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【現地旅行社】【香港編】

日本からの包括ツアーのオプショナルツアーは値段は高いし、食事も今一だと言われています。自分で手配し行動すれば、50％以下の料金で同じ以上楽しむ事が出来るでしょう。
　　　　
現地旅行社（LAND屋さん)は日本の旅行催行会社に現地ホテルのグループレート（空港送迎費ナシ・市内観光費ナシ）だけという激安な料金で契約しています。当然、現地は大赤字状態です。それでも、集客せずにはいられないので請ける訳です。ですから、苦慮のあまりに、観光客から元を取らねばと、張り切ります。市内観光には必ず数店（最低３店）のショッピングがついています。これは、土産物屋で買い物をしてもらいコミッション（約10％）を得るためです。

香港・タイでは観光付きのツアーの方が、観光なしツアー（フリータイム）よりも安いいんです。他国では考えられません。観光付きの方が高いが常識。これは、車を出し観光をさせ、セットメニューではありますが昼食事を出すのですから経費がかかります。なぜ観光付が安いかと言うと、お土産屋からのコミッション（キックバック）があるからペイ出来るからです。観光と言うよりショッピングツアーなのです。タイ国では土産物屋がバスを提供しているのです。

そればかりでなく、観光中の車内で外の物より良品で安価と称し、お土産を売る。飛行機のインフライトショッピングではあるまいし・・・？　現地は商魂逞しいですから当たり前ですが。それでも皆が、あまり買わないと500円前後の安物の絵葉書とかキーホルダーを運転手のお小遣（チップ）になるから協力と言って半ば強制的に売りつける。押し売りってやつです。その全ての売上の約10％がガイドの給料になるんです。ガイドの給与はホテルの従業員と同じでチップ制なのです。それで、食べているのですから、なにも知らない観光客だけが損をするのです。また、記念の写真も沢山撮られて買わされることになります。皿に印刷した物等が出てきます。皿は使い回しが出来ますので断っても写真屋さんは損をしません。写真もデジタルなので紙代だけで済みむのですが、それを日本円2000円位で販売しています。現地に心付けと思うのでしたら、それなりに判断して支払って下さい。

オプショナルツアー・ホテルの一人部屋追加料金・延泊分などは現地旅行社の儲けになります。ですから現地で「夕食はどうしますか？　○○はよいですよ！」と誘ってきます。オプショナルツアーの場合は自力の手配の2倍の料金を設定しています。

二人部屋使用で日程もその範囲内の旅行であれば、パック（包括旅行）が断然安いです。延泊や一人部屋希望するのでしたら、航空券とホテルを別々に取ったほうがお徳です。

是非、言葉さえ出来れば自分で手配し、香港を楽しんで下さい。交通手段も安価ですし安全です。タクシーも安いですが、注意しなくてはいけない点が一つあります。香港島から九龍へ、また、反対にトンネルを通る際の通行料です。香港島タクシーと九竜タクシーがあり、（同じ赤と白のカラーですが）乗車場所と同じ場所所属のタクシーですと、トンネルを通るのに通行料を往復（帰りの分まで）取られます。行く先所属のタクシーを見つけて下さい。片道分の通行料で済みます。

一番便利な交通網はなんと言っても地下鉄です。また、利用の際のお勧めはオクトパスカードです。150HKDで50HKDのデポジットと100HKDの利用ができます。これは、セブンイレブン等でも使えます。香港版スイカです。このネーミングは一般的に四方八方に行けるので蛸の足の様にと言うことで会社の名前にもなってしますが、本当はこのカードを考案したのが日本人で（置くとPASS）の日本語なんですよ。洒落がありますね。使わなくなった時は、駅でデポジット分の50HKDの払い戻しを受けられます。トンネルがない頃はスターフェリーがあり海を越えていました。日本円約30円で乗船できます。これもオクトパスカードの使用可能です。船前方はクーラーが効いていて楽です。

香港どこでもそうですが、クーラーは効き過ぎで苦労します。暑い国ではガンガンに冷やすのがサービスと勘違いしているのです。本当に寒くて風邪には気を付けて下さい。そうならないように、是非、長袖の物を持参して下さい。
　
香港では新たな問題が起こりつつあります。それは言葉の問題です。中国に返還されてから、年間2000万人以上が大陸から香港に流出して来ています。ですから、英語の話せない人が多くなり通じなくなってきたのです。マンダリン（北京語）もあまり通じません。ですから、日本の旅行用中国会話の本もあまり役に立たないように思えます。なにせ香港は広東語圏ですからね。書いた文字は同じなのに発音が全く違います。
　
また。トイレ事情も悪いです。汚いし・・・。緊急時に探すのも言葉が不自由では用をたせません。困った時の為に、紙に【洗手間】と書いて用意しておくと便利です。この紙を見せればＯＫです。多分、教えてくれるはずです。筆談が一番役に立つでしょう。
　
香港でどうして楽に日本語観光というのでしたら。
日本語定期観光のパンダバス（日本のハトバスの様なもの）をお勧めします。申し込みも日本語でOKです。しかし、食事は期待しないで下さい。食事なしをお勧めします。自分で調べ美味しいお店に行って下さい。日本に来て毎日【幕の内弁当】を食べているのと同じ事になりますから。
　　　　　　　　　　香港電話（852）2724-4440
　　　　　　　　　　東京電話　03-3479-1430
　　　　　　　　　　http://www.pandabus.com

香港国際空港（チェクラップコック）は香港に過去1年に3回以上空港を利用して入国した人に朗報です。ビジターカードと云う物が発行される。これは、自己で申請しなければならないのですが、このカードを持って提示すれば、一般のイミグレーションではなく、航空会社CREWや外交官のように特別の場所でイミグレーションを受けられる。ですから、長い列に並ばずに、1分もかからずに抜けられます。
　
申請はインターネットかFAXで出来ます。
http://www.hongkongairport.com/eng/aguide/fvc.html
https://www.hongkongairport.com/eng/aguide/fvc_terms.html