【第2回】 ローカル私鉄電車紀行 〜北陸鉄道浅野川線〜:STAMP MANIAさんの旅行ブログ
JR金沢駅は新幹線開業を控えて立派な駅舎が完成していた。
駅の入口は何だかよく分からない巨大な門。
この地下に北陸鉄道の駅がある。
浅野川線の北鉄金沢駅は立派な地下道の一角にある。
券売機と改札口があるだけの簡単な構造。
こんな小さな駅にもちゃんと待合室があるのはローカル私鉄ならでは。
改札を抜けるとすぐに1面2線のコンパクトなプラットホーム。
運転間隔はだいたい2本/1h。
もう少し多くてもよいかもしれない。
車両は京王井の頭線の旧型車を2両編成に改造したもの。
ワンマン運転なので、運転席後部にバスのものと同じ運賃表・運賃箱がある。
無人駅から乗車する場合は、乗車口で整理券を取り、降車駅では運賃箱に現金を投入する。
完全にバスと同じシステム。
無人駅から乗車し、北鉄金沢駅(有人)で降車する場合は、改札口で駅員に整理券と現金を手渡しする。
北鉄金沢駅の改札口にはICカードの読取機が設置されていた。
しかし使っている客は見なかった。
それもそのはずで、今のところ浅野川線では北鉄金沢駅←→内灘駅の定期券のみにしか対応していないようだ。
終点まで往復してみたいところだが、寄り道旅行で時間もなかったので、今回は4駅先の割出駅まで往復してみた。
単線の線路は住宅街の中を走る。
浅野川線は6.8kmの距離に12の駅があるので、平均駅間間隔は約600m。
路面電車並みに気軽に利用できそうだ。
割出駅は1面1線の小さな駅。
典型的なローカル私鉄の駅、といった雰囲気。
一応、小さな切符売場はあるが、日中は無人となり、運賃は車内で整理券を取り、降車駅で現金清算となる。
周囲はそれなりに開けている。
北鉄金沢駅からここまでの乗車時間は5分。
運賃は170円と安いが、その後一気に240円→310円と上がる。
こんな短い路線で70円ずつ運賃が上がるとは、ちょっと驚き。
路線全体としてはそれほど運賃が安いとは言えないだろう。
割出駅は、日本国内の鉄道駅を五十音順に並べたとき、一番最後に来る駅らしい。
「わる」「われ」「わん」で始まる駅名があるそうなものだが、どうやら無いようだ。
金沢ではJRにも乗った。
やってきた車両は「食パンマン」みたいな電車。
かつて寝台電車として走っていた電車を改造したもの。
この車両は中間車を先頭車化改造したものなので、食パン型をしているが、車両によっては普通の特急型をしたのものもある。
車内はデッキドアを取り除き、客室の半分程はロングシート化されている。
ボックスシート部分はそのまま。
元寝台車だけあって、ボックスシートのシートピッチは広く、向かいに座った人と膝がぶつかることはない。
普通列車としては非常に快適だが、特急列車としては(現役当時は昼行特急としても使われていた)、リクライニングしないボックスシートはかなり貧相な設備だ。
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