盛岡 市内めぐり:TAKEおじさんの旅行ブログ
1日目 盛岡 市内めぐり
岩手山
6時過ぎに起床。家を7時10分に出て、先月角館に行ったときより早い8時半頃の「はやて」で盛岡へ2時間半の旅。東京から一眠りするともう盛岡だ。今回の旅行は、私は日帰りなので時間の掛る東北の仏像は諦め、盛岡市内を気の向くまま回る事にする。行き先は岩山漆芸美術館しか決めていなかったので、盛岡の観光案内所で地図を貰って考える。漆芸美術館はバスの本数が少なく、まだ1時間も有ったので、「啄木の新婚の家」目指して歩く。程なく北上川に差し掛かると、岩手山が綺麗に見える。NHKの朝ドラ「どんど晴れ」でお馴染みらしいが、北上川から見た岩手山はどっしりしていて良い。街中からこんなに綺麗な山を見られるとは、盛岡市民にはさぞ愛されている事と思う。天気も良いので、まだ薄っすらと残っている残雪も良く見える。
啄木・節子の部屋
「石川啄木の新婚の家」に着く。予想通りの田舎家で無料で公開しているのが嬉しい。啄木・節子の新婚の頃が想像される。修学旅行の女学生が部屋を占拠していた。
岩山漆芸美術館
11:20の岩手バスで、今日の第1目的地である「岩山漆芸美術館」へ。平日なせいか、我々以外誰も居ないようだ。岩山漆芸美術館は2004年に旧盛岡橋本美術館が閉館なるのを引き継いで、韓国の漆芸家の全龍福(チョン・ヨンボク)氏が自身の漆作品等を展示し漆中心の美術館にしたもの。
岩手の魂(HPより)
受付で、初めて来ましたと言ったら、学芸員らしい人(後で分かったが教室のお弟子さん)が、館内の作品を一緒に回ってくれて懇切丁寧に説明してくれる。ご自分も作品を作っているので如何に漆作品が大変な事か(塗って乾かして削って・・・これを1週間ごとに繰り返して完成させる)作品を見ながら微に入り細に入り説明してくれる。初めに見た「岩手の魂」は、この美術館を作るときに全先生が作成した、18m ×2.42mの世界最大級の作品で岩手山など岩手にちなんだ絵が随所に出てくる凄い作品だ。その圧倒的なスケールに驚かされる。漆は今まで輪島塗で見るような器などに塗るだけと思っていたが、他の絵画にも負けず立派な絵画芸術だった。
全龍福先生と
一通り見た後に、思いがけずに全先生を紹介してくださった。日本語も上手な気さくな方で、美術館の改装が大変だった事や、有名な目黒雅叙園の漆作品修復の話など楽しく聴けた。まだまだ日本では知られていないのが残念な様だった。今度、目黒雅叙園に行ってみよう。
(2009年にヨン様もここを1W訪れた)
鬼の手形
お寺ばかりの道を駅方向に歩いていたら、「鬼の手形」成る標識が出てきて、何だろうと誘われて行ってみる。民話で鬼を巨大な三つ石に縛り付けて、三つ石に約束の手形を押して許したそうな。岩に手形で岩手に成ったそうな。ホントかしら。岩の間の家の壁に鬼の手形が付いている。(アップして見てください)。
石割桜
さらに歩いて歩いて、裁判所の石割桜を見る。巨大な花崗岩の岩の狭い割れ目に直径約1.35メートル、 樹齢が360年を越えるといわれるエドヒガンザクラが写真の様に咲いている。桜の時期にはさぞかし見事だろうと予想される。根性有るさくらだ
じゃじゃめん
2度目の昼食は盛岡名物の「じゃじゃめん」、キュウリ、ネギ、肉みそが入って「ジャージャー麺」から派生したそうだ。汁が入っていないのでちょっと食べにくいが。
盛岡城跡
一息入れて、ふたたび「でんでんむし」で盛岡城跡へ。天気もよく、緑も繁っており、気持ちの良い公園に成っている。
南部藩主の居城であった盛岡城の旧跡。盛岡城は28代藩主重直の時代寛永10年(1633)に完成。
岩手銀行中の橋支店
公園を抜けると、岩手銀行がすぐ。赤レンガの壁と緑のドームが印象深い建物で、明治44(1911)年の竣工の重要文化財である。この銀行は現役であるというから驚く。
啄木/賢治青春館 旧九十銀行
また少し行くと今度は、「啄木・賢治青春館」である。啄木・賢治の盛岡時代の資料を展示してあり、また建物自体が旧第九十国立銀行本店であり、ここも国の重要文化財に指定されている。
岩手県立美術館
ここからようやく最終地は岩手県立美術館と決めて、タクシーを拾って向かう。夕方に成っていたがまだ岩手山は見える。タクシーの運転手とそんな話をしていたら、いきなり運転手が撮った冬の岩手山の写真(A4サイズ)を見せてくれる。非番の時に20分車を走らせて撮ったそうで、見事な写真だった。宜しければと、小型サイズを頂く。勿論、その分チップを出したけど。さて、県立美術館、その立派な建物に驚かされる。
りっぱな美術館だった
スタッフも各部屋に見張り番が居て、明らか見学者よりスタッフの方が多い。金がかかってるなぁと思い、税金は?とも思ったが、来週からのピカソの特別展始まれば一杯に成るだろう。地方の美術館はその土地出身の美術家の作品が多いので、思わぬ発見が有って楽しい。ここも、萬鐵五郎、松本竣介、舟越保武ら、岩手ゆかりの作家の作品を収蔵して、展示室には作品ごとのパンフレットも置いて有り言うこと無し。なかなか面白い。
術館の庭から 帰宅
6時半を過ぎて、またタクシーを呼んで盛岡駅まで。駅前の飲み屋で食事して相棒と別れる。昼前から随分とあちらこちらを見たものだと感心するが、まだ見残したところは多い。また来よう。
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