2012/04/27 - 2012/05/04
51位(同エリア396件中)
ともたくさん
サハラ砂漠の東端に位置するこの地域。3-4月は砂嵐のシーズンですが、5月初めにも時にあるようです。(旅行地の気候で、気温と雨季乾季は気にしていましたが、砂嵐のことは気に留めていませんでした。)
アスワンからアブシンベルまで、ナイルに沿ってとはいえ、完全に砂漠の真っ只中の一本道を時速100kmほどで、3時間あまり疾走します。アスワンの郊外に出て間もなく、砂嵐に飲み込まれました。これも貴重な体験でした。翌早朝のコンボイが来なかったため、帰れなくなる事態も想定されましたが、ガイドさんの努力で、警察官が手配でき、無事アスワンに戻り、スケジュールを予定通りこなせました。(警察官が同乗していないと、検問を通過できません。)
それにしても、ナセル湖畔にたたずむアブシンベル神殿を訪問するなら、ぜひ宿泊して夜のショーは観るべきでしょうね。
写真は、わざと人が入らないように撮ったのではなくて、そのままです。この時、午後4時頃、我々6人と、犬3匹、門番2名でした。
上体が崩れ落ちたラムセス2世2号(勝手に2号と命名)...突っ伏したお顔をもっとまじまじ見ておけばよかった...。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
砂漠で単独行動は危険。 コンボイを組んで出かけます。事件が無いように、マシンガンを胸にガシッと持った警察官が同乗し、要所でチェックがあります。観光客のみが勝手に通ることはできません。
画像は砂塵にかすむチェックポイント近くの施設。
エジプトの主要道路では所々に検問がありました。
「ガイドさん。何も危ないことは起こらないよね?」
「大丈夫よ〜」 -
黒っぽい路面をいく筋もの砂塵が横殴りに吹きつけ、窓ガラスを雨音のように打ち付けます。時折視界20-30mとなるなか、時速100km前後で疾走します。行き交う車両が少ないとはいえ、時々トラックを追い越すときは、対向車が来ません様にと祈らずにはおられません。
少しだけ、荒れた部分がありますが、路面はでこぼこがほとんど無く、速度はでます。
ガイドさんも、とっても怖かったあ、と言ってました。
(さっき、大丈夫〜 って 言ってたよねー?)
翌朝の日帰りツアーコンボイがアブシンベルに来ず、帰れなくなる事態がありえました。後から、ガイドさんに聞いて、皆ビックリです。これも貴重な体験でした。 -
砂漠はあなどれんが、最近のスマホはすごい。砂漠の真ん中でも、位置はGPSで分かる。 位置だけは...。 でもなんとなく心強い。
iPhone :3GでMAPを起動して見たところ。
(海外パケホーダイで一日1980円)
今ならMaps.me で地図をあらかじめダウンロードしていくかな。 -
到着したアブシンベルでは、砂嵐はほぼおさまっていました。
神殿入り口へ続く道。 -
ナセル湖畔にドームとともにユネスコが7年もの歳月をかけて移築したアブシンベル神殿とネフェルタリ神殿。ぐるっと回り込んで行くと、威容を現す。
-
世界遺産を貸切状態です。ガイドさんも半年ぶりだそうです。
こんな状態は、はじめてとか。
あまり人がいないと、寂しい気がするのは、日本人だから?? -
左手から威容が現れてきます。
「おー」
「おぉー」 -
門番さんが一緒に写ってバクシシを求めてきますが、いいじゃないの少しくらい(あげても)。一人で待ちぼうけくらってるんだから。
-
移築時の切断線と修復跡は少しみえます。
-
4体のラムセス2世像。
左から右に次第に年を重ねた像と。
2番目が崩れているが、移築時に、改修しては...の意見もあったが、結局崩れ落ちた頭部なども前の位置に転がったそのままの形で移築された。
落っこちた顔が可哀想...上体を修復しても良かったのではないか...と思ってしまう。 後で、その顔をじっくり見なかったことを後悔... -
入口から内部を覗く。
入り口までなら、撮影は可能。 -
奥の壁には、神とラムセス二世像。1年に2回、太陽の光がラムセス2世の顔に差し込む。
中に入れますが、撮影は禁止。 -
こちらは、王妃ネフェルタリのために建てられた小神殿。
ちっさいか??
それにしても、ありえない世界遺産貸切状態でした。
それでも、各々門に監視人はいるんですよ。あるいは売り子といってもよいか。 -
1時間ほどみて、近くのホテルへチェックイン。
-
一旦ホテルで休憩。
二つあるホテルのうち、神殿に近いNEFERTARI ABU SIMBELに宿泊しました。
ロビー回りでスナップを撮っていたら、スタッフの方が、陰でお祈りをしていらっしゃいました。(失礼しました) -
プールもありました。昼間ならともかく、夕方は涼しくなりますので、水遊びはちょっと...。
部屋のシャワーの水は、最初若干茶色っぽいかもしれませんが、少し流していると、気にならなくなります。
この時は利用客が少なくて、気の毒なくらい...早く政情が安定するといいですね。 -
夕方、再び神殿を訪れ、音と光のショーを鑑賞です。
観光客数の国籍に応じて、当日の言語が決まります。この日は、日本語でした。 ラッキー。
他の言語の場合も、イヤホンガイドがあります。
この夜は総勢20名ほど。つまり、このアブシンベルに宿泊しているのが、その人数ということ...なのね。
神殿の右上に、沈み行く金星がみえ、幻想的です。 -
ショーは30分あまり。歴史絵巻という感じで素敵でした。
山(ドーム)全体をスクリーンに仕立てた投影物語です。
ビデオ撮影は禁止ですが、スナップは可。 -
イチオシ
昼間と違って、夜のライトアップも素敵です。
-
ネフェルタリ小神殿も。
-
ショーの後のライトアップが撮影のgood timingですね。
余韻に浸りながら、ホテルへ帰り、夕食です。
デザートのムースが美味しかった記憶があります。
料理自体は普通でした。 -
翌朝、水平線から登る日の出が見えないかと、ホテル屋上に登ってみました。
ナセル湖に顔を出す日の出..とはいきませんので...
まだ砂塵に煙る神殿横に、うっすら姿を現す、ラー。 -
この姿も充分幻想的です。
-
みるみる増光。
砂嵐の地平線に浮かび上がる太陽も、めったに見られないでしょうね。 -
えっと、xxの実。
ゆっくり食事して、2台のコンボイでアスワンへ帰ります。
帰る頃には砂嵐はほぼ治まっていました。
この時は、ひょっとしたらもう一泊か...そんな事態だったとは知りませんでした。
(帰りの助手席に同乗する警察官が、この朝に到着せず...)
→ 続く
http://4travel.jp/traveler/tomotaku/album/10667337/
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