雨の中の梅とご近所さんの満開の梅:まみさんの旅行ブログ
一度はまるといろんな姿を撮りたくなる花───梅はまさしくその一つです。
花の形は同じだけれど、いろんなアングルで撮りたくなります。
撮っても撮っても飽きない梅。
できれば満開の梅林でたくさんの梅に囲まれたい───そう思って、欲張りな私は、梅の名所にすでに2ヶ所出かけているのに、あともう1ヶ所行きたいと目をつけていたところがありました。
だけど、残念!───時間と体調から、そちらに今年は断念しなければならないようです。でも、名所でなくても、たくさんでなくても、手近な一本だけの梅だってやっぱり梅。
満開の木が一本もあれば、ワクワク。いろんなアングルで撮ろうと夢中になって、つい時間を忘れてしまいます。
それに、目をつけていたご近所さんの遅咲き(たぶん)の梅がどうやら満開を迎えたようです。
平日、月夜の下でおぼろに光る白い花が日々増えていくのを眺めるたびに、週末を楽しみにしていました。私が撮るまで、まだ散りませんように、と祈りながら。
待ちに待った週末、遠くの梅よりまずは近くの梅!───とばかりに、早速カメラを持って、自転車を走らせました。
この旅行記では、遅咲き(たぶん)でやっと満開を迎えたご近所さんの白梅の他に、その前日、文楽鑑賞に出かけたときの国立劇場前の、もう散りはじめた「白加賀」の、残り少ない花が雨にしとしと濡れている様を撮ったものも一緒に載せてることにしました。
雨に濡れた白加賀
白い梅なのにうっすらピンクなのは……実はこれ、私の傘が赤いせいなのでした(笑)。
赤い傘の影が花にもかかってしまっていました。
白加賀のはずが、紅加賀になってしまいました。
まぁ、それもいいでしょ。
まるで泣きはらして赤くなった鼻みたいで@
咲き始めのユキヤナギ
これは梅ではないですが、おまけ。
国立劇場の前庭には、さきほどの白加賀のほかに、小田紅(紅梅)や貴山白(白梅)と、それほど大きな木ではないのですが、梅が3本ありました。
でも、もうすっかり花が散っていました。
なので、小さいけれど、たくさんの可憐な花をつけているユキヤナギに興味が移ってしまいまったというわけで。
ビルを背景に、うっすら頬を染めるユキヤナギ
(なんちゃって@)
うっすらピンクなのは、これも私がさしていた赤い傘のせいでしょう。
花の本を見てみたら、朝日新聞社の「花おりおり その1」では3月の花に、実業之日本社の「花のいろいろ」では4月の花として分類されていました。
写真を見ると、もっと柳のような枝を覆いつくすくらいに花がたっぷり咲くんですね。忘れていました。
どうやらこれはまだまだ咲き始めでした。
ユキヤナギはそれほど珍しい木ではないので、満開のときに近所でも見ることができるでしょう。これからが楽しみです。
「しなやかな細い枝が純白の花で埋め尽くされる様子は、まさに雪をかぶったヤナギのようです。花は小輪の五弁花で、新葉とともに、二、三個ずつかたまって開いてゆきます。中国原産とされますが、関東地方以西の川岸や谷沿いの岩の上などに自生し、岩柳(いわやなぎ)や小米花(こごめばな)とも呼ばれています。」
(「花のいろいろ」(実業之日本社)より)
まだつぼみのユキヤナギ
これはどうしてもピントが合わなかったので(コンパクトカメラはオートフォーカスのみなのが、つらい……。)、マニュアルではなく、デジタルモードで撮りました。
こうして撮ると、ユキヤナギっぽくないです。
つぼみはみんな似ていますが、小さくて可憐な姿を撮っておきたくなるものです。
「美しい名の花。しなやかに弓なりに枝垂れる枝に、雪を積もらせたような白い花。出始めた緑の葉が少し交じる。貝原益軒は「花譜」で「愛賞すべし」とたたえる。関東以西の川岸の岩場に生え、岩柳や小米花の名も。花びらが散ると小さい米粒のよう。庭や公園の植栽や生け花でも重宝される。」
(「花おりおり その1」(朝日新聞社)より)
翌日の週末。
近所の住宅地の間にある、小さな小さな公園の梅です。
継げ木をしたのか、一本の梅に白い花とピンクの花の両方咲いていました。
しかも、一本の枝のうちに、白とピンクの両方の花が咲いていました。
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