台湾のお客様をお迎えしての北海道オホーツク堪能ツアー(１日目）

2012/07/26 - 2012/07/26

　北海道が大好きな台湾在住のお客様をお迎えして、北海道オホーツクとのその周辺を堪能するツアーを企画して、様々な体験をしていただきました。秘境・絶景めぐり、自然体験・トレッキング・クジラウォッチングにプラスして、食も十分に味わっていただきました。感動と感激の毎日がある旅となりました。

エリア 斜里(北海道)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー JALグループ JRローカル
• 旅行の手配内容: その他

旅の始まりは霧の摩周湖からとなりました。摩周湖は霧も有名です。多少景観が見えなくてもそれはそれで雰囲気のあるものです。摩周湖の第3展望台です。後日、裏摩周展望台にも行く予定でしたので、とりあえずは満足の景観を見れたことになりました。

JR釧網本線の川湯駅に寄りました。大きな建物立派な駅ですが、無人です。ここには足湯が併設されています。その足湯に寄っていただきました。気持ちの良い足湯に浸かって旅のムードも高まりました。

続いての訪問先は神秘の池として最近人気の高い清里町の神の子池です。この池はエメラルドグリーンの美しさが人気を呼んでいます。この季節の素晴らしいのですが、冬の積雪期に徒歩（スノーシュー利用）でここに来るのも大変楽しいツアーであることをご案内するとぜひまた来たいとお客様はお話になっていました！

7月から8月にかけて清里町の「さくらの滝」ではサクラマスの滝上りを見ることができます。この滝を上ってサクラマスが産卵をします。一生懸命登ろうとするのですが、９割以上は成功しません。しかし、この滝を上ろうとするサクラマスの姿に感動があります。今は本当にいっぱいのサクラマスが飛んでいます。

ランチは網走は呼人の「喜多夢楽」といううどん屋さんに行きました。このうどん屋さんは北海道産の小麦で讃岐うどんを打ち、地元産のだしや醤油を使い、オホーツク産の海産物や農産物を豊富に使った味のあるうどんを食べさせてくれます。オホーツクらしい食にお客様も大満足です。

網走の能取岬は、お客様がこれまで網走に何度かいらした際によれずに気になっていた場所ということでリクエストをいただきました。能取湖を見ながらオホーツク海に出て、能取岬の絶景をご覧になっていただきました。

能取岬からオホーツク海を眺めての絶景です。毎年１月の下旬から３月にかけて、この海は流氷が接岸し、真っ白になります。流氷の見所としてもおすすめな場所です。

網走市の濤沸湖畔に今年オープンした「濤沸湖水鳥・湿地センタ」によりました。ここはラムサール条約に批准された濤沸湖の自然と水鳥に関してわかりやすく解説している場所です。ここから濤沸湖を前景にして、オホーツクの斜里岳等の山々の景観の素晴らしさも味わえます。

小清水町にある「小清水原生花園」です。原生的な花が咲き乱れる場所です。７月の前半にはオレンジ色のエゾスカシユリや黄色のエゾキスゲが素晴らしい場所です。今回はそれらの花が終わった後でしたが、オホーツク海や周辺の山々の絶景を見ながらの散策は楽しみが満載です。

小清水原生花園でこの季節に咲き乱れるピンク色の小さい花の「ハマフウロ」です。小さい花ですが、とてもきれいなかわいい花です。

同じく小清水原生花園で今の季節に咲き乱れる「エゾカワラナデシコ」です。今元気よく咲いている花です。

斜里町の海別岳山麓で見ることのできる北海道らしい直線道路です。実際には微妙に曲がってはいますが、ここから見える直線道路は19kmにも及びます。この場所は通称「手に続く道」と呼ばれています。国道からちょっとわき道に入る場所で、地図に記載されているわけでもないので、一般旅行客の方はたどり着けない方が多いです。

斜里町にある世界自然遺産知床の知床五湖の遊歩道から見ることのできた知床連山の眺めです。この季節はクマの出没で地上の遊歩道は立入禁止になっている一方で、湖を周遊路は、入るための講習を受け、専門の案内をつけないと周遊することができません。しかし、クマ対策もほどこされている高架木道による周遊路を歩けば、知床一湖を見ることができます。

知床五湖の高架木道の終点から知床一湖の眺めです。これまでここにはこれなかったのですが、知床一湖と知床連山のコラボレーションの素晴らしい絶景が堪能できます。３年以上知床五湖に来られていない方は、その眺めの素晴らしさに十分満足できるかと思います。

同じく知床一湖と知床連山の眺めです。湖に映った鏡上の景観もそして雲が素晴らしいです。この日のツアーは以上で終了です。お客様にも大変満足いただきました。知床五湖を訪問した後、ウトロの温泉宿にお客様をご案内しました。２日目は知床の自然を体感するツアーです。掲載は今しばらくお待ちください。