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京都で遊んでみる。<br /><br />まず最初は遊びではないが、写経をしてみる。<br /><br />写経が気軽にできるところは意外に少なく、京都市内で毎日できるところはネットで調べると6ヶ寺程度。その中で今回は東山にある法住寺に行ってみることにする。<br />京都駅から歩いて20分程度、三十三間堂の東隣に法住寺がある。門の前で写真を撮ったりしていると、同行者が地元のおばあさんから話しかけられ「あちらもいい門ですから帰り道に撮っておくれやす。」などと言われる。いやー、京言葉やね。<br /><br /><br />本堂に中に入り、写経をしたい旨を伝える。まずはお参りくださいということで、本堂のお不動さんに拝礼する。そのうちお寺の人がやってきてご本尊のこと、本堂のことを一通り説明してくださる。<br />次にその横の建物にある赤穂浪士四十七士の木像を見せていただく。大石内蔵助はここのお不動さんに大願成就のお参りに来ていたとのこと。<br />また次に別棟に移動し、後白河法皇御木像の厨子や親鸞聖人そば食いの御像、親鸞聖人作の阿弥陀如来像なるものなど一通り説明していただく。ふと横の壁を見るとサザエさんのイラストが掲げてあり、疑問に思っていると、こちらは長谷川町子さんの菩提寺にもなっているとのこと。奥の方にお仏壇があった。<br /><br />いよいよ写経の時間。お香で体を清め、席に移動する。先客で若い男性3人組が写経をしていてもうすぐ終わりそうだった。その隣に座らせていただく。<br />お手本を下敷きにして、般若心経を筆で書いていく。文字を書くだけなので何も難しいことはないが、やはりきれいに書こうという気になる。でもそれよりもなんだかどんどん書きたい思いが出てきて、結構早いペースで書いていった。同行の2人は丁寧に筆を走らせているので、私よりも倍は時間をかけている感じ。途中で休憩したりしながら書き上げる。正面にはこじんまりした庭があり蝉が鳴いている。<br />残念ながら境内で工事をしており、時々その音がうるさかったが、工事がなかったら静かで落ち着いたところと思う。そのうち男性3人組が終わり、その後若い女性2人組がやってきた。意外に若い人ばかりなのでびっくりする。<br />自分の写経は終わり、同行者が終わるまで待つ。今日(28日)はたまたまお不動さんの縁日の日で、お参りに来た方に巻き寿司が少しふるまわれるとのこと。で、写経に来た人にもお裾分けをいただいた。<br />写経に来たのはその後はご年配の女性が一人ずつ、2名来られた。我々がいる間に10名来たことになる。<br /><br />結局3時間ほどいて、お寺を後にする。近所で遅い昼食を取り、なんだかもう疲れたので宿にチェックインする。今日は八瀬にあるエクシブに泊まり。友人の会社の保養所として利用できると言うことで。<br /><br />ホテルで少し休憩し夕食にまた街まで出てくる。お店は事前に予約していた先斗町の「四季 よし菜」さんというところ。床での食事。だいぶ早くに予約していたためか、一番川に近いところの席だった。昼間は死にそうなほどの暑さだったが、夕方は風も少し出てなんとかしのげる。鮎やら鱧やらの夏らしい料理をいただく。<br /><br /><br />翌日は貴船で流しそうめんを食べる。<br />叡電の貴船口駅に9:30ごろに着くように行くと、電車から降りる人がたくさん。貴船まで行くバスがちょうどあり、これに乗る。バス停で降りて目指すお店の「ひろ文」さんまで15分くらい歩く。ここは予約なしで流しそうめんがいただけるのだが、その分待ち時間が長い。開店の11時に着いたところで、すでに2時間待ち。注文を済ませ、時間があるので貴船神社に参拝し、カフェで休憩するなどして過ごす。<br />お店に戻るとあともう少しというところなので、川の上に渡している待合用の座敷でしばし待つ。台湾とか海外から来ている人も多そうだった。川に足先をつけてみると冷たくて気持ちいい。<br /><br />そうこうしているうちにようやく順番が来た。そうめんは2束分くらいあるらしく、意外に多い。ずっとそうめんが出てくるところを待ち構えていないといけないので、気が抜けない。わいわい言いながらそうめんを食べ、終了。<br /><br />終わったので帰ることにする。この日は貴船も人が多く、狭い道で車が往生している。上高地などのように車を制限したらいいのにと思う。京阪電車で寝ようかとも思ったが、冷房がほとんど効いてなくて暑くて眠れず。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />

夏の京都(写経、納涼床)

3いいね!

2010/08/28 - 2010/08/29

1814位(同エリア2099件中)

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15

se-nen

se-nenさん

京都で遊んでみる。

まず最初は遊びではないが、写経をしてみる。

写経が気軽にできるところは意外に少なく、京都市内で毎日できるところはネットで調べると6ヶ寺程度。その中で今回は東山にある法住寺に行ってみることにする。
京都駅から歩いて20分程度、三十三間堂の東隣に法住寺がある。門の前で写真を撮ったりしていると、同行者が地元のおばあさんから話しかけられ「あちらもいい門ですから帰り道に撮っておくれやす。」などと言われる。いやー、京言葉やね。


本堂に中に入り、写経をしたい旨を伝える。まずはお参りくださいということで、本堂のお不動さんに拝礼する。そのうちお寺の人がやってきてご本尊のこと、本堂のことを一通り説明してくださる。
次にその横の建物にある赤穂浪士四十七士の木像を見せていただく。大石内蔵助はここのお不動さんに大願成就のお参りに来ていたとのこと。
また次に別棟に移動し、後白河法皇御木像の厨子や親鸞聖人そば食いの御像、親鸞聖人作の阿弥陀如来像なるものなど一通り説明していただく。ふと横の壁を見るとサザエさんのイラストが掲げてあり、疑問に思っていると、こちらは長谷川町子さんの菩提寺にもなっているとのこと。奥の方にお仏壇があった。

いよいよ写経の時間。お香で体を清め、席に移動する。先客で若い男性3人組が写経をしていてもうすぐ終わりそうだった。その隣に座らせていただく。
お手本を下敷きにして、般若心経を筆で書いていく。文字を書くだけなので何も難しいことはないが、やはりきれいに書こうという気になる。でもそれよりもなんだかどんどん書きたい思いが出てきて、結構早いペースで書いていった。同行の2人は丁寧に筆を走らせているので、私よりも倍は時間をかけている感じ。途中で休憩したりしながら書き上げる。正面にはこじんまりした庭があり蝉が鳴いている。
残念ながら境内で工事をしており、時々その音がうるさかったが、工事がなかったら静かで落ち着いたところと思う。そのうち男性3人組が終わり、その後若い女性2人組がやってきた。意外に若い人ばかりなのでびっくりする。
自分の写経は終わり、同行者が終わるまで待つ。今日(28日)はたまたまお不動さんの縁日の日で、お参りに来た方に巻き寿司が少しふるまわれるとのこと。で、写経に来た人にもお裾分けをいただいた。
写経に来たのはその後はご年配の女性が一人ずつ、2名来られた。我々がいる間に10名来たことになる。

結局3時間ほどいて、お寺を後にする。近所で遅い昼食を取り、なんだかもう疲れたので宿にチェックインする。今日は八瀬にあるエクシブに泊まり。友人の会社の保養所として利用できると言うことで。

ホテルで少し休憩し夕食にまた街まで出てくる。お店は事前に予約していた先斗町の「四季 よし菜」さんというところ。床での食事。だいぶ早くに予約していたためか、一番川に近いところの席だった。昼間は死にそうなほどの暑さだったが、夕方は風も少し出てなんとかしのげる。鮎やら鱧やらの夏らしい料理をいただく。


翌日は貴船で流しそうめんを食べる。
叡電の貴船口駅に9:30ごろに着くように行くと、電車から降りる人がたくさん。貴船まで行くバスがちょうどあり、これに乗る。バス停で降りて目指すお店の「ひろ文」さんまで15分くらい歩く。ここは予約なしで流しそうめんがいただけるのだが、その分待ち時間が長い。開店の11時に着いたところで、すでに2時間待ち。注文を済ませ、時間があるので貴船神社に参拝し、カフェで休憩するなどして過ごす。
お店に戻るとあともう少しというところなので、川の上に渡している待合用の座敷でしばし待つ。台湾とか海外から来ている人も多そうだった。川に足先をつけてみると冷たくて気持ちいい。

そうこうしているうちにようやく順番が来た。そうめんは2束分くらいあるらしく、意外に多い。ずっとそうめんが出てくるところを待ち構えていないといけないので、気が抜けない。わいわい言いながらそうめんを食べ、終了。

終わったので帰ることにする。この日は貴船も人が多く、狭い道で車が往生している。上高地などのように車を制限したらいいのにと思う。京阪電車で寝ようかとも思ったが、冷房がほとんど効いてなくて暑くて眠れず。












同行者
友人
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
JRローカル 私鉄
旅行の手配内容
個別手配

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  • 法住寺入り口<br /><br />隣にある三十三間堂は後白河上皇が建てた仏堂なので、三十三間堂の千手観音像は御陵があった法住寺の方を向いているとのこと。<br />

    法住寺入り口

    隣にある三十三間堂は後白河上皇が建てた仏堂なので、三十三間堂の千手観音像は御陵があった法住寺の方を向いているとのこと。

    法住寺 寺・神社・教会

  • 法住寺 旧御陵正門<br /><br />法住寺は後白河法皇の御所聖蹟<br />

    法住寺 旧御陵正門

    法住寺は後白河法皇の御所聖蹟

  • 写経をするところ<br /><br />我々がいた時は、意外に若い人が多く来た。我々含め10人のうち、8人が20・30代だった。<br />手前にあるお寿司は、この日(28日)がたまたまお不動さんの縁日ということで写経に来た人にもお裾分けをいただいた。

    写経をするところ

    我々がいた時は、意外に若い人が多く来た。我々含め10人のうち、8人が20・30代だった。
    手前にあるお寿司は、この日(28日)がたまたまお不動さんの縁日ということで写経に来た人にもお裾分けをいただいた。

  • いよいよ写経始め<br />

    いよいよ写経始め

  • 写経終わり<br /><br />左端に祈願する内容と住所・氏名、「謹書」という言葉を書いて終わり。<br />

    写経終わり

    左端に祈願する内容と住所・氏名、「謹書」という言葉を書いて終わり。

  • 鴨川<br /><br />夏の暑い昼間。出歩くには暑すぎる。<br />

    鴨川

    夏の暑い昼間。出歩くには暑すぎる。

  • 鴨川<br /><br />三条大橋から南を見る。夕方になったので、涼みに来る人も多い。

    鴨川

    三条大橋から南を見る。夕方になったので、涼みに来る人も多い。

  • 先斗町 四季 よし菜<br /><br />今日はこちらの床でご飯をいただく。<br />

    先斗町 四季 よし菜

    今日はこちらの床でご飯をいただく。

  • 前菜<br /><br />

    前菜

  • 焼き物<br />

    焼き物

  • だいぶ暮れてきた。<br /><br />風も出て多少涼しさを感じる。<br />

    だいぶ暮れてきた。

    風も出て多少涼しさを感じる。

  • デザート<br /><br />フルーツにジュレをかけたもので〆。<br />

    デザート

    フルーツにジュレをかけたもので〆。

  • 貴船・ひろ文<br /><br />翌日は貴船の「ひろ文」さんで流しそうめんを食べる。<br />予約不可なので、2〜3時間待ちはザラでみんな殺到。<br />開店時に来て自分の番が来るまで貴船神社などを散策。<br />

    貴船・ひろ文

    翌日は貴船の「ひろ文」さんで流しそうめんを食べる。
    予約不可なので、2〜3時間待ちはザラでみんな殺到。
    開店時に来て自分の番が来るまで貴船神社などを散策。

    料理旅館 ひろ文 宿・ホテル

  • 食事場<br /><br />川の上に渡した座敷でいただく。4組ずつしか食べれないので、それ以外は順番待ち。

    食事場

    川の上に渡した座敷でいただく。4組ずつしか食べれないので、それ以外は順番待ち。

    料理旅館 ひろ文 宿・ホテル

  • ようやく自分たちの番<br /><br />食べてる間はソーメンを逃さないように食べないといけないので、写真を撮る暇はなし。

    ようやく自分たちの番

    食べてる間はソーメンを逃さないように食べないといけないので、写真を撮る暇はなし。

    料理旅館 ひろ文 宿・ホテル

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