日本の旅　関西を歩く　京都の清滝の紅葉

2007/12/10 - 2007/12/10

清滝（きよたき）は京都市の最高峰、９２４ｍの愛宕山の愛宕神社や月輪寺を参拝する人たちの宿場町だった。現在では旅館が少なくなって創業３５０年の老舗料理旅館「ますや」が清滝のシンボル的な存在になっている。四季それぞれの表情を持つ清滝川周辺の景観は風情があり、古くから与謝野晶子（よさの あきこ１８７８−１９４２年）、梶井基次郎（かじい もとじろう１９０１−１９３２年）、田宮虎彦（たみや とらひこ１９１１−１９８８年）などの作家・詩人も好んで訪れており、渡猿橋脇には与謝野晶子の歌碑がある。１２月１０日はきれいな紅葉も残っていたが、見ごろは過ぎており落ち葉が多かった。
（写真は清滝の光景）

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

清滝の紅葉。

清滝の光景。

清滝の紅葉。

ますや旅館。

清滝の光景。

一昔前の郵便ポストがあった。

清滝の光景。

渡猿橋周辺の光景。

清滝の光景。

渡猿橋のそばに立つ与謝野晶子の歌碑。

清滝の光景。

清滝の光景。

清滝の光景。

渡猿橋周辺の光景。

清滝の光景。

渡猿橋周辺の光景。

清滝の光景。

後方は清滝トンネル。京都心霊スポットの５指に入る幽霊トンネルとのこと。
トンネルは細くて暗く、一方通行の車一台通るのがやっとの狭さでバスは壁に当たらないよう恐る恐る進む。人もトンネルの端を歩くことができるのだが気味の悪いトンネルだ。清滝トンネルは、愛宕神社参詣のため戦前に敷設された愛宕鉄道の鉄道専用トンネルで、１９２９年に開通し１９４４年に廃線となり、路線跡は府道として利用されている。

愛宕神社参道の案内。

清滝川にオオサンショウウオなど珍しい生物が生息していることの紹介板。

この旅行記へのコメント （3）

• トモとアックさん 2007/12/26 22:05:02

  清滝の風景

  さすらいおじさん
  
  ご無沙汰しています、トモとアックです。
  関西を歩くシリーズ、楽しく拝見しています。
  
  清滝はそれほど著名な観光地では無い為か、
  情報も少なく良く知らなかったので、
  とても参考になりました。
  鄙びた雰囲気の、ほっとする風景ですね。
  （大覚寺道の旅行記も、同様で良かったです）
  
  清滝の散策を楽しもうとする場合は、
  化野・鳥居本近辺の観光とワンセットで、
  歩いて行ける行程なのでしょうか？
  
  ご教示よろしくお願いいたします。
  
  
  

  さすらいおじさんさん からの返信 2007/12/27 10:11:14

  RE: 清滝の風景

  トモとアックさん
  
  京都をごらんいただきありがとうございます。
  
  ＞清滝の散策を楽しもうとする場合は、
  化野・鳥居本近辺の観光とワンセットで、
  歩いて行ける行程なのでしょうか？
  
  化野・鳥居本から清滝まではバス道を歩いて1キロほどですから
  充分１日ワンセットコースで楽しめます。
  効率がいいのはまず清滝まで京都バスで行って、清滝観光の後
  復路で化野・鳥居本、嵯峨野を散策されることだと思います。
  京都バスの路線、時刻は　http://www.kyotobus.jp/index.html　で確認できます。
  私は京都観光１日乗車券カードを使ったので往復とも京都バスを利用しました。
  お恥ずかしい話ですが、化野・鳥居本と清滝をつないでいる「清滝の幽霊トンネル」が狭くて暗くて、トンネルを歩くのが気味が悪いということもありました。
  トモとアックさんがおっしゃるとおり、清滝まで足を伸ばす人は少ないのでひなびた田舎をのんびり楽しむことができました。
  どうぞ、京都をお楽しみください。
  

  トモとアックさん からの返信 2007/12/27 23:19:32

  RE: 清滝の風景

  さすらいおじさん
  
  とても詳しいガイドをいただき、
  ありがとうございました！
  
  今度ぜひ、清滝＋鳥居本近辺のコースで、
  散策をしてみようと思います。
  
  トモとアック