カザフスタン戦記2007(その9):きゃわださんの旅行ブログ
8月1日
グルナル先生の知り合いでアクトベに住んでいる植物学者にアクトベ周辺で調査できる場所を紹介してもらう。
カラトゥベという場所で調査。ここはその植物学者の出身地に近く、状況や土地利用履歴もよく分かる場所だった。そして、ここも360度地平線の広大な草原だった。アクトベの研究者から
「なぜ日本人がユーラシア草原の調査をするのか」
という率直な疑問を尋ねられた。相当デカイ規模のお話になったが、たどたどしい英語で答えると、どうにか理解してもらえたようだった。
調査にかかる仕事量は比較的簡単だった。しかしあまりの暑さと連日の調査疲れで、草を見ながら意識もうろうとしたり手に持っている袋を探したり、ちょっと休息が必要な状況だった。
どうにかこうにか調査は終了。夜はN村先生のおごりで送別会。最初はホテル横のビアガーデンに行くが、12杯を頼んだところで
「ビールを用意するのに30分かかる」
というお店の回答。このペースの違いは、のどの渇いた日本人には厳しい。積極的に手伝ってどんどん準備すると
「そんなに急いで、これからどこへ行くのか」
と聞かれてしまった。そんなに慌てているように見えるのだろうか。しかもビール12杯注文した段階で、
「もう出せる料理がない」
と断られてしまう。もはや、やる気0%である。ぐいっとビールを飲み干して、次の店に向かう。確かに周辺の様子と比べると、日本人のペースは早めかもしれない。あのスローライフっぷりは、ちょっと見習っても良いかもしれない。
仕方がないので、ホテル横にあるビアガーデンに移動。そこではビールも出るし、コニャックも出るし、店員は近年まれに見る忙しさだったろう。飲んで、騒いで、歌って、踊っての大騒ぎの送別会になった。
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