2010/01/10 - 2010/01/10
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世界攻略者さん
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旅行者を常に悩ますインドビザの問題。自国以外での取得は、特に困難が伴います。その中で、比較的申請者の多いネパール・カトマンズでの手続きを詳しくレポートしてみたいと思います。
***情報は2012年12月のもの。1ネパール・ルピー=1円で計算。
シリーズ一覧:
カトマンズ通信① ネパールの停電対策 (計画停電)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10442708/
カトマンズ通信② ネパールのカメラ事情 (デジカメ購入、修理)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10442767/
カトマンズ通信③ タメル 両替屋のひみつ教えます (ネパール)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10438076/
カトマンズ通信④ ネパールの携帯電話事情 (NTC、NCELL)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10566797/
カトマンズ通信⑤ タメルのどうでもいい事情 (ダンスバー)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10566509/
カトマンズ通信⑥ トレッキング・グッズ購入ガイド1 大物・衣類編
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10571988/
カトマンズ通信⑦ トレッキング・グッズ購入ガイド2 道具編
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10571993/
カトマンズ通信⑧ ネパールの遊園地事情 (高速観覧車、移動遊園地)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10733279/
カトマンズ通信⑨ ネパールで取るインドビザ 2013年度版傾向と対策 <==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10733274/
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[目次]
時間のムダとは
インドビザ概論
Day0 #1 - オンライン申請
Day0 #2 - ビザ写真の準備
Day0 #3 - その他の必要書類
基本ルーチン #1 - 早朝から並ぶ
基本ルーチン #2 - 開門まで時間つぶし
基本ルーチン #3 - 入場
基本ルーチン #4 - 番号待ち
Day1 - 申請書提出
Day2 - パスポート提出
Day3 - ビザ受け取り
まとめ -
[時間のムダとは]
パンクブーブーの持ちネタに、「時間のムダって言うのはなあ、こういうことを言うんだよ!」と数秒間意味のない動きをするものがあります。ここ最近、私の中で最も「時間のムダ」と感じたもの、それはカトマンズでのインドビザ申請です。非効率な手続きと融通の効かない職員。パスポートにスタンプ一つもらうためだけに、幾多の困難を乗越えなくてはなりません。実際に経験してみると、ほんと修行のような世界。時間のムダ以外の何物でもありません。
2012年12月現在、申請手順は以下のようになっています。最近変わったばかりなので、しばらくは大きな変更はないでしょう。
Day 0: オンラインで申請書を作成
Day 1: プリントアウトした申請書と写真を提出。ビザ代とテレックス代(1450ルピー)支払う。
Day 2: 7営業日後、パスポートを提出
Day 3: 翌営業日の夕方にビザの押されたパスポートの受け取り
全部で9営業日。週末やオンライン申請の日にちも含めると、最短で12日必要です。ビザごときに二週間も! このような事情のため、カトマンズのビザセンターを訪れるのは、筋金入りの長期旅行者が中心です。それでは、どれだけ時間の無駄なのか詳しく見ていきましょう。 -
[インドビザ概論]
インドビザに関して言えば、今も昔も日本で取っておくのが基本です。初回なら確実に6ヶ月マルチがもらえるし、何度もビザセンターに通わなくて済みます。ただし、今はビザの取得まで1週間以上かかるようです。少し前までなら翌日にはもらえたのにね!そのため、出発日までに申請が間に合わず、私のように海外で取らざるをえない人も出てきます。
日本で取る場合、申請費用は2135円と安いのですが、ほとんどの人は東京や大阪のビザセンターに通える場所に住んでいません。そこで旅行会社の代行サービスを利用したりするのですが、往復の郵送料などすべて含めると7000円くらかかります。思ったより高いんですよね。 一応、業者を通さずビザセンターに直接パスポートを送りつけることもできます(申請費用+郵送代)。ただし、所要日数は少々長め。そういう意味では、海外での取得もそれなりのメリットがあるかもしれません。
写真: 東京茗荷谷のインドビザ申請センター -
海外でインドビザを取る場合、よく利用されるのがネパールのカトマンズ、タイのバンコク、バングラディッシュのダッカ、スリランカのコロンボやキャンディなど。これらの場所なら、6ヶ月マルチは難しいかもしれませんが(初回の場合、多少見込みあり)、3ヶ月シングルなら問題なく取れます。最近、ベトナムだと楽勝で6ヶ月が取れると聞きました。こういう知られざる穴場は他にもあるかもしれません。
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[Day0 #1 - オンライン申請]
ネパールでのビザ申請も、つい最近オンラインに切り替わりました。ビザセンターの前には写真のような張り紙が..。
「2012年11月19日からオンライン申請に切り替わりました。詳しくはウェブで」
私を含め、このことを知らずにやってきた人達は全くの無駄足でした。なお、当日にサブミットした申請書は受け付けてくれないので、ビザセンター訪問の前日までに、ネット上で処理しておく必要があります。
インドビザオンライン:
http://indianvisaonline.gov.in/visa/ -
このオンライン申請の部分は、日本で申請する場合と全く同じです。最初のドロップダウンのところで「Nepal-Kathmandu」を選択。長々とした申請フォームには、母の出生国とか、過去と渡航歴とかよくわからない項目が沢山出てきますが、ウェブ上の記入例などを参考に埋めていきます。もちろん、インド大使館がそんな気の利いたサンプルを用意するはずもなく、これらは旅行会社や一個人がボタンティアで作成したものです。すべて終わったら、保存してネットカフェなどで印刷します。日本申請の場合、最後にアポイントの日付を選択させられますが、カトマンズ申請の場合、この画面は出てきません。オンラインでフォームを提出した翌日以降なら、いつでもビザセンターを訪問できます。
気になるビザの期間ですが、私は少し立ち寄るだけなので、最初から3ヶ月シングルを申請しました。人によっては粘り強く交渉して6ヶ月をゲットした人もいるようです。この点に関しては、参考にならずに申し訳ない。
申請書の記入例 - http://visa-india.jp/ex-ol/ -
PDF化された申請書をよく見ると、右端にウェブファイル番号なるものが書かれています。この番号は、申請フォームを再度ダウンロードしたり、ビザ処理の状況をチェックしたりするのに使われます。ただ、カトマンズ申請の場合、このページをチェックしなくとも次の訪問日は指定されるし、ビザを受け取る日まで何ら有益な情報は出てこないはずです。
結局、オンライン化で得したのは、データ入力しなくて済む職員達。ユーザー側としては、これといったメリットは感じません。逆に書き直しや印刷の手間が増えただけの気がします。
写真: 処理状況問い合わせ画面
File Number - ビザ料金を払った時のレシートに印刷されている番号。
Web File Number - PDF申請書に割り振られた番号。日本ならJP、ネパールならNPから始まります。 -
[Day0 #2 - ビザ写真の準備]
申請書には、顔写真を一枚添付する必要があります。注意が必要なのは、その写真のサイズが2インチ四方と、かなりデカイことです。ただ、全くの正方形でなくても受け付けてくれるようで、ビザセンター手前の代行屋には、許容範囲の写真サンプルが掲載されていました。 -
でも、普通は一片5センチの写真など持っていないので、現地で写真を撮り直すことになります。タメルに多数ある写真屋で、1シート300ルピー(300円)くらいから。普通は1シートに8枚写真が載りますが、このサイズなら3-4枚が限界かな。安い店でよければ、タメル西の大通り交差点にあるローカル向けのスピード写真店(写真)も使えます。すぐ近くにパスポートセンターがあるため、いつも大繁盛。料金は1シート180ルピー(180円)。
ビザ用の写真なんて適当でいいや、と思いがちですが、インドビザ申請の場合、書類に少しでも不備があると、丸一日無駄になります。ここは慎重に行きましょう。 -
[Day0 #3 - その他の必要書類]
さらには、4種類の添付書類が必要だと代行屋の看板に書かれています(写真)。パスポートのコピー、最後のインドビザのコピー、ネパールビザのコピー、出入国スタンプのページ。念のため最初の3つの書類は用意しましたが、多分要らない気がします。 -
[基本ルーチン #1 - 早朝から並ぶ]
さて、前日までにオンライン申請して必要書類を揃えたところで、ビザセンター(写真)に突撃です。カトマンズのビザセンターは、インド大使館の手前、イギリス大使館の向かい側にあります。具体的な場所は歩き方の地図を参照して下さい。タメルから歩いて15分ほどの距離にあります。
ここカトマンズでは、インドのSBI銀行がビザ・サービスの業務を請け負っています。ということは、窓口の職員は、大使館員ではなく銀行員? 土日はきっちり休みます。 -
ビザセンターは、朝の9時半開始。でも、朝7時前から人が並び始めます。私が申請した12月前半では、7時過ぎで10人前後、8時で30-40人。9時過ぎで50人前後。観光ピークの10-11月には、もっと人が並ぶことでしょう。日本人も毎回2−3人見かけました。写真のように、最初の十数人はビザセンターの壁に沿って並ぶため、歩道部分に座ったり、カバンを置いて場所をキープしたりできます。その後に来た人達は基本的に立って開門を待ちます。
朝早く来れば、開門までの待ち時間は長いけど、開門後の待ち時間は少なくて済みます。遅く来ればその逆。この辺りのさじ加減は難しいところですが、中でかなり待つことになるので、できれば30番以内をキープしたいところです。 -
[基本ルーチン #2 - 開門まで時間つぶし]
開門まで2時間。ただ待つのも疲れるので、時々列を離れてぶらつきます。ビザセンターとインド大使館の間に一軒食堂があり、ここでチャイを飲んだり、軽い食事をとることができます。周りには売店など全く無いので、小腹が空いた時大変重宝します。 -
ビザセンターの道路向かいにイギリス大使館があります。そこの入口にある掲示板をしばし閲覧。トレッキング中に行方不明になった三人の尋ね人情報が掲載されていました。いずれもエベレストエリアのトレッキング中に姿を消したとのこと。普通に歩いていれば、道に迷うことも崖から落ちることもないはずですが、もしかしてチベット方面にでも向かったのかな。
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さらには、外務省がやっているロケートというサービスの宣伝。ネットで自分の滞在地を登録しておくことで、緊急時のコンタクトに役立てます。
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ビザセンターの手前には、ビザ手続きを専門に行う代理店(写真)があります。主な業務は、オンライン申請の代行(代わりにタイプするだけ)とプリント、写真撮影、必要書類のコピーなど。私はコピーしか利用してませんが、いろいろ質問に答えてもらえて、大変助かりました。
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というのも、ビザの手続きがどういうプロセスで進むのか、どこにも詳しく書かれていないからです。インド大使館やSBIのウェブ上にもなければ、ビザセンター内にもなし。経験者のブログは参考になりますが、オンライン化により、大きく変わりました。この店の中に張られたシンプルな記述(写真)を見て、初めて具体的な手順を知ったわけです。
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[基本ルーチン #3 - 入場]
そうこうしているうちに時は過ぎ、なんの前触れもなくゲート脇のドアが開きます。この開門時間は、おそらく警備員の気分次第。近くにいないと順番を飛ばされちゃうので大変です。この日は、早めの9時10分に開門。
ちなみに、早く開門しても早く処理が始まるわけではありません。この日は、なんと10時近くになって、やっと中の窓口が開きました。まったく、3時間前から並んでいる人もいるのに、それはないだろ! 清々しいほどのマイペースな仕事ぶりです。 -
中はこんな感じでサンルームっぽい開放的な空間。60人くらい座れるかな。給水機もあり。正面左端に窓口が2つ。右端に問い合わせ窓口もありますが、たまにしか人がいません。
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順番に中に入り、機械から番号を受け取ります。タッチパネルで操作するようになっていて、メニューに従うと、観光ビザで今日が初日の人は、A1 A2..。二日目の人はC1 C2..。トランジットビザの申請に来た人はF1 F2といった感じに番号が与えられます。ただし、現在このスキームは機能しておらず、実際に窓口に呼ばれるのはAの番号だけ。CやFの番号を取った人は、後でそのことに気づいて職員や警備員に抗議するということが、毎日のように繰り返されます。張り紙貼っとけば済む話なのにね。ただ、開門直後の場合だけは、警備員がどんどんAの番号を出して手渡すので、この混乱は起こりません。その代わり、二日目なのにAでいいの?という問い合わせが毎日のように繰り返されます。だから、張り紙貼っとけよ!
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これが、その番号の書かれた紙切れ。あるブログには、前のほうの番号は警備員や職員がゲットして、後からきた人に高値で売りつけるという話が書かれていました。しかし、私が見た感じでは少し違います。一番に並んだ人は、やはりA1の番号を得ています。どうも、警備員はなじみの旅行代理店から連絡を受け、適当に引き出しておいた番号を渡しているようです。そうすれば、代理店のスタッフは、他の申請者のように何時間も待たずにすみます。ちらっと見た感じでは、250ルピー(250円)ほど渡してたようです。
ここまで言及してませんが、インドビザは、日本同様、旅行代理店に代行取得してもらうこともできます。自分でやるのは、オンライン申請と写真の用意だけ。代理店の職員が代わりに並んで申請してくれます。正確な相場は知りませんが、ある店だとビザ代込みで4500(4500円)くらい。経費を除けば約3000円のサービス料ということになります。高いような、安いような..。でも、パスポートを長期間預けておくのは、あまり気持ちのいいものではありません。 -
番号をゲットしたら、まずは一安心。あとは、座って本でも読みながら自分の番が来るのを待つだけです。ただし..番号の進みが亀のように遅いのに少しがっくりきます。だいたい1時間に10-15人くらいのペース。一体、何がどうなったらそんなに時間がかかるのか不明ですが、とにかくそうなってます。50番以上の人は、12時ごろ戻ってきてもいいくらい。
なお、入口には開館時間が9時半から12時と書かれていますが、基本的に全員の処理が終わるまで業務は続きます。その間、出入りは自由。入口の警備員がドアを開けてくれます。番号は正午以降も引き出せますが、申請書を受け付けてもらえるかは不明です(たぶんOK)。 -
これが正面の壁にある呼び出しボード。番号が変わるたびに英語で自動アナウンスが流れます。窓口は2つありますが、ひとつは現金支払い用のため、実質1つ(カウンター2)だけ。これだけ需給のミスマッチを毎日目にしておきながら、全く改善しようとしないところに、インド官僚主義のエッセンスを感じます。普段はお客様扱いを受けける先進国の旅行者も、ただ我慢して待つだけ。みんな、「インドだから」と諦めているのか、非効率なシステムに抗議する人さえいません。
申請者が多い日などは、番号札が100を超えることもあります。でも、待てば必ず自分の番がやってきます。数字の高い番号は呼ばれても現れない人が多く、なおかつヤバくなると支払い用の窓口も申請書チェックに使ってスピードアップするからです(最初からそうしろよ!)。 -
[Day1 - 申請書提出]
やっと自分の番になり、申請書とパスポートを窓口に提出します。これだけ待ったのに、たった10秒でチェック終了。流れるように隣の現金窓口へと移動します。私は一発で通りましたが、いつもスムーズに事が運ぶとは限りません。窓口で写真のやり直しを要求されたり、申請書の空白にケチをつけられ、丸一日待ったのにに却下される人もいます。
続いて、ビザ申請料金1450ルピー(1450円)の支払い。現在のレートだと、日本で取るより、少し安めです。内訳はビザ代900ルピー、テレックス代300ルピー、手数料250ルピー。日本人のビザ代(900)は特例的に安くなっていますが、ほとんどのツーリストは3600ルピー払っているはずです。
その後、自分の管轄が東京か大阪か聞かれ、最後に次の訪問日(Day2)の日付が手書きされたレシート(写真)を受け取って終わりです。これが、いわゆるアポイントメント・デート。といっても面接とかあるわけでなく、単にパスポートを提出する日のことです。前の女性と職員のやりとりを聞いた限りでは、指定日から一日二日遅れて来ても問題はないような感じ。
2012年12月現在、ここから次の訪問まで7営業日待ちというのが標準のようです。週末を含めると9日後。なぜ、本国への参照ごときに1週間もかかりますかね? ほとんど嫌がらせの世界です。でも、逆に期間が長いとカトマンズを離れやすいというメリットもあります。パスポートもまだ手元にあるわけだし、ちょっとしたトレッキングや国内旅行に出かけて帰ってくるのに十分な時間です。こういうわけなので、インドに行く予定のある人は、ネパール観光が終わってからではなく、ネパールを観光する前にビザの申請をしておくと、時間の無駄がなくて済みます。 -
[Day2 - パスポート提出]
ポカラでのんびりした後、再びカトマンズに戻り、ビザセンターに並びます。最初の下見を含めると、もう三回目の訪問。来る途中に売店で新聞を買って、待ちながら読むのが習慣になりました。ちなみに英字紙のカトマンズポストが5ルピー(5円)、ヒマラヤンタイムズが3ルピー(3円)。読み終わったら地面にひいてゴザ代わりにします。
この日は20番台で、12時過ぎにに窓口へ。前回受け取ったレシートを提示すると、担当者は申請書の束から私の書類を探し出し、パスポートと共に別の書類の山に移し替えました。本国参照は問題なく処理されていたようです。今日はこれだけ。翌日の午後5時に来るように言われます。順調に事が進んでいるようですが、「9日も待たされた」「パスポートを出すためだけに半日捨てた」という事実は何も変わりません。 -
[Day3 - ビザ受け取り]
翌日、ビザセンターのゲート前に、4時半くらいから人が集まり出します。特に列は作らず写真のような感じで開門待ち。徐々に暗くなり始め、気温も下がり、なぜかカラスの大群が空を舞います。 -
職員達が次々と帰宅する中、5時40分になってやっと開門。最後の最後まで無駄に待たされました。まったく、ビザセンターのスタッフは、我々ツーリストを家畜か何かとでも思ってるんですかね。一部のインド人にとって、カースト外の外国人など恐れるに足りません。
ゲートが開くと同時に、50人ほど我先にとなだれ込み、明かりのついた窓口の前に並びます。この時ばかりは番号札もなし。早いもの勝ちなので遠慮なしでいきましょう。一度処理が始まると、列はテンポよく進み、ほとんど最後尾だった私も30分ほどでパスポートを受け取りました。 -
確認のためビザのページを開けてみると...おっ、提出した顔写真が印刷されていました。だから写真サイズにうるさかったんですね。こうなるとわかっていたら、もっと写りの良い写真を出したのに..。特に右上のうっすらモノトーン処理された方の写真は無職の容疑者にしか見えません。
これですべてが終了。もう忌々しいビザセンターに来る必要はありません。インド大使館よ、インド入国前に忍耐力を鍛えてくれてありがとう!ただインドの名誉のために言っておくと、インド政府も職員も私腹を肥やそうとして旅行者に嫌がらせをしているわけではありません。手続きの割にビザ代は安いし、賄賂を要求するわけでもありません。ただ、決められたルールや手続きが大変非効率で、それを改善しようとする人が誰もいないというだけです。窓口や職員増やせばいい話なのにね。唯我独尊のインドスタイルは、これからも私達旅行者に試練を与えてくれそうです。
写真: 青い部分が顔写真 -
[まとめ]
さて、本当の時間の無駄とは、どういうことか、わかってもらえたでしょうか。最後にもう一度、声を大にして言わせて下さい。
「時間のムダって言うのはなあ、こういうことを言うんだよ!」 -
[リンク集]
==ネパール街案内==
カトマンズ通信 全10作
http://4travel.jp/travelogue/10442708
沈没地としてのポカラ 全4作
http://4travel.jp/travelogue/10761427
==ネパール旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=os&level1=1&level2=771&level3=&sort=when
==海外旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=os&sort=when&view_mode=list
==国内旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/?dmos=dm&sort=when&view_mode=list
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