2011/07/29 - 2011/08/05
8位(同エリア25件中)
ROSARYさん
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ブムタン地方まで足を伸ばしたブータンの旅。5つのアマンコラを巡礼しました。(コラ=巡礼)
アマンコラ ティンプー、ガンテ、ブムタン、プナカ、そしてパロ。この旅行記では5つのアマンを詳しくご紹介します。
どのホテルも、ブータンの伝統的な建築手法を取り入れ、周囲に溶け込むように建てられています。
また部屋のレイアウトも基本的にはほぼ同じで、宿泊地が変っても各種スイッチや水回りのレイアウトなどで迷うことがありません。食事や飲み物も宿泊代に含まれていますし、7泊以上すればガイドとトランスポーテーションもすべてついています。まさに、indulge myselfという感じの旅。
表紙写真は、アマンコラ・ブムタンの部屋から見た、ワンデュチョリン宮と寺。文化財の真っただ中で過ごしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
【アマンコラ・ティンプー】
最初の宿泊は、アマンコラ・ティンプー。首都ティンプーの高級住宅地、中心部を見下ろす丘の上にあります。
ブータン式の四角いチョルテンに迎えられました。 -
静寂が支配する廊下。雨季に当たる7・8月はシーズンオフ。訪問客もわずかです。
この日は私たちのほかにもうひと組だけ。 -
薪ストーブのある部屋。バスタブも部屋の中にあります。
-
ベッド。
足元に何かあります。 -
曼荼羅。
色をつけたお米で描かれていました! -
ベッドのほうから洗面台を見たところ。
向って右側にクローゼットとトイレがあります。
左奥がシャワーブース。
アマンコラでは、このタイプの部屋と、もう一つ別のタイプの部屋がありました。 -
部屋にあったウェルカム・ドリンク。
ブムタン特産のアップルジュースです。おいしい。 -
中庭の向こうはダイニング。
左の階段の下に、スパとライブラリーがありました。 -
ホテルではいろいろなアクティビティが用意されていますが、今日はちょうど高僧、ムナク・トゥルク氏はいらしているとのこと。
GNHの秘密についてお話をお聞きしました。 -
アマンコラ・ティンプーのダイニング。高い天井、木のぬくもりを生かした内装。
冬にはストーブに燃える火もごちそうになりますね。 -
アマンコラ・ティンプーでの食事。タイ料理か西洋料理のチョイス。
タイ料理を選びましたが、スープにはしりの松茸が入っていました。ブータンは知る人ぞ知る、松茸の産地なのです。 -
食事中、アマンコラのスタッフが歌を披露してくれました。楽器はブータン式のリュート。
-
リュートです。
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朝食もいろいろチョイスできます。
はちみつたっぷりのパンケーキ。 -
ヨーグルト・パフェ。
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共用スペースにはさらに大きなストーブ。
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わんちゃんがいました。
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ライブラリー。すぐ外は森と小川。
-
ライブラリーには、ブータンやチベット美術、マザーテレサの伝記など、興味深い本がたくさん。
写真をみているだけで心が清められていくような気がします。
一泊しかしなかったので、このライブラリーで過ごす時間を十分とれなかったのが残念です。
ティンプーを出発、ポブジカに向います。
ティンプーの旅の様子はこちら。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10593624/ -
【アマンコラ・ガンテ】
ポブジカ。アマンコラ・ガンテの入り口です。
手前も向こうもガラス。その先には、ポブジカの谷を睥睨するガンテゴンパを望むことができます。 -
アマンコラ・ガンテのウェルカム・ドリンク。スパイス・ティーでした。
-
外からみたアマンコラ・ガンテ。
左がダイニングエリア、右が宿泊棟です。 -
部屋の前の廊下。重厚な木に癒されます。
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部屋の窓からも、ガンテゴンパを望むことができました。
標高は3000mを超えています。アマンコラの中では最も高い場所にあるホテルです。 -
部屋に置かれていたクッキー。
この漆塗りの器、いいですね。 -
ここ、アマンコラ・ガンテでは、私たち以外にお客はいませんでした。
一号室。まさに貸し切りです。 -
イチオシ
夕闇せまるポブジカの谷。
こんな眺めもひとり占め! -
ブータン料理をチョイス。
日本語のメニューもあるのはうれしいですね。ただ、今回の旅、最後のパロ以外は、日本語は全く通じませんでした。 -
川海苔のスープ。近くのニカ・チュで採れたものでしょうか。
今回も何度か川海苔のスープをいただきましたが、ここ、アマンコラ・ガンテが一番たくさん海苔が入っていたような気がします。 -
モモとバター茶。
バター茶はちょっと苦手ですが、入れたての熱いのはなかなかおいしかったですよ。 -
ブータン料理のセット。
奥にある赤米に、手前のおかずをかけていただきます。どれも唐辛子が効いて辛いんです。特に一番左のエマ・ダツィ。主要な具が青唐辛子なんですよ。 -
食事中の飲み物も基本的には宿泊料金に含まれています。
ソフトドリンクだけでなく、ビールやハウスワインも。ハウスワイン以外を飲みたいときは別料金で。
5か所あるアマンコラでは、ホテルによってハウスワインの種類がすべて異なっていました。うれしい心配りですね。 -
デザートもチョイスできるのがうれしい。
濃厚なホットチョコレートです。
さて、ここも一泊だけで、ブムタン地方に向います。
ポブジカの谷、ガンテゴンパの様子はこちら。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10594666/ -
【アマンコラ・ブムタン】
他のアマンとは異なり、街の中心部に建っています。向って右がダイニング、左が宿泊棟です。 -
ダイニングからの風景。芝生の向こう、木の陰にはワンデュチョリン宮。
もちろん部屋からも見えます。(表紙写真参照) -
アマンコラ・ブムタンの部屋。これが二つ目のタイプです。
部屋の中にバスタブがあるのは同じですが、バスタブの周囲がもっと広々としています。
ベッドのあるところの向こう、間仕切りの先に洗面台、クローゼット、もう一つの洗面台。
バスタブの右手にシャワーブースとトイレがあります。 -
この写真はホテルの外から撮ったものですが、部屋からも丘の上に建つジャカール・ゾンを望むことができます。
-
夕暮れの光の変化を楽しみながらの夕食です。
-
ここには3泊しましたが、最終日、特別にブータン料理を作っていただきました。
蕎麦粉のガレットです。 -
イチオシ
長いダイニングテーブル。
ここでも、他にお客は1組しかいなかったので、このテーブルが使われた形跡はありません。 -
ベッドメイクのたびに、なにかお土産が置いてあります。
最初のティンプーではマニ車、ガンテではオグロヅルが描かれた石。
そして、ここブムタンではツァツァ。 -
朝のギャラリー。
-
ワンデュチョリン宮の前から見た、アマンコラ・ブムタン。
白く横に長いのが宿泊棟。前の写真のギャラリーは、宮殿とは反対側、部屋の入り口につながる外廊下です。
アマンコラは、ティンプー、ブムタン、パロが16室、ガンテとプナカは8室のみ。 -
朝食もウェスタンか、
-
ブータン風を選べます。
写真は一例。それぞれ何種類かのチョイスがあります。 -
イチオシ
アマンコラ・ブムタンには3泊しました。
霧の朝、ダイニングの前のテラスから。
ブムタンへの旅
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10596086/
チョコルの谷
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10598376/
タンの谷
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10600608/ -
【アマンコラ・プナカ】
ホテルへはつり橋を歩いて渡り、その先に待っているバギーで向います。 -
民家を移築した建物。この中に、ダイニングやライブラリー、オフィスなどが入っています。
-
イチオシ
ウェルカムドリンクはグレナデン・ソーダ。
今回宿泊した中では最も低いところ(標高1300mほど)にある、アマンコラ・プナカは亜熱帯。じわっと汗が出てきます -
こちらが宿泊棟。
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部屋に置いてあったお菓子。おしゃれですね。
普段ここのスパには、日本人の方がいらっしゃるそうです。この日は里帰りで不在。
シェフはアメリカ人。 -
夕食前にホテル内を探検。
移築された民家の中には立派な仏壇が。民家といっても、王族にゆかりの家だそうです。 -
ディナーをいただいたのは、このお部屋。
特別に用意していただきました。 -
ディナーの前のおつまみ。ピリ辛のさつま揚げのようでした。
食前酒と一緒にいただきます。私はモヒートをチョイス。 -
薪とキャンドルの灯りの中で、地元の方の踊りが始まりました。
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ディナーもキャンドルライトで。イタリアンのフルコースでした。
さすがに暗くて、お料理の写真はありません。 -
翌朝。唐辛子の上にポーチドエッグが乗った、ブータン風?の朝食です。
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出発前、アマンコラでいただいたルンタを、つり橋に結びました。
プナカ観光の様子はこちら。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10604520/ -
【アマンコラ・パロ】
アマンコラ・パロはパロ市街から10kmほど離れた、ドゥゲ・ゾンのそばにあります。
天気が良ければ、ドゥゲ・ゾンの向こうに、霊峰チョモラリも見える絶好のポイント。
雨季のこの時期に山の姿を見るのはまず無理ですが。 -
宿泊棟。
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部屋の中。ブムタンと構造は同じです。
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ダイニングから見た、ドゥゲ・ゾン。
日が暮れる前に散歩に行きましょう。 -
ドゥゲ・ゾンから見たアマンです。
棚田の向こう、針葉樹の森の中にわずかに見えています。 -
アップにしたところ。
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夕食は羊をチョイス。やわらかくおいしかったです。
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雨の朝でした。庭からダイニングを見たところ。
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イチオシ
最後の観光地、パロ。タ・ゾンの前で。7泊8日にわたる旅を共に過ごした、ガイドのペマさん(左)と、ドライバーのサンゲさん(右)。
ありがとうございました。
パロの様子はこちら。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10605366/ -
イチオシ
観光を終えて、昼食もホテルでいただきました。
ヤク・バーガーです。ヤクは、3500m以上の清浄な草を食べていて、脂身も少ないことから、ヘルシー・フードとして牛肉よりも高価なのだそう。
うまみがあって、おいしかったですよ。 -
いよいよ出発です。今回の旅のアレンジをすべてしてくださった、アマンコラのブモさん。
お世話になりました。 -
お土産にいただいたブラウニー。なんと、唐辛子入り!
乗り継ぎのために泊まったバンコクのホテルでいただきました。
またいつか、ブータンに、そしてアマンコラに戻ってくる日を心に誓って。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- kumさん 2012/05/16 00:26:12
- うらやまし〜!
- ROSARYさん、はじめまして。
ブータンでアマンコラ巡礼(!)されたのですね!!
3月にブータンに初めて行き、あまりにも良かったので再訪を考えています。アマンには泊まりたいですがさすがに手がでません・・・というわけで、興味津々で拝見しました。建物内もステキですが、食事も洋食とブータン料理のフュージョンっぽくていいですね。
数ランク上のブータン旅行、すごくステキでした・・・(溜息)
kum
- ROSARYさん からの返信 2012/05/16 00:44:39
- RE: うらやまし〜!
- ブータンにいらしたのですね! 旅行記拝見しました。素敵な写真がいっぱい。またすぐにでも行きたくなってしまいました。
実は、今回のアマンは銀婚式の旅で、結婚した頃から25年目には豪華な旅行?をしようと話し合っていた結果なのです。当初はサルディーニャのコスタ・スメラルダにでも行こうかというつもりだったのですが・・・
ブータンに最初に行った時の印象がとてもよくて、アマンに連泊するなどという贅沢はこの機を逃すと難しいだろうなあと考え、清水の舞台から飛び下りる様な気持ちで行って来ました。
それは、素晴らしい経験でした。
一方で、最初に訪れた時のように、交通も宿もいろいろ問題あり、というのもまた記憶に残ってよかったなあ、とおもいます。
どんな旅の形態でも、ブータンは魅力的。ぜひまた、いらしゃることができますように。
私も、次回はブータン国内線をつかって、タシガンのほうに足を伸ばせたらなあ、と考えています。
-
- shinkさん 2012/02/03 20:46:04
- アマンコラいいですね
- はじめまして。
アマンコラの旅を楽しく見させてもらいました。写真もすごいきれいで、なにより緑の美しさが印象的でした。いいなあ・・。
僕もブータン行ったのですが、春と冬なので次回は夏に行ってみたいなあと思いました。これからもきれいな旅行記楽しみにしてます!
- ROSARYさん からの返信 2012/02/03 21:12:41
- RE: アマンコラいいですね
- ありがとうございます。shinkさんも2度目のブータンだったのですね。夏は緑、冬は雪山って感じでしょうか。鶴も迫力ですね。
私も新市街はつまらなくて一枚も写真を撮っていなかったのですが、ブータンの変化を記録するという意味で、やっぱり撮ってくればよかったなあと思っていました。
shinkさんの旅行記で確認することができてよかったです。
またいつかブータンに行く日を心待ちにしながら…
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