アルコス・デ・ラ・フロンテラ(ARCOS DE LA FRONTERA):reposさんの旅行ブログ
2008年1月26日(土)から2月3日(日)までの9日間の日程で、スペインにふらりと出かけました。
最終日2月1日(金)はヘレス・デ・ラ・フロンテラの街から31km、バスで約40分、グアダレテ川を見下ろす小高い丘に広がるアンダルシアの白い町、アルコス・デ・ラ・フロンテーラを日帰りで訪ねました。
街全体が国の重要文化財地域に指定されており、特に頂上のカビルド広場は高い断崖になっていて、広場の端のテラスからの眺めが楽しみです。広場を中心として、付近はパラドールの他に城塞跡やサンタ・マリア教会とともに中世そのままの旧市街を形作っています。
夕刻には、マリョルカ島パルマ・デ・マリョルカに本拠地を置くスパンエアー(Spanair S.A.)にて、マドリッドに移動しました。
ヘレス(Jerez de la Frontera)駅の近くにあるバスターミナルのLos Amarillosバスの切符売り場。アルコスまでのバス料金は片道2.33€で、往復2枚を買いました。帰りの切符には“帰り”とスタンプを押してくれました。
LÍNEA 423の時刻表もいただき、行きは9:00 Jerez発、9:45 Arcos着のバスに乗ることにしました。
ヘレスからアルコスまではバスで約35分でした。ヘレスの街を出たら、すぐこのような景色に。結構長い一本道が続き、速度を上げて飛ばしていきました。バスからの車窓も楽しいです。
断崖を登りきったカピルド広場に建つParador de Arcos de la Frontera(アルコスのパラドール)のテラスからの眺望は、本当に最高でした。
この日は旅行中唯一曇りの日で、この写真は11時33分頃撮影したものです。
カピルド広場からもサン・ペドロ教会を望むことができますが、柵が邪魔になってこのように美しく写真撮影できません。
1966年から宿泊施設として営業を開始した、Parador de Arcos de la Frontera(アルコスのパラドール)のパティオ。部屋数は24(シングル4、ツイン16、ダブル4)。
パラドールのテラスに置かれた、美しいブルーの縁取りで引き締まったテーブル。
物語風の図柄と文字が書かれたテーブルや、どのテーブルも芸術的なデザインで一つ一つ見入ってしまいました。
街の至るところにはお花やグリーンが飾られていて、標識や通りの名前はタイル細工で表示されていました。街を歩いているだけで、心が洗われていき、笑顔になれる、そんないつまでも滞在したい素敵な街です。
San Pedro教会の近くにある、カディス県で活躍するアーチスト、Adres Oviedo Vidalのセラミック作品や地元で作った雑貨が買えるギャラリー、Galeria de Arte San Pedroの内部。
色数を1つ(ブルー、グリーン、レッド)に絞った美しい絵皿が美しくディスプレイされていて、思わず長居してしまいました。実は、先に一度立ち寄り、パラドールでのランチまで友人と別れて自由行動とし、再度一人で戻って来たのでした。
アンダルシア地方では、複数色で描かれた民芸調のお土産用絵皿によく出会いますが、ここの絵皿は本当に丁寧に作られていて、アーティストの作品だなぁと感激しました。
セラミックの作品に着色しているところを撮影させていただきました。アーティストの作品を置いているギャラリーという感じで、お店の人たちもこちらから話しかけない限り、自由にいつまでも作品を見せてくださり、特に希望の作品を聞かれることもありませんでした。ただ、何か尋ねたら、大変熱心に説明してくださいました。
元パン職人の愛想のよいご主人が作られる自慢のデニッシュ、ケーキ、焼き菓子などをお店でいただくことができます。
ご主人は、店の奥(居宅)から、日本から届いたばかりという“Figaro japon 2008年1月5・20日合併号”を出してきて、「もしかして、この雑誌を見て、はるばる日本から訪ねて来られたのですか?」と本当に嬉しそうに、自慢のお菓子の説明をしてくださいました。
フラン、ナッツの焼き菓子、Sultanaクッキー (大きな硬いマカロン)が特にお奨めとのことで、「絶対これを食べて」と教えてくださいました。
濃厚な卵のフラン(カラメル、フランとも固め)とナッツの焼き菓子をいただきました。どちらも1つ、1.2€。このフランはこれまで食べた中で一番美味しいと思いました。もう一度食べたいので、さらにフランとSultanaクッキーを持ち帰り用に買いました。
15世紀にこの地方を治めていた大臣の屋敷だったもので、後に司教の館となり、その後ナポレオン軍の侵攻で破壊されたものを元の建物の活かして改装増築して作られたパラドールです。
バスターミナルから歩いても30分弱の距離にあります。
シェリー酒の産地ヘレスに近いからでしょうね。食前酒としてフィノが出されました。フィノは発酵時に酵母に覆われ、あまり空気に触れないため、透明に近い色で、独特の風味です。
前菜のサラダがとても美味しかったです。
デザートのフラン(プリン)。昼食前に“Las Doce Campanas(ラス・ドセ・カンパナス)”でいただいた濃厚なお味のフランも忘れられないのですが、こちらも大変美味しく、負けず劣らず思い出深い一品です。
パラドールのレストランの隣りは、先ほどの様々な図柄のタイルが埋め込まれた白いテーブルがいっぱいあるテラスがあり、お食事の前後などに開放感いっぱいで絶景を楽しめます。
パラドールの入り口です。守衛さんとかがいないので、割と気軽に入ることができます。
話しかけられたら、「ランチの予約に来ました。」などとはっきりと希望を言えば良いと思います。
Spanair S.A.のJK 6217便(19:20 Jerez de la Frontera→20:25 Madrid、Boeing Douglas MD-83)は、なんの案内もなく、随分遅れました。
やれやれようやく搭乗します。
チケットはインターネットで日本出発前に早割りで47.08€(Tarif:14€, Airport taxes:23.08€, Service Fee:10€)で手配しました。
前日にヘレスで1泊したホテル(Los Jandalos Jerez)の宿泊客用ノートパソコンでSpanairのサイトにアクセスし、搭乗22時間前からできるウェブチェックインを完了し、座席を指定して、全ての情報を入力しました。
プリンタがなかったので、フロントの方にお願いして、フロント内の業務用パソコンから再度ログインし、チケット(PDFファイル)を印刷させていただきました。
バラハス国際空港のTerminal 2に到着しました。マドリッドの到着ロビーの客待ちタクシー軍団は苦手です。携帯からホテル(Villa De Barajas)に電話を入れて、ターミナルとドアの番号、近くの目印を説明して、シャトルバスで迎えに来ていただきました。
最終日に宿泊した、バラハス国際空港の近くにあるエアポートホテル、Villa De Barajas(2005年に全面改装、客室数41、Best Western系列)のロビー。
ホテルのミニバスでMadrid-Barajas国際空港まで送ってもらいました。

reposさん、初めまして!
アルコス・デ・ラ・フロンテーラ
とっても懐かしく拝見しました。もう、7年も前の事ですがアルコスに行ってパラドールにも宿泊しました。
白い壁の街、丘の上の街、アルコスは本当に素敵な街ですよね。
写真にあったアーティストの店にも寄り、私もアルコスの町並みが描かれたタイルを購入し壁に掛けています。
機会があればまた訪れてみたい街のひとつです。
ヘレス・デ・ラ・フロンテーラの駅は大きくてタイルが美しかったのを覚えています。
reposさんの旅行記を拝見して、またスペインに行きたくなってしまいました。

ペリカンさん
わざわざ書き込みいただき、ありがとうございました。
共感をお持ちいただける方とこうして出会えて本当に嬉しいです!
パラドールに宿泊されたとは羨ましいです。
ゆったりとアルコスに滞在され、朝や夜の様子も堪能されたことと思います。
ミハスなどのように観光バスで団体客が押しかけることもなく、
アルコスはアンダルシアの最も魅力的な小さな白い村として、
個性や素朴さをキープして、7年前と変わらず輝いていると思います。
いつも仕事の都合がつく時期に、月〜金の5日間お休みをいただいて、
7泊9日が限度の駆け足の旅をしています。
今回、スペインの他の街にも出かけましたので、また時間をみつけて
ブログをUPしていきたいと思います。

reposさん 書込み ありがとうございます。
朝と夜のアルコスも見ましたが、けっしてゆったりとした滞在ではなく、私も駆け足での旅でした。
写真を拝見する限り7年前と全然変わっていないと思います。
スペインに限らず、これがヨーロッパの良い所ではないでしょうか。
reposさんは、モロッコにもいらしているのですね。
私もモロッコには行ってみたいと思っていますが、機会がありません。
モロッコのバザールで迷子になってみたいと思っています。
機会がないというよりは自分で一歩踏み出さないだけなのですけど・・・
ここ数年前から、南の海にはまってしまいました。
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