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10月29日の23:30にイスラエル・テルアビブのベン・グリオン空港着。入国審査は予想通り厳しかった。若い女性の係官だったのだが、にこりともしないで、入国目的は?知人がいるのか?ホテル名は?滞在日数は?出国チケットは?帰国チケットは?と矢継ぎ早に質問してくる。たじたじしながら答えて、パスポートにスタンプを押さないでと頼むと何故だ?と聞かれた。ガイドブックにも「No stanp please」で別の紙にスタンプを押してくれると書いてあったので、答えを考えていなかった。「イスラム国に入国できなくなるから」と言えば入国拒否されるのではないかと不安で、答えに窮してもじもじしていると何度もWhy?と言ってくる。口の中でもごもごしていると業を煮やしたのか、係官のほうから睨みつけて「モスリム国?」ときた。そうだと答えると別紙にスタンプを押してパスポートを投げ返してきた。この間30分、どれだけたくさんの旅行者が待っていようがお構いなしだ。これまでの入国審査でこれほど横柄な係官に会ったことがない。入国できたのは夜中の1時。換金し、エルサレム行きのバスターミナルをインフォーメーションで聞き、空港で朝を待つことにした。6:30の5番バスで20シェケル・600円を払い、終点で947番バスに乗り換えてエゲットバスのセントラルステーションに8:10着。バスの時刻表などをもらってヤッフォゲート行き20番バスで9時ヤッフォ門着。インフォーメーションで地図をもらって旧市街のスークの中にある聖墳墓教会に近いタバスコホステルを探すが迷路のような道でなかなか見つからない。何度も道を尋ねてようやくたどり着いたがヘブロン・トゥデイ・ホステルと言う名前に変わっていた。1泊25シェケル・750円のドミトリーにチェックインできたのは10月30日の10:30。<br />エルサレム訪問の目的のひとつはアントニアの要塞で死刑判決を受けたイエス・キリストが十字架を担いで磔の刑に処されたゴルゴタの丘まで歩いたと言われるヴィア・ドロローサ(悲しみの道)を歩くことだ。10月30日の午後「巡礼者のためのガイド」(5シェケル・150円)を買って14あるステーションを探しながら歩いた。<br />*ヴィア・ドロローサ(悲しみの道)<br />第1ステーション:イエスが死刑判決を受けた総督官邸跡、現在はオマリーエ学校の校庭。<br />第2ステーション:イエスが十字架を担がされたフランシスコ会。<br />第3ステーション:イエスが十字架の重みに倒れた場所。ポーランドのカトリック騎士団が聖堂を建てた。<br />第4ステーション:聖母マリアがイエスを見守った場所、現在はアルメニア・カトリック教会。<br />第5ステーション:クレネ人シモンがイエスに代わって十字架を担いだ場所。<br />第6ステーション:ベロニカがイエスの顔を拭った、現在はイエスの小さき姉妹会修道院。<br />第7ステーション:イエスが2度目に倒れた、判決の門。<br />第8ステーション:イエスがエルサレムの娘たちを慰めた、現在のギリシャ正教の修道院。<br />第9ステーション:イエスが3度目に倒れた、現在のコプト派総主教府入り口脇の柱。<br />第10ステーション:イエスが衣を脱がされた聖墳墓教会の階段の場所。<br />第11ステーション:イエスが十字架に釘付けにされたローマ・カトリックの祭壇の場所。<br />第12ステーション:イエスが十字架上で息を引き取ったギリシャ正教会の祭壇の場所。<br />第13ステーション:イエスが十字架から降ろされた「悲しみのマリア像」の場所。<br />第14ステーション:イエスが葬られた聖墳墓教会のギリシャ正教の墓。<br /><br />ヴィア・ドロローサ(悲しみの道)を歩きながら、イエスは重い十字架を担がされて何度も倒れながら、どんな思いでこの道を歩いたのだろうと考えていた。<br />(写真はヴィア・ドロローサ−悲しみの道)<br />

欧州・バックパッカーの旅【50】 イスラエル・エルサレムの「悲しみの道」を歩く

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2006/10/30 - 2006/10/30

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さすらいおじさん

さすらいおじさんさん

10月29日の23:30にイスラエル・テルアビブのベン・グリオン空港着。入国審査は予想通り厳しかった。若い女性の係官だったのだが、にこりともしないで、入国目的は?知人がいるのか?ホテル名は?滞在日数は?出国チケットは?帰国チケットは?と矢継ぎ早に質問してくる。たじたじしながら答えて、パスポートにスタンプを押さないでと頼むと何故だ?と聞かれた。ガイドブックにも「No stanp please」で別の紙にスタンプを押してくれると書いてあったので、答えを考えていなかった。「イスラム国に入国できなくなるから」と言えば入国拒否されるのではないかと不安で、答えに窮してもじもじしていると何度もWhy?と言ってくる。口の中でもごもごしていると業を煮やしたのか、係官のほうから睨みつけて「モスリム国?」ときた。そうだと答えると別紙にスタンプを押してパスポートを投げ返してきた。この間30分、どれだけたくさんの旅行者が待っていようがお構いなしだ。これまでの入国審査でこれほど横柄な係官に会ったことがない。入国できたのは夜中の1時。換金し、エルサレム行きのバスターミナルをインフォーメーションで聞き、空港で朝を待つことにした。6:30の5番バスで20シェケル・600円を払い、終点で947番バスに乗り換えてエゲットバスのセントラルステーションに8:10着。バスの時刻表などをもらってヤッフォゲート行き20番バスで9時ヤッフォ門着。インフォーメーションで地図をもらって旧市街のスークの中にある聖墳墓教会に近いタバスコホステルを探すが迷路のような道でなかなか見つからない。何度も道を尋ねてようやくたどり着いたがヘブロン・トゥデイ・ホステルと言う名前に変わっていた。1泊25シェケル・750円のドミトリーにチェックインできたのは10月30日の10:30。
エルサレム訪問の目的のひとつはアントニアの要塞で死刑判決を受けたイエス・キリストが十字架を担いで磔の刑に処されたゴルゴタの丘まで歩いたと言われるヴィア・ドロローサ(悲しみの道)を歩くことだ。10月30日の午後「巡礼者のためのガイド」(5シェケル・150円)を買って14あるステーションを探しながら歩いた。
*ヴィア・ドロローサ(悲しみの道)
第1ステーション:イエスが死刑判決を受けた総督官邸跡、現在はオマリーエ学校の校庭。
第2ステーション:イエスが十字架を担がされたフランシスコ会。
第3ステーション:イエスが十字架の重みに倒れた場所。ポーランドのカトリック騎士団が聖堂を建てた。
第4ステーション:聖母マリアがイエスを見守った場所、現在はアルメニア・カトリック教会。
第5ステーション:クレネ人シモンがイエスに代わって十字架を担いだ場所。
第6ステーション:ベロニカがイエスの顔を拭った、現在はイエスの小さき姉妹会修道院。
第7ステーション:イエスが2度目に倒れた、判決の門。
第8ステーション:イエスがエルサレムの娘たちを慰めた、現在のギリシャ正教の修道院。
第9ステーション:イエスが3度目に倒れた、現在のコプト派総主教府入り口脇の柱。
第10ステーション:イエスが衣を脱がされた聖墳墓教会の階段の場所。
第11ステーション:イエスが十字架に釘付けにされたローマ・カトリックの祭壇の場所。
第12ステーション:イエスが十字架上で息を引き取ったギリシャ正教会の祭壇の場所。
第13ステーション:イエスが十字架から降ろされた「悲しみのマリア像」の場所。
第14ステーション:イエスが葬られた聖墳墓教会のギリシャ正教の墓。

ヴィア・ドロローサ(悲しみの道)を歩きながら、イエスは重い十字架を担がされて何度も倒れながら、どんな思いでこの道を歩いたのだろうと考えていた。
(写真はヴィア・ドロローサ−悲しみの道)

同行者
一人旅
一人あたり費用
100万円以上
交通手段
高速・路線バス

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  • 第1ステーション:イエスが死刑判決を受けた総督官邸跡の表示板。<br />

    第1ステーション:イエスが死刑判決を受けた総督官邸跡の表示板。

  • 第1ステーション:イエスが死刑判決を受けた総督官邸跡、現在はオマリーエ学校の校庭。<br />

    第1ステーション:イエスが死刑判決を受けた総督官邸跡、現在はオマリーエ学校の校庭。

  • 第2ステーション:イエスが十字架を担がされた鞭打ちの教会。<br />

    第2ステーション:イエスが十字架を担がされた鞭打ちの教会。

  • 第3ステーション:イエスが十字架の重みに倒れた場所。ポーランドのカトリック騎士団が聖堂を建てた。<br />

    第3ステーション:イエスが十字架の重みに倒れた場所。ポーランドのカトリック騎士団が聖堂を建てた。

  • 第4ステーション:聖母マリアがイエスを見守った場所、現在はアルメニア・カトリック教会。<br />

    第4ステーション:聖母マリアがイエスを見守った場所、現在はアルメニア・カトリック教会。

  • 第5ステーション:クレネ人シモンがイエスに代わって十字架を担いだ場所。<br />

    第5ステーション:クレネ人シモンがイエスに代わって十字架を担いだ場所。

  • 第6ステーション:ベロニカがイエスの顔を拭った、現在はイエスの小さき姉妹会修道院。<br />

    第6ステーション:ベロニカがイエスの顔を拭った、現在はイエスの小さき姉妹会修道院。

  • 第7ステーション:イエスが2度目に倒れた、判決の門。<br />

    第7ステーション:イエスが2度目に倒れた、判決の門。

  • 第8ステーション:イエスがエルサレムの娘たちを慰めた、現在のギリシャ正教の修道院。<br />

    第8ステーション:イエスがエルサレムの娘たちを慰めた、現在のギリシャ正教の修道院。

  • 第9ステーション:イエスが3度目に倒れた、現在のコプト派総主教府入り口。<br />

    第9ステーション:イエスが3度目に倒れた、現在のコプト派総主教府入り口。

  • 第9ステーション:イエスが3度目に倒れた、現在のコプト派総主教府入り口脇のローマ時代の円柱。円柱の前にイエスが倒れた。<br />

    第9ステーション:イエスが3度目に倒れた、現在のコプト派総主教府入り口脇のローマ時代の円柱。円柱の前にイエスが倒れた。

  • 第10ステーションから第14ステーションまである聖墳墓教会。<br />

    第10ステーションから第14ステーションまである聖墳墓教会。

  • 第10ステーション:イエスが衣を脱がされた聖墳墓教会の階段の場所。階段を上ったところがゴルゴタの丘。<br />

    第10ステーション:イエスが衣を脱がされた聖墳墓教会の階段の場所。階段を上ったところがゴルゴタの丘。

  • 第11ステーション:イエスが十字架に釘付けにされたローマ・カトリックの祭壇の場所。<br /><br />

    第11ステーション:イエスが十字架に釘付けにされたローマ・カトリックの祭壇の場所。

  • 第12ステーション:イエスが十字架上で息を引き取ったギリシャ正教会の祭壇の場所。<br />

    第12ステーション:イエスが十字架上で息を引き取ったギリシャ正教会の祭壇の場所。

  • 第13ステーション:イエスが十字架から降ろされた「悲しみのマリア像」の場所。<br />

    第13ステーション:イエスが十字架から降ろされた「悲しみのマリア像」の場所。

  • イエスの身体に油が塗られた場所を記念する塗油の石。<br />

    イエスの身体に油が塗られた場所を記念する塗油の石。

  • イエスの身体の油が塗られるところを描いた絵画。<br />

    イエスの身体の油が塗られるところを描いた絵画。

  • 第14ステーション:イエスが葬られた聖墳墓教会のギリシャ正教の墓。<br />

    第14ステーション:イエスが葬られた聖墳墓教会のギリシャ正教の墓。

  • 第14ステーション:イエスが葬られた聖墳墓教会のギリシャ正教の墓の中。<br />

    第14ステーション:イエスが葬られた聖墳墓教会のギリシャ正教の墓の中。

  • 第14ステーション:イエスが葬られた聖墳墓教会のギリシャ正教の墓の中。<br />

    第14ステーション:イエスが葬られた聖墳墓教会のギリシャ正教の墓の中。

  • 聖墳墓教会のドーム。<br />

    聖墳墓教会のドーム。

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この旅行記へのコメント (10)

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  • あっちゃんさん 2007/01/20 09:36:54
    大変勉強になりました!
    さすらいおじさん様、はじめまして。

    いつも見せて頂いているので、
    私ははじめましてという感じではないんですがw
    初めて書き込みさせていただきます、あっちゃんと申します。

    キリストゆかりの地の旅行記をじっくり読ませていただきました。
    私は全然キリスト教に詳しくありませんが、映画やテレビで
    見るたびに、この悲しみの道というところをいつかこの目で見てみたい!
    といつも思っていました。
    さすらいおじさんの分かりやすい解説を読みながら写真を見ていたら
    ますますその思いは強くなりました。

    さすらいおじさんの旅行記は、いつも生の具体的な情報がたくさん
    書かれていてすごいですよね!私はたった1週間の旅行でも
    すぐ忘れてしまったりして・・・なるべくメモに書くようにしてるんですが
    後の方はサボってしまったりして…全然ダメです。

    素適な旅行記をいつもありがとうございます。
    これからも楽しみにしています。

    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2007/01/20 15:43:19
    RE: 大変勉強になりました!
    あっちゃん さん


    いつも訪問いただきありがとうございます。

    つたない旅行記をご覧いただきありがとうございます。私も旅行中のことはかなり忘れているので思い出すのに苦労しています。


    エルサレムの悲しみの道は2000年前の石畳が残っているので、キリストが歩いた同じ道を歩くことができました。これは感激しますね。

    エルサレムは、2000年前の道や建物が残っていて、現在も住民に使われており、2000年前にタイムスリップする気持ちになれました。

    3つの宗教の聖地エルサレムは他国に無い、異質な雰囲気を持つ街だなあ、と思いました。


  • いのうえさん 2007/01/15 22:13:37
    イエス・キリストの処刑への道を巡礼されたんですね
    さすらいおじさん、こんにちは。

     すごく細かく巡礼されたんですね。去年は世界遺産の番組などで2−3回紹介されていましたが、とても細かくフォローされていますね。勉強になります。
    http://kixsfo.fc2web.com/asia/NE.html

     天井のイエスの絵ですが、どうもこういう顔をしていたみたいですね。
    これはイエスが包まれていた聖骸布に写っていた顔と同じようです。
    http://kixsfo.fc2web.com/europe/IT2.html
    テレビ番組「世界ミステリー紀行、真・聖杯伝説、キリストの暗号」
    を読んでみてください。とても驚きますよ。

    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2007/01/16 01:01:59
    RE: イエス・キリストの処刑への道を巡礼されたんですね
    いのうえさん

    イスラエルをご覧いただきありがとうございます。

    いのうえさんのURLページを拝見しました。
    百科事典もガイドブックも及ばない、幅広くて詳しい情報にまた感心しました。

    私も旅番組を見るのは好きですが、いのうえさんのようにまとめるのは大変でさらっと見て忘れていることが多いです。

    テレビ局もいのうえさんに感謝されていることだと思います。

    また、拝見します。ありがとうございます。


  • チビケイさん 2007/01/15 05:10:19
    お早うございまーす(^O^)/イスラエルにも行かれたんですね♥
    さすらいおじさんさん(●^o^●)

    今読んでいる本が聖書に関する本なんですが
    キリスト教、ユダヤ教、イスラム教に関しての
    本なんです。イエス生誕から旅立つその日までの事や
    イスラエルの3つの宗教の聖地が
    ある事などが詳しく記されています。

    以前からイスラエルの死海などにも
    興味がありました。
    遠くて行けないんですが
    さすらいおじさんさんの旅行記を見せて
    頂きながら本とも照らし合わせ
    宗教とはとあらためて考えさせらました。

    人は決して強くはないから
    導いてくれる何かを捜し求めるんですね。
    イエスキリストは何故処刑されなくてはならなかったのか
    当時の時代背景なども考え
    さすらいおじさんさんの写真を見ながら
    不思議な気分になりました。

    沢山の旅をし色んな歴史を流離う
    さすらいおじさんさんの旅行記は
    いつも勉強になります。
    今回も有り難う御座います(^^♪
    またお邪魔させて下さい<(_ _)>

    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2007/01/15 09:34:47
    RE: お早うございまーす(^O^)/イスラエルにも行かれたんですね♥
    チビケイさん

    キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、3つの宗教の聖地、エルサレムには以前から行ってみたくて、ようやく実現しました。

    宗教心はすごい建物、絵画、彫刻など生み出して信じられない人間の力を引き出していると思います。
    同時に教義の違いで世界中で紛争を起こしているのも事実です。
    人類の歴史の最も重要な部分を占めてきたのが宗教だと言ってもいいのではないでしょうか。

    キリストがユダヤ人の手で処刑されたのは、一神教の教えに背いてキリストが「神の子」を名乗ったからだと説明を受けました。

    エルサレムで驚いたのはたくさんキリスト教の遺産があるのに、キリスト教信者は僅か3%、80%がユダヤ教、15%がイスラム教信者ということです。キリストはユダヤ教でもイスラム教でも預言者の一人にすぎず、今もユダヤ人はキリストを許していない、と感じました。

    チビケイさんがお読みになっている本で、ユダヤ人は現在キリストをどのように評価しているのか、書いてあれば、お教えいただければありがたいです。

    チビケイ

    チビケイさん からの返信 2007/01/15 16:40:03
    さすらいおじさんさん♪こんにちわ。今まさにそのキリスト教とユダヤ教についてーーー
    さすらいおじさんさん♪
    実はチビケイ今回この本を読んで驚いていたところなんです。
    宗教に関して、、とても無知だった私ですが

    キリスト教やユダヤ教、イスラム教に
    前々からとても興味があり
    映画、本などを読み漁っていました(笑)

    今読んでいる本によると
    宗教の始まりがアミニズム(原始宗教?)だったようで
    ユダヤ教の始まりがモーゼと書かれていました。

    キリスト教はそのユダヤ教から分派したような
    書き方をしてあり
    今もユダヤ教徒の方達はキリスト教は
    ユダヤの流れからきており認めてないように
    書かれていました。

    本文ではユダヤ教→キリスト教→イスラム教と
    なっていましたので大元はモーゼが神から掲示を
    受けたユダヤが一神教と信じられているとの書き方でした。

    チビケイのわかりにくい説明でごめんなさい。
    さすらいおじさんさん、もし良かったら
    この一冊で「聖書」がわかる!と言うタイトルの
    本をご覧になられては如何でしょう。
    とってもわかりやすくて興味深い内容でした♡^^♡

    旧約聖書、新約聖書のあらすじからユダヤ教、キリスト教まで
    となっていましたので面白いです。

    さすらいおじさんさんの探究心に感激です♥
    チビケイも頑張って色んな事にトライしたいです。
    さすらいおじさんさんd(⌒ー⌒) グッ!!

    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2007/01/15 21:12:49
    RE: お早うございまーす(^O^)/イスラエルにも行かれたんですね♥
    チビケイさん

    早速お教えいただきありがとうございます。

    >キリスト教はそのユダヤ教から分派したような
    書き方をしてあり
    今もユダヤ教徒の方達はキリスト教は
    ユダヤの流れからきており認めてないように
    書かれていました。

    このご説明でユダヤ教信者のキリスト教への見方が、「やっぱりそうか」と思いました。
    ユダヤ教信者はキリスト教やイスラム教はユダヤ教の分派に過ぎず、自分たちの宗教が唯一正統なものだと考えていると思います。キリスト教教会の名前も知らない人が多いのです。

    ユダヤ教信者はモーゼの十戒の戒律の「エホバ以外に神は無い」に従うので、「神の子」を名乗ったキリストは現在も認めず、キリストを処刑したことの反省も無いと思います。

    ユダヤ人が歴史的に嫌われてきた要因のひとつは、ユダヤ教徒は自分たちだけが正しいと考えて、排他的であること、その結果キリストを殺したこと、だと思います。

    それに十戒の戒律では「人を殺してはならない」、とあるのに他宗派とはいえ、イスラム教徒を殺害するのは戒律違反だと思います。

    ユダヤ人はホロコーストの被害者ではありますが、現在は加害者でもあります。
    イスラエルも排他性を反省しないと中東和平は難しいし、安全な国になることも難しいのではないか、と今回の旅で感じました。

    いい本を教えていただきありがとうございます。

    チビケイ

    チビケイさん からの返信 2007/01/15 22:44:47
    またまたコンバンワです(●^o^●);
    実は先日テレビで
    アウシュビッツから生還された
    プリモ レーヴィさんの事を
    やっていたのですが
    (何故か自殺されてしまいました)
    その方がパレスチナ問題で
    「宗教より、人種より自分達は人間である。
    そしてイスラエルはパレスチナに対して
    このような事をするべきではない。
    我々はホロコーストで学んだ事があるではないか」と
    イタリアの新聞にコメントを
    乗せたことがあるらしいんです。

    結果同じユダヤ人達から酷い中傷を
    受けたりボイコットされたのですが
    彼の出版している「これが人間か」と言う
    著書にはアウシュビッツでの悲惨な経験から
    学んだ人種差別、宗教差別の残酷さが見て取れました。

    イタリア系ユダヤ人(トリノで科学系の大学を優秀な
    成績で卒業していますが第二次世界大戦が始まっており
    教授などからも差別されていたようです)でありながら
    アウシュビッツでの辛い経験からか
    後年穏やかで人に対する考え方
    接し方は穏やかで寡黙だったようです。
    未だに自殺の原因はわからないのですが
    アウシュビッツから生還した事を
    辛く思っていたのではと、、、、

    本当に共感しました。
    人種、宗教ではなく、、、そのまえに
    一人の人間である事がどんなに大切か。。。
    彼は生涯その事を本に書き続けていたんですね。


    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2007/01/16 00:41:27
    RE: お早うございまーす(^O^)/イスラエルにも行かれたんですね♥
    チビケイさん

    教えていただいてありがとうございます。
    プリモ レーヴィさんの
    「宗教より、人種より自分達は人間である。
    そしてイスラエルはパレスチナに対して
    このような事をするべきではない。
    我々はホロコーストで学んだ事があるではないか」という言葉は勇気ある発言ですね。

    全世界の人達がイスラエル人に望んでいることだと思います。自殺されたのは残念です。ひどい嫌がらせや脅しが同胞からあったことは想像できます。

    イスラエルの人達、一人一人は親切でとてもいい人たちでした。
    でも「国を守る」使命を与えられるととたんに、高圧的で自分たちの都合だけを主張する国民だなあ、と感じています。

    プリモ レーヴィさんと同じ思いの人は多いでしょう。でも戦時下のイスラエル、では自由な発言はできないのだろう、と思います。

    でも勇気を持ってプリモさんのような行動を起こしてほしいです。

    チビケイさん、よく勉強されておられますね。大切な情報をお教えいただき感謝です。



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