ミセスKさんのクチコミ全724件

敦化門から入りまっすぐ進んで世界遺産の碑の所で右に見えるのがこの進善門。ここを抜けると回廊で囲まれた広場のような場所に出ました。門から続く壁の朱色が印象的で、帰るときにはこの回廊で韓服で写真を撮っているグループも見られました。絵になる場所ですね・・
正面には粛章門がありましたが私たちはまず左の仁政門を通って昌徳宮の正殿仁政殿に向かいました。

韓国旅行の帰りコリアンエアーに乗るために利用しました。とても広くて綺麗な空港でした。
荷物を預けたくて事前にソウル駅でチェックインを済ませてあったので普通のチェックインカウンターには行かず「外交官/乗務員専用の出入口」を探しました。
そこから客室乗務員さんたちと一緒に入り保安検査→自動化ゲート進みました。
広い空港で搭乗口は近くなかったけれど動く歩道があって不便ではないし、子供が遊べるスペースもあって快適に過ごせそうな空港でした。

昌徳宮へ行くために地下鉄で安国駅まで行き、まずは腹ごしらえ・・と入ったお店。
石焼ビビンバが食べたいと探したお店ですが、メインストリートからちょっとわき道に入ったところで、古くはなさそうでしたが伝統的な韓屋の作りでした。そして表に出ているお料理の写真に日本語も書かれていたので入ってみました。メニューも勿論写真付きで日本語があってわかりやすく、注文も指差しでできるので大丈夫でした。
私はタコ石焼ビビンバ(11000ウォン)・夫は韓牛ユッケビビンバ(16000ウォン)を注文しました。勿論何も言わなくてもたくさんの小皿のおかずもついてきました。
どのお料理も美味しく、満足でした。

5月末とはいえ暑い中、安国駅から歩いて昌徳宮に向かうと、左にこの門が見え着いた～と実感しました。
通りに面しているせいか門の周りには座って涼んでいる人もたくさんいましたが、実はこの門、木造二層門として韓国最古の門との事。堂々とした造りに綺麗な彩色が映え素敵な門でした。

昌徳宮の正殿で王の即位の礼や外国の使節との接見などが行われた建物です。
玉座がありその後ろにはおなじみの絵があり天井も美しい・・でもちょっと違和感があったのがシャンデリア。実は内部のカーテンとシャンデリアは1908年内部修理の際にとりいれたとか・・
また正殿前の広場には韓国ドラマでよく見かける位が書かれた石柱が並んでいて歴史を感じます。

昌徳宮はもともと景福宮の離宮として建てられたものとの事、なるほど・・だから地図で見ると青瓦台も景福宮も昌徳宮もすぐ近くなんですね。私たちはそれぞれ別の日に行きましたが・・
お天気も良かったからかもしれませんが、建物の装飾も色鮮やかで全体的にとても綺麗で見ごたえがありました。
でも実は後苑が全体の6割とのことで、更に広く美しいようです。ただ後苑はツアーでないと入れず日本語ツアーは水・金・日の11時からとのことで諦めました。
その上大造殿も工事中で入れませんでしたが、でもその美しさは充分堪能できました。

私たちは行ければいいかな・・くらいの気持ちでしたが、せっかくなら日本語ツアーや後苑見学など時間や日程を調べてきちんと計画を立てていくとさらに楽しめるかと思います。

ご主人は朱子学の2大大家のうちの一人李滉先生の嫡流、15代目当主とか。韓服姿も上品な方です。
門をくぐると広い芝生の庭があり、その奥に伝統的な韓屋の家屋があり、その一室を宿としてお借りした感じ・・
家具調度品も昔のものがそのまま置かれているようで、広くはありませんがタイムスリップしたような感じです。
季節的に使われてはいませんでしたがオンドルがある部屋なので、板張りの床にキルティングのような敷布団・・韓国ドラマでよく見る感じです。
トイレとシャワールームは宿泊施設にするためにわざわざ作った感じですが、庭の隅にあるので雨の中傘をさしていくのがちょっと大変でした・・

庭の一角にある雲章角には一族代々受け継がれている書画骨董がたくさん納められていて、さながら博物館。
他にも鶴峯記念館や祠堂も拝見させていただきました。特に歴史に関する知識もありませんが、色々見せていただいたりお話を伺ったり、とてもいい経験になりました。

またこの日はたまたま暇だからと、夕飯のお店も紹介していただけてその途中観光名所も回っていただいて、何から何までお世話になりっぱなし・・
日本企業にお勤めの経験もあるとかで、日本語も堪能だし、わかりにくい言葉は漢字で書いてくださるので理解が深まりました。

とてもいい経験になりました。安東に行かれるチャンスがあったら是非おすすめしたい宿です。

この橋の近くのお店に夕飯に行ったので立ち寄ってみました。
韓国最長の木造橋で「恋人と手をつないで渡ったら、愛が成就する」という言い伝えがあるようです。
雨のせいで橋は半分以上霧の中でしたが、まるで水墨画の様な景色が見られて素敵でした。
韓国の5大夜景といわれるだけあって、暗くなるとイトアップされて美しい橋でした。また三日月の形をした電動レジャーボートの「ムーンボート」がいろいろな色の光を点滅させているのも趣がありました。
因みにここでは噴水のショーもあるようです。私たちは時間を勘違いして20時からの最終回を見逃してしまいましたが・・

宿のご主人に大きな仏像があるから・・と案内していただきました。
自然岸壁に身体を線で掘り、彫刻した頭部を上に乗せた高さ12.38mの別名「チェビウォン弥勒」と呼ばれる仏像です。
ほりの深いいいお顔でしたが、本当に大きくて下からだとお顔を拝見するのがやっとでした。

安東まで来たけどお天気は良くないし荷物はあるしで河回村しか行ってないと話したら、宿のご主人が気の毒がって連れて行ってくれました。
世界遺産にも登録されているお寺で極楽殿は韓国最古の木造建築で国宝に指定されているとの事です。
時間のせいで上までは車で行けないとのことで坂道を上りました。
地元の人たちに愛されている感じのお寺でしたが、エリザベスⅡ世女王も訪れたという事で、地元の人たちの誇りの様でもありました。

国宝に指定されている河回仮面をつけての仮面劇です。
同じ韓国の伝統的な舞でも国立国楽院で見たものとは全然違う庶民的な劇でとても楽しませてもらいました。
仮面なのにその豊かな表現力で表情まで違って見えます。
スクリーンに日本語字幕も出てくるので、とても分かりやすく楽しめます。
14時から開催されると聞いて少しはやめに行ったので、入り口で簡易なお座布団を借りて比較的前の方で座ってみることができました。
約1時間ほぼ笑ってあっという間でした。安東に行く機会があったら是非行かれることをお薦めします。

パンフレットの写真で見ると周りをぐるっと川に囲まれた村で、なるほど河回・・
瓦屋と茅葺屋が長い歴史の中で保存されてきた村として世界遺産に登録されたようですが、ここは実際に人々の暮らしがある村でした。
私たちは安東駅からタクシーで行きましたが、運転手さんの質問がわからずとりあえず降ろしてもらって、チケットを購入してシャトルバスで村の入り口まで行きました。もしかしたらシャトルバスに乗らなくても村の入り口まで行ってくれたのかもしれません・・
でもチケット売り場の案内所に日本語のわかる女性がいて見どころや帰りのバスの時間など親切に教えてもらえたので助かりました。
村の中は広いお庭のある立派な門構えの瓦屋根の家から茅葺の風情のある家まで様々です。自由に散策できるので色々ゆっくり見て回りました。ちゃんと事前に勉強していけば建物のことや歴史のことなどもっと詳しく分かったかもしれませんが、それなりに癒され楽しめました。
14時からの仮面劇に間に合うように戻って、観劇の後近くのバス停から直接安東駅まで戻りました。
このバス停近くにも案内所があって、こちらにも流暢な日本語で説明してくれる女性がいて、ここで頼めば無料で村を案内してくれるそうです。更に宿泊希望であればそのお手伝いもしてくださるとの事でした。

生涯を清白にすごした柳成竜先生の宗宅で、後に門下生と地域の学者さんたちが建立したとの事。
広い敷地内に建物がいくつかあってエリザベス女王も訪問したとのことで、奥の永慕閣まで見どころの多い所でした。
人が住んでいないのかとてもオープンで観光客もたくさんいました。

村の中央に位置して、子どもを宿らせ出産と成長を助けると伝えられる御神木。
樹齢600年を超えるけやきの大木で、この季節は葉が茂って一層大きな木の印象がありました。
また正面の木の神様みたいな像がやさしくて心和みました。

誠正閣は王位を継承する太子が、学者たちと儒教の勉強をした場所とのことですが、軒が大きく迫り出しまるで空に舞い上がるような勢いもあるし、装飾も美しい建物でした。
奥にある「緝煕」という建物は書院や郷校の講堂のようなものの様です。

宣政殿の隣にあるのが熙政堂。ここは王の生活空間であったが便殿である宣政殿が手狭で、たびたび国葬のための魂殿として使われたので、熙政堂が便殿の役割をはたすようになったとの事です。奥に回ったら煙突と思われるものもあって生活空間というのが実感できました。

仁政殿の右側にあるのが王が日頃政務を行った執務室の宣政殿。
中に玉座がありましたが、仁政殿のそれに比べると簡素でした。室内もシャンデリアなど何もなく質素。でも仁政殿の室内は内部修理の際に取り入れた洋風インテリアというから、それがしてないだけかもしれません・・天井の絵はとても繊細で美しいものでした。

せっかくなので韓国の名物を食べようとネットで探して、明洞にあるこちらのお店に行ってみました。
さほど待つことなく2階に案内されました。席でメニューを見て注文しましたが、メニューには写真と日本語の説明もあって親切。
韓国の伝統的な麵料理カルグクス(10000ウォン)をそれぞれと、蒸し餃子マンドゥ(12000ウォン)は二人でシェアしました。どちらも食べやすくおいしくいただきました。
最初は4人掛けのテーブルに二人で座っていましたが、次第に混みあってきたら普通に隣にお客さんが座り、相席当たり前な雰囲気のお店でした。

門の前の道路が工事中だったため正面から写真を撮ることはできませんでしたが、大きくて立派な門で天井には色鮮やかな絵がありました。
ここで衛兵交代式が見られるとのことで楽しみにしていましたが、雨のため中止になってしまいました。でもせっかくだし・・と行ってみると雨傘雨合羽の衛兵さんが数人いて、一緒に写真を撮らせてくれました。15分くらいすると門の中で簡単に行進して帰って行ってしまいました。

何だか舞台のような建物・・と思ったら、ここは王が臣下たちの為に宴会を開いたり外国からの使節を接待した場所でもあるようです。
大きな池の真ん中にあって池に映る姿も美しいし、香遠亭に比べて入り口に近いせいかここで写真を撮っている観光客が大勢いました。