平清水焼の窯元を訪ねて:春風さやかさんの旅行ブログ

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平清水焼の窯元を訪ねて

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平清水焼の窯元を訪ねて

『平清水焼の白い色はね、千歳山の雪の色なんです。
ほら、真っ白じゃないでしょう?
雪もね。決して真っ白じゃあなくて。
白の中に、いろんな色があるんですよ。』

 青龍窯 「残雪釉」 湯冷まし

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    山形駅前のホテルで目覚めた朝。
    予定していた路線パスに乗り遅れてしまい、
    次に平清水まで行くパスは
    1時間半後だという。

    『ひらしみず、ですか...?』
    タクシーの運転手さんは怪訝そうでした。
    『たしか、陶芸教室かなにか、
    やってるらしいですけど…』
    観光客が行くところではないのかな…


  • 山形市内 写真

    山形駅からタクシーで15分余りの平清水。
    2km程の範囲に6軒の窯があります。
    窯元を一軒一軒回り、
    何人かの作家さんと直接お話ができました。
    透明感と見事な貫入が特徴的な「雷神窯」
    ぽってりと素朴な風合いの「七右工門窯」
    それぞれの窯が個性を競っています。

    平清水焼の代表的な釉薬は
    「梨青瓷(なしせいじ)」。
    青白い釉薬に、ごま粒のような点々があり、
    梨の皮肌に似ていると
    この名が付けられたそうです。


  • 山形市内 写真

    「青龍窯」では、店の奥から品の良いおじさまが出ていらして、ご自分で作られた端正な茶器で、お茶を入れていただきました。

    『お茶はね。ぬるめの温度で滝れると、
    おいしいんですよ。』
    ―― ええ。上等な緑茶は、そうですよね。
    『だからこうやってね。
    お湯がさめるまでゆっくり待って。』
    ―― ああ、だから、「湯冷まし」
    『やきものもね。おんなじでね。
    急いでは、駄目なんですよ。』

    そうして、静かにゆっくりとお茶をいただきながら、前述の「残雪」のいわれを伺ったのでした。


  • 山形市内 写真

    家に帰って驚きました。
    あの「青龍窯」の湯飲み茶碗が家にあったのです。
    亡き母が、昔、使っていたもの。

    窯元を訪ねてシリーズ
    ・備前焼の窯元を訪ねて
    http://4travel.jp/traveler/s-harukaze/album/10203785/
    ・常滑焼の窯元を訪ねて
    http://4travel.jp/traveler/s-harukaze/album/10203015/

    ・常滑やきもの散歩道☆猫のいる風景☆2007秋♪
    http://4travel.jp/traveler/harukaze/album/10203313/
    ・笠間焼の窯元を訪ねて☆陶の小径と陶の杜☆
    http://4travel.jp/traveler/harukaze/album/10279334/


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  • 誕生日:03月21日
  • 登録:2006年06月12日

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