ウズベキスタン旅行記-その2-:ロシア旅行者さんの旅行ブログ

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ウズベキスタン旅行記-その2-

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ウズベキスタン旅行記-その2-

●中央アジアの首都・タシケント
昨日タシケントに到着し、今日から本格的にウズベキスタン旅行が始まります。初日はタシケント観光です。
タシケントは人口約215万人の中央アジア1番の大都市。ソ連時代はモスクワ・レニングラード、キエフに継ぐ大きさを誇り、現代でも「中央アジアの首都」とも呼ばれている近代的な街です。2000年前の記録に残る古い街ですが1966年の大地震で市街地の大部分が崩れ去った後、ソビエト連邦の典型的な計画都市に生まれ変わりました。そのため歴史的な建造物は少なく、行政都市・商業都市の性格が強い街です。

●ナヴォイ・オペラバレエ劇場
タシケント観光はナヴォイ・オペラバレエ劇場から始まりました。この劇場は私たち日本人にとってはゆかりのある建築物です。というのも第二次世界大戦後にソ連に抑留されていた日本人がこの劇場の建築に携わったからです。その建設に至った経緯が劇場壁面のプレートに日本語で書かれていました。1966年のタシケント大地震で大部分の建物が崩壊したにもかかわらずこの建物だけが壊れずに残った、という話は有名な話です。現在ではウズベキスタンの芸術の殿堂として中心的な役割を果たしているそうです。なお、この劇場前の噴水は水を噴出した姿がウズベキスタンで摘まれる綿花をイメージしているとか。
劇場の建物ひとつとっても感慨深い歴史を持っているものです。

●伝統工芸博物館
次に訪れたのが伝統工芸博物館。この博物館の装飾は絶品でした。天井一面がイスラム装飾で埋め尽くされ、その模様は日本のお寺などで見ることができる仏教美術をベースにした天井画にどことなく似ているところがアジアの共通性を感じさせます。とにかく美しいの一言です。この博物館は1907年に建てられたロシア公使の私邸を博物館にしたもの。何より私邸がこのような豪華なコレクションに囲まれていたことが驚きです。その他ウズベキスタンの刺繍布「スザニ」のコレクションも豊富。場合によっては500万円もの値が付くようなものもあるとか。スザニは博物館の売店で購入もできます。

●ハズラティ・イマーム広場
行政及び商業都市の性格が強いこのタシケントでモスクやメドレセ(神学校)が見られるのがこのハズラティ・イマーム広場。16世紀に建設されたバラク・ハーンメドレセ、コーランの博物館が併設されているジュマ・モスク、10世紀の聖人の廟であるカファリ・シャーシ廟が広場を囲んでいます。これらの建物を見たときに、モスクにしては極めてきれいな建物だ、と感じてしまいました。それもそのはずで全ての建物が2007年に修復されており、全ての建物が新しい装いになっているのです。モスクが新しいのは新築のお寺と同じでちょっと風格に欠けるかも、と思ったのは私だけでしょうか?
広場は外国人観光客よりもむしろウズベキスタンの小学生が多く、社会科見学ツアーといった感じで先生の説明に熱心に耳を傾けていたのが印象的でした。

●地下鉄体験そしてチョルスーバザール
タシケントは中央アジアで唯一地下鉄が走っている都市。その地下鉄はソ連時代にソ連の技術で造られたものでモスクワの地下鉄とほぼ同じもの。モスクワの地下鉄はその豪華な駅の造りで地下鉄ツアーが出来るくらいですが、タシケントの地下鉄もモスクワの駅ほどではありませんが立派なもので、地下鉄ツアーは十分に成り立ちます。また、この地下鉄の有効な使い道としてはよく知られている防空壕の他、夏が暑い中央アジアらしい使い途として学生が本を持ち込んで一日中読書をするのに使われることもあるとのこと。このような使い途はタシケントならではではないでしょうか?
さて、私たち一行はバスを降り、地下鉄体験ツアーを兼ねてチョルスーバザールに向かいました。チョルスーバザールへはバスを降りた場所から2駅先。ジェトンというコインを購入し、自動改札機に通して乗車します。1回約30円。モスクワの地下鉄が100円以上まで値上がりしたことと比べると大変安い印象を受けます。
駅の装飾は革命をイメージしているような図柄が多く、ちょっとなじめませんでしたが立派なものが多いのも確かです。その立派な駅に滑り込んできた車両はかつてモスクワで乗ったこともある車両と全く同じタイプのもの。ここがウズベキスタンではなく、モスクワではないかと錯覚してしまうような感じを受けながら約4分でチョルスーの駅につきました。
チョルスーバザールは地下鉄の駅の真上。地元で「オールドバザール」と呼ばれる巨大な市場です。
ここでガイドさんからの注意がありました。ジプシーが多いのでとにかく盗難に気をつけてくださいとのこと、本当は自由行動をしてもらいたいのですが盗難防止のため、集団で歩いてくださいとのこと。気ままにショッピングをすることを思い描いていたのですが残念です。
このバザールはとにかく何でもあります。大きな屋根のあるバザールには香辛料やドライフルーツ、乳製品、漬物、米などが並んでおり、屋外市場では季節の野菜や雑貨などがところ狭しと並んでいます。特に目に付いたのがホウキ。日本のものと形はあまり変わらないのですが先の方が少しやわらかくお掃除に便利そう。思わず1本買ってしまいましたがどうやってこれを日本にもってゆこうかな?というのが当面の課題となってしまいました。
いずれにしてもかつてシルクロードの中継地点として栄えたウズベキスタンの本場のバザール。値段も相対取引で決まる市場のためとにかく活気があります。ただ、やはり旅行者として注意したいのがガイドさんから注意のあった盗難。私たちのグループの一人が寄ってきたジプシーの子供に小額のお金を渡したところ、隠れていたジプシーたちが10名以上も集まり私たちの後をついてきます。実は添乗員さんからジプシーに決してものを渡さないように注意をされていたのですが、ジプシーの子供が不憫に感じて思わず渡してしまったのです。ジプシーの集団は私たちから離れようとしません。添乗員さんが大声で追い払い、何とか退散してくれましたがジプシーに対しては親切心を出すと仇になることが良くわかりました。日本人旅行者の皆さん、要注意です。

●民族音楽付の夕食
今日の夕食は個室で民族音楽を鑑賞しながら。料理はヒヨコマメのスープ、韓国風前菜、鶏肉のクリームソースとマッシュルーム和え。スープはウズベク風、前菜は韓国風、メインはロシア風のエスニックな取り合わせ。さすがは文明の十字路・ウズベキスタンです。
音楽は男性の太鼓(タンバリンの巨大版のような太鼓)の調子に合わせて3名の女性が踊るもの。ウズベキスタンの民族衣装は原色が強く、ハッとするものがありきれいでした。ちょっと日本では着られない色合いではありますが話題づくりには非常に良いのではないでしょうか。

首都タシケント観光は観光資源が少ない中、カルチャーショックも手伝いあっという間に一日がたってしまいました。明日はいよいよウズベキスタンの古都・サマルカンドに向かいます。

エリア: ヨーロッパ >>ウズベキスタン >>タシケント
テーマ: 世界遺産
時期: 2008年10月16日〜10月24日
投稿日: 2009年12月28日
写真: 全0枚
満足度: 評価なし
観光: 評価なし
ホテル: 評価なし
グルメ・レストラン: 評価なし
ショッピング: 評価なし
交通: 評価なし
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