2012/03/17 - 2012/03/18
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ouiouiさん
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地図で見ると、とっても近いアンダルシア地方とモロッコ。
フェリーでアルヘシラスから2時間もかからない!?ならば行ってみよう!と、1泊2日でモロッコの玄関口、タンジェへ。
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旅友達のMさんと、念願のポルトガル・スペイン旅。
主にバスを乗り継ぎながら、朝から晩まで動きっぱなしの2週間。
3/11 名古屋 → 成田 → アムステルダム → リスボン
3/12 リスボン → ポルト
3/13 ポルト → リスボン
3/14 リスボン → エヴォラ → モンサラーシュ
3/15 モンサラーシュ → エヴォラ → ファーロ
3/16 ファーロ → セビーリャ
3/17 セビーリャ → アルヘシラス → タンジェ
3/18 タンジェ → タリファ → ジブラルタル → マラガ
3/19 マラガ →コルドバ → グラナダ
3/20 グラナダ
3/21 グラナダ → マドリード → トレド
3/22 トレド → マドリード
3/23 マドリード → セゴビア → オユエロス → マドリード
3/24 マドリード → アムステルダム → 成田 → 名古屋
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3/17
セビーリャのPrado de San Sebastianバスターミナルから、タンジェへのフェリーが出るアルヘシラス行きバスに乗車。
セビーリャからアルヘシラスへの所要時間は2時間半、片道約18ユーロ。 -
Linesur社が運行。
時刻表(http://www.activagest.com/linesur/admin/horarios/sevilla.pdf)を事前にチェックしておいて、前日にチケットを購入。
曜日や時間帯にもよりますが、私たちが乗った10:30発のバスは満席だったので、時間に余裕がない場合は早めの購入がおすすめ。
スペインのバスにしては珍しく座席指定あり(チケットに印字してある)なんだけど、適当に座っちゃう人もいて、出発前はちょっとゴタゴタしてました。
13:00アルヘシラス到着。
アルヘシラスのバスターミナルのロッカーにスーツケースを預け、1泊分の荷物だけ持って港へ。徒歩10分弱。
フェリーのチケットは港で購入。タンジェMED(新港)まで片道ひとり20ユーロ。 -
フェリーの中にはバーがあり、暑かったのでここでビールを飲む。
ちなみに、このフェリーの中はユーロしか使えません。
帰りのフェリーでディルハムで払おうとしたけどダメでした。
14時発のフェリーでしたが実際動き出したのは1時間後。
私たちがチケットを買った時点で13:50だったので、「ほんとに大丈夫?」と確認したんだけど、売り場のおじさんは余裕。
フェリーは遅れるのが当然のようです。 -
アルヘシラスからは複数のフェリー会社が運行しています。
私たちが乗ったのはaccionaという会社。
しばらくすると人々が小さな窓口へと向かっている。
フェリーの中でモロッコへの入国審査をするため。(スペインの出国審査はフェリーに乗る前に行います)
私たちは缶ビールを片手にモロッコ入国手続きしちゃいました。
係の人もとってもフレンドリーで、こんなににこやかに入国手続きしたのは初めてです。 -
デッキに出ると風が気持ちいい。
向こうに見えるのがアフリカ大陸かな?
このフェリーの中では2つの素敵な出会いがありました。
ひとつめは、ラトヴィアから一人旅しているアレックスという青年。
日本が地震の後どれくらいリカバリーしたか教えて欲しい、と声をかけてくれました。
私のたどたとしい英語でどれくらい伝わったかはわからないけど、話しているうちに、私たちふたりもアレックスも涙ぐんできてしまって、すごく温かい気持ちになりました。
ふたつめは、モロッコ人の中学生の集団。
日本語とモロッコ語をお互い教えあったりして、フェリーを降りたら「一緒に写真を撮ろう!」と声をかけてくれました。 -
2時間くらいで到着。
タンジェMED港は町の中心から離れていて、町までは無料のバスが出ています。
バスから見えた、民族衣装ジュラバを着た人たち。
モロッコに来たんだ!と実感が湧いてきました。
このあと、終点でバスを降りたはいいが、降りた場所はどうやら新市街らしく、自分がどこにいるのか全くわからない。
そこに現れた、英語と少しの日本語を話す男。ガイドするし、ドライバーもいるよ〜と言う。
普段なら相手にしないけど、この時は彼しか頼れる人がいなかったから、10ユーロ払って旧市街のホテルまで連れて行ってもらった。
(ホテルに着いたあと、スークを案内すると言ってきかなかったが、具合が悪いふりして帰ってもらった。) -
私たちが泊まったホテル、Dar Sultan(http://www.darsultan.com/)。
このホテルは6部屋あり、それぞれデザインが違う。
booking.comで写真を見て、ぜひ泊まりたいと思った部屋「Charf」を予約。
階段を上がると、 -
吹き抜けを取り囲むように部屋が配置されている。
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各階にいろんな装飾がある、素敵なインテリア。
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私たちの部屋は最上階。
プライベートテラス付き。 -
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テラスからの眺め。
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ウェルカムドリンクはミントティー。
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ドアを開けるといきなりベッド。
テラスの広さに比べるとベッドルームは狭め。 -
青でまとめたインテリア、かなり好みでした。
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ミニタジン鍋の中にはお菓子。
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今回の旅行ではかなり奮発したホテルだけど、それでもふたりで124ユーロでした。
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気づけば日が暮れてきました。
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スークをぶらぶらしていると、お土産屋さん発見。
青い帽子をかぶっている人はこのお店の人ではなく、通訳やガイドの仕事をしている人。
5カ国語も話せるそうです。
昨日はサハラ砂漠に行ってきたんだ、と言っていました。
バブーシュの形のキーホルダーを買ったら、アラビア文字で名前入れてあげるけど、どう?と言われ、0.5ユーロプラスして書いてもらいました。
おじさんにどこかおすすめのレストランある?と聞いたら、「Restaurant Hammadi」とメモに書いて渡してくれた。
タクシーでこれを見せたら連れて行ってくれるよ、と教えてくれました。 -
この日買ったもの。
ファティマの手が欲しかったので買えてうれしい。
キーホルダーの文字の向きはこれで合ってるのだろうか? -
買い物のあと、どうしようかな、と道端に立っていると、B級グルメ的なものを売っているのが目に止まった。
たくさんの人が次々と買っていくので、気になって購入。
値段がわからないので、手のひらにコインをのせて取ってもらった。
味を表現すると「キッシュから生クリームを抜いて、もうちょっと柔らかくしたような、塩味の効いたもの」。
日本円で30円くらい。素朴な味でした。 -
お土産店で会ったおじさんと、ばったり遭遇。
仕事終わりで帰宅中っぽかったけど、スークを案内しながらレストランに連れて行ってくれた。
スークは人がたくさんで、このおじさんがいなかったら絶対迷子になってたと思う。
チップを請求することもなく、すごく親切な人でした。 -
Restaurant Hammadi。
実は、ホテルでもこのレストランをすすめられていました。
タンジェには外国人が気軽に入れるレストランが少ないんだと思います。 -
おじさんの衣装がかわいい。
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生演奏のおじさんたちもかわいい。
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モロカンサラダ。
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パスティラ。
ひき肉を生地で包んで焼いたもの。
上に砂糖がかかっているけど、意外においしい! -
チキンのタジン。
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「モロッコのお菓子」を注文したら出てきたもの。
スペインのマサパンみたい。
4品と、ビール、コーヒー2杯ずつで約40ユーロでした。
ここまで案内してくれたおじさんがお願いしてくれてたようで、レストランのスタッフがホテルまで連れて行ってくれました。 -
ホテルに戻ると猫が。
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この子の名前は「ヤスミン」。
首のタグにはホテルの名前と住所が書いてありました。
ホームページにも載ってる、看板猫です。
ヤスミンとちょっと遊んでから、部屋に戻りました。 -
3/18
夜明けとともに起床。
イスラム教のお祈りの時間を知らせる「アザーン」が聞こえていました。 -
夜は賑やかだったメディナ(旧市街)。
その分、朝はゆっくり?
たぶん7時くらいだと思うんだけど、まだ町は静かです。 -
部屋においてあったバスローブが民族衣装のジュラバの形だったんだけど、写真を撮るのを忘れてた。
唯一あるのは、防寒着がわりに着ていた、この時のシルエットのみ。。 -
おじさんが朝のミントティーを運んでくれました。
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テラスに現れた猫。たぶん野良猫だと思う。
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人懐っこくてかわいい〜〜
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朝食は女性スタッフふたりが用意してくれました。
カラフルなテーブルウェア。
種類豊富なパン、ドーナツ、クレープ、ジャム、チーズなど。
朝からテンション上がります。
どれも美味しかった!
たっぷり時間をかけていただきました。 -
朝食の香りにつられて?ヤスミン登場。
このあと私たちの部屋でくつろいでいた。 -
チェックアウトの時に気づいた招き猫。
スタッフは「オーナーが日本人」って言ってた。 -
前日は夜だったので気づかなかったけど、町を歩くと猫をよく見かける。
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朝日の中をぶらぶら歩く。
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活気が出てきた。
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「いらっしゃいませ〜」
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ヨーロッパ風の建物。
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昨日のお土産店やってるかな?とスークに入ってみる。
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が、閑散としている。
ジュラバのおじさんが哀愁漂う。。。 -
実はジュラバの下は普通の服装らしい。
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途中で出会った人に案内されて、お土産店の屋上から町を撮影。
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ホテルに戻って荷物をピックアップし、タクシーで港へ。
帰りは、MED港でなく、前からあるタンジェ港からスペインのタリファ行きに乗ることにした。
宿泊が旧市街ならこちらの港の方が便利。
ただ、アルヘシラス〜タンジェMEDより、タリファ〜タンジェの方が本数が少ない。
COMARIT社のチケットを購入。 -
フェリーの出発まで時間があったので、港から歩いて数分のカフェが集まる建物へ。
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ミントティーとコーヒーで2ユーロほど。
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カフェはおじさんばっかり。なに話してるのかな。
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13:00発のフェリーでタリファへ向かう。
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タリファ到着。
ここはスペイン最南端の町。
当初、タリファに来る予定ではなかったので情報が全くない。
ジブラルタルに行きたかったので、まずはバスターミナルに向かいたいのだけど、どこにあるのかわからない。
気づけば、同じフェリーに乗っていた人たちは迎えの車に乗ったりして、すっかりいなくなっていた。 -
港のそばに公園があって、そこにあるお菓子屋さんのおばあちゃんと目があった。
バスターミナルはどこですか?と聞いたら、
「バスターミナルまでは歩くとけっこう時間がかかるよ。タクシーを呼んであげるからここで待ってなさい。」
と、自分の携帯電話でタクシーを呼んでくれた。
なんて親切な人! -
家族連れが次々とやってくる。人気のお店らしい。
私たちもアメなど購入。 -
お客さんが途切れるたびに、「タクシーまだかしら?」と出てきてくれた。
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「何年も前に日本人の友達がいたんだよ」というようなことを話していた(と思う)。
親切なおばあちゃんのおかげで、無事にバスターミナルへ行くことができました。
港からバスターミナルまではタクシーで5ユーロほどでした。
続きはこちら↓
http://4travel.jp/traveler/tomonsavon/album/10771593
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