2009/02/12 - 2009/02/22
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Riflettoreさん
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熟年ライダー5人で、タイ・チェンマイ・チェンダオ市から、タイカブを駆ってチェンコン(タイ)のボーダーからメコン川を渡り、フェーサイ→ルアンナムター→ムアンシン→中国国境ボーテン→オドムサイ→世界遺産都市ルアンパバーン→サイヤブリ→外国人に開放したばかりのムアンゲン(ラオス)→フェイコン(タイ)間のボーダーを抜けて、チャンクランに一泊し、チェンダオ市に戻るまで、ラオス北部を中心に1800kmを走り抜けた、『ゴールデントライアングル・バイクツーリング』と呼ぶにはおぞましいが、ややせわしく走り抜けた、一週間の旅。
それでも、外国人観光客で賑わうルアンパバーンでは、半日ほどかけてパークオーまで往復する、メコン川の船旅を楽しむゆとりもあって、充実したラオス旅行となりました。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 航空会社
- タイ国際航空
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-
ふとしたきっかけ。それは、タイ・チェンマイ県・チェンダオ在住の日本人の友達Tさんから届いた、ラオスへの新しい国境が開き、「バイクでも行けるよ」との話題の中で2009年2月の気持だけは若いオッサン5人の旅がまとまりました。
この季節のタイ・ラオスは雨の全く降らない乾季で、バイクツーリングにはもってこいだとか。
北ラオスの雄大な自然や、人々の素朴で質素な暮らしを垣間見ながらまた、まばゆいばかりの陽を浴びてバイクで疾走する魅力は、実際に経験してみないとわからないと思います。 -
バイクはタイカブと呼ばれている100〜125CCのホンダ、ヤマハ、スズキのすべてのメーカー製をTさんに手配してもらい、チェンダオから一路あこがれのメコン川沿いにある国境の町チェンコンへとひた走ったのであります。
ここの国境は以前からある一般的な国境で外国人観光客も多く見かけました。
その日のうちに通関を済ませ、大型トラックも乗せられるはしけで対岸のラオス側の町フェーサイに落ち着き初日のゴールとなりました。
そこから、雄大なメコンの流れやタイ側に沈む夕日を眺めながら、充実した初日を振り返ってビールで乾杯!
ここでバイクの通関手続きに触れるが、書類は一切合切Tさんが用意してくれてあったから、書類を持っての簡単なお役所廻りだけで済んでしまった。本当はこの通関書類に必要事項を記入して、揃える事が最も大変な作業なんです。
不思議なのは役人がバイクの確認も何も無いって事です。
はしけの運賃は約1500円。 -
フェーサイなどの町については、ラオスに関するガイドブックの方がずっと詳しいと思うので説明は差し控えますが、夕食は町の食堂で済ませる事ができるし、屋台で買ったものを食堂やゲストハウスに持ち込んで食べる事も許されるおおらかさです。
我々の朝食は市場に行って『フランスパン』に好きな物を言って挟んでもらい、それを食べたり、ラオスでは定番の『フー』で済ませます。
フランスパンは元々フランスの植民地だった頃の名残で、チーズも手に入ります。
フーとは鶏や豚のスープに、うるち米から作った米の麺で、必ず生野菜が付いてきますが、この生野菜、我々はできるだけ湯煎をしてもらって食べました。
現地の人達は水洗いだけで平気なのですが、どうもこの生水がクセモノらしく、ラオスの食事に慣れるまでは時折腸の具合が・・・・って事もあるので。
まあ、常にアルコールで消毒しているから大事には至りませんが。 -
フェーサイからルアンナムターまでの国道は、まだ工事中の所も残っているが、中国の援助で造られたという走りやすい舗装道路です。
道すがら日本の援助で井戸が付くられたという山岳民族の村を訪ねてみました。
藍染の反物などで生計をを立てている貧しい村ですが、大人も子供もすごく人懐っこい素朴な人々でした。
もう一箇所訪れた山岳民族の村には、EUの援助で造られた小学校がありましたが、ラオスという国は、町を外れて一歩中へ足を踏み入れれば、日本では考えられない貧しい国である事がしみじみ伝わってくる。
でも、子どもたちの目は輝いていた。 -
ふと河原を覗くと・・・・
紙すきと聞きましたが・・・・
ご存じの方はご連絡ください。
ルアンナムターはもうすぐ、今日はムアンシンまで走っちゃうんで急がなくては。 -
2月中旬のこの季節、朝はやや寒く午前中はしのぎやすいけれど、午後に入ると日本の真夏のごとく灼熱の国と化する。
日本では許される事ではありませんが、休憩ごとの『ビアラオ』はかかせません。
とても美味しいビールです。 -
こちらはビン入りの『ビアラオ』!
食前酒にはかかせませんな。
どこへ行こうとお互いにビールを注ぎ合って日本式の「カンパーイ!」をやる我々を見て現地の人が不可思議な顔をする。
ヨーロッパでもそうしたが、嫌な顔はされず、むしろ好意的だった。 -
ルアンナムターの到着は午後の2時過ぎで、まっすぐ市場に向かったが、盛況時間は過ぎていたからじっくり見学できた。
やはり豆腐の印象が一番かな?
生の川ノリが売ってます。
今回は行けませんでしたが、ルアンナムターには数十種以上の薬草を使ったサウナもあるそうですよ。 -
ルアンナムターから走ること2時間、中国国境に近いムアンシンに到着したのは、まだ十分に明るい夕刻の5時、早速ゲストハウスを決める。
最初は一人2万キップ(200円)と言われたが交渉上手のTさんが、「5人だから安くして」といとも簡単に1万8千キップに値引きさせてしまった。ラオス語はタイの言葉に近いから大丈夫ですとご満悦。
ここは1階が食堂になっているが営業してそうな厨房は見当たらないし、関係者らしき人はテーブルで飲んでいるので、仕方なく外へ食料や肝心なビール、焼酎を買いに行き、それらを持ち込んで、この日の宴会を始める。
この町は町といは言えどもひっそりしていて、行き交う車両もごくわずかで数人の外国人を見かけた程度だった。
ただ中国側から入国して旅をしているという日本人女性に会う事ができ宴会に花を添えてくれた。
夜間はバイクを食堂の中に入れされてくれるから、セキュリティーに関してはまあまあと言える。 -
ムアンシンの市場
例によって朝食は『フー』
ここで今夜の宴会用にとTさんが焼酎『ラオラオ』を物色するも、10人近い女性が地酒を計り売りしている中、さんざん味見をしたうえで、当然のごとく一番若い娘から購入。 -
ムアンシンから10kmほどの所にある、中国との国境まで行ってみる事にした
写真のやや手前にラオス側通関の建物が立っている
残念ながら両国の人のみが通行可能で、外国人には開放されていない
主に農産物の物流ルートのようです
ここへ来る途中、糸を紡ぎながら歩く少女達を見つけ働きものだなあと、カメラを向けたらお金をせびられ幻滅
ここからまたムアンシンへ戻り、ルアンナムターまで引き返して、わずか1、2年で変貌を遂げたといわれる、もう一つの中国国境の町ボーテンへ行って昼食を取ることにする
でも、ルアンナムターまでの道路は舗装はされていてもデコボコなんだよなあ -
ルアンナムター、ボーテン間の道路はいいですね
国境の町ボーテンは、特区になっておりホテルが立ち並んで一大リゾートのようだった
中国人向けのカジノがあるそうで、夜になればきれいなお姉さん達がたくさん立つそうである
不思議なのは、中国側の国境手前まで僅かのチップで見学させてもらえた事だ
ここは、ラオスと中国のメインルートだし、中国側がバイクを許可してくれるなら是非通過してみたい
またここで通用する通貨は中国元のみで、ラオスのキップは使えない
またホテル内には、ラオス人お断りと書いてある
何とも不思議なラオス・・・・中国マネー・・・・ -
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