いざ、鎌倉へ2 〜浄智寺から扇ガ谷へ〜:旅猫さんの旅行ブログ
車道から、少し奥まったところにある浄智寺の入り口。
参道脇にある小さな池の畔には、鎌倉十井のひとつ「甘露ノ井」がありますが、涸れてしまったのか水は湧いていないかのようでした。
参道から続く石段。
その先には鐘楼門が見えています。
2006年までは、江戸時代末期に建てられた門が残っていたそうですが、老朽化のため建て替えられたそうです。
でも、再建された鐘楼門は以前とそっくりなのだとか。
浄智寺は、若くして亡くなった鎌倉幕府第8代執権・北条時宗の弟・宗政の菩提を弔うため、子の北条師時を開基として、弘安6年(1283)に創建されました。
実際には、兄の時宗と宗政の妻によるものですが。
横井戸
かなり古い時代に掘られたものとのことで、山の水を溜めるためのものだそうです。
以前は、コウモリが棲んでいたらしい。
中には入れるらしいが、あまりにも暗いので止めました(笑
鎌倉・江ノ島七福神の布袋尊。
お腹が黒いのは、腹黒いわけではありません(笑
手前の立て札に、「お腹をなでて上げてください。元気がもらえます。」とあるため、お腹を参拝客がなでていくからなのです。
なお、浄智寺の布袋さんは、なぜか袋を担いでいません。
浄智寺を後にして、扇ガ谷を目指します。
最短ルートは、亀ヶ谷坂越え。
ここは、源頼朝が開いた鎌倉幕府の守りの要であった鎌倉七口のひとつでした。
昨年訪れた釈迦堂切通しほどではありませんが、当時の面影を感じることが出来ます。
http://4travel.jp/traveler/tabineko_j/album/10210042/
亀ヶ谷坂を越えれば扇ガ谷。
閑静な住宅街を歩いていると、右側にお寺さんが。
薬王寺というお寺で、境内には、江戸幕府3代将軍徳川家光の弟で、非業の最期を遂げた徳川忠長の供養等が立っていました。
本堂裏手には、四国松山藩主蒲生忠知の奥方・松寿院とその息女・松嶺院の墓所もあった。
亀ヶ谷坂からの道を降り切ったところに、小さなお堂が建っていました。
岩船地蔵堂と呼ばれるもので、源頼朝の娘・大姫を供養するものと云われているそうです。
お堂自体は再建されたものです。
お堂が建つこの場所は、亀ヶ谷辻と呼ばれていたらしい。
扇ガ谷の最奥にある海蔵寺へ。
海蔵寺は、建長5年(1253)の創建ですが、鎌倉幕府滅亡時に焼失、その後、応永元年(1394)、室町幕府の第2代鎌倉公方・足利氏満の命により、関東管領・山内上杉憲定が再建しました。
今年の春にも訪れているのですが、季節を変えて楽しめるお寺さんです。
写真は本堂。
境内にはホトトギスの花も。
向こうに建っているのは仏殿。
安永5年(1776)に、浄智寺から移築されたされたもの。
本尊は薬師如来像で、別名「啼薬師」と呼ばれています。
寺の裏山から泣き声が聞こえたため、その場所を掘ってみると薬師の面が出てきたので、新たに薬師如来像を建立し、その胎内にこの面を収めたことから付いた名だそうだ。
そのお面は、61年に一度ご開帳されるらしい。
海蔵寺を後にして鎌倉駅へと戻ります。
途中、横須賀線の線路脇に、鎌倉唯一の尼寺という英勝寺があります。
太田道灌の曾孫・太田康資の娘で徳川家康の側室となったお勝局が開基。開山は、水戸家初代・徳川頼房の娘小良姫。住職には、代々、水戸家の息女が入ったことから「水戸家の尼寺」とも呼ばれています。
境内に建つ仏殿、唐門、祠堂、鐘楼は、寛永13年(1636)創建当時のものです。
また、寺の建つ場所は、太田道灌の屋敷があった場所と云われています。
写真を撮った場所のすぐ後ろには、太田道灌が仕えた関東管領扇谷上杉氏の屋敷跡があります。
今回の散策で最後に訪れたのは、「西の松園、東の清方」と称された、美人画で有名な鏑木清方の自宅跡に建つ鏑木清方記念美術館。
ここに収蔵されている「一葉女史の墓」がお気に入りなのだが、残念なことに、この日は展示されていなかった。
また来よう。

こんばんは!
本日は不調ですか?
風邪ですかね?
お大事になさいますよう。
浄智寺、海蔵寺、扇ガ谷辺り、懐かしく拝見いたしました。
今は昔訪れた浄智寺ですが、この前の掲示板に東慶寺の夏椿と
書きましたが、もしかしたら浄智寺の方だったかも。
その時、浄智寺にも行ったんですよ。
「沙羅双樹」って、立て札が立っていたような気がします。
海蔵寺も英勝院も、秋はまた素敵な風情なんですね。
ムラサキシキブの実が、鮮やかですね。
また、鎌倉に行きたくなりました。
あの人混みさえなければ、いつでも飛んでいくのですが。。。
前日光

前日光さん、こんばんは!
いつもありがとうございます。
ここ2週間近く、ずっと忙しかったので、急に疲れが出たようです。。。
今は、もう大丈夫です。
お気遣いありがとうございます。
「沙羅双樹」ですか!
今回は気付きませんでした。
浄智寺は、建物自体は新しいものですが、境内の風情は、
鎌倉の歴史を感じさせるものですね。
東慶寺も海蔵寺も、四季それぞれ素敵ですね。
鎌倉は、何度行っても飽きませんね。
晩秋の鎌倉もいいと思いますよ!
旅猫

旅猫さん こんにちは。
鎌倉の続きにお邪魔しています。
鎌倉って何度も足を運んだ事があるのに、浄智寺は行った事が無いです。
優しい顔の仏様や石仏がたくさんあるんですね。
見ているだけで優しい気持ちになりそう。
小紫が凄く鮮やかですね。
竜胆や紫苑もステキ♪
私の知らない鎌倉がぎっしり詰まっていて新鮮でした。
少し足をのばしてみるのも良いですね。
またお邪魔します。
Noririn

Noririnさん、こんばんは。
いつもありがとうございます!
Noririnさんは、浄智寺はまだでしたか。
あそこは、かなり地味なお寺さんですからね。
鎌倉五山のひとつなのに、明治以降は衰退してしまいましたからね。
> 小紫が凄く鮮やかですね。
> 竜胆や紫苑もステキ♪
紫色の花や実は、秋に似合いますよね!
藤袴や葡萄も秋ですからね。
鎌倉の魅力は幅広いですね。
まだまだ知らない鎌倉がたくさんあると思いますよ!
ぜひ、鎌倉へ!
旅猫

おはようでありますなのだ♪
犬も喰物も登場しない、、、ショボーンxxx
でも写真は良い感じでさすがは旅猫さんなのだ☆
とりあえずマーキング書き込みしておくのだ、、、失礼。。。
ジロ

ジロさん、おはようございます!
って、もう昼飯時か〜(爆
> 犬も喰物も登場しない、、、ショボーンxxx
ごめんなさ〜い(^^;
帰りがけに、小町通から脇道に入ったところにあるカレー屋に向かったのですが、
行列していたので回れ右して逃げてきました(笑
猫にも会わなかった今回の鎌倉です。。。
次は、犬が登場しますので!
旅猫

旅猫さんおはようございます。
鎌倉、なかなか訪れる機会がないのですがいい所ですね。とても癒されました。旅猫さんの仏様やお花の写真を見ると、写真の中にゆったりとした時間が流れていて、本当に丁寧に撮影しているんだな…と感じます。
私事ですが、この前横浜に行った時、巨大ネコさん(野良猫)に遭遇しました。その時旅猫さんのプロフィールのネコさんを思い出しました。あのネコさんみたいにかっこよく撮りたかったのですが、興奮のあまりブレブレになってしまいました。写真って本当に難しいですね。
これからもステキな旅行記楽しみにしています。

yumi7さん、こんばんは。
書き込み&投票をありがとうございます!
鎌倉は素敵なところですよ。
有名観光地で人はたくさん来るのですが、静かな場所もたくさんあります。
と言うか、駅から小町通を抜けて八幡様までがやたらに混むだけ(笑
四季それぞれに魅力があるので、何度も訪れてしまいます。
写真を褒めていただきありがとうございます。
でも、結構適当に撮っているのですよ(^^;
カメラ任せですし(笑
巨大猫さんですか!
プロフの猫さんは、小田原で出会いました。
余りの貫禄に、近寄れませんでした(笑
旅猫

こんばんは!!
北鎌倉のお寺めぐり、素敵ですね。
季節の花が行く先々で綺麗に咲き誇っていて心が癒されます。
秋の花はどこか寂しげな印象があって
何となく儚げですよね。
切り株の椅子や、せみの抜け殻など、旅猫さんもまたいろいろと発見されますよね。
洞察力が秀でているのかなぁ。
表紙のお写真の紫の実はなんて言うのですか??
とってもいい感じです。
たらよろ

たらよろさん、こんばんは!
いつもありがとうございます。
数日間、家を空けていました(^^;
秋の花々は、華やかさは無いけど風情がありますよね。
秋の鎌倉で見ると、さらに趣が増して美しいです。
秋から初春にかけては、鎌倉散策に最も適した季節です。
紫陽花の頃の混雑がないので、比較的ゆったりと出来ますので。
> 洞察力が秀でているのかなぁ。
いえいえ、ひとつの場所でゆっくりするので、いろいろと見えてしまうのです(笑
のんびり歩いていると、足元の小さな花や路地裏の景色に眼がいくようです。
> 表紙のお写真の紫の実はなんて言うのですか??
紫式部の園芸種で小紫といいます。
可愛い花も咲くんですよ。
旅猫

旅猫さん、こんばんは!
この前は作りかけのところにお邪魔したので
まだコメントが入ってなくてチェックできなかったんですが、
そー!この花、秋明菊ですよね!
秋にはよくいけばなの花材になってました。
セミの抜け殻ってまだ残ってるんですね。
物悲しい・・・
ジュリまま

ジュリままさん、こんばんは!
いつもありがとうございます♪
> そー!この花、秋明菊ですよね!
そうなんですよ!
日本古来の花では無いのですが、お寺の境内に咲いていると、
昔からそこに咲いているような感じさえ受けます。
> 秋にはよくいけばなの花材になってました。
ジュリままさんは、いけばなもやられるのですか?
素敵な趣味ですね。
季節の花を生ける、いいなぁ。
> セミの抜け殻ってまだ残ってるんですね。
殻って、結構硬そうですよね。
でも、なんだか不思議ですね。
旅猫
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