2005早春、中国旅行記6(9):2月10日(1)上海・第一陣帰国、磁気浮上列車で431キロ体験、朱家角へ:旅人のくまさんさんの旅行ブログ

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2005早春、中国旅行記6(9):2月10日(1)上海・第一陣帰国、磁気浮上列車で431キロ体験、朱家角へ

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2005早春、中国旅行記6(9):2月10日(1)上海・第一陣帰国、磁気浮上列車で431キロ体験、朱家角へ

<2005年2月10日(木)>

 今日が旅行3日目です。2泊3日の第一陣、Knちゃんと、Toちゃんの帰国の日になりました。
 この日のメモからです。「6時20分起床、曇り、うっすらと庭の芝生に雪。チョウさんの出迎えで、7時30分自宅出発、空港へ。お見送り後、空港内で朝食、時速431km体験、そのまま朱家角へ。朱家角は寒し、いったん家に戻った後、1時間後の17時に外出、Enちゃんのお友達と香港広場のアジアンスタイルのお店で夕食」とありました。

<第一陣帰国>
 午前の便なので、7時半には自宅を出発です。朝は珈琲だけにしましょうと、昨日の内から約束してありました。KnちゃんとToちゃんは、日本時間で目覚ましを鳴らされたようで、1時間早く出発準備が整ったようでした。遅いとトラブルですが、早い分は、お愛嬌のうちです。
 13日まで滞在の4人も、空港へお見送りの後、朱家角への日帰り旅行を計画していました。それで、同じ時間に起きて小旅行の準備をして、一緒にチョウさんの車で出発です。予定の時間前には車で迎えに来ていただきました。
 出発前には時間の余裕がありましたので、珈琲カップを片手に、話に花が咲きました。Enちゃんが、あちこちからお菓子類を探し出しては、テーブルの上に並べてくれました。週末には家の様子を見にYa先生がやって来られているようです。そのYa先生が仕舞って置かれたお菓子類を、娘のEnちゃんが探し出したものです。親子だけに探し出すのは訳がないのでしょう。
 Knちゃんと、Toちゃんは2泊3日だけの短い旅程でしたが、Enンちゃんが計画された盛沢山のイベントに大満足なようで、話が尽きませんでした。でも、そろそろ出発の時間が来たようです。
 空港への道は空いていました。リコンファームは初日にEnちゃんが自宅の電話でされていましたので、予定の搭乗券が手に入りました。大膨れの荷物も預けて、無事に上海を後にされました。

<時速431km体験>
 お二人を見送った後、空港内のオープンカフェーで軽食を摂りました。前回の旅行の際も利用した店です。注文したのも同じサンドイッチでした。ボリュームがあることが分かっていましたので、4人で2人前だけにしました。飲み物はエスプレッソ1つと、モカ3つでした。注文をとりに来た若い女性の方は、少し混乱して中々正確な注文が通らず、別の男性の方がもう一度注文を確認して、伝票を書き直してくれました。モカ珈琲3つが、メニューにはないモカのエスプレッソ3つになっていたようです。中国語、英語、日本語をごっちゃに話していたための混乱のようでした。
 空港からは朱家角(シュージャージャオ)までの日帰り小旅行の予定でした。軽食を摂っている間にチョウさんが、車で磁気浮上列車の終点駅、龍陽路駅まで先回りしてくれました。地下鉄2号線との連絡駅になっています。龍東大道も交差しており、西に走れば黄浦江に架かる南浦大橋までは余り遠くない位置です。
 その磁気浮上列車は、遠くから煌々とライトを照らして、直ぐにやって来ました。平行する高速道路をチョウさんの車で走っていても、たまにか出会わない列車です。車体はそれほど大きくは感じられませんでしたが、流線型の最先端スタイルでした。
 やって来た方向とは、逆の方向に進み始めました。往復運転をしているようでした。30キロの距離を7分で走行するのがこの列車のうたい文句です。車内は空いていました。在来線に比べて値段が高いので、地元の人が利用を控えているようです。
 車内には時速表示がありました。走り始めて直ぐに100キロ、200キロ、300キロとぐんぐんと加速されていきました。窓の外の景色があっという間に後方に飛び去っていきます。日本の新幹線とは違う速度の世界です。400キロを超えて、更に速度を増しました。その時速表示をデジカメに納めました。瞬間の最高時速は431キロでした。430キロを最高速度に運転されていました。
 今度は減速です。皆さんの期待に応えようと、3並びの333キロの表示を狙いました。残念ながら、シャッターを少し早く押し過ぎて、1キロ違いの334キロの表示でした。デジカメは、この見越しのタイミングが中々難しいものです。

<朱家角散策>
 Enちゃんとチョウさんは携帯で連絡が付いていましたので、龍陽路駅前の駐車場で、難なく落ち合うことが出来ました。ここから1時間程走った朱家角の見学です。上海市の西端になります。
 道路は空いていて、その朱家角へは予定より早く着きました。風は冷たいものの、雨は上がりました。レストランの客引きを振り切り、60元の周遊パスポートを買って、早速朱家角の散策です。
 この街は、私の故郷の大牟田市の北方面にある柳川の水郷に似た雰囲気がありました。柳川は北原白秋の故郷です。水郷が縦横に走って、「どんこ船」と呼ばれる小さな船が浮かんでいました。この水郷で鮒などを釣った、小学生頃の記憶が蘇ってきました。
 小さい頃は北原白秋や島崎藤村、石川啄木など詩歌が好きで、中学の頃までに暗記した断片が、今も記憶に残っています。多感な時代に相応しい作品が多かったためでしょう。
 話が脇道に逸れたついでに、他の詩人や作家にも簡単に触れておきます。俳句や万葉集が好きになったのは小学生の頃ですが、ほとんど同時に藤村の詩集が大好きになりました。この影響が強く、散文詩より、韻文詩の方が次第に好きになっていきました。
韻文詩のジャンルで好きだった作品、詩人は、万葉集の赤人・人麻呂・憶良、芭蕉の奥の細道、白秋のからまつ、啄木の一握の砂・かなしき玩具、藤村の若菜集の中の草枕・高楼・初恋と落梅集の小諸なる古城のほとりなどです。若い頃には、詩集を片手に各駅停車の旅が好きでした。
 詳しいことは別の本に纏める計画です。脇道はここまでです。
朱家角の町並みは白と黒を基調として、しっとりと落ち着いた雰囲気でした。ガイドブックによれば、四千年前から人が棲みついた古い町です。更に1時間半か2時間ほど西に走ると、大湖に達します。この大湖の畔に臨済宗の古刹、寒山寺(ハンシャンスー)の蘇州(スゥチョウ)があります。その途中の、上海市と接する江蘇州の水郷の一つが周荘(ジュウジュアン)です。
 石畳の露地のあちこちで、角煮の湯気が立ち上り、もち米と一緒に粽に包む作業が続いていました。

<金魚放流の儀式>
 朱家角のメイン道路を暫く進むと、前方に立派な石橋が見えてきました、パンフレットで確認すると「放生橋」と呼ばれる、メインゲートの橋でした。その橋の袂で、亀、金魚、川魚を器やビニル袋に入れて売っていました。Enちゃんが地元の人に聞かれた話では、この魚を、願いを籠めて川に戻してやると、その願い事が叶うということでした。
 その金魚放流の儀式をMyちゃんがすることになりました。橋を渡ったところで聞くと、橋が一番高くなっている、真ん中から放流するものだと分かりました。Myちゃんが放流した魚は、金魚と川魚でした。小さな川魚の方は、ビニル袋に張り付いて最後の1匹が中々放流できず、苦戦でした。それでも無事川へ戻っていきました。魚さんの方は手を振ることは出来ませんが、Myちゃんは手を振って無事を祈られたようです。
 お願い事は他の三人もお聞きしました。しかし、これは皆様のご想像に委ねることとして、この小冊子では触れないことにします。Myちゃんから「個人情報の漏洩」で怒られては大変です。その願い事は、Ogさんのアドバイスで、少しだけ変更されました。少し(かなり?)大袈裟に言えば、時間軸に関する修正でした。

<郷土料理の昼食>
 朱家角の散策中、露地ごとに美味しい匂いが立ち込めていました。この地の名物、角煮やこれを葉っぱで包んだ粽が名物で、そのお店が立ち並んでいたためです。
 粽は土産として持ち帰る予定のために、美味しそうなお店の場所だけをチェックして、昼食のお店探しです。暇そうなお店を外して、立派なお店に狙いを付けて入ったところ、このお店は込み過ぎて、待ち時間が長過ぎました。それで、別の店を探すことにしました。
 次に探したお店は、先程のお店より小さいお店でしたが、先に階段を上って確認されたOgさんが、OKサインを出されましたので、その後に続いて階段を登りました。店の表で客引きをやっている人を含めて、三姉妹で取り仕切っている感じのお店でした。
 メニューを貰った後、品定めはどうしてもEnちゃんにお任せです。Ogさんと私は、どうしても飲み物メニューに目が行きます。この時は青島ビールか地ビールの選択でした。結果として普段は飲めない地ビールの方にしました。Ogさんとは、質の良い麦と水を使った美味しいビールということで、意見が一致しました。ビールが美味しかったので、つい、この時も小宴会になって仕舞いました。

<アジアンスタイルのお店での夕食>
 夜は、香港広場のお店で、Enちゃんのお友達との夕食会でした。そのお店に着いたのは、私達の組が最初でした。総勢11名に予定だとお聞きしていました。予約した席は、お店に入って、ぐるっと右回りした位置にありました。かなり賑やかな、大型店舗でした。
 アジアンスタイルのその店ではタイ、ベトナム、インドネシアなど、アジアの各国の名物料理が用意されていました。店員のお顔を見ても、明らかに中国の人とは違う顔つき、民族衣装の人が見えました。皆さんが見える前に、予めMiちゃんが選んだ一品がトムヤンクンでした。
 三々五々に皆さんが集まり、あと一人だけは、お母さんの看護をされるため、来店が遅れるとの連絡がありました。揃ったメンバーで乾杯をして、この日の会食が始まりました。Enちゃんが事前に話されていたように、賑やかで、皆さん日本語が話せるメンバーの皆さんでした。普段は、名古屋近郊に住まわれている方や、南アフリカに在住されている方など、実に多彩な参加者でした。
 お店の方でも、新年のお目出度い服装をしたり、仮装をしたグループが順番に席を回って、踊りや歌で盛り上げてくれました。一次会を終わった皆さんは、カラオケの店に繰り出しましたが、私達はここでお別れをして、足裏マッサージの店に向かいました。


  朱家角で
 水郷の町に重る過し日の故郷近き柳川想う

 朱家角の放生橋の高みより願を籠し魚放たれる

 懐しき香に満る露地巡り時を忘るる古き善き町

 片足を紐で結れし雄鶏の首傾て吾を見詰る

エリア: アジア >>中国 >>シャンハイ(上海)
テーマ: イベント・祭り
時期: 2005年02月08日〜02月13日
投稿日: 2008年06月11日
写真: 全30枚
満足度: 評価なし
観光: 評価なし
ホテル: 評価なし
グルメ・レストラン: 評価なし
ショッピング: 評価なし
交通: 評価なし
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  • 登録:2007年03月20日

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