413 パリの日本料理 人気の中華料理店:片瀬貴文さんの旅行ブログ
1961年9月1日(金)
フランス国鉄で研修開始。
本社に出向いて、線路保守の基本システムを聞く。
帰途外務部に立ち寄り、研修行程の最終詰め。
1961年9月2日(土)
Yさんたちの、パリガイド。
夜、コメディー・フランセーズで、モリエールの喜劇を見る。
せりふが難解で、ほとんど理解できない。
1961年9月3日(日)
久々に一日在室して、身の回りを整理する。
夜、同室のTさんと、リュクサンブールの中華料理店「中法楽園」で食事。
現在のパリには、日本料理店がない。
9区に「富士」という店はあるが、メインはベトナム料理で、日本料理らしいものは丼しか無いとのこと。
あまり評判が良くないので、一度も行っていない。
つい最近まで「たから」という日本料理店があったようだが、閉店したらしい。
中法楽園には、愛想のいいフランス人の給仕さんがいて、評判がいい。
「リ・ソテ」と注文すると「チャーハンね」、「スープ・ド・ヌーユ」と言えば「ラーメンね」と、日本語が返ってくる。
どちらかと言えば、平素日本人であることにコンプレックスを持ちがちな日本人留学生に、ホッとしたものを感じさせる。
そのためか、人気がある。
もちろん安いことと、ほどほどながら味のいいことも、忘れてはならない。
チャーハンとラーメンを食べれば、4フラン(当時280円)くらいで上がる。
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