2013/07/06 - 2013/07/06
152位(同エリア342件中)
まみさん
泊まったのはソロヴェツキー島のソロヴェツカヤ・スロボーダー・ホテルですが、ケミのプリチャル・ホテルと、ソロヴェツキー島での宿泊先のもう1つの選択肢だったソロフスキー・ホテルは、敷地内をさくっと見るチャンスがあったので、このハイライト旅行記にはそれらのホテルも含めました。
ケミは、ソロヴェツキー島に行く拠点の町です。
ペトロザヴォーツク(キジ島に行く拠点の町)からムルマンスク行きの寝台列車をそこで途中下車し、フェリーに乗ってソロヴェツキー島へ行きました。
その際、代理店経由で手配したフェリーのチケットの受渡しと駅からの送迎は、プリチャル・ホテルが拠点となりました。
そこで料金を払って朝食を食べることができましたし、フェリー乗り場はプリチャル・ホテルのすぐそばでした。
ソロフスキー・ホテルは、ソロヴェツキー島で夕食を相席したことがきっかけで知り合ったロシア人親子のイフゲニアとニコライが滞在していたところです。
ソロヴェツキー島でのホテルはソロフスキー・ホテルとソロヴェツカヤ・スロボーダー・ホテルの二つから選びましたが、ソロフスキー・ホテルを却下したのは、値段がずっと高かったことと、唯一の見どころのクレムリンに近いのはソロヴェツカヤ・スロボーダー・ホテルの方だったからです。
でも、クレムリンまでの距離は、ソロヴェツカヤ・スロボーダー・ホテルとソロフスキー・ホテルでは大差ありませんでした。
離れていたといっても、数分の距離の差でした。
ソロフスキー・ホテルはロシア式の木造建築が広い敷地内に点在したタイプのホテルで、庭もステキでした。
その庭だけでもちょっとした見どころでした。
なのでイフゲニアは私にソロフスキー・ホテルの庭を案内してくれたわけです。
また、イフゲニアいわく、ソロフスキー・ホテルの食事が村で1番美味しい(ソロヴェツキー島にレストランはそんなにないですけど)とのことなので、イフゲニア経由でホテルに頼んで、食事代を払ってランチを食べさせてもらいました。
宿泊客から話をつけてもらう方が通じやすそうでしたから。というか、ロシア人同士の方が話が早いのは当たりまえ@
いろいろお世話になったイフゲニアたちの話は、詳しくはこちらのブログ記事にて。
「旅は道連れ〜旅先でお世話になったロシア人親子の話(出会った白海沿岸のソロヴェツキー島やザヤツキー島の写真付き)」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2013/07/post-7025.html
ソロフスキー・ホテルは、高いだけのことはあるホテルでした。
ソロフスキー・ホテルにしていたら、あんなに田舎なのに、ホテル代はモスクワやサンクトペテルブルグのホテルよりもずっと高くなっていました。
もっとも、モスクワとサンクトペテルブルグはそれぞれ5泊したのですが、ソロヴェツキー島は1泊だったので、奮発してもよかったですけどネ、今にして思えば。
実際に泊まった肝心のソロヴェツカヤ・スロボーダー・ホテルは、田舎の三ツ星ホテルとしてはぎりぎり及第点。
小さな村の新しいホテルです。
レセプションの人たちは、雰囲気的にホステルっぽくて、とてもアットホームでした。
あやうく一眼レフカメラをなくすところだったときも、ほんとに親身に対応してくれました。
詳しくはブログ記事にて。
「とんだトラブルにならずにすんだ、ひやひやエピソード」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2013/07/post-da86.html
ただ、なるほど、ホテルよりホステルっぽいかんじでした。
レセプションの人は24時間常駐していなくて、「分からないことがあったら遠慮なく聞いて」と言われたけれど、聞きたい時にいないじゃーん、と思ったりしました(苦笑)。
ソロヴェツキー島に訪れる観光客は地元ロシア人が圧倒的に多いようですが、泊まっている人はあまり観光客っぽくなくて、スタッフと間違えたりしました(苦笑)。
立案時にソロヴェツキー島のホテルをどう選定したか、詳しくは次のブログ記事にて。
「今回のロシア旅行のホテル選び(地方都市編─ズズダリ・ソロヴェツキー・ノヴゴロド)」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2013/06/post-02b0.html
<2013年ロシア旅行:簡易旅程>
7/06土 出国&モスクワ到着
7/07日 モスクワ1日目(国立歴史博物館と民芸品博物館)
7/08月 モスクワ2日目(クレムリン)
7/09火 モスクワ3日目(トレチャコフ美術館)
7/10水 ズズダリ
7/11木 ウラジーミル
7/12金 モスクワ4日目(コローメンスコエ)
7/13土 ペトロザヴオーツク経由でキジ島へ
7/14日 ソロヴェツキー島1日目★
7/15月 ソロヴェツキー島2日目(ザヤツキー島エクスカーション)★
7/16火 サンクトペテルブルグ1日目(ロシア民族学博物館ほか)
7/17水 サンクトペテルブルグ2日目(エルミタージュ美術館)
7/18木 パヴロフスク宮殿&庭園
7/19金 ノヴゴロド1日目
7/20土 ノヴゴロド2日目
7/21日 サンクトペテルブルグ3日目(宗教博物館・ユスポフ宮殿ほか)
7/22月 サンクトペテルブルグ4日目(ロシア美術館)&出国
7/23火 成田空港着
※この旅行記の対象の日に★印をつけました。
詳細旅程はこちら。
「2013年ロシア旅行~13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現させた旅行【旅程一覧】」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10797557
準備編や帰国後の全体の感想は、ブログ「まみ's Travel Diary」(http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/)に掲載しました。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- その他
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ケミ駅から港までの送迎バス
ソロヴェツキー島1泊2日は、ホテル以外に、ケミ駅と港間の送迎、ケミとソロヴェツキー島間の船の切符、ソロヴェツキー島の港とホテル間の送迎がそれぞれ往復をつけて、現地ガイドなし、という形で手配していました。
ケミ駅で待っていた送迎は大型バスだったのでびっくりしました。 -
まさか私1人のためにこんなバスを用意したの!?
と驚いたけど、これはおそらくケミのプリチャル・ホテルのバスなのでしょう。
私以外にも、プリチャル・ホテルに泊まる人たちも乗ってきましたし、プリチャル・ホテルはソロヴェツキー島行きの港のすぐそばなので、その場でお金を払って乗っている人たちもいました。 -
ケミのプリチャル・ホテルのレセプションのある建物
ここで係員が待っていて、ケミとソロヴェツキー島の船の往復切符と、ソロヴェツキー島のホテルのバウチャーを渡してくれました。
すごくテキパキと話をする、頼もしいおばさんでした。 -
プリチャル・ホテルのカフェ・レストランのある建物
ここの2階にあるレストランで、140ルーブルを払って朝食をいただきました。
(2013年7月現在、1ルーブル=約3.5円で換算)
寝台列車を降りてすぐに送迎と合流してここまで来たので、他に食べるところがないもんね。 -
プリチャル・ホテルの朝食レストラン・その1
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プリチャル・ホテルの朝食レストラン・その2
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プリチャル・ホテルで食べた朝食
カーシャ(ロシア版の甘いおかゆ)とフリッターのどちらがよいかと聞かれて、よく分からないけれど、少なくともモスクワのホテルで一口食べてみてイヤになったカーシャよりは良いと思って、フリッターを選びました。
右の皿のものがフリッターです。ホットケーキみたいでした。
これにジャムをつけて食べましたが、そのままでも十分美味しかったです。 -
プリチャル・ホテルのレストランの2階のテラスから眺めた、プリチャル・ホテルのコテージと駐車場
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プリチャル・ホテルのコテージ・タイプでない部屋のある建物
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レセプションがある建物をテラス越しに眺める
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プリチャル・ホテルのコテージ
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誰かもう借りているのかな
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2棟のコテージ
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東屋
手前の路は、石畳ではなく、輪切りの丸太畳。 -
教会とイヴァン・チャイ(イワンのお茶という名のピンクの花)
プリチャル・ホテルの敷地は特に柵などで区切られていませんでした。
きっと村の教会でしょう。
あの教会の向こう側が、ソロヴェツキー島に行く船が出る船着き場です。
スーツケースをごろごろ引っ張って歩きました。砂利道だったので、ちと大変でした。
翌日の帰りは、船着き場までバスが迎えに来ていました。 -
ソロヴェツキー島で泊まったソロヴェツカヤ・スロボーダー・ホテル
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ソロヴェツカヤ・スロボーダー・ホテルの部屋と私の荷物
広々とした部屋でしたが、私にはムダに広すぎました(笑)。
部屋は1階。
窓の外の庭は整備されていなくて、瓦礫が積み上がっていたりして、全然フォトジェニックではありませんでした。
空気の入れ換えのためか、カーテンの向こうの窓が開いていたのですが、夜寝るときにそのことを忘れて寝てしまったら、夜中寒くなってしまい、暖房をつけました(苦笑)。
それにしてもこの写真を撮った段階で、一眼レフのカメラバッグがないことに、どうして気付かなかったのかしら。
まぬけな私。 -
ベッドとサイドテーブル
2日続けて寝台泊で、2晩続けてシャワーも浴びられなかったので、チェックインしたらすぐにシャワーを浴びました。
でも、タオルはこれ1枚しかなかったので、体をふいたらすぐにびしょびしよになってしまい、不便でした。
また、部屋ではWIFIが一応使えたのですが、接続状態は悪く、なかなかつながらないし、つながってもすぐに切れてしまいました。
天気予報がチェックできたくらいです。
そしてソロヴェツキー島での1泊2日は、1日目は曇天、2日目は、観光できた午前中は雨がちでした。 -
部屋の入口側
鍵は自動でかからず、自分で内側からちゃんとかけなければなりません。
そうと気付かず、私は鍵もかけずにシャワーに入り、パンツいっちょでベッドに入って仮眠をとってました(苦笑)。 -
バスルーム
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シャワーブース
2日ぶりにシャワーを浴びてすっきりした後、1時間半ほど仮眠しました。
2晩の寝台列車では睡眠は十分とれたのですが、ケミからソロヴェツキー島へ渡る船旅2時間で、フェリーの座席が座りづらくて疲れてしまったのです。
そして、目が覚めた後、村の散策に出かけようとしてはじめて、港からホテルまで乗ってきた車にカメラを置き忘れてしまったことに気付きました!!
ホテルの送迎の人とは合流できなかったため、だれかよその村人の車に乗せてもらった来ていたのです。
しかも気付くまで2時間余りたっていました。
でも、小さな村だったのが幸いしました。
カメラは無事に私に手元に戻って来ました。
ほんと、まるで命拾いしたような気分でした。
これがモスクワやサンクトペテルブルグのような都会で、タクシーの中に忘れたとかいったら、絶対に戻ってこなかったでしょう。
ああ、おそろしい。ひやひや体験でした。 -
翌朝のソロヴェツカヤ・スロボーダー・ホテルの朝食
でたーっ!
モスクワのマキシマ・パノラマ・ホテルで食べてみて、一口でいやになった、ロシア版おかゆの「カーシャ」!
でも、これしかないのなら、食べるしかありません。
と思って食べてみたら、これが意外にイケました。
牛乳の味がする甘いおかゆなのでした。
カーシャにはいろんな種類があるので、私の口に合うのと合わないのがあるようです。食べず嫌いになるところでした。
とはいえ、選択肢があるのなら、やっぱりカーシャは避けてしまうかも。 -
それとフリッター(ホットケーキみたいなやつ)とヨーグルトのみの朝食
うーん、いつもたぁっぷり朝食をとる私にとっては、ささやかでした。
これはいつものランチ抜きでは厳しいナ。
今宵はまた寝台泊なので、ゆっくり夕食をとる時間もないことだし。 -
村で知り合ったイフゲニア親子が泊まっていたソロフスキー・ホテルのレセプションのある建物
二者択一で選ばなかった方のホテルです。
ログハウスの建物も庭もステキでした。 -
ソロフスキー・ホテルの客室のある建物
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別の建物を庭と一緒に
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池のそばにあった、巣箱?
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池と一緒に
魚がいるいる、と言われたのですが、私には見つけられませんでした(苦笑)。 -
庭には通路があって
花もたくさん@ -
ソロフスキー・ホテルの中
ソロフスキー・ホテルでは、宿泊プランはふつう朝食とランチが込みだそうです。
イフゲニアにお願いして、ソロフスキー・ホテルでランチを食べられるように頼んでもらいました。 -
ソロフスキー・ホテルのレストラン
内装も思いっきりログハウスでステキ。 -
レストランの続きの部屋
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あの奥の席で、イフゲニアとニコライと一緒にランチをとる
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伝統的な飲み物「クワス」を、伝統的な模様の刺繍が施されたカーテンを背景に
飲み物は、いかにも果実ジュースというかんじでした。
ちょっとクセがあったけれど、まあまあ。 -
サラダ、大好き@
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スープ、大好き@
サワークリームも混ぜたあと。 -
魚料理、グッド!
この米のようなのは、まあまあ。
ソロフスキー・ホテルのランチはイフゲニアが絶賛するほどかどうかは微妙でしたが、おいしかったのは確かです。
ちなみに、ランチ代は580ルーブルでした。
(2013年7月現在、1ルーブル=約3.5円で換算)
ソロフスキー・ホテルのランチを味わってみたい、とイフゲニアに言ったとき、ランチ代はちょっと高いよ?
と言っていましたが、なんのなんの、モスクワやサンクトペテルブルグに比べたら全然安かったです。
ソロヴェツキー島のような田舎の村にしては高いのかもしれませんけど。
以上で、ケミとソロヴェツキー島のホテル編おわり。
サンクトペテルブルグのホテル編へとつづく。
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