2012/10/02 - 2012/10/10
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sheltieさん
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エミレーツ航空でドバイ経由でヨルダンに入り、ペトラ遺跡を観光後、陸路でイスラエルに入国。
エルサレム、ガラリア、パレスチナのベツレヘムなどを9日間で巡ってきました。
1日目:深夜、成田空港からドバイへ
2日目:ドバイからアンマンへ アンマン市内観光
3日目:ペトラ遺跡1日観光〜ナイトペトラ
4日目:陸路の国境ペトシュアンからイスラエル(エルサレム)へ
5日目:エルサレム、ベツレヘム観光
6日目:エルサレム(嘆きの壁、ビアドロローサ)観光
7日目:ガラリヤ湖観光〜ヨルダンへ
8日目:死海 浮遊体験 アンマンからドバイへ
9日目:ドバイから成田へ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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-
4日目
ヨルダンから陸路でイスラエルに入国します。
ヨルダン編は
http://4travel.jp/traveler/sheltie1_20_3/album/10758938/
をご覧ください。
鉄条網の先にヨルダン川があって、対岸がイスラエルです。
この地帯がいわゆる緩衝地帯。
唯一の正式な陸路の国境「ペトシュアン」に向かいます。
国境は当然撮影禁止(添乗員さんから何度も念を押されました)
・国境には重装備の軍車両が守っています。
・ヨルダン側の国境でバスを降り荷物も降ろし、手荷物検査、出国手続きをします。
・荷物を持ってイスラエル側に歩いて渡り、荷物検査、入国手続きをします。
・入国後イスラエルのバスに乗り換え、エルサレムへ向かいました。
テルアビブ空港で出入国する際には全ての荷物を空けて検査するそうですが、陸路の場合は、厳しくはなく、28人中3人ほどでした。
私の荷物はイスラエルだけではなく、どの国でもヒットします。今回はシルバーアクセサリーを束にして布袋に入れていたのが、手榴弾に見えたようで、3人係りで徹底的に調べられました。 -
右側上にあるのがヨルダンのビザ、渋谷のヨルダン大使館で取得。
郵送受付も可能だったので、自身で申請しました。入国→出国(イスラエルへ)→入国→出国(帰国)を複数回行うので「MULTIPLE」のビザで申請。
詳しくはヨルダン大使館に電話でお問い合わせを。03-5478-7177
ビザ申請費用は無料です。ツアーで頼むと4,200円かかります。
左下の菱形のスタンプがイスラエル入国の証。
これがあるとサウジアラビアなどイスラエルと敵対するアラブ諸国への入国ができません。私たちはパスポートの有効期限が訪れるので、押してもらいましたが、ほとんどの方が「ノースタンプ」と言って、押さないように頼んでいました。 -
エルサレムに向かう途中のサービスエリアにて。
イスラエルは男20〜23才まで、女20〜22才まで兵役義務があります。
この旅行の1か月後、パレスチナとの間で陸上戦に突入しそうな状況になるとは思いもしませんでした。 -
-
エルサレムのホテルは「ダン エルサレム(旧リージェンシー)」。
近くに「Ramat Eshkol Shopping Center」があるのを、グーグルマップで確認しており、AHAVAの化粧品はそこで買おうと思っていたのですが…。
この時期はユダヤ教の仮庵(かりいお)の祭り(ユダヤ人の祖先がエジプト脱出のとき荒野で天幕に住んだことを記念し、祭りの際は仮設の家(仮庵)を建てて住んだことにちなむ。)で安息日と同様全ての労働が禁じられています。したがって、ショッピングセンターも開いていません。 -
仮庵です。
各国から来る信者が寝泊りするそうです。
マンションのベランダにもこのように屋根をつけていました。
ホテルのエレベータもユダヤ人用は各階どまり、ボタンを押す事も「労働」に含まれるので、そうなるのだそうです。
間違えて乗ると大変です。 -
お部屋は中庭に面していて、外の景色はなかったのですが、広くて落ち着けました。
今回の旅行で一番いいホテルでした。 -
到着日は観光もないので、プールで泳ぎました。
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中にはジャグジーやサウナ、室内プールもあり、長期滞在でもあきない感じ。
ホテルで出会った外国人の方は1か月滞在していると言っていました。 -
夕食、朝食ともにバイキングですが種類も多く、味も良かったです。
画像のデザートも充実しています。 -
朝食も充実。
肉が食べれないパートナーは、バイキングが一番。 -
まずはエルサレムを見下ろすオリーブ山からスタート。
各教会の前で、しおり10枚セットや絵葉書セットなどが1USドルで手売りされています。
なので、あらかじめ1ドル紙幣ごとに折っておいてポケットに入れておきます。
財布は出すと危険ですので。 -
「主の祈りの教会」
日本語を含む多数の言語で主の祈りの言葉が記されています -
同じ言葉が各国語で書かれ、最後に土産物として売っています。
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「万国民の教会」
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オリーブ山の斜面、旧市街が見渡せる場所に「主の泣かれた教会」があります。この教会はイエス キリストがオリーブ山の山頂に立ち、当時のユダヤ教指導者の無理解を嘆き、エルサレムの将来を案じて、エルサレムのために泣いたという新約聖書の記述に基づいて1955年に建てられたそうで、涙の形をした教会です。
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パレスチナ自治区を隔てる壁が分かるでしょうか。
これから壁の向こう側にある、ベツレヘムの「生誕教会」に向かいます。
この壁に対しては、様々な意見がありました。
ガイドの日本人女性はクリスチャンなのですが、壁ができたおかげで爆弾テロの脅威から開放された。
以前は臨月の女性が乗った車から大量の爆弾が見つかったこともあったとか。 -
パレスチナに入りました。
検問所があり、当然、撮影禁止。
バスの下もミラーで確認して、壁の中に入ることができました。
スタバに似ているが決してスタバではない何かです。 -
キリストが生まれた場所に建つ「聖誕教会」。
2012年に世界遺産に登録。
個人的には絶対登録されないと思っていたので、驚きです。
何故かというとユネスコは世界遺産登録を国が申請することとしているからです。
ユネスコが世界遺産として認めるということはパレスチナを国として認めることになるからです。当然、イスラエルは猛反発しましたが、ユネスコはこうした感情に配慮してか、ここを危機遺産として登録しました。台湾に世界遺産がないのもそうした理由もあるのではないでしょうか。
そして、その後、国連がパレスチナを国家として認めてしまったのです。 -
聖誕教会に入り、キリストの誕生した場所(聖地)にたどり着くためには1時間以上並ばないといけません。並んだ先に小さな入口があります。
そこに仕分け人がいて、次はロシアのグループ、その次は日本のグループといった感じで争いごとにならないように穏やかに仕切ってくれます。 -
信者にとっては正に聖地。この銀の星の中央。
長々とお祈りする方もいます。
ある程度は穏便に。
しかし、一人ずつ。
なので時間がかかるのです。 -
-
帰りにお土産屋さんによります。
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パレスチナのベツレヘムで購入したタイルは10USドルでした。
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エルサレムに戻ってきまして、いきなりユダヤ教の聖地「嘆きの壁」です。
入る前に2重のセキュリティチェックがあります。 -
ユダヤ教の「仮庵の祭り」の日ですから、いつも以上にすごい信者の数。皆ユダヤ教の正装をしています。
男女が真ん中で分けられています。 -
壁の隙間に願いを書いた紙を挟みこむとその願いがかなうといわれています。
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クリスチャンのガイドさんは当然中には入りません。
異教徒ですから。
今日は中では撮影しないほうがいいと言われたので、私は従ったのですが、パートナーはちゃっかり撮っていました。 -
だれか偉い人でも来たのでしょうか。
人だかりができています。 -
トンネルツアーです。
予約制で入ります。
中でもお祈りをしている信者の方がたくさんいます。 -
外に出て、イスラム側に入ります。
イスラエル兵と警察とがごっちゃで警備しています。 -
イスラム教の聖地「岩のドーム」です。
中には異教徒は入れません。
前に池上彰さんが特別に入れてもらったときの番組は見ました。
過激なユダヤ教徒のグループがイスラエル警察4人の機関銃に保護されて中に入って大声を上げ、ユダヤ教区に消えていきました。
そのとき、私たちのグループに近寄るなとサインが出されました。
ここには、このドームの金箔を貼り直した前ヨルダン国王とアラファト議長が並んで永眠しています。正にイスラム教の聖地なのですね。 -
エルサレムはどこもごった返しています。
迷いそうで個人ではなかなか来にくい場所です。 -
たぶん予備役の人だと思うのですが、子供連れでも機関銃を携行しています。
さすがにマガジン(弾奏)は抜いていましたが… -
再度、キリスト教(カトリック)の聖地。ヴィア・ドロローサの出発点です。
行かれる方は、メル・ギブソンの「パッション」という映画を観るといいと思います。かなりきつい映画ですが、ここでの「パッション」は「情熱」ではなく、キリストの受けた「受難」を意味します。この映画の試写を視聴したヨハネ・パウロ?世から「It is as it was(全て真実)」とコメントがあったと言われたほど。 -
キリストの受難の道をたどります。
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ところどころにステーション「留」があり、それぞれに意味(起きた出来事)があります。十四の留をたどります。
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最後に「聖墳墓教会」にたどり着きます。
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キリストの磔刑のあと、降ろされた身体に香油を塗った場所
祈り、そしてハンカチなどでふき取るようにして、自身がここに来た証を作っています。
とてもよい香りがします。
私が一番訪れたかった場所。 -
キリストの復活の場所
ここも1時間待ちという事で入ることは叶いませんでした。 -
ディアドロローサの途中で飲む事ができる生ザクロのジュース(3USドル)
美味しいのでぜひお試しください。 -
当時のヴィア・ドロローサが残っている場所
信仰心の厚い信者の集団がここをひざをついて血まみれになって登ることから現在は、入れなくなっています。 -
その当時の様子を描いた最近のもの
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これは前にポルトガルのファティマを訪れた際の画像
熱心な信者がひざ行進しているのが分かると思います。 -
「山上の垂訓(すいくん)教会」
「右の頬を打たれれば、左も向けなさい」等キリストが信者に教義を述べた場所 -
庭が素敵です。
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どこの国のシスターもそうなのですが、手を握ると同じ感触なんです。
不思議です。
とにかくあたたかい。 -
ガラリア湖で船に乗ります。
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それぞれの国の国旗を掲げてくれます。
国歌もちゃんと流れます。 -
イエスが「洗礼」を受けたヨルダン川。
この洗礼の儀式はプロテスタントの儀式のようで、カトリックとの違いとかが未だによくわかっていません。 -
ここにあった日本語の記載
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ここには大きなお土産屋さんがあって、イスラエル最後のショッピングです。
ただし、ここはツアーにはなく、ホテルが近かったので特別に寄ってもらった場所です。ここでしか買えないというイバラの蜂蜜…とても美味しいのでお勧め…12USドル -
ナツメヤシの甘いお菓子…イマイチ!
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ヨルダン川のお土産屋さんで購入した十字架。
左は土?
右は聖水
プロテスタントの友人用に購入してみました。 -
AHAVAの死海化粧品が買えたのもここだけ。
左の日焼け止めが58シュケル(1シュケル=20円)
真ん中のクレンジングジェルが91シュケル
右のフットクリームが72シュケル(これが一番のお勧めだそうで、足の裏に塗って寝ると翌朝には足の裏がサラサラになるそうです)
AHAVAの商品は、出国審査後の免税店が安いのですが、団体行動の場合は時間が無くて(皆さんとにかくイスラエルから出国する事に集中している)買えませんでした。
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