所を確保しに行きました。
蹴鞠を蹴るところは「鞠庭」といわれます。
およそ15メートル四方で,その四隅には式木と言って松・桜・柳・楓を植えるそうです。
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蹴鞠保存会の方々もでてきました。
昔の衣装に,烏帽子,沓(くつ)を身に着けます。
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「枝鞠」と言う鞠を枝につけて祈念した後,鞠庭で「解き鞠」の儀式をしてから蹴鞠をはじめるそうです。
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鞠を蹴る人を「鞠足」といいます。
通常8人または6人の偶数で行うそうです。
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私の取った撮影場所は黄桜の下。
黄桜とのコラボを狙いました。
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蹴るのは想像以上に難しいらしく,時にはミスでこんなところに鞠を蹴りこんでしまいます。
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祭が1時間ぐらいかかりますので,蹴鞠奉納だけを見たい人はそれに合わせて来ればよいと思います。
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