ポーランド旅行記・２（2005-2006年 ザコパネ、クラクフ編）

2005/12/29 - 2006/01/03

ポーランド旅行記のその２です。
今回の旅の最大の目的地アウシュビッツ博物館を見学した次の日は、ポーランドの軽井沢といわれているザコパネへ向かいました。ポーランドの良さ（景色がきれい、食事がおいしい！）に気づいた1日でした。

★★日程★★
2005年12月29日(木)
　　7時15分 福岡発(JL3052)→8時50分 成田着
　　11時00分 成田発(BA006)→14時40分 ﾛﾝﾄﾞﾝ着
　　18時05分 ﾛﾝﾄﾞﾝ発(BA852)→21時30分 ﾜﾙｼｬﾜ着　 ﾜﾙｼｬﾜ泊
12月30日(金)
　　ﾜﾙｼｬﾜ → ｸﾗｸﾌ 　ｱｳｼｭﾋﾞｯﾂ観光　　ｸﾗｸﾌ泊
◎12月31日(土)
　　ｻﾞｺﾊﾟﾈ観光　　ｸﾗｸﾌ泊
◎2006年1月1日（日)
　　ｸﾗｸﾌ → ﾜﾙｼｬﾜ　　ﾜﾙｼｬﾜ泊
1月2日（月）
　　7時30分 ﾜﾙｼｬﾜ発(BA849)→9時15分 ﾛﾝﾄﾞﾝ着　
　　12時35分 ﾛﾝﾄﾞﾝ発(BA005)
1月3日（火）
　　9時01分 成田着
　　13時30分 羽田発(JL1721)→15時25分 福岡着

エリア クラクフ(ポーランド)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ

2005年12月31日
この日は、クラクフからザコパネという平坦な土地が多いポーランドの中で貴重な山岳リゾートへ行きます。
写真は、ホテルの朝食です。ワルシャワのホテルよりも種類も少なめでちょっとがっかりでした。

9時50分のザコパネ行きのバスに乗ることにしたので、朝食後ホテル周辺を散歩しました。
バルバカンの写真です。

フロリアンスカ公園。
クラクフの街は公園に囲まれています。
犬の散歩をさせている人をたくさん見かけました。

旧市街の中心にある聖マリアへ行ってみました。
1222年に建てられたゴシック様式の建物だそうです。
中には入れず残念。

フロリアンスカ門。
ここをくぐり、旧市街への通りにはお店がたくさんあります。

ザコパネに到着しました。
クラクフから2時間くらいです。
この日は、大晦日だったためかスキー場もあるザコパネに向かう人たちでバスも満員でした。
ちなみにバス代は、片道13zt（約500円）でした。
写真は、観光案内所。
ザコパネは木彫りが有名らしく看板も木彫りです。
ここでは切手や絵葉書も販売してあります。

ザコパネの店先につながれていたワンコ。
足が冷たいのか片足を交互にあげてました。

ザコパネのメイン通りはすごい人でした。
観光馬車もいます。
ポーランドに来て、1人くらいしか見かけなかった日本人の方をここでは5人ほど見かけました（それでも他のメジャーな国の観光地に比べると断然少ないですが）

ザコパネ名所のひとつ、旧木造教会です。
意外にも中は新しい感じでした。
教会のそばには、旧墓地があります。
日本の墓地とは違い、なかなかカラフルでした。

レストランの軒下のつららがすごかったので撮影しました。

ザコパネでお昼を食べました。
どこのレストランも混んでいました。
セルフサービスの食堂で昼食をとりました。
注文するのに友人と並んで、唯一わかる「カツレツ」（とんかつのようなもの）を3人前頼もうとしていたら前に並んでいたポーランドの青年がメニューの解説を英語でしてくれました。
カツレツ以外のものを食べてみたかった私は、近くに座っていた人が食べていたものがどんなものか英語で教えてもらい、それを頼みました。
手前のが「デヴォア」（と聞こえました）というチキンのチーズ巻きフライで、その青年の友人が教えてくれたものです。奥がカツレツです。
一皿400円くらいでした。
味は日本人の味とかわらず、とてもおいしかったです。

ザコパネにはスキー場があり、スキーをしない人もケーブルカーでグバウフカ山頂までいけます。
大通りからケーブルカー乗り場までの通りは、おみやげ物や服などを売る露天が並んでいます。
そこに子犬を売っている露天を発見しました。
犬好きの私が足を止めたのは言うまでもありません。
たくさん人がいましたが、どの犬も無事新しい家族に出会えたのか気になります。

売られていたのは、ピレネー犬やセントバーナード犬など大型犬がほとんどのようでした。
どの犬もふわふわしてて、本当にかわいかったです。

後ろの建物がケーブルカー乗り場です。

山頂には5分くらいで到着します。
遠くにはタトラ山脈が見えます。
ザコパネに来る途中のバスから眺める景色も絶景でしたが、ここも絶景でした。

とにかくきれいな景色でした。

スキー場なので、スキー、スノボをしている人もたくさんいます。
スキーヤーの端くれとしては、時間があったら滑りたかったです。

ケーブルカーで街に戻りました。
バスで帰ろうとバスセンターに4時半頃行き、窓口でチケットを買おうとすると、大晦日のためかこの日は3時半でクラクフ行きのバスは終わったとのこと。
ちゃんとHPで大晦日も帰りのバスが何本かあるのを確認していたのでショックでした。
しょうがないので、電車で帰ることに。
電車は17時1分発でクラクフには20時25分着でした。
バスのほうが2時間ちょっとで着くので、疲れた体に3時間半の電車の旅は応えました。時刻表どおりに着いたのでその点はよかったです。
ちなみに電車代は15.81zt（約600円）でした。

クラクフに戻ってきて、2005年最後の晩餐をしよう！とはりきってホテルのレストランへ9時ごろ行くとこの日は大晦日でもうおしまいと言われ、疲れた体を引きずってレストランを探しました。
外に貼ってあるメニューの値段を見て、高級そうだったのにお手頃なレストランを発見し、そこに入りました。
まずはビールとEさんが頼んだもの。
ポーランドのビール。
なかなかおいしかったそうです。

頼んだものは、オニオンスープ、ステーキ、きのこのオムレツ、ポテトパンケーキ、ピエロギ。
まず出てきたのが、このオニオンスープ。
スープを飲んだ後、器のパンを食べようと思っていたら、途中で片付けられてしまいました。
味は、まあまあでした。

ピエロギ以外の料理がそろいました。
ポテトパンケーキがおいしかった！！
味は、日本人の口に合います。
このほかビール3本と水をあわせて、チップ込みで1人
千円もしませんでした。
この日は、昼食も夕食もおいしかったです。

2006年1月1日
昨晩は、大晦日でクラクフの広場ではコンサートのようなものがあっていました。
食事の後、広場まで1人で行ってみたのですが、30分も1人で待たないといけなかったのでホテルに戻ってきました。
12時前になるとかなり大掛かりな花火が上がっていて、ホテルの窓から少し見えました。今まで海外で何度か大晦日を過ごしましたが、各個人が持ち寄った市販の花火を上げているだけが多かったので、今回もそんな感じかと思っていたのですが、クラクフはちゃんとした？のが上がっていたので残念でした。
写真は、ヴァヴェル城です。
この日は、9時50分の電車でワルシャワに戻るので、急いで見に行きました。

時間がなく、外から見るだけで終わりました。

ドミニカン修道院だったかなあ。
今、ガイドブックと照らし合わせてますが、場所からしてこの修道院かなと思いますが、違っているかもしれません。

クラクフで泊まったホテル「Hotel Polonia」
最初は、日本のホテル予約会社を通して別のホテルを予約しようと思ってたのですが、空室がなく、ダメもとで直接ここのホテルのHPからメールで予約しました。
トリプル（ツイン＋ソファーベット）で1泊280zt(朝食込み）＋観光税1.6zt×3人分でした。カードの請求では、10,406円でしたので、1人3,500円くらいでした。
ホテル自体は、ちょっと古いですが、清潔です。
駅から近い（徒歩5分くらい）ので、便利です。

ホテルの外観です。
クラッシックな造りです。
ここのレストランは、お手頃な値段で食べられるそうです。
Eさんは、1人でアウシュビッツから戻ってきた日の夕食が足りなかったらしく（この日の夕食の写真は載せてませんが、観光客向けのレストランで高くて量も少なかった）1人でパスタを食べに行ったのですが、そのパスタの量が半端じゃなく多かったらしいです。
けれど値段は、安かったらしいです。
次の日、ザコパネから帰ってきて、そこのパスタを私が食べようと思っていたので、食べられず残念でした。