2014/01/06 - 2014/01/06
1818位(同エリア6873件中)
susuさん
以前からモロッコに行きたいと思っていました。
具体的に計画を練り始めた時に、せっかく遠いモロッコまで行くのだからついでにジブラルタル海峡を渡ってスペインにも行きたいと思いました。そしてスペインまで行くならジブラルタルにも、アンドラにも行ってみたい。
しかし計画を練るにつれ、そのコースで旅するにはかなりの日数が必要だということが分かってきました。こんな日数の休暇が取れる機会なんてあるのか?と思ったら、'13~'14の年末年始休暇は例年よりも長いんですね。旅費の高い年末年始に海外旅行をするなどという発想は私にはなかったんですが出国を早く、帰国を遅くすれば航空券は安いようだ。(カタール航空 カサブランカINバルセロナOUT、108,760円)
この機を逃す手はないと決断し、前後に有給休暇を多めにくっつけて17日間の旅程を組み上げました。
出発前に考えたやりたいことリスト
・マラケシュ発の2泊3日サハラツアーに参加、途中離脱してフェズへ
・タンジェかセウタからスペインに出国
・英領ジブラルタルに行き、入国印をゲット
・グラナダ~バルセロナ間は寝台列車で移動
・日帰りアンドラ旅行
・カタールに入国して一泊
ホテルはほぼ全て予約しましたが交通機関はアンドラ往復のバスしか予約できず、他は現地で手配することに。サハラツアーも催行に不安があったので現地手配。
初めてのアフリカ大陸、トラブルが多いらしいモロッコ→スペイン国境越え、自分史上最長の旅、確定していない移動手段。不安100%で出発しました。果たしてやりたいことリストは完遂出来たのか?結果的に旅程は以下のようになりました。
12/23(月) 成田→ドーハへ
12/24(火) ドーハ→カサブランカ→マラケシュ
12/25(水) マラケシュ
12/26(木) 2泊3日サハラツアー
12/27(金) 2泊3日サハラツアー
12/28(土) 2泊3日サハラツアー→フェズ
12/29(日) フェズ
12/30(月) フェズ→シャウエン
12/31(火) シャウエン→セウタ→アルヘシラス
01/01(水) アルヘシラス→ジブラルタル→アルヘシラス→ロンダ
01/02(木) ロンダ→グラナダ
01/03(金) グラナダ→バルセロナ
01/04(土) バルセロナ→アンドラ→バルセロナ
01/05(日) バルセロナ
01/06(月) バルセロナ→ドーハ
01/07(火) ドーハ→成田へ
01/08(水) 成田着
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今日の15時過ぎのフライトでバルセロナを発ちます。
朝起きた時からずーっと迷っていましたが、やっぱりグエル公園に行っておくことにしました。なぜ迷ったかというとグエル公園は公園のくせに営業開始時刻が遅いんですよね。10時からって。公園を見学して、チェックアウトの12時までに宿に戻って来られるかはギリギリだと思います。道に迷いませんように。
宿があるプラサ・ダ・サンツ駅前からサンツ駅までは一本道。道の突き当たりにサンツ駅が思いっきり見えています。キャリーを引いてサンツ駅に行くなら、階段の多い地下鉄を利用するよりも歩いた方が楽でしょう。今日の午後の為の下見も兼ねて歩き、ついでに朝食が食べられるお店を探しました。昨日食べたお店は良かったけど色々なお店に入ってみたい。 -
クリスマス最終日(主顕節、クリスマスプレゼントはこの日に貰えるらしい)の朝だからか、駅前の通りでも人通りが少なくひっそりとしていました。静まり返った町にこのベランダの人形、不気味すぎる。
開いているお店も少なく、漸くベーカリー兼カフェを見つけたと思ったらショーケースの中には粉砂糖がかかった大きなパンしかなく、イートインスペースは使用不可になっていました。赤や緑のドライフルーツで飾られた円盤型のこのパン、クリスマス用なのかな。 -
サンツ駅前の移動遊園地もひっそり。
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結局サンツ駅中で朝食を頂きました。カフェ・デ・レスタシオ、たぶん直訳で「駅のカフェ」。同じお店が構内に2か所あって、こちらはイートイン可、もう一か所はテイクアウトのみのお店でした。
他に開いているお店が少ないのもあってか、狭い店内は大混雑。 -
指差しで注文した長いチョコパン(1.30EUR≒190円)とカフェ・コン・レチェ(1.50EUR≒220円)。チョコレートたっぷりで美味しい!
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カフェの隣にはバルサのオフィシャルショップがありました。
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空港までのRenfe近郊線の時刻を確認しておきました。空港行きの列車は30分に1本、毎時9分と39分に出ているようです。切符は自販機でも買えます。
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地下鉄を乗り換えてレセップス駅へ。グエル公園のあんまり近くない最寄駅です。
結局地下鉄は3号線と5号線しか乗る機会がなかったなあ。
地下鉄の座席は日本と同じような対面式の他に、このようなボックス席の車両もありました。 -
バルセロナの地下鉄駅には、ホームにモバイル機器の自販機が設置されている所がちらほらありました。私が見た限りでは2~3駅に1駅くらいの割合で。
メモリーカードやイヤホンなど、旅行者にとって有難い商品が揃っています。価格も手頃。 -
レセップス駅にはこんな自販機もありました。コンビニ並みの品揃え!サンドイッチまであります。
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グエル公園に行くのは24番、74番、92番のバス。
レセップス駅周辺を少し歩き回って、24番のバスが停まるバス停を発見しました。 -
降りるバス停の名前は知らないので、気を張って前の電光掲示板と車窓の景色を見つめていました。
降りたのは確かそのままパークグエルっていうバス停だったような。 -
地下鉄と同じ乗り放題券でバスにも乗れます。乗車してから、バスの前方に設置されている機械に切符を差し込みます。
無賃乗車は50EURの罰金らしい。 -
信号待ちの車窓から見えた謎の落書き。日本語で「バルセロナの恥だ」だって!
恥って何が?グエル公園のこと?まさか日本人のこと?と訳が分かりませんでしたが、英語でWALL OF THE SHAME(恥の壁)とも書いてある。この落書きがされている壁自体のことなんだろうか。通った時は工事現場を囲う壁かと思っていましたが、後から写真をよく見るとコンクリート製のちゃんとした壁っぽいな…。 -
謎を残したまま、10時ぴったりにグエル公園に到着。実はここまで来ても入場するかはまだ決めていなかったんですが、ガラガラのチケットブースを見たらフラフラと吸い寄せられてしまいました。
入場料は8.00EUR(約1,160円)、つい3カ月前まで入場無料だったのに高い。行くのを躊躇っていたのは最大の理由はこれです。 -
入ってすぐの所にあった建物。何も知らずに「可愛い建物だな~」だけで通り過ぎる所でしたが、ちょうど建物の前に日本人ツアー客の集団がいて、添乗員さんが「ガウディとガウディのお父さんが暮らしていた家です」と説明している声が聞こえました。へえ~。
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とにかく時間がないので足早に奥へ向かいます。
この丸い岩についても、添乗員さんが何か説明している声が背後から聞こえたけどなんて言ってたかな。躓いて転ぶ人もいるので注意って言ってたかな。 -
見えた!有名なベンチ!
ここに行く途中でチケットのチェックがありました。グエル公園の入場も時間制で、私が購入したチケットは10:00~10:29の間のみ入場可能。退場はいつでも良いようです。 -
高台にあるベンチからは可愛い建物群が見えました。
後から知りましたが、こちらが正門のようです。通りでチケットブースがガラガラなのに公園内に沢山の人がいると思った。駅から歩くとこの正門、バスで来ると私が入った方の入口に辿り着くようです。 -
下に見えるのは、私がさっきから探している物じゃないか?
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いた!トカゲ!これを見なきゃ帰れません。
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下に行く前に波型のベンチを見学。ここは中央広場、ギリシア劇場と名付けられたスペースだそうです。
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広いけどここで何をすればいいんだろう。普通に公園でするような遊びをしていい場所だとも思えないし、屋根もないベンチじゃ直射日光浴びまくりで夏は寛げなさそう。ジョギングしている人もいるけど、まさかわざわざ入場料を払って走りに来てるのか?
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模様が入ったタイルを割って作ったモザイク、綺麗です。
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私も座ってのんびりしたかった。時間がなくて残念です。
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ベンチの横の道を歩いて下へ。
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ベンチの下には柱がいっぱい。
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不思議な構造です。
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念願のトカゲ!
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口から水が溢れているんだなあ、知らなかった。そのせいで下あごに藻が生えまくっているので、ブラシでガシガシ擦りたくなりました。
ここが一番混んでいるのでさっと撮ってさっと撤収。 -
有名な大階段。
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どこに何があるか分からなくてもとにかく歩く。迷っている時間はない。
昨日と違ってこの日は暖かかったので、小走りで歩き回っているうちに汗だくになりました。 -
あの建物も敷地内なのかな?
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坂道を折り返して、もう一ヶ所見たかったものを発見!
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斜めになった通路!
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砕石を利用して作られているそうです。岩を積んだだけのような荒々しい見た目ですが、どうやって接着されてるんだろう。
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洞窟…いや、崖っぷちみたい。確かに自然に溶け込んでいます。
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ここはベンチと違って程良く日影で寛げそう。
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良いですね〜満足!よし戻ろう!
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しかしこんなに急いでいるのに写真撮影を頼まれてしまう私。しかも縦と横の2枚って!私は断じてNOが言えない日本人ではありませんが、頼まれると嫌とは言えない…。
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最後に正門周辺を見学。可愛らしい建物ですが、管理小屋だそう。
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こちらは守衛小屋。
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ヘンゼルとグレーテルに出てくるお菓子の家をイメージしたそうです。もう何というか女性や子供の夢をそのまま実現したかのようなファンシーさ。
管理小屋の中にあるギフトショップには立ち寄る時間などありませんが、この2つの小屋のミニチュアストラップでもあったら結構本気で欲しいくらい可愛い。 -
ああ名残惜しいなあ。
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最後にトカゲを遠目に眺めましたが、人垣が途切れず全体像を見ることは出来ませんでした。
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急いでバス停へ。
ここもチケットチェックの関門。「ここは出口よ、もう帰るの?」と言われましたが、そうなんですもう帰るんです。
30分足らずの滞在でした。 -
これの「GUELL」バージョンもあるんですよね。見つけられなかった。少なくともこれの裏側ではないです。
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やばい道に迷いそう。
同じくバス停近くの駐車場に戻るらしい中国人ツアー客の団体を発見したので、道が分かって助かりました。 -
さらばグエル公園。
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バスに乗ってレセップス駅前に戻ってきました。
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バス停から駅に向かう途中にあった落書き。カオナシ?!
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そして謎の集団。主顕節が関係あるのかなあ。
そのまま地下鉄に乗り、チェックアウト時刻の前に部屋に戻れました。シャワーを浴びて荷造りをしてチェックアウト。オスタルサンツのレセプションは最後まで事務的な…というかそっけない応対で、「アディオス」の一言でした。 -
キャリーを引いてサンツ駅に向かいます。
途中にあった木にはどんぐりが生っていました。1月にどんぐり!サグラダファミリアの生誕のファサード前の公園にもあったけど。
9月に行った中欧は日本でいう11月くらいの気候に感じましたが、スペインの1月も日本の11月みたいでした。 -
サンツ駅前の遊園地、今日は営業しないみたい。
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昼食に駅のカフェでボカディーリョ(3.70EUR≒540円)を購入。
卵焼きと生ハムが挟まっています。ボカディーリョ(スペイン風サンドイッチ)の具といえばこの卵焼きらしいので試してみましたが、全体的に味があんまりない。バターかチーズ的な風味があるだけでした。 -
自販機で水も購入。500mlで1.20EUR(約180円)。高いけど他に買う所がないから仕方がない。
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空港へはRenfe近郊線R-2 Nordで(書いてて自分でも意味が分からない。NordとかSudとか訳分からん)。運賃は4.10EUR(約600円)、これまた当然のようにがっつり値上がりしています。
12:09発の列車に乗りました。空港までは20分くらい。 -
混雑していて座れず、連結部の斜めになった壁に寄り掛かって耐えました。
バイオリンが聞こえるので目を向けると、なんと車内で演奏しているおじさんが。チップを稼いでいるようです。 -
空港駅に着き、長ーい連絡通路を歩いて空港の建物へ。空港の壁にミロの壁画が見えました。こちらの建物がターミナル2で、昔からある方の建物だそうです。昔からある方が1じゃないのが意味分からん。
建物に移動した後にシャトルバスに乗って、新しく出来たターミナル1へ移動。これまた移動が長い!高速道路じゃないのここ?という感じの道路を延々と走りました。どんだけ離れてるんだ1と2。
ターミナル1の建物の外側には扉がずらっと並んでおり、それぞれの扉の上にはそこから入るとカウンターが近い航空会社のロゴが貼り出されています。私が乗るカタール航空のロゴははすぐ手前の扉にありましたが、バスが停車したのは一番奥だったのでかなりの距離を歩いて戻りました。建物に入らず外を歩きましたが、もう信じられないくらい快適な気候でした。天気が良くて暑くも寒くもなく、なんて爽やかな空気!この気候だけでバルセロナが愛せそう。 -
15:10発の便でバルセロナを発ちました。
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遠くに大陸の影が見えました。え、あれアフリカ大陸?!バルセロナ上空から見えるなんて心底びっくり。
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機内食はチキンを選択。トマトクリームソース?もご飯も美味しかったです。
機内エンターテイメントの子供向けチャンネルの中に、スペイン滞在中に大ハマリしたADVENTURE TIMEがあったので、離陸前からずーっとリピートして見続けていました。全部で1時間分もないのに全然飽きない。 -
2回目の機内食、カレーピザとチョコレートケーキ。
日付が変わってからドーハに到着。入国審査は質問が多いものの審査官はにこやかでスムーズでした。9月に入国失敗した時と同様にホテルを予約しているかを聞かれ、YESと答えてそれで済んだかと思ったら他の質問を挟んだ後にホテルの名前を聞かれ、それで済んだかと思ったらまた別の質問の後に改めてバウチャーを見せるよう言われ、バウチャーをじっくりチェックしてホテルの住所がドーハであることを確認していました。
ビザはクレジットカードでスムーズに購入できました。100カタールリヤル(以下QR、2,934円)。
荷物をピックアップして出口へ。ドーハのホテル予約時に無料シャトルバスがあるホテルをわざわざ選び、往復とも利用するつもりで到着と出発の便名、到着・出発予定時刻も伝えて迎えをお願いしていました。出口周辺にはホテル名と乗客名を書いた紙を持っている人が大勢いましたが、私の名前もホテルもどこにもない。…迎えが来てない。色々時間がかかって到着予定時刻から1時間は経っているので、これから来るということもなさそう。
うわーこれはやばい。どうする…?と静かにパニックに。ホテルに電話する?海外で電話ってかけたことないんだけど…。電話で迎えを呼ぶくらいなら自力でホテルまで行く方が難易度低いですが、カタールって女性が1人でタクシーに乗れるのか?というか女性が男性に話しかけてもいいのか?禁忌だったりしない?ハードイスラムの国が未体験過ぎてどこまでOKなのかが分からない。
どちらにしろお金が必要だろうと20EURを両替しました。本当は明日街中で両替するつもりだったんだけど。 -
空港の狭いロビーをうろうろしていたら、外国人労働者らしい男性に「タクシー?」と声を掛けられました。あ、男女で喋って良いんだ!ホテル名を告げると知っていると言う。運賃を聞くと50QRとのこと。レートも何も把握する前でしたがなぜか瞬時に高すぎると思い、断って背を向けました。待って、いくらならいいんだと聞いてくるけど相場が分からん。まあしかし高くても乗らないと始まらないと思い、40QR(約1,200円)で交渉成立。内心パニックになっているので我ながら思考の動きが支離滅裂です。
男性に案内されたのは白い乗用車。ドーハのタクシーって水色じゃなかったっけ?と思ったもののそれ以上深く考えられませんでした。発車してから、そういえば迎えが来ていないのはホテルの落ち度なんだからタクシー代をキャッシュバックして貰えるかもと気が付き、運転手にレシートを頂けますかと頼みました。すると運転手が、「なんだホテルに払ってもらえるのか。それならレシートには50QRって書くよ」と言う。頭が働かなくて理解できませんでしたが、私が払う分が40QRで済むなら何でもいいよと言うと、やっぱり45で!とか言ってきましたが、「You said 40」で押し切る。信号待ちの間にサラッと書いて渡してくれました。
男性は車窓に映る建物を指して説明し、「ほら綺麗な夜景だろう、ハッピーかい?」と尋ねてきましたが、ホテルに迎えに来て貰えなかった時点で全くハッピーじゃない私。テンション上がらん。
中国人?日本人?と聞かれたので日本人だと答えると、そうかそうか、この車はトヨタ製なんだ!と胸を張っていました。ああそうなんだー確かに見慣れた形…と思いつつふと気が付きました。これ白タクじゃん!!今更気付いたけど、乗ったらダメだって言われてる奴じゃん!
逆に男性の国籍を尋ねたらインド出身だそうで、思わず「だと思った」と言ってしまいました。どうしてそう思ったの?と興味津々に聞かれてはぐらかしきれず、「Indian…loves money」と馬鹿正直に思ったまま答えてしまいました。私が言ったことを復唱するなり男性大爆笑。思わず私もつられて笑ってしまいました。あはは!すいませんね!私インド行ったことないのに!でもお噂はかねがね!私が一番熟読している旅行記サイトが『中国初恋』なんだからしょうがない。
しかし男性も自覚があるのか、反論が一切ないのが印象的でした。ひとしきり笑った後に男性が「でも僕はもう10年もカタールに住んでいるんだよ。家族も全員こっちだし…」と結構必死に言い訳していたのも印象的でした。インド人でもフォローできないんかい!(爆笑)
男性はこのフレーズがよっぽど気に入ったらしく、その後も「Indian loves money」をしみじみというか心底感心したようにというか、なんかそんな感じで繰り返しながら思い出し笑いをしていました。たぶん家に帰ったら家族に話すんだろうな…インド人仲間にも。なんかすまん(笑)
やがて車は写真で見たことのあるホテルの前へ。私が予約したホテルだ。「ほらちゃんと着いた!インド人悪くないだろう?」と、やっぱりどこか必死な男性。インドをフォローしたいんですね。なんか可愛いなあ。インド人に騙されても憎めないって聞くのも分かる気がする。っていうか悪いインド人だったら目的地に着かないのか、おっかねーなあ(笑)インドならともかくここはカタールなのに。
支払いの時にも「やっぱり45!」と言ってきましたが、笑いながら「You said 40」と押し切りました。
なんだかインドに行ってみたくなりました。 -
予約したのはアル・ナキールホテル。朝食付き1泊250QR(7,332円)、これでもドーハのホテルでは一番安い方です。
チェックインしながら迎えのことについて苦情を入れ、要望を記入して予約したバウチャーを見せ、キャッシュバックして欲しいんですけど~とタクシーのレシートを見せると、自分の一存では決められないのでマネージャーと相談しますとのこと。
ポーターが部屋に案内してくれ、枕元のスタンドやテレビの付け方も丁寧に教えてくれて出て行った直後に、あっ朝食の時間を聞いてなかった、あとチェックアウトの時間も!と気付いてまたレセプションへ。さっき話したレセプションの男性が私の顔を見るなり50QR札を出して渡してくれました。えっいいの?マネージャーと話してなくない?そして私が運転手に払ったのは40QRなのに、こうして手元に戻ってきたのは50QR。運転手が言ってたのはこういうことだったのか!なんて奴だ(笑)、頭が働かなくて気が付かなかった。期せずして10QR(約300円)儲かりました。
朝食は10時まで、チェックアウトは5時だそう。カウンターにチェックアウトは2時と書いてある札が置いてあったので、朝の5時から14時までということかと思ったら、どうも話が噛み合わない。よくよく聞いてみたら夕方の5時チェックアウトでいいとのこと。えっいいの?帰りの便は夜中なので凄く助かる。これが送迎を忘れたことに対するお詫びなのか、それともチェックインが遅かったからなのかは分かりませんでした。
部屋は狭くて古い。バスルームも綺麗に見えるかもしれませんが、シャワーカーテンとかカビで真っ黒です。
衛星放送が見られるテレビがセールスポイントの1つのようでしたが、チャンネルが少ない上に映りが悪く、時々電源が切れる。しかし3chでは延々と巡礼の様子?が放映されていたのが面白かったです。何かの周りを大勢の人がゆっくりぐるぐる廻っている。大小様々な会場を映しているようで、時々映像が切り替わります。メッカもあるのかな。
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この旅行記へのコメント (3)
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- mireiraさん 2014/12/09 23:54:19
- 友達のエジプト人が
- いま、ドーハ経由でエジプトに帰っています。ドーハ楽しみに次回みます
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- あっぷるさん 2014/03/27 01:11:15
- 面白かったです☆
- susuさん
始めまして。
テンポの良い書き込みに思わず読みふけってしまいました。
ケチャップスリ、未遂で終わって良かったですね。
しっかしファンデとは落ちないものを使ってくれましたね〜。
私はグエル公園で鳥のフンが落ちてきて、「大丈夫?!」なんて親切に声を掛けてくれたカップルに危うくすられる所でした。緑のタバスコでした。鳥の飛び立つ音まで演出して、すっかり騙されるところでした。
その公園も有料、しかも時間制になってしまったとは、気軽に行けなくなりましたね。
年末年始のスペインは寒くはないんですね。
長期間の長旅、お疲れ様でした☆
- susuさん からの返信 2014/03/27 01:55:04
- RE: 面白かったです☆
- あっぷるさん
旅行記を読んで下さってありがとうございます!
楽しんでいただけたならとても嬉しいです。
ケチャップスリはショックでしたね〜。
ファンデは手持ちのクレンジングで綺麗に落とせたのが幸いでした。
相当腹が立ちましたが、ペンキとかじゃなかっただけ良かったです。
あっぷるさんもケチャップ(タバスコ)スリにやられたんですか!そちらも未遂で良かったですね。
親切な人を装ってというのがますます腹立ちますよね。おかげで暫く人間不信になりました。
グエル公園有料化は残念です。しかしあっぷるさんのお話で気が付きましたが、公園内にスリが入って来なくなるという利点がありそうですね。8ユーロという高額な入場料設定もその理由なら納得です。
年末年始のスペインは、同じ時期の日本と比べるとだいぶ暖かかったです。
それなりに寒い日もありましたが、雪は降りそうもない気温でした。
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