2010/07/07 - 2010/07/12
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旅人のくまさんさん
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預言者ムハンマドの同士、アブ・ザマ・エル・ベラウィが眠るケロアンのシディ・サハブ霊廟紹介の締め括りです。
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暖炉風の大理石の造りです。その上部に置き物があります。左が三日月の置物、右が壊れてしまったようですが、三日月とセットの太陽の置物でしょう。
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薄暗い中に見えるのは、荘重な造りの扉です。木の扉でしょうが、その表面には、鉄鋲らしいもので、全面に紋様が描かれていました。
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スペインのアルハンブラ宮殿を思い出しながら、コメントを書いていましたら、やはり、アルハンブラ宮殿との建築上の共通性を指摘するネット情報もありました。因みにアルハンブラ宮殿は、イベリア半島最後のイスラム王国であり、グラナダを首都としたナスル朝(1238-1492年)の時代に充実したようです。
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大きなシャンデリアの取り付け部分のアップです。その周囲の天蓋の造作がユニークでした。石造りで強度が確保されているのでしょうが、その表面の漆喰の飾りがダイナミックでした。
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この部屋にも飾ってあった漆喰の彫刻です。上部に透かし彫りがありますが、中央の彫刻は透かしではなく、浮き上がるように表現された陽刻です。
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紋様の中心になっているのは、針葉樹かストック状の花茎のように見えます。日本にも漆喰彫刻技術は今日まで受け継がれています。左官屋さんの職人としての腕と、芸術性の両方が要求される伝統技能です。
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全体が漆喰で装飾されていた部屋のコーナー部分のアップです。このような造りの部屋は、初めて目にしました。敢えて、似たような光景を思い出せば、アルハンブラ宮殿の部屋です。
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更にアップした、全体が漆喰で装飾されていた部屋のコーナー部分です。壁や天井に目が行って、お祈りの場所としては適さないかもしれませんが、一度見学したら、忘れられない部屋の光景です。
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真っ白に塗られたドーム風の屋根の光景です。その下には大小の四角形の屋根の部分が見えます。小さな窓を持った丸い屋根とその屋根飾りの部分が、建築のアクセントでした。
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青空天井の渡り廊下の光景です。シックな色合いのタイルの飾りがありました。その上には緑の瓦屋根と、まるで雪のように白い最上部の側面光景がありました。
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シックな色合いのタイルの壁面と、その上部に見えるドーム風の白い屋根を重ねて、正面から眺めた光景です。快晴の空に、白い屋根が映えました。外観から判断して、木造の彫刻があった部屋のように見えます。
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回廊の光景です。これから見学に向かう観光客の姿や、入口で受付業務をされているような地元の方の姿が見えました。
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同じく回廊の光景です。こちらは観光客ではなく、割礼儀式に参加されている方達のようでした。正装をして椅子に座った若い男の子の姿がありました。
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椅子に座った人は、割礼儀式の主人公のお一人でした。現地ガイドさんからは、カメラを持ったツアーメンバーの全員に『写真を撮ってあげてください』と促されました。面映ゆそうなお子さんでした。
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城―ドーム屋根には、貝殻のような半円の起伏が遠望できました。推定ですが、この屋根の下の部屋が、全面が漆喰彫刻で飾られた部屋のようです。
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クリスタルが使われているようなシャンデリアの光景です。特別広くない部屋だったようですから、シャンデリアのデザインも細長になったようです。この部屋の装飾は、漆喰ではなく、木材に施された彫刻でした。
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細長いシャンデリアが取り付けられた、天井部分のアップです。外観はドームになっているのでしょうか、天蓋を木造で造り上げたような木造建築でした。透かし彫りの木彫も見えます。
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イスラム教か、この霊廟に特別の意味がありそうな漆喰の飾りです。文字は記されていませんが、日月の月の方の紋様がある、特別の雰囲気がある飾りです。
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最初の方で見学したタイルで装飾した部屋も見事でしたが、この部屋も勝るとも劣らない、豪華な造りでした。
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帯のような文様で区画された部分の文様のアップです。花弁に飾られた花をモチーフにしたような豪華な造りです。左右対称のようで、微妙に左右の文様を変えてあります。
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壁に飾られた横長のタイル装飾です。前にも書き込みましたが、1種類のタイルを90度づつ回転させて出来る文様です。花がデフォルメされているようです。万華鏡の景色も連想できます。これは四角形ですが、六角形では1枚の正三角形のタイルで実現できそうです。
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アラビア文字で記された説明看板です。恐らく、シディ・サハブ霊廟の縁起などが記されているのでしょうが、その内容は全く分かりません。
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年代を感じさせる重厚な造りの扉の光景です。薄暗い部屋の中で見た扉も、似たような構造でした。ノック用の環が付いた金具もそっくりでした。
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これでシディ・サハブ霊廟の見学はお終いです。屋根の最上部の光景です。次の見学の前に、昼食の時間となりました。
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昼食の後に見学する予定の、ケロアンのメディナの外壁の光景です。かなりの高さがあり、まるで城郭の構造です。
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昼食のレストランは、シディ・サハブ霊廟から近く、メディナの傍でした。一番上の看板には、アラビア文字の下に、英語のレストランの文字がありました。お店の名前がエルシードでしょうか。
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聖地のメディナでの、この日の昼食です。名物料理のクスクスです。クスクスは小麦粉から作る粒状の粉食です。粒が小さいほど高級品のようです。面白い食感でした。北アフリカもしくはその北側のシチリアで発祥したと考えられているクスクス料理は、今では世界中に広がりました。
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イスラム教の聖地の中のレストランですから、アルコール類は禁止でした。代わりに注文した、ビッグサイズのペットボトルです。温度が高く、湿度が低いですから、喉が渇きます。
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レストランの前庭で咲いていたハイビスカスの花です。疎らな咲き方でした。南国の花、ハイビスカスはアオイ科の植物です。
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食事の後で撮影したレストランの光景です。ワインかビールの1杯も飲みたいところでしたが、イスラム教の聖地では我慢せざるを得ませんでした。夕食まで、お預けです。
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