ドイツ・マイナウ島で結婚式

2002/07/12 - 2002/07/12

かねてより結婚式は好きなドイツで…と思っていた私は、2002年7月にスイスにほど近いボーデン湖畔のマイナウ島で両親立会いのもと、結婚式を挙げました。天気も良く、地元の方々の暖かい祝福を受け、最高の思い出となりました。
なおこの記録は他の作者によってもUpされていますので良かったらご覧ください。
■アルバム・ヨーロッパの旅http://diary2.cgiboy.com/1/machi/index.cgi?y=2002&m=9
■ばるしゃん：スイス・ドイツの旅
http://www002.upp.so-net.ne.jp/baru-shamn/
■ころんの旅（未完）
http://www005.upp.so-net.ne.jp/mayomayo/wedding/wedding1/wed_01.htm

エリア コンスタンツ(ドイツ)

結婚式前後で宿泊したチューリヒのドルダー・グランドホテル。本当はマイナウ島のすぐ近くにあるコンスタンツに宿泊したかったのだが全員の部屋が取れず、ならばどうせなら最高級にしよう、ということで一番豪華なホテルを選択。
チューリヒの丘の上の閑静な環境に建つ、伝統あるホテルである。

ホテルには親戚の方から綺麗な花が届いていた。事前の知らせもなかったので、驚くとともに感謝。

翌朝、レストランで朝食。窓からはチューリヒ湖と背後の山々が一望できた。
ここ数日はっきりしない天気が続いてきたが、今日は快晴。天気には恵まれそうだ。

9:30になり、介添人のKさんと、カメラマン、美容師さんがやってきた。Kさんは予想以上に元気な方で安心してお任せできそうな人であった。
嫁は早速洗面所で準備に入る。5つ星なだけあってとても広々としていたのが助かる。
嫁は今回の式にあたり東京の美容室でこのような素直な髪にしてネ、というカルテを作ってきていた。ところが美容師さんはお気に召さなかったらしく「私がプリンセスにしてあげる」と言い、どんどんと進めていく。段々ヤマンバ？にやってきく嫁であった…。

11:00過ぎに車2台に分乗して出発。マイナウ島までは60km離れているので結構しんどい。S-Bahnで行きたいわぁと思いながら高速を飛ばしていく。
Kさんの計らいで、Gottliebenというスイスの小さな町に立ち寄る。ボーデン湖から再び流れ出たライン川のそばにある町で、名前の通り「神の愛する町」なのである。ここで記念撮影。

マイナウ島はドイツの南部のリゾート、ボーデン湖に浮かぶ小さな島である。ここは日本人にはなじみが薄いが、温暖な気候を活かした花の島として知られている。
島と対岸は左端の小さな橋で結ばれている。一般客はここを歩いて渡る必要があるが今日は特別。車でガタゴトと渡り教会へと向かった。

13:00少し前に島の中にある教会へ到着。するとあたりに観光客が集まってきていた。祝福してもらえるのは嬉しかったが予想外のギャラリーに驚く。聞くところによると島のインフォメーションで13時から式があると掲示がしてあったらしい…。

バロック様式の教会はものすごく明るい作りだ。天井画が見事。壁画や像も美しい。

Kさんと神父さん。とても優しい方々であった。私の言いにくい名前を一所懸命読んでくれてありがとう。

ブーケはここへ来る途中、コンスタンツの小さな花屋で入手したもの。白と赤のコントラストが美しい。

式は13:00からリハーサルもなくスタート。神父さんのドイツ語をKさんが訳しながら進む。
パイプオルガンの演奏が響き渡る中、無事終了。ああ良かった。

再び教会を出ると、またまた多くの観光客が出迎えてくれた。小さな男の子がフラワーシャワーで祝福。個人的にはすごくかわいかったが嫁いわく「投げつけていた」そうな。

ボーデン湖を望む宮殿のベランダで記念撮影。美しい湖面がどこまでも続いていた。

ここはフォーマルではないが結婚証明書を作ってくれる。両親や神父さんの署名の元無事作成。この後シャンパンでマイナウ島を保有する伯爵家と共に祝福の乾杯。式は無事終了した。

今回はビデオ撮影を申し込んでいるので、この後はマイナウ島を巡りながら撮影ツアーである。観光客をどかしながらビデオ撮影する様はにわか役者である。

残念ながら季節ではないばら園。見ごろのときはとても綺麗なのだろうと思う。
それにしても今日は天気が良い。最高の気分だ。

空には飛行船が見えた。ツェッペリンの生まれ故郷はボーデン湖畔の町コンスタンツである。

撮影ではこんな格好までさせられた。すっごく重かった（もちろんウェディングドレスがである、念のため）

階段状になっている花壇。水がボーデン湖に流れ込んでいる。花々が輝いていた。

ボーデン湖と周辺の都市を模した花壇。

マイナウ名物？花で出来た鳥。これを見たくてやってきた嫁は大喜び。実物は予想よりかなり大きく、手入れは大変なんだろうなと思った。
以上で撮影ツアーも終わり。Kさんともここでお別れ。帰りは1台の車で17:00頃にホテルへ到着。長い一日は無事終わった。