南イタリア周遊（ローマ、マテーラ、アマルフィ、ポジターノ、タオルミーナ、パレルモ）～５日目

2011/07/16 - 2011/08/02

５日目はポジターノから日帰りでカプリ島に出発。
帰りの船は拠点のポジターノではなく、ソレントに向かい、
ソレントの中心部を歩き回ってから、
sita社のバスで戻ってこようという計画だったが……

１日目の旅行記
http://4travel.jp/traveler/sophialaw/album/10652211/

エリア カプリ島(イタリア)

前日に時間を調べておいたのだが、
朝一の船はなぜか欠航。

こういうのはこのあたりでは常識のようなので、
気にするだけ損。
切り替えて、１時間後くらいの第二便で出発。

船着き場は、多方面へ向かう船を待つ人たちで大賑わい。
基本、超トップシーズンでなければ、
カプリまでは座れそうだったが、特に船酔いあるひとは、
早めにスタンバイして座席を確保しておいたほうがいい。

30分〜45分でカプリに到着。
船はけっこう揺れる。

道中、外人とカメラ談義で盛り上がっていた。
当時最新だった、ソニーのミラーレス一眼が
かなり新奇なものに映ったらしい。

帰りの船の時間も念のためチェック！

チケット売り場のわきにある海。
ここですら相当キレイ。

ただ、あまり海水浴客は見かけなかった。

カプリと言えば青の洞窟。
だが、この日は行きの船の揺れ具合から怪しいかなと
思っていた通り、波が高くて入場禁止に。

かなりいい天気だったが、天気というよりは波の問題が
大きいらしい。

予定を変更し、まずはケーブルカーでカプリ地区へ。

ケーブルカーは待ち時間が約30分。
乗るのは10分くらいなのに。

マリーナからバス、またはタクシーという手段もあるが、
いかんせん、バスは供給が全く足りていない。
バスがありすぎるとタクシーで生計立ててる人に影響が
出るからみたいな配慮があるのかと疑ってしまうくらい使えない。

このあたりから、どうもカプリは自分たちに
あっていないんじゃないかという雰囲気に。
賑わっているのは大いに結構なんだが、ナポリからも
簡単にアクセスできる分、人が多すぎて飽和状態。
日本人も団体ツアー含め相当数いるため、
THE 観光地という感じが嫌いな人はパスしたほうが賢明か。

もしくは、日帰りという弾丸はやめて、
２〜３日滞在しながら過ごすなら違った楽しみ方が見つかる気も。

ケーブルカーを降りて少し進むとこんな広場が。

上からのパノラマはなかなかの絶景。

ブランドストリートには
一通り有名ショップがそろっている。

熱いので、
とりあえずジェラート買い食い。

人が少なく、景色のいい場所をめざし、
アウグスト公園に。

南国っぽい花がたくさん咲いている。

展望台からの景色。

高そうなホテルで軽食。
日本人とわかったのか、スシを勧められ、
「まずかったら金はいらないぜ」との強気に負け、
怖いもの見たさでオーダー。

スーパーで売っているパック寿司の中でも
安いやつというクオリティのスシセットが出てきた。

カプリからアナカプリまでバスで移動。

アナカプリのメイン広場周辺も土産物屋がいっぱい。

サン・ミケーレ教会。

マジョルカ焼のタイルが有名。
上から見ると一望できる。

カプリっぽい雰囲気は楽しめたということで、
早めの撤退を決断。
が、アナカプリからマリーナグランデへのバスが、
待てども待てども来る気配なし＆大行列。

しびれを切らして、同じ列で待っていた家族と
相乗りタクシーで一気に港へ。
（タクシーは６〜７人乗れるオープンタイプのがある）

帰りは計画通りソレント経由。
けっこうな断崖絶壁。

ソレント到着。

港前の広場。

勾配のきついところに道路をつくっている影響から、
道が細く、超急カーブになっているのが特徴。

ソレントは徒歩で充分に回れる規模なので、
港から中心部までは歩いて上る。

観光に便利なプチトランもある。

中心部の土産物店。
今回アマルフィ海岸を回った中での物価の高さは、
ポジターノ＞ソレント＞アマルフィという順で、
意外にもアマルフィはそれほど高くなかった印象。

リモンチェロはソレントで買おうと
決めていたので即決。

買い物の後は、帰りのバス亭めざして駅に。

奥に見えるのが、ヴェスビオ周遊鉄道の駅。
アマルフィ行きのバス停もこの前にある。

バス停を確認し、タバッキにチケットを買いに行くと、
「方面はどっちだ？」聞かれ、
アマルフィ方面と答えると、帰ってきた答えはストライキ…

って言われても、もうフェリーはないし、
（夏季でも18時くらいまで）
タクシーだと150ユーロくらいかかりそうなんだが…

リアルにソレントに一泊したほうが安いんじゃないかという
アイデアもよぎったが、ここは行動するしかない。

バス停付近で同じくおろおろしていた
外国人カップルに突撃。
目的地を聞くと、プライアーノというからこれはいける。

そこにちょうど現地人で困っていた写真の夫婦も加え、
（ソレントからすぐの高台の町に住んでいるらしい）
イタリア語で交渉してもらって、
３組相乗りでディスカウント。
我々はなんとか２人で50ユーロに。

バスなら１人５ユーロくらいなんだが、
この体験は記憶に残るトラブルとして
プライスレスな価値があったと言い聞かせている。

タクシーからの眺め。

無事帰ってこれたポジターノ。
車なので、もっとも高い場所に到着する。

階段をぐんぐん降りて、
見覚えのある道まで。

やっと落ちついて夕食。

この日はtripadvisorで当時上位３位以内に入っていた、
Ristorante Saraceno d'Oroに予約なしで入店。

前日行ったnext2のすぐ先にあり、
雰囲気もよさそうだったのでチョイスした。

イワシのマリネ。

ポルチーニのラビオリ。

プッタネスカ。

白身魚のアクアパッツァ。

入店時はがらがらだったが、
帰るときにはテラスも含めてほぼ満席。

やはり予約なしの場合は７時くらいまでに入店がベター。
店の評価は、味の評価という意味では、
ポジターノで上位３位まではいかないという印象だが、
もちろん、充分に満足できるクオリティで、
値段が良心的なのもいい。

今回言った店の中では、もっともカジュアルで、
家庭的な料理が楽しめた。

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