2009/01/25 - 2009/01/25
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sportcrossさん
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スポクロ旅行記をご愛読のみなさま、
あけましておめでとうございます♪
いつもご愛読ありがとうございます。
今年も、よろしくお願いいたします。
年明け、仕事が多忙でなかなか4traを更新することが
できなかったのですが、なんとかやっております…。
さて、今回は瀬戸内海に浮かぶ、香川県の直島へ行きました。
直島といえば、ベネッセのアートプロジェクトの島。
あれだけ騒いでいて、これだけ近いのに
なかなか足を運ばなかったスポクロ。。
いや、興味はあったのですが、人混みがちょっと…。
そんなわけで、日帰り直島の旅へGO!
★CAUTION★
美術館および家プロジェクト内部は撮影不可でした。
そのため、外部のみ撮影しました。
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 船 自家用車
-
いつもよりのんびりの出発、およそ40分ほどで
宇野港フェリー乗り場へ到着しました。
11:00の便で直島へ向かいます。
島内では車の方が便利がいいので、車も運びました。
*四国汽船*
所要20分、大人220円
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~shikoku/
なお、直島へ向かうルートとしては、
フェリーの他、同じ四国汽船が運行する
小型旅客船などがあります。
JR宇野駅より宇野港までは徒歩5分ほど。
直島島内にも循環バスが走っているので、
車でなくとも観光は楽しめそうです。
*直島町営バス「すなおくん」*
大人100円
http://www.town.naoshima.kagawa.jp/pdf/busjikoku2007.pdf -
宇野港からわずか20分の短い船旅・・・
直島の宮之浦港へ到着です! -
直島では、まず『家プロジェクト』へ。
フェリーを降り、県道256号線を宮之浦港より
本村(ほんむら)港側へ向かうこと5分ほど。
本村港より手前、直島町役場を過ぎたあたりに、
観光客用の駐車場(8台)があります。
家プロ散策ならこの駐車場からが便利なのですが、
台数が少ないので、満車の場合は、
南寺側の駐車場等へまわりましょう。
そうそう!
直島めぐりをするなら、この地図があると便利ですよ♪
*必携!エリア情報マップ(PDF)*
http://www.naoshima.net/en/pdf_guidemap_download/naoshima-areamap-info.pdf -
おおっと、その前に・・・混雑しないうちにランチへ!!
駐車場から徒歩5分ほど、コチラのお店へ。。
*カフェまるや*
http://cafe-maruya.jp/index.html -
家を改築したお店なので外観はもちろん、
内部も普通のお宅。和室もありました!
それなのにオシャレです♪
ゴハン、待っている間に
ポストカードや携帯ストラップなど、
小物雑貨の販売コーナーでは
目を楽しませてくれます。 -
私がこの日、食したのは・・・
-
まるやカレー。
こんな小細工がされていました(笑)
カレーはスパイシーではなく、やさしい味でした☆ -
まるやカフェでは、
本村地区で展開されている
『家プロジェクト』の鑑賞チケットを販売。
その他、ベネッセハウスや
本村ラウンジ&アーカイブ、
直島町観光案内所(海の駅なおしま内)、
植田たばこ店などでも販売しています。
大人1名1000円也。
チケットを購入して、
家プロジェクトを見学へGO! -
*家プロジェクト*
http://www.naoshima-is.co.jp/concept/art/ie_project.html
アーティストが本村地区にて家屋を改修して、
それを作品とするプロジェクト。
集落全体がアートになっているのです! -
で、まずはこちらの作品”はいしゃ”へ。
*はいしゃ*
大竹伸朗作
歯科医院兼住居であった建物を作品化しています。
建物の中には、自由の女神がいたり… -
2階建てなのに、
7F・2F・3F・6Fって・・・看板があったり。 -
妙な角が生えていたり…。
昔、この建物を使っていた歯医者さんは、
これを見てどんな思いをされるのでしょう。。
ん?歯がゆい??
さ、次に行きましょう! -
家プロの次なる作品へ向かっている途中。
いっちょ場というところの壁に、アートなものを発見!
いしかわかずはる氏の「少年」という作品。
*いしかわかずはる*
http://www.geocities.jp/wee_alive/
この作品、毛糸でできているのです!!
なお、カフェまるやでもこの作品のモデル「少年」の
手拭いを販売していました♪ -
そしてアートな壁のあるこの場所には、
水路がありました。
ん?ここは小さな島なのに水路??
ここは昔、島の実力者である
橋本屋善兵衛の屋敷があったそうで、
水路はその名残だそうです。
で、休憩所になっているばしょにあるのは
”いっちょ台”と呼ばれているもの。
「一畳ほどの台」がなまって、
そう呼ばれるようになったとか。
ここで夕涼みをしたり、将棋をしたりして、
島の人々はこのいっちょ台で
それぞれ楽しんでいたそうです。 -
家プロジェクト、二軒目は…
*石橋*
千住博作
奥の白い蔵の中を見学できます。
白い壁面と蔵の中の暗黒の空間、
そして木漏れ日と静寂さがそこに広がります。 -
本村港。
今日は休日だからでしょうか、港も静かです。 -
農協のとなりにある、
本村ラウンジ&アーカイブ。
直島内のベネッセ関連プロジェクトの
関連書籍やグッズを販売。
その他、アートに関する情報発信も行っています。 -
そこに石段があったので、登ってみました(笑)
すると… -
ここに城があったそうです。
*高原城址*
今からおよそ400年前に築城された後、
1781年、天明の大火の際に焼失したと推測されているそうです。
現在は、平らな土地に雑草が生い茂っていました。 -
ここは高台なので、本村港の一部を眺められます。
眺めがいいです!
城主もこの景色を楽しんでいたことでしょう。 -
ここも家プロジェクトのひとつ。
無料で見学できますが・・・
*護王神社*
杉本博司作
白い砂利と透明な階段が神秘的。 -
さて、護王神社から石段を下るところ、
本村地区の街並みが眺められます。 -
家プロジェクト、続いては…
*南寺*
ジェームズ・タレル作
安藤忠雄設計
この南寺の見学は入れ替わり制。
決められた時間に、決められた定員で
入場します。
室内は暗闇。
壁を手でさわって、現在地を確認し、
指定された座席に座り、しばらく暗闇を見続けます。
すると…目の前に白いスクリーンが見えたり、
見えなかった壁がみえるようになるという感覚を
楽しむところです。 -
さて、2時間ほど散策していたので、
「そろそろ一服したいなー」と思っていました。
その時…
「CAFE Naka-Oku」の看板を発見!
足は自然と、看板の案内に従っていました♪ -
すると、古民家に到着。
*Cafe Salon "Naka-Oku"*
http://www.naka-oku.com/
香川郡直島町本村1167
TEL:087-892-3887
11:30〜21:00 -
こちらのお店はなんと
1月17日にオープンしたばかりなのだそうです。
インテリアも落ち着いており、店内も静か。
マスターのコーヒーの淹れ方もこだわっているようで、
これはかなりの期待ができます♪ -
コーヒーは深煎りでスポクロ好み!
最近はおしゃれなカフェは増えたけど、
正直、コーヒーのおいしさに感動する店って
なかなか見つからないんですよね…。
しかし、こちらの店はまた通いたくなるほどです★
できれば、有名にならず
静寂さとコーヒーの味を保ってほしいな。 -
カフェでゆっくり休めたので、
再び家プロジェクトへGO!
お次は…
*角屋*
宮島達男作
1998年の家プロ第1弾より公開されている角屋。
室内は池があり、
デジタル表示の数字がちりばめられています。
デジタルの数字も、全てが同じフォントなのに、
数字の増減、変化の速さ、色などがひとつひとつ
異なっていて、暗い室内で光っているので、
幻想的でした。 -
*碁会所*
須田悦弘作
昔、囲碁をする場所として近所の人々がここに集まっていたことからつくられたそうです。
この建物をくぐると、中には庭が広がり、
椿の木が中央に植えられていました。
そして、2つある室内には、木でつくられた椿の花が
対照的に置かれていました。
作者は速水御舟の「名樹散椿」から発想されたそうです。 -
次に本村地区より車で10分ほどの地中美術館へ向かいました。
*地中美術館*
http://www.chichu.jp/j/
画像はチケットセンター。
車はこのチケットセンター前にとめられますが、
美術館入口はここから車道を100メートル歩いたところにありました。
*芸術作品*
http://www.chichu.jp/j/works/
どの作品も斬新な設計で、驚きの視界が広がり、
なんだか、仕事で新しい発想が生まれそうな、
そんな気持ちになれました。 -
*ベネッセハウスミュージアム*
http://www.naoshima-is.co.jp/concept/art/benesse_house.html
ベネッセハウスエリア内には、
宿泊者以外は車をとめることができないため、
つつじ荘に隣接する駐車場へ。
そこから無料シャトルバスを利用しましょう。
*つつじ荘*
http://www.naoshima.net/stay/tsutsuji_sou/index.html
*無料シャトルバス時刻表*
2009.1現在
つつじ荘→地中美術館
10:00,11:40,12:50,15:00,15:53,17:20
地中美術館→つつじ荘
10:09,11:50,13:00,15:10,16:03,17:30
(繁忙期は便数が増えるそうです。)
こちらの美術館も様々なアート作品が
数多く展示されているのですが、
1Fから2Fへあがるループ状の階段をあがる途中、
左手の壁に雑草が生えています。
よーく考えるとこんなところに草が生えるわけがなく。
もちろんつくりもの。
これも作品ですのでお見逃しなく! -
ミュージアムをでて、駐車場まで徒歩で戻ります。
まっすぐ歩くとおよそ10分強でつくそうです。
途中、ショートカットできる道を行きのシャトルバスの運転手さんに教えてもらい、その道を歩きつつも、
道中の様々な屋外作品を鑑賞しました。
*屋外作品*
http://www.naoshima-is.co.jp/concept/art/work.html
で、画像の作品は
『三枚の正方形』ジョージ・リッキー作。
3枚の重そうな鉄板が
風向きによって角度を変え、作品の表情も変えます。 -
こちらは…
『茶のめ』片瀬和夫作。
「お茶でもどうぞ。」という
もてなしの気持ちを表現しているそうです。 -
ベネッセハウスギフトショップ前では、
派手なこの方がお出迎え。
『腰掛』ニキ・ド・サンファール作。
隣に座って、記念撮影はいかがでしょうか♪
派手故に明るいイメージですが、
飼い犬を隣に、新聞をのんびり読んでいる様子は、
時間がゆったり流れる直島の風景に合っている気がします。 -
『猫』ニキ・ド・サンファール作。
先ほどと同じ作者の作品なので派手(笑)
しかもデカイ!!
下は親猫で、子猫を持ち上げているイメージ。
ウーム、アートですねーこの感覚。
私のような普通の人間ではとても発想できない作品です。 -
『象』ニキ・ド・サンファール作。
先ほどの猫に比べて、象は小さいなぁ(汗)
ちなみに、象の背中に座れます。 -
この頭はっ!!
-
直島アートを代表する作品、
『南瓜』草間彌生作。
日のあたりかたや、波の高さで変化する海の表情などで、
南瓜も常に表情を変えているように感じました。
なおこの作品のペーパーウエイトなど、
関連商品がベネッセハウスのギフトショップなどで
販売されていました。 -
宮之浦港にもどってきました。
フェリーターミナルは観光案内所やお土産店、
軽食コーナーなんかもあり、待ち時間を有効に楽しむことができます。 -
フェリーターミナルより海よりの公園にも
南瓜が!しかもこちらは赤!!なお作者は同じです。
そして、こちらはなんと、 -
中にも入れるんです♪
すっかり子どもの気分で、はしゃぎました。 -
16:40
フェリーにて宇野港へむけて出発です。
瀬戸内海に日が沈みます。
日帰りでも楽しめるものですね★
しかし今度はベネッセハウスに泊まってみたい…
と思いました。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- けーしちょーさん 2009/03/02 13:01:40
- 直島!
- スポクロさん。
これはこれは。直島に日帰りでしたか?
なんか、一泊しないと行けないようなイメージを抱いていたので
とても新鮮でした。
金沢の21世紀美術館を見た後だと
「あ!タレル!」
とか、作者名にヤケに反応がいい(爆)
行きたいなぁ。
けーしちょー拝
- sportcrossさん からの返信 2009/03/06 00:04:04
- RE: 直島!
- けーしちょーさん、いつもご訪問ありがとうございます!
直島は近いですよー
でもいつかアートなベネッセハウスに泊まってみたいです。
パオとかも気になる次第です。
21世紀美術館にあるタレルの作品はたしか、
金沢の美しい青空を楽しめるアレですね?!
南寺も面白い空間でしたよ。閉所恐怖症の方にはとてもお勧めできませんが・・・。
機会があったらぜひお越しください♪
-
- がんもさん 2009/02/26 21:37:34
- あ!
- このカボチャ?福岡の美術館で見たことがあります。
本場は直島なんですね。すごい!
島全体でアートな取り組みをしているってすごいですよね。
スポクロさんは日帰りでいかれたのですね?
羨ましいなぁ。
がんもより
- sportcrossさん からの返信 2009/02/28 00:06:18
- RE: あ!
- がんもさん、いつもご訪問ありがとうございます♪
やっと、旅行記できました…ふぅ。
直島は近いので日帰りは可能なんですよー。
初でしたが、また行ってみたいところとなりました。
へぇーあのかぼちゃは福岡の美術館にあるんですか?
そちらも観てみたいです!
がんもさんの旅行記も落ち着いたらぜひ拝見させてください!
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