世界遺産グアナファト&サン ミゲル デ アジェンデ:ペリカン メキシコ&中米さんの旅行ブログ
メキシコには多くのコロニアル都市が存在します。
そのなかでも今回は一番奇麗な街、そして共に世界遺産に登録されているサン ミゲル デ アジェンデとグアナファトの2つのコロニアル都市を紹介します。
まず、コロニアル都市とは?
クリオーリョ(メキシコで生まれ育ったスペイン人のこと)たちが1543年に銀山発掘の影響で莫大な富をもたされました。
クリオーリョ達はそのお金で自分達の街、国をスペイン以上にしたいという思いから街作りが始まりました。
当時ヨーロッパで流行っていた芸術、バロック様式を取り入れた建物が次々と出来上がり、メキシコの土地の風土を取り入れた独特なバロック建設の街がこうして完成するのです。
メキシコらしい鮮やかな装飾を持った建造物ができた街をコロニアル都市と呼ぶのです。
中には当時ヨーロッパから建築デザイナーを呼んで作らせたものに装飾だけを現地の先住民を使った例もあります。
芸術的文化的価値が高いのは勿論、先住民文化と西洋文化の融合の中から生まれたメキシコ独特のコロニアル都市の多くはユネスコ世界遺産として指定されています。
スペインの侵略を境に16世紀からの歴史からあるコロニアル都市はメスティーソ(メキシコ人とスペイン人の混血)文化をも作りました。現在のメキシコの中でメスティーソは80%を占めると言われています
植民地時代、独立戦争、革命の3つの舞台にもなったコロニアル都市、歴史を感じさせ、更に落ち着く街、日本にもアメリカにも存在しない街を旅してみたはいかがでしょうか。
グアナファト
グアナファト、メキシコシティから中央高原に走る事約5時間、そこにグアナファトがあります。
グアナファト,この言葉の意味は「カエルの丘」。
岩がむき出しの山が連なる不毛の盆地に存在するグアナファトはカエルしか住まない場所だったと言われております。
1548年に銀鉱山を発見したスペイン人がきっかけでグアナファトのコロニアル ヒストリーが始まりました。
グアナファトに到着すると一番最初に印象を受けるのは鉱山で栄えた時の排水講です。
現在では地下道になっていて,岩がゴツゴツしたまま残っています。
さらに,先に行くと石畳の道並みに出るのですがこれが大変美しい。言葉で表現するのが
難しいのですが,古い石畳の道が複雑に入り込み,信号機がない,ネオンサインや広告もまく
看板もない。16世紀のままのようです。
変な言い方かも知れませんが,ここグアナファトは世界遺産にも指定されているだけあって価値があります。
まず訪れたところは「くちづけの小道」山の斜面に建てられたグアナファト,狭い土地を有効に使うために建物は軒を接して建てられていています。
くちづけの小道の伝説。
『その昔,身分の違う若い男女が恋に落ちました。
名前はカルロスとアナ,二人の家は隣同士で窓を開ければくちづけができるほどの距離なのです。
アナの父親はカルロスとの交際を激しく反対してアナを刺し殺し地下に埋めてしまいました。』
メキシコ版ロミオとジュリエットです。
グアナファト大学。
1732年にイエスズ会の学校として建てられ1955年に大学となりました。
歴史的建造物にイスラム教要素も加わり新しいコロニアル建築でもあります。
ミイラ博物館。
メキシコでミイラといえばグアナファト。ミイラ博物館に行くと何と100体以上のミイラがずらり。
世界一小さいミイラもここグアナファトにいます。
グアナファトの鉱物室の土壌と乾燥した気候が普通の埋葬体をミイラ化にしてしまうそうです。
なので背広姿やドレス姿,赤ちゃんから老人まで並んでいます。
博物館外にはミイラ飴というものも売っています。(日本のべっこう飴みたいです).
サン ミゲル デ アジェンデ
メキシコ人に一番美しいメキシコの街はどこ?と問うと多くのメキシコ人はサン ミゲル デ アジェンデと答えます。
ここサン ミゲル デ アジェンデはグアナファトから車で約2時間。
サン ミゲル デ アジェンデの誕生はスペインの宣教師サン ミゲルと1810年独立運動の
リーダ イグナシオ・アジェンデからとられました。
芸術の香りがする町。
サン ミゲル デ アジェンデは芸術の町としても有名で,音楽・絵画・演劇などの行事が多く,
いつ訪ねても何かを見る事ができます。
多くの留学生が語学や技術を学びに来る事でも有名である。
サン ミゲル デ アジェンデで一番驚く事は中心部にあるラ・パロキア教会。
この教会はゴシック建設で19世紀に完成しました。
しかし,何処か違う感じがしたらやはり!。実はこのラ・パロキア教会は先住民のセフィリーニ・
グティエレス設計で建てられたのですが実は絵葉書一枚を参考にして建設されたのです。
杖で地面に設計図等を書きながら完成させたという伝説があります。
どうりで普通の教会とは何かが足りないという雰囲気を感じます。
この町では買い物をしましょう。
家具,食器,民芸品等色々多く,コロニアルの町をより一層雰囲気を出してくれる買い物品は非常に面白い。
種類も多く。まる一日買い物をしていても足りないくらいです。
また、色鮮やかな食器やかわいらしい民芸品等は本当に旅を楽しませてくれます。
センス・雰囲気の良い民芸品や家具をアメリカから買い付けに来る観光客も多く。
また,店同士の競争も激しいから品物だけではなくオシャレなお店も沢山あります。
サン ミゲル デ アジェンデの夜は大変奇麗なのです。
ラ・パロッキア教会に光がともり鐘が鳴り、石畳の道を歩いていると、とてもロマンチックです。
サン ミゲル デ アジェンデ、素晴らしい町です。
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