2012/09/09 - 2012/09/09
46位(同エリア73件中)
まみさん
たった1人で現地ガイドと車をチャーターして独占。
これを人件費や物価が高い欧米でやったら、どうなるでしょうか。
恐ろしくて(あるいは単にものぐさで)比べたことはありません。
そもそも欧米なら観光インフラがもっと整っているので、めぼしい観光地は公共交通機関で十分自力でアクセスできるでしょう。
それでもアクセスしづらい人気の観光地なら、現地催行ツアーが整っていて、人数も集まりやすく、催行される確率も高いでしょう。
でも、少なくともこれまで私が旅行してきた東欧・旧ソ連圏では、旅行代理店がツアープログラムを準備していても、催行最小人数は旅行者自身が集めなくてはなりません。
たいてい2人からの催行が多いのですが、1人旅の私にはあと1人でも集めるのは困難です。
その上、交通費が安い東欧や旧ソ連圏。出稼ぎや仕事での移動人口も多いため、公共交通機関では地元の人との競争になったりもみくちゃになったりなど、体力と気力と根性が要ることも多いです。
それを、短い貴重な旅行日程で移動だけで消耗してしまうのは惜しく───いや、その移動体験そのものが1人旅の醍醐味といえるのですが、私とってはたいていハードルが高いです。
それに私にとって旅の目的はあくまで到着することそのものではなく、たいていは目的地で観光と撮影散策を楽しむことを重視します。
それで、いつも1人でチャーターしてしまうというわけです。
はじめから代理店が持つプログラムに乗ることもあれば、自分でリクエストして代理店の手配担当者と相談し、最終的には現地ガイドさんと一緒に決めるというパターンが多いです。
今回の中央アジア3ヶ国旅行では11日間という短い日程なのにそれぞれの国でガイドと車をチャーターして出かけるエクスカーションをまぜました。
ウズベキスタンでは、ヒヴァを起点にキジルクム沙漠のカラ(ホラズム王国の城塞跡)回りの1日。
キルギスではイシククル湖エリアでの観光をまとめて2泊3日。
最後のカザフスタンでは、当初は自力で行けるところにエクスカーションしようと旅程を空白にしておいたのですが、前日に現地代理店に電話でコンタクトをとり、チャリン渓谷日帰りエクスカーション。
中央アジアであっても(!?)、チャーターした車事情はとても良く、時には旅行者が私1人ではもったいないような小型バンだったこともありました。
ドライブ途中の景色の写真を撮りたくてフォトストップしてもらったとき、乗っていた車の写真を撮ることができたので、その写真で1つのハイライト旅行記を作成してみました。
ただ、観光目的ではなくあくまで移動目的のために車をチャーターしたキルギスからカザフスタンの国境越えでは、フォトストップをとらなかったので、残念ながら車の写真はなし。
代わりに……というわけでもないのですが、キジルクム沙漠のカラ回りのときに2つめのアヤズ・カラは、ランチをとった遊牧民のテントからラクダで向かったので、一人でチャーターした乗り物ということで、最後におまけでそのときのラクダさんの写真もこのハイライト旅行記にまぜてしまいました@
もともとラクダに2人以上乗るのは無理でしょうけどネ。
<2012年中央アジア3カ国旅行:簡易旅程>
9/09日 成田発~アシアナ航空でソウル仁川経由~タシケント到着
9/10月 ウズベキスタン航空でウルゲンチへ飛び、ヒヴァへ&ヒヴァ観光
9/11火 キジムクル沙漠のカラ回り★
9/12水 ウズベキスタン航空でキルギスの首都ビシュケクへ&ビシュケク市内観光
9/13木 途中でブラナの塔へ寄りながら、イシククル湖へ★
9/14金 野外岩絵博物館&チョン・アクスー渓谷トレッキング★
9/15土 イシククル湖からビシュケクへ戻る&ショッピング★
9/16日 ビシュケクからカザフスタンのアルマトイへ陸路国境越え★&アルマトイ市内観光
9/17月 チャリン・キャニオンへのエクスカーション★
9/18火 アルマトイ市内観光~夜23時10分アシアナ航空で出国
9/19水 ソウル仁川経由 朝11時10分成田着
★印は車とドライバーとガイドあるいは車とドライバーを旅行代理店経由でチャーターした日
※詳細旅程はこちら。
「2012年中央アジア旅行~ウズベキスタン・キルギス・カザフスタン~旅程一覧」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10710426/
もう一つのブログ「まみ’s Travel Diary」(http://mami1.cocolog-nifty.com/)にも、旅行前の立案、詳細旅程一覧、旅行後の感想をひととおりアップしています。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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9月11日、ウズベキスタンのキジルクム沙漠のカラ回りエクスカーションでチャーターした車
ウズベキスタン・ナンバーの車です。
途中で綿花畑を撮りたくてフォトストップしてもらったときに、車の写真も撮りました。 -
9月11日にチャーターした車とアヤズ・カラ
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9月14日、キルギスのチョン・アクスー渓谷にて・その1
イシククル湖2泊3日でチャーターした車です。
チョン・アクスー渓谷トレッキングのときに、疲れていたらいつでも乗り込めるよう(!?)、車は私たちの少し前をつかずはなれず走っていました。 -
9月14日、キルギスのイシククル湖エリアのチョン・アクスー渓谷にて・その2
「まだ乗らない?」
とトライバーさんは私たちの意向をときどき確認しながら、大丈夫だと分かると、すーっとしばらく先へ走っていきました。
疲れたらいつでも車に戻れるよ、とガイドのレナは言っていたのに、いざ「疲れたからそろそろ車に戻りたい」と言ったら、レナってば、「携帯を車の中に置いてきてしまって連絡できないから、もうちょっと先でドライバーと合流するまでがんばろうね」とな。
まあ、どちらかというと、疲れたというよりは、これ以上歩き続けても、もう目新しい写真が撮れそうにないからもういいや、というのが理由だったりしましたけどネ。 -
9月15日、イシククル湖からキルギスの首都ビシュケクへ戻る途中
反対側のイシククル湖を撮るためにフォトストップしてもらったときに、車とこの景色の写真も撮りました。
背景は、天山山脈の支脈のアラ・トー山脈です。 -
9月17日、カザフスタンのチャリン渓谷エクスカーションに向かう途中にて
大半がステップ(草原)地帯や沙漠で真っ平らな土地だと思っていたカザフスタンも、キルギスや中国やモンゴルとの国境に近いアルマトイ周辺は、山脈あり湖あり……と、豊かな自然に恵まれていました。
背景の山脈はガイド兼ドライバーのコスチャいわく、典型的なステップ・マウンテンでそれほど高くない山脈だそうです。
それほど高くない……といっても、3,000m級の山もあったりします。
でも、4,000〜5,000m級の天山山脈が近くにあるカザフスタンにとっても、このくらいの富士山よりちょっと低いくらいだと、低い山と言ってしまうようです。
というか、長く連なるし、平野部分に見えるところも標高がすでに高いから、高い山には見えないんだろうと思います。 -
9月17日、カザフスタンのステップ・マウンテンを背景に
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9月17日、チャリン渓谷の周辺と
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9月17日、チャリン渓谷とチャーターした車の後ろ姿・その1
ガイド兼ドライバーのコスチャの運転技術はかなりのものだったと思います。
他の一般の車ではこんなに近くまで近寄れませんでした。
ここに来るまで、途中、まるで崖に架かった橋のように細くて、しかもでこぼこな道があったんですもの。 -
9月17日、チャリン渓谷とチャーターした車の後ろ姿・その2
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9月11日、ウズベキスタンのキジルクム沙漠のカラ回りツアーに含まれたラクダ乗り体験のラクダさん
ここからは車ではなく、乗り物というくくりで、私が乗ったラクダくんの写真です。
ランチの前にガイドのフーサンが、あのラクダが私のために予約しているラクダだと教えてくれました。
ヒトコブラクダさんです。 -
ラクダくん、くつろぎ中
このあと私という重い荷物を背負わされるとは知らず(笑)。
キジルクム沙漠と一緒に撮りました。 -
9月11日、ウズベキスタンのキジルクム沙漠のカラ回りツアーに含まれたラクダ乗り体験のラクダさん
ラクダくんは、今や私が乗るための準備ができました。
ちょうどコブの上に座ることになるようです。 -
飼い主のおじいさんがたずなをとって
ラクダに乗るのは1998年のチュニジア旅行のとき以来です。
あのときは2回乗ったので、実は今回で3回目。
しかし、時の流れは残酷で、もともと運痴な私をさらに運痴にしていました。
まず、座った状態のラクダくんにまたがるまでが、一苦労でした(苦笑)。 -
ラクダくんと飼い主のおじいさんとアヤズ・カラ遺跡
この写真はラクダくんに乗っている最中に撮ったものではありません。
でもこの写真は、それっぽいアングルで撮れたかな。
乗っている最中はカメラを構える余裕なんて、とてもとても。
コブの上に座っているためと、鞍と呼べない簡単な座布団の座席なのでとても不安定で、前後の綱をがっちりつかんでいなければ、いつでも落ちてしまいそうでした。 -
キジルクム沙漠のアヤズ・カラからの帰り
ラクダくんは、私を乗せたとき、重かったからか、「ぶぉぉーっ」と、まるで抗議するようにものすごい声で鳴きました。
重くてごめんね〜。
帰りは私も歩いたからラクだったよね? -
キジルクム沙漠とラクダくん
私を乗せて移動している最中、ラクダくんは沙漠に生えている好物の草を歩きながら食べようと何度も頭を下げるので、そのたびに背中は大きく揺れました。
そのためおじいさんは道草を食わせまいとたずなを強く引き、ラクダくんはそのたびに「ぶぉーっ」とものすごいで鳴いていました。
もっとも、ラクダの鳴き声って、もともと全然可愛くないですけどネ。
まつげが長くて可愛らしい顔には全然似つかない鳴き声です。 -
歩いている姿
ラクダは立ち上がるとき、後ろ足から立ち上がります。
なので、ものすごく前につんのめります。
過去のチュニジアでのラクダ体験でそれを知っていたので覚悟ができていましたが、しっかり綱を握っていないと、頭から落ちそうになります。
その瞬間は、まるでジェットコースターに乗ったようなスリルがありました。 -
ラクダくんと影
とにかく、ラクダの背中で重心を保って乗り続けているだけで、慣れない私にとっては一苦労。
それに、たぶん馬よりも大股っぴろげになります。
すっかり体が硬くなった私にとっては、なかなか苦しい体勢でした(苦笑)。
でも、沙漠の上を自分の足で歩くよりは、ラクダに乗った方がさっさと進むのも確かでした。
帰りはラクダに乗らなかったのですが、砂の上は歩きにくかったです。
慣れの問題もあると思いますけど。 -
ラクダくんとたずなを引くおじいさんの後ろ姿
ラクダの上から眺めた見晴らしは、地平線まで沙漠になっていても、やはり高い位置だけあって眺めは良かったです。
でも、ラクダに乗っていたら写真を撮るどころではなかったので、帰りは歩きました。
なので、そのときにラクダくんの写真がたくさん撮れました。
おじいさんとガイドさんと目線も同じになったので、いろいろな話も聞くこともできました。
沙漠の花やトカゲなどの動物の写真も撮れました。
このときに撮った沙漠の花の写真は、次のハイライト旅行記の植物編にて。
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