2007/07/20（金）第13日目：マラムレシュ地方からブコヴィナ地方へ（w/現地ガイド）<br />【宿泊：Pension Corlatan（グラ・フモールルイ郊外）】<br />村の市場見学、ドラゴミレシュティ修道院の12使徒の日の特別のミサを見学、プリシュロップ峠でコーヒーブレイク、青のヴォロネツ修道院（「最後の審判」のフレスコ画が一番鮮明に残っている）<br /><br />ブコヴィナ地方に入ってまもなく、道中、気になって仕方がない村がありました。<br />どの家にも外壁に一列ずつ、折り紙の切花のような可愛らしい模様のタイル装飾があるのです。<br /><br />そのことをニコラエさんに指摘したところ、それはこの村の特徴とのこと。<br />そして私の気持ちを先に察して、写真を撮るために車を止めたいか、聞いてくれました。<br />そのときは車は村を出てしまっていたので、少し戻ってくれました。<br /><br />村の名前はチョコネシュティ。<br />チョコレートみたいな名前で、可愛い村にぴったりです。<br /><br />このチョコネシュティ村は、イースターエッグ祭りで有名だそうです。<br />きっと家々の外壁のタイルのように、美しく可愛らしい手作りのイースターエッグがたくさん作られるのでしょう。

2007年ルーマニア旅行第13日目(4)ブコヴィナ地方：可愛いチョコネシュティ村

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2007/07/20 - 2007/07/20

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#その他

まみさん

2007/07/20（金）第13日目：マラムレシュ地方からブコヴィナ地方へ（w/現地ガイド）
【宿泊：Pension Corlatan（グラ・フモールルイ郊外）】
村の市場見学、ドラゴミレシュティ修道院の12使徒の日の特別のミサを見学、プリシュロップ峠でコーヒーブレイク、青のヴォロネツ修道院（「最後の審判」のフレスコ画が一番鮮明に残っている）

ブコヴィナ地方に入ってまもなく、道中、気になって仕方がない村がありました。
どの家にも外壁に一列ずつ、折り紙の切花のような可愛らしい模様のタイル装飾があるのです。

そのことをニコラエさんに指摘したところ、それはこの村の特徴とのこと。
そして私の気持ちを先に察して、写真を撮るために車を止めたいか、聞いてくれました。
そのときは車は村を出てしまっていたので、少し戻ってくれました。

村の名前はチョコネシュティ。
チョコレートみたいな名前で、可愛い村にぴったりです。

このチョコネシュティ村は、イースターエッグ祭りで有名だそうです。
きっと家々の外壁のタイルのように、美しく可愛らしい手作りのイースターエッグがたくさん作られるのでしょう。

エリア

その他の都市(ルーマニア)

壁に一列、そして窓枠に可愛い模様がある家

マラムレシュ地方は立派な木の門を構えているところが多かったですが、ブコヴィナ地方の家にも木の門がありました。
こんな風にタイルの屋根付きで。
チョコネシュティ村の可愛い家

マラムレシュ地方の木造家屋が木の部分をそのままにしていたのに対して、このチョコネシュティ村を含め、ブコヴァナ地方の場合は、木のタイルで外壁を覆い、その上を好きな色でペイントするのが伝統スタイルだそうです。
もっとも好きな色といっても色によっては塗料が高いので、経済的な理由からそう好きに選べるわけではないようです。
なかなか大きな館

市庁舎でしょうか。
フェンスに囲まれたお洒落な家
２色タイル模様のある立派な家

入口の上に看板があるので、一般家庭ではないかもね。
お店かペンションかしら。
どこか鳩時計チックなタイル模様にズーム
黄色い壁が可愛い家

木のタイルを一部残しているのもブコヴィナ風。
ピンクのタイルの家と
井戸までとってもお洒落

ブコヴィナ地方の村々でもまだ上下水道施設が整っていなくて、井戸に頼っているところが多いです。
マラムレシュ地方の井戸には、天秤のように支柱で支えた棒を使って水を汲み上げるタイプと、ハンドルで汲み上げるタイプとがありますが、ブコヴィナ地方ではハンドル車タイプが一般的です。
そしてどれも、こんな風にとてもステキな小さな小屋になっていて、聖像を奉る祠かと思ってしまいます。

関連の写真
ハンドルで水を汲み上げるタイプの井戸
（ガイドのニコラエさんちの井戸）
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/12887459/
関連の旅行記
「07年ルーマニア旅行第９日目(5)マラムレシュ地方：ヴァド・イゼイ村を散歩」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10189140/

天秤のようなものを支柱で支えた棒を使って水を汲み上げるタイプの井戸
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/12985034/
関連の旅行記
「2007年ルーマニア旅行第11日目(2)マラムレシュ地方：ブルサナ村の木彫り師のアトリエを訪ねて」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10195173/

シゲット・マルマッツィエイの野外博物館で撮ったマラムレシュ地方の井戸の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13127310/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13127414/
関連の旅行記
「2007年ルーマニア旅行第12日目(4)シゲット・マルマッツィエイ：やっぱりここでも、野外博物館@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10201372/
村外れのバス停と、村に迫るなだらかな山

このバス停は伝統的な井戸をまねたのでしょうね。

ブコヴィナ地方でも山の斜面まで畑や牧場が広がっています。
山はマラムレシュ地方ほど裾野がなだらかでなく、わりと急斜面なところも多いです。
牛たちはそんなところも構わず、大きな体を斜面でしっかり支えて、草を食んでいました。
足場がとってもあぶなかっかしく見えたのですが、おいしい草を求めて、どんどん行ってしまうそうです。
放置しているところを見ると、なれてるんでしょうねぇ。
それでもごくたまにはおっこっちゃうのかもしれせんが。