2004春、韓国紀行12(2):5月1日:ソウル・新村で宿探し、晩酌のはしご:旅人のくまさんさんの旅行ブログ
<2004年5月1日(土)>
<空いていたゴールデンウィークの名古屋空港>
今年2004年のゴールデンウィークは、始まりが29日(木)の緑の日と、5月1日の土曜日とにバラけたためか、1日の名古屋空港は肩透かしを食ったような静かさでした。
それで、最初は直ぐに出国審査を受け様かと思っていましたが、急遽変更し、1時間ほど時間を潰すことにしました。HISのカウンタも混んでなく、直ぐにチケットの引取りが出来ました。搭乗手続きだけは先にしようと、アシアナのエコノミーカウンタを探しましたら、丁度1番後ろにKtさんが並んでいました。
長い列ではありませんでしたが、荷物を預ける人が多く、中々列が進みませんでした。しかし、暫くすると「お荷物をお預けにならないアシアナ航空ご利用のお客様は、**番カウンタをご利用下さい」とのアナウンスがありましたので、そのカウンタが混んでいないことを確認して、移動をしました。
最初に並んだ列は、相変わらず遅々として進んでいませんでしたが、アナウンスがあったカウンタでは、直ぐに手続きが済み、加藤さんと並びの席が確保できました。
席が確保できたところで、軽く腹拵えです。Ktさんを誘って国内線ロビーに移動しました。この時間帯なら10分程度で無料のシャトルバスがやってきます。収録した写真の始まりはこの国内線のお店の前での記念撮影です。他のお店は結構込んでいましたが、大衆食堂のこの店は、回転率が高いようで、並ばずに席に付くことが出来ました。
この後の機内食の事も考えて、生ビール一杯と軽いおつまみを何品か注文しました。注文したと言うより、ガラス戸棚に並べられたお気に入りをお盆に取りました。生ビールは、先払いのカウンタで注いでくれる、半セルフサービスの店です。
<仁川国際空港でMuさんが出迎え>
天候も問題なく、名古屋からソウルまでのフライトは順調でした。機内でも缶ビールを飲んで、少しばかりいい気分でソウルに着きました。仁川(インチョン)国際空港です。
Ktさんも預けた荷物はなく、直ぐに入国審査と税関を通過できました。一応、飛行機の中では、もし、Muさんと出会えなかった場合の簡単なシミュレーションもしていました。
何年か前に、韓国内でも使用できるAUの携帯、グローバルパスポートを持参していますので、全く連絡がつかないと言う心配はありませんでした。しかし、出会えなかった場合の結論は、あまり多くの観光地めぐりは出来ず、旅行の後半は退屈になってしまうのではといったところでした。
しかし、その杞憂は全くなく、既に韓国入りをしていたMuさんと落ち合うことが出来ました。日本を出国する時も空港は混んでいませんでしたが、ここインチョン国際空港も、多少は普段よりは人出が多いと言った具合でした。
落ち合ったMuさんを中心に早速旅程の打合せです。予め日本で打ち合わせていましたので、簡単に決まりました。非武装地帯であるDMZ見学のコースも、乗換駅の確認をしてもらったので、安心でした。
<今晩の宿は新村で>
旅程と同時に今晩泊る場所も決定しました。これも予め予定していた新村(シンチョン)です。ここは,以前にMUさんと行ったことがあるソウル郊外、少し西に位置しています。安い宿は沢山ありますし、地下鉄沿線なので、翌日の行動にも便利であることが、この場所に選んだ理由でした。
空港からその新村へは、市外バスで移動することにしました。1時間あまりの行程です。午後の便での日本出発でしたが、2時間ほどの短い空の旅、明るいうちに新村に到着しました。バスはソウル中心部行きなので、途中で降りる必要がありました。少しうたた寝をしましたが、無事、目的の場所に降り立つことが出来ました。近代的な造りのビルが目印でした。
先ずは宿探しです。明るいものの、チェックインには十分な時間になっていましたので、前回泊ったホテル街を探しました。地下鉄の入口と、地形も未だ忘れていませんでしたから、その一帯は直ぐに分かりました。今回、宿をとったのは、前回のホテルではなく、その近くの宿でした。一人当たり4万5千ウォン(約4500円)と、予定より少しだけ高目でした。
いつもの手筈で、30万ウォンづつを出し合って共用金にし、その会計を引き受けました。結局4泊5日の費用は、この分でまかなうことが出来ました。最初は、これだけでは足りないと踏んでいましたが、結果は1人当たり3万円で済んでしまいました。巻末に今回の収支表を収録しておきました。
<焼肉は嫌だと言うKtさん>
宿探しが終わったので、次は晩酌の店探しです。三人とも余り細かい注文はありませんでしたが、「焼肉は食べたくない」が唯一のKtさんからの注文でした。
どうやら「焼肉が嫌い」が原因ではなく、「普段食べ過ぎているので、健康上の理由で食べたくない」が本音のようでした。その理由が解かりましたので、「牛は駄目だが、豚と鳥ならいい」と言うことになりました。今晩、魚を食べたのでは、値段は高いし、ソクチョでの刺身の楽しみが薄れてしまうので、これは選択肢から外しておきました。
それで探し当てたのが、豚の焼肉、テジカルビの店でした。かなり広い店で、値段も大衆的であることが直感できました。飲み物は、ビールを手始めに百歳酒を頼みました。しかし、それが置いてなかったので、似たような陶器製容器の1本を頼みました。ところが、この酒は甘過ぎました。結局、最後は焼酎、真露(チンロ)に落ち着きました。焼肉にはビールも合いますが、焼酎が一番のようです。韓国の焼肉は、素材の肉そのものが特別と言うのではなく、下味の付け方が素晴らしいことが再確認できました。お値打ちなところが、これまた、いいことです。
<パジョンが食べたいと言うKtさん>
Ktさんはもっぱら飲むばかりで、余り料理には手を付けませんでした。豚カルビでもサンギョプルと呼ばれる美味しい部位でした。それで、もう一軒食事の店を探すことになりました。これは、Ktさんの強い希望がありました。「美味しいパジョンが食べたい!」です。もう暗くなった街をあちこち探しました。見つけたのは、ご年配の女性の方が一人でやっていた、小さな店でした。
出されたパジョン「葱入りお好み焼き風」は中々の美味でした。3人分、量もたっぷりでした。ビールに良く合いました。葱もノビルのような山菜風のもので、白く小さい玉の部分も使ってありました。残念なことには、飲み過ぎたKtさんは「この店のことも、パジョンのことも覚えていない」との翌日の話でした。
<翌日の作戦会議>
Ktさんと折半して、名古屋空港でオールドパーを買い込んでいましたので、これを飲みながら宿で翌日の作戦会議を開きました。オールドパーでも、少し張り込んで1クラス上のスーペリアです。
この時決めたことは、「7時までに起床、シンチョンでは朝食を摂らずに、荷物を纏めて7時30分までに宿を出発、最初に地下鉄でソウル市庁前広場を目指す」と言うことと、「7時までに私がドアをノックしなかったら、逆に私の部屋をノックして」と言う約束でした。
私もかなり飲んでいましたので、ちゃんと起床できるか、少し心配な点はありました。しかし、この日を含めて最後までドアノック役の約束を果すことが出来ました。Muさんの計画も良く、臨機応変に細部の計画は変更して、極めてスムーズにすべての予定地を見学することが出来ました。
仁川国際空港で
空港で落合う五月の旅始め
逝春やメタセコアイの道探し
小さなパジョンのお店で
春の葱生地に焼込め酒の友
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