「求道会館」訪問記 :Tamegaiさんの旅行ブログ
文京区本郷にある「求道会館」を訪ねる機会がありました。
建築家武田五一が設計し、1915年(大正4)に完成した仏教会館ですが、ヨーロッパの教会と日本の寺社建築の様式が融合したような建物ですが、50年ほど放置され、封鎖されたままになっていました。その間全く使用されず、荒廃していましたが、近年修理が完成し、87年前の姿に復元されました。
内部は仏教を広めるための施設として作られていながら、ステンドグラスを用いたり、教会の祭壇風の演壇があったリ、また畳のかわりに椅子が置かれています。一風変わった建物ですが、その場に漂う、静かな空間に魅せられました。
* 求道会館ホームページ:http://www.kyudo-kaikan.org/
道路側から見た求道会館の入口です。
これが仏教会館だとはとても思えません。まるで西欧のキリスト教会のように見えます。
浄土真宗大谷派の僧侶であった近角常観(ちかずみ じょうかん)(1870〜1941)は、1902年(明治35)、自からのヨーロッパ留学の体験を踏まえ、青年学徒と寝起きを共にして自からの信仰体験を語り継ぐ場としての求道会館を本郷に地に開きました。
会堂をぐるりと回るようにして、2階にはギャラリーがあります。
そこには畳敷きで、会衆が座って様々な式に参列できるようになっています。
ギャラリーの手前には手すりが設けられていますが、それが「卍」の形をしていています。
2階の窓から「求道学舎」の建物が見えます。
求道学舎は求道会館で学ぶ学徒の寄宿舎でしたが、今では一般の共同住宅となっています。
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