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2006/10/25(水)第18目:ブラン城&ブラショフ<br />シギショアラ発8:32の急行でブラショフ着10:30頃<br />駅で声をかけてきたRaduのプライベート・ルームに宿をとる<br />Raduの案内(別料金)でブラン城へ<br /><br />ブラショフへ戻って:<br />中央公園、中央公園前のルーマニア正教会、共和国通り、ブラショフ民俗博物館、ブラショフ美術館、スファトゥルイ広場(中央広場)、スター百貨店<br /><br />ミュージーアムめぐりが好きな私。<br />ブラショフでは中央公園に面して美術館と民俗博物館が並んで建っているので楽しみにしていました。<br />民俗博物館では写真代を払えば展示の写真撮影が可能です。<br />ルーマニアの豊かなフォークロア文化を自分のカメラに収めて帰ることができるに違いないとワクワク。<br />美術館では、日本にほとんど入ってくることのないルーマニアの画家の作品に出会えるに違いないとワクワク。<br />日本でヨーロッパ絵画というと、東欧美術はせいぜいロシアくらいしか紹介されません。<br />たしかに絵画史上の変革は西欧の方がめざましく、東欧も西欧美術の模倣から入っているところがあるのですが、それでもその国の民族性を融合させたその国ならではの絵を描く代表的な画家がいるはずです。<br />そういうルーマニアの代表的な画家に出会えるだろうと一番期待しているのはこの次に向かうブカレストの国立美術館ですが、ブラショフの美術館でだって期待して良いでしょう。<br /><br />ともあれ、この2つのミュージーアムでどちらにより期待していたかというと、圧倒的に民俗博物館の方でした。<br />そして結果は、期待以上だったのは美術館の方で、民俗博物館の方は残念ながら期待しすぎでした。<br /><br />美術館ではルーマニア近現代美術をたっぷり楽しむことができました。<br />予想どおり、西洋絵画の亜流といってしまえばミもフタもありませんが、それは私がルーマニアの画家を全く知らず、西洋絵画の画家の作品を引き合いにしながら鑑賞したせいもあります。<br />しかし久しぶりにやっと美術館めぐりができて大満足でした。<br />気に入った画家の手ごろなカタログもあったので買ってきました。<br /><br />一方、民俗博物館は、思ったより展示が少なく地味だったのでがっかりしました。<br />写真代が入場料に比してべらぼうに高かったわりには、写真映えする展示があんまりなかったのも不満でした。<br />ただし、これは私がトランシルヴァニア地方の農民の生活や織物や紡績の歴史に詳しくないがゆえの物足りなさでした。<br />特に後者こそが、この博物館のハイライトであり、主要な展示で、詳しい解説が英語版でも用意されていたくらいなのですから。<br />ただ、それがあまりに詳しすぎたせいで、ぺらぺらめくった程度で読む気になれませんでした。<br />私自身は、単純に見た目に華やかなものを求めすぎました。<br /><br />要するにこの民俗博物館の価値を理解するには、私のレベルは低すぎたようで───。<br />とはいえ、博物館に展示されているような出で立ちの羊飼いを、本日、ブラン城へ向かったときの車窓の外で見てきたものですから、別の意味で感動しました。<br /><br />以上のような感想だったにせよ、民俗博物館では、少しでも写真代のもとをとろうと、せっせと写真を撮りました。<br />美術館では、気に入った画家のカタログを手にすることができたので、美術館の中の写真に代えていくつかピックアップして写真を撮りました。<br />よって、この2つのミュージーアムがらみの写真で1つの旅行記にまとめてみました。<br /><br />※ブラショフ民俗博物館の入場料は2レウ、写真代は14レウでした。<br />(2006年10月現在、1レウ=約40円)<br />これまで旅行してきたハンガリーのミュージーアムでは写真代はそれほど高くなく、値段以上の収穫があったので、余計に払えば撮影させてくれるところなら構わずに払ったものですが、ルーマニアのミュージーアムの写真代は高かったです。<br />そして正直、当たりはずれもあって、写真代の高さにしてみたら、思ったより収穫がなかったところの方が多かったです。<br /><br />※美術館の入場料は3レウでした。撮影は禁止。<br />美術館で買ったポストカード6枚組は、2レウでした。<br />また、買ったカタログは、シュテファン・ミロネスク(Stefan Mironescu)の画集で、22レウでした。<br />(2006年10月現在、1レウ=約40円)

2006年ハンガリーとルーマニア旅行第18日目(5):ブラショフ民俗博物館と美術館

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2006/10/25 - 2006/10/25

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まみ

まみさん

2006/10/25(水)第18目:ブラン城&ブラショフ
シギショアラ発8:32の急行でブラショフ着10:30頃
駅で声をかけてきたRaduのプライベート・ルームに宿をとる
Raduの案内(別料金)でブラン城へ

ブラショフへ戻って:
中央公園、中央公園前のルーマニア正教会、共和国通り、ブラショフ民俗博物館、ブラショフ美術館、スファトゥルイ広場(中央広場)、スター百貨店

ミュージーアムめぐりが好きな私。
ブラショフでは中央公園に面して美術館と民俗博物館が並んで建っているので楽しみにしていました。
民俗博物館では写真代を払えば展示の写真撮影が可能です。
ルーマニアの豊かなフォークロア文化を自分のカメラに収めて帰ることができるに違いないとワクワク。
美術館では、日本にほとんど入ってくることのないルーマニアの画家の作品に出会えるに違いないとワクワク。
日本でヨーロッパ絵画というと、東欧美術はせいぜいロシアくらいしか紹介されません。
たしかに絵画史上の変革は西欧の方がめざましく、東欧も西欧美術の模倣から入っているところがあるのですが、それでもその国の民族性を融合させたその国ならではの絵を描く代表的な画家がいるはずです。
そういうルーマニアの代表的な画家に出会えるだろうと一番期待しているのはこの次に向かうブカレストの国立美術館ですが、ブラショフの美術館でだって期待して良いでしょう。

ともあれ、この2つのミュージーアムでどちらにより期待していたかというと、圧倒的に民俗博物館の方でした。
そして結果は、期待以上だったのは美術館の方で、民俗博物館の方は残念ながら期待しすぎでした。

美術館ではルーマニア近現代美術をたっぷり楽しむことができました。
予想どおり、西洋絵画の亜流といってしまえばミもフタもありませんが、それは私がルーマニアの画家を全く知らず、西洋絵画の画家の作品を引き合いにしながら鑑賞したせいもあります。
しかし久しぶりにやっと美術館めぐりができて大満足でした。
気に入った画家の手ごろなカタログもあったので買ってきました。

一方、民俗博物館は、思ったより展示が少なく地味だったのでがっかりしました。
写真代が入場料に比してべらぼうに高かったわりには、写真映えする展示があんまりなかったのも不満でした。
ただし、これは私がトランシルヴァニア地方の農民の生活や織物や紡績の歴史に詳しくないがゆえの物足りなさでした。
特に後者こそが、この博物館のハイライトであり、主要な展示で、詳しい解説が英語版でも用意されていたくらいなのですから。
ただ、それがあまりに詳しすぎたせいで、ぺらぺらめくった程度で読む気になれませんでした。
私自身は、単純に見た目に華やかなものを求めすぎました。

要するにこの民俗博物館の価値を理解するには、私のレベルは低すぎたようで───。
とはいえ、博物館に展示されているような出で立ちの羊飼いを、本日、ブラン城へ向かったときの車窓の外で見てきたものですから、別の意味で感動しました。

以上のような感想だったにせよ、民俗博物館では、少しでも写真代のもとをとろうと、せっせと写真を撮りました。
美術館では、気に入った画家のカタログを手にすることができたので、美術館の中の写真に代えていくつかピックアップして写真を撮りました。
よって、この2つのミュージーアムがらみの写真で1つの旅行記にまとめてみました。

※ブラショフ民俗博物館の入場料は2レウ、写真代は14レウでした。
(2006年10月現在、1レウ=約40円)
これまで旅行してきたハンガリーのミュージーアムでは写真代はそれほど高くなく、値段以上の収穫があったので、余計に払えば撮影させてくれるところなら構わずに払ったものですが、ルーマニアのミュージーアムの写真代は高かったです。
そして正直、当たりはずれもあって、写真代の高さにしてみたら、思ったより収穫がなかったところの方が多かったです。

※美術館の入場料は3レウでした。撮影は禁止。
美術館で買ったポストカード6枚組は、2レウでした。
また、買ったカタログは、シュテファン・ミロネスク(Stefan Mironescu)の画集で、22レウでした。
(2006年10月現在、1レウ=約40円)

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  • 刺繍の見事な民族衣装

    刺繍の見事な民族衣装

  • 肩から下げている美しい刺繍のリボンとかなりがっしりしたベルトに注目

    肩から下げている美しい刺繍のリボンとかなりがっしりしたベルトに注目

  • 白と黒のモノトーンですが、これもジャケットがとりわけステキ@

    白と黒のモノトーンですが、これもジャケットがとりわけステキ@

  • 糸紡ぎ機<br />「眠れる森の美女」に出てくるやつ!<br />背後にある絵が施された棒もステキです。

    糸紡ぎ機
    「眠れる森の美女」に出てくるやつ!
    背後にある絵が施された棒もステキです。

  • うーん、「鶴の恩返し」の世界!<br />しかし眺めても眺めても、どうやって布を織るのかよく分かりませんでした。<br /><br />※2007年ルーマニア再訪のとき、サプンツァ村のとあるお宅で実際にこの機織りをするところを見せてもらいました!

    うーん、「鶴の恩返し」の世界!
    しかし眺めても眺めても、どうやって布を織るのかよく分かりませんでした。

    ※2007年ルーマニア再訪のとき、サプンツァ村のとあるお宅で実際にこの機織りをするところを見せてもらいました!

  • 羊飼い<br /><br />こういう人たちがまだまだ現役でした。さすがルーマニア!<br />ブラショフからブラン城へ行く途上で見かけました。<br />道路のすぐそばが羊の放牧地でびっくりしましたが、考えてみたら、放牧地のど真ん中に無理矢理道路を作ってしまったんでしょうね。

    羊飼い

    こういう人たちがまだまだ現役でした。さすがルーマニア!
    ブラショフからブラン城へ行く途上で見かけました。
    道路のすぐそばが羊の放牧地でびっくりしましたが、考えてみたら、放牧地のど真ん中に無理矢理道路を作ってしまったんでしょうね。

  • 帽子あるいは頭巾のような被り物とリボン<br />可愛らしい刺繍に注目<br /><br />チケット売り場のところのショーウィンドウに展示されていました。<br />中をぐるっと回って出てきたところ、チケット売り場の人が私のためにライトをつけてくれました。<br />てっきりこれはギフトショップの売り物かと思っていたので、ちょっとびっくり。<br />それにこのショーウィンドウだけなら、チケットを払わなくても、眺めようと思えば眺めることができるところにあったので、ちょっとありがたみが半減しました。<br />でも、よく見ると、フォークロア文化に詳しくなくても、単純にいいな!と思える美しい刺繍の民族衣装などが展示されているので、気を取り直して、じっくり眺めることにしました。

    帽子あるいは頭巾のような被り物とリボン
    可愛らしい刺繍に注目

    チケット売り場のところのショーウィンドウに展示されていました。
    中をぐるっと回って出てきたところ、チケット売り場の人が私のためにライトをつけてくれました。
    てっきりこれはギフトショップの売り物かと思っていたので、ちょっとびっくり。
    それにこのショーウィンドウだけなら、チケットを払わなくても、眺めようと思えば眺めることができるところにあったので、ちょっとありがたみが半減しました。
    でも、よく見ると、フォークロア文化に詳しくなくても、単純にいいな!と思える美しい刺繍の民族衣装などが展示されているので、気を取り直して、じっくり眺めることにしました。

  • 刺繍の可愛らしい被り物とジャケット<br /><br />これもチケット売り場のところのショーウィンドウに展示されてあったものです。<br />ガラスにライトが光ってしまってうまく写せなかったのですが、この刺繍が展示の中で一番気に入ったので無理しても撮りました。<br /><br />それにしても、「地球の歩き方」に「みやげ物も充実しており、ルーマニアならではの多彩な品物が販売されている」とありましたが、よく分かりませんでした。<br />それらしきショーウィンドウはあったのですが、ギフトショップというかんじで展示されていなかったし、値段表示がなかったので、あきらめて出てきました。<br />いいなと思う品物はあったにはあったのですが、さすがにいくらであっても欲しいというほど気に入ったわけではなく値段次第だと思ったので、一つ一つ値段を聞くのが億劫になったのです。

    刺繍の可愛らしい被り物とジャケット

    これもチケット売り場のところのショーウィンドウに展示されてあったものです。
    ガラスにライトが光ってしまってうまく写せなかったのですが、この刺繍が展示の中で一番気に入ったので無理しても撮りました。

    それにしても、「地球の歩き方」に「みやげ物も充実しており、ルーマニアならではの多彩な品物が販売されている」とありましたが、よく分かりませんでした。
    それらしきショーウィンドウはあったのですが、ギフトショップというかんじで展示されていなかったし、値段表示がなかったので、あきらめて出てきました。
    いいなと思う品物はあったにはあったのですが、さすがにいくらであっても欲しいというほど気に入ったわけではなく値段次第だと思ったので、一つ一つ値段を聞くのが億劫になったのです。

  • ブラン美術館の建物<br /><br />民俗博物館は正直、少し拍子抜けでしたが、美術館はすばらしかったです。すっかり気に入ってしまいました。<br />鑑賞時間も、たっぷり16:45〜17:40と、一時間近くかけました。<br />数はそれほど多かったわけではないのですが、そのためかえって一つ一つゆっくり眺めることができました。<br />額縁が立派なものも多く、絵画だけでなく額縁も見応えのあるものもありました。<br /><br />一階はどうやら現代画家の企画展でした。<br />ピエロをモチーフに、その孤独、そして笑いの裏に隠されたはずの諦観や皮肉などの負の感情を表現したような絵画で、なかなか印象的でした。<br />絵画は気に入ったのに、残念ながら画家の名前をメモしそびれました。<br />というより、○○展といった企画展のタイトルのポスターや看板が入口のところにあったのですが、ルーマニア語が読めず、ルーマニアの人名にもうとかったので、どこからどこまでが企画展のタイトルで、どこに画家の名前があるのか、分からなかったのです(泣)。<br /><br />二階以降は常設展のようでした。二階には印象派のような近代絵画が多くありました。<br />こういうときに私は特に風景画に注目します。<br />ルーマニアの画家の絵なら、風景画はおのずとルーマニアのものが中心となるでしょう。すなわち私自身の旅にとっても、車窓の外の景色を眺めるときや写真を撮るときのヒントが得られるはずです。<br />三階へと常設展は続き、近代絵画から抽象画のような現代絵画もありました。<br /><br />・この美術館でどことなく別格扱いの展示だった画家<br />ハンス・マチアス・ティッシュ(Hans Mattis-Teutsh)1884-1960<br />ニコラエ・グレゴレスク(Nicolae Grigorescu)1838-1907<br />シュテファン・ルキアン(Stefan Luchian)1863-1916<br />テオドール・パラディ(Theodor Pallady)1871-1956<br />実はこのうちグレゴレスク、ルキアン、パラディの3人はブカレスト国立美術館の観光情報でルーマニアの代表画家として名前が列挙されていた画家でした。<br /><br />・展示が気に入ったので名前くらい覚えておこうとメモした画家<br />シュテファン・ミロネスク(Stefan Mironescu)1904-1985<br />イオン・アンドレスク(Ion Andrescu)1850-1882<br />ゲオルゲ・ペトラスク(Gheorghe Petrascu)1872-1949<br />ニオラエ・トニツァ(Nicolae Tonitza)1886-1940<br />アレクサンドル・チュウクスンク(Alexandru Ciucurencu)1903-1977<br />イオン・チュクレスク(Ion Tuculescu)1910-1962<br /><br />残念ながらこれらの画家のどんな絵が気に入ったのか、写真も残せなかった今や、すでに全く記憶に残っていません。<br />そうなることは分かっていましたが、こうして気になった画家をメモしておくことで、次に別の美術館で彼等と出会ったときも、名前が頭の片隅に残っていれば、より印象に残りやすくなります。<br />そんな風に少しずつルーマニアの画家の名前と作品が記憶に残るとよいなと思ったからです。

    ブラン美術館の建物

    民俗博物館は正直、少し拍子抜けでしたが、美術館はすばらしかったです。すっかり気に入ってしまいました。
    鑑賞時間も、たっぷり16:45〜17:40と、一時間近くかけました。
    数はそれほど多かったわけではないのですが、そのためかえって一つ一つゆっくり眺めることができました。
    額縁が立派なものも多く、絵画だけでなく額縁も見応えのあるものもありました。

    一階はどうやら現代画家の企画展でした。
    ピエロをモチーフに、その孤独、そして笑いの裏に隠されたはずの諦観や皮肉などの負の感情を表現したような絵画で、なかなか印象的でした。
    絵画は気に入ったのに、残念ながら画家の名前をメモしそびれました。
    というより、○○展といった企画展のタイトルのポスターや看板が入口のところにあったのですが、ルーマニア語が読めず、ルーマニアの人名にもうとかったので、どこからどこまでが企画展のタイトルで、どこに画家の名前があるのか、分からなかったのです(泣)。

    二階以降は常設展のようでした。二階には印象派のような近代絵画が多くありました。
    こういうときに私は特に風景画に注目します。
    ルーマニアの画家の絵なら、風景画はおのずとルーマニアのものが中心となるでしょう。すなわち私自身の旅にとっても、車窓の外の景色を眺めるときや写真を撮るときのヒントが得られるはずです。
    三階へと常設展は続き、近代絵画から抽象画のような現代絵画もありました。

    ・この美術館でどことなく別格扱いの展示だった画家
    ハンス・マチアス・ティッシュ(Hans Mattis-Teutsh)1884-1960
    ニコラエ・グレゴレスク(Nicolae Grigorescu)1838-1907
    シュテファン・ルキアン(Stefan Luchian)1863-1916
    テオドール・パラディ(Theodor Pallady)1871-1956
    実はこのうちグレゴレスク、ルキアン、パラディの3人はブカレスト国立美術館の観光情報でルーマニアの代表画家として名前が列挙されていた画家でした。

    ・展示が気に入ったので名前くらい覚えておこうとメモした画家
    シュテファン・ミロネスク(Stefan Mironescu)1904-1985
    イオン・アンドレスク(Ion Andrescu)1850-1882
    ゲオルゲ・ペトラスク(Gheorghe Petrascu)1872-1949
    ニオラエ・トニツァ(Nicolae Tonitza)1886-1940
    アレクサンドル・チュウクスンク(Alexandru Ciucurencu)1903-1977
    イオン・チュクレスク(Ion Tuculescu)1910-1962

    残念ながらこれらの画家のどんな絵が気に入ったのか、写真も残せなかった今や、すでに全く記憶に残っていません。
    そうなることは分かっていましたが、こうして気になった画家をメモしておくことで、次に別の美術館で彼等と出会ったときも、名前が頭の片隅に残っていれば、より印象に残りやすくなります。
    そんな風に少しずつルーマニアの画家の名前と作品が記憶に残るとよいなと思ったからです。

  • ブラショフ美術館で買ったシュテファン・ミロネスク(Stefan Mironescu)の画集より<br />タイトル:Prima Scoala Romaneasca(昔のルーマニアの学校)<br />1970年作<br /><br />ちょうど気に入った画家のカタログでした。<br />中の解説はルーマニア語でしたが、掲載の絵はすべてカラーで、いかにもルーマニアらしい風景がが多いところが特にツボにはまりました。<br />分厚過ぎず、手ごろな大きさであまり荷物にならないのもポイントです。<br />値段もそれほど高過ぎず、22レウでした。<br />(2006年10月現在、1レウ=約40円)

    ブラショフ美術館で買ったシュテファン・ミロネスク(Stefan Mironescu)の画集より
    タイトル:Prima Scoala Romaneasca(昔のルーマニアの学校)
    1970年作

    ちょうど気に入った画家のカタログでした。
    中の解説はルーマニア語でしたが、掲載の絵はすべてカラーで、いかにもルーマニアらしい風景がが多いところが特にツボにはまりました。
    分厚過ぎず、手ごろな大きさであまり荷物にならないのもポイントです。
    値段もそれほど高過ぎず、22レウでした。
    (2006年10月現在、1レウ=約40円)

  • ブラショフ美術館で買ったシュテファン・ミロネスク(Stefan Mironescu)の画集より<br /><br />上の絵<br />タイトル:Apus de Soare(夕暮れ)<br />1975年作<br /><br />下の絵<br />タイトル:Casute din Schel<br />1971年作<br /><br />Casuteはコテージとか(小さな)家、箱という意味。Casaの縮小辞でしょう。<br />とするとタイトルは「Schel(地名?)の家」かな。

    ブラショフ美術館で買ったシュテファン・ミロネスク(Stefan Mironescu)の画集より

    上の絵
    タイトル:Apus de Soare(夕暮れ)
    1975年作

    下の絵
    タイトル:Casute din Schel
    1971年作

    Casuteはコテージとか(小さな)家、箱という意味。Casaの縮小辞でしょう。
    とするとタイトルは「Schel(地名?)の家」かな。

  • ブラショフ美術館で買ったシュテファン・ミロネスク(Stefan Mironescu)の画集より<br />タイトル:Casa de Pe Deal<br />1974年作<br /><br />タイトルは「Pe Deal(地名?)の家」という意味かな。<br />こういうのがいかにもルーマニアの田舎なのですね@

    ブラショフ美術館で買ったシュテファン・ミロネスク(Stefan Mironescu)の画集より
    タイトル:Casa de Pe Deal
    1974年作

    タイトルは「Pe Deal(地名?)の家」という意味かな。
    こういうのがいかにもルーマニアの田舎なのですね@

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