田牛の竜宮窟:polestarさんの旅行ブログ
沼津インターを降りると、「中伊豆縦断道」 という新しい道が出来ていました。
「お、これはラッキー!」
修善寺あたりまでバイパスが出来たのかと思い、喜んで進路を進めたところ三嶋の塚原新田 (ほとんど箱根の入り口) まで走って道がなくなっていました。
そのまま沼津のグルメ街道 (国道一号線からの東名取り付け道路) を下ってきた方が早かった。
塚原から伊豆の入り口までは大渋滞でした。
”土曜日、日曜日はいつも混む道”に、ワープしただけでした。
昼には修善寺を通過する予定だったのに2時間のロス!
沼津を経由して伊豆に出かける時は、遅くとも午前8時には沼津を通り抜けたいものです。
長距離を運転する時には、ときどき休憩を取る方がいいですね。
浄蓮の滝が見えたので、滝見学でもしてマイナス・イオンを浴び、リフレッシュすることにしました。
おみやげ物屋さんでトイレも借りました。
土産物屋ではワサビ商品の試食と販売をしています。
滝まで下りの小道を歩きます。
降りたからには、帰りは登るんだなと思うと
「いったいどのくらい降りていくんだろうか・・・」
と不安になるくらい、延々くだっていきます。
いろんな滝を見てきましたが、浄蓮の滝は
「駐車場から滝まで、それほど歩かない」
程度だと思います。
リフレッシュ休憩にはちょうどよい距離です。
滝が見えてきました。
滝の近くの御土産物屋さんです。
鮎を串刺しにして炭火で焼いた、鮎の塩焼きを売っていました。
一本400円。
まりちゃんが
「おいしそう、食べたい」
と言ったので買ってあげようかと言ったら
「太るからいらない・・・」
鮎一匹食べて、どんだけ太るんじゃ?
いらないって言うんだから、買いませんでした。
旨そうだった。
滝の近くの御土産物屋さん。
ちょっと縁日っぽい雰囲気があります。
でも、ここでモノを買うと、それを持って山道を登ることになりますので・・・荷物になりそうなモノは売っていませんが、見るのは楽しいです。
10月で、オフシーズンで、連休も終わったし、紅葉はまだだし、で閑散としていましたが、観光シーズンの時は滝が見えないくらいの人ごみです。
まぁ、過去にも何度か来たことはありますので。
何年か前の夏に来た時は、狭い道に人があふれて滝つぼに落ちそうなくらい混んでいた時がありました。
もうじき11月の連休があります。
(2009年は11月21、22、23、の土、日、月)
その頃ちょうど伊豆半島が紅葉の時期を迎えますので、そりゃあもう、混むでしょう。
浄連の滝は、美しいです。
夏も滝のそばは涼しいです。
滝つぼの近くで釣りができます。
2時間、3時間、一日と、管理釣堀のように釣りを楽しめます。
竿、監察、餌代込みで1500円くらいだったかなぁ・・・。
釣れる魚は鮎ですが、虹鱒も釣れると思います。
滝つぼの水があんまり綺麗で気持ちよさそうなので
「泳ぎたい、泳いでみたい」
と、まりちゃん。
「冷たいよ、それに滝つぼって流れが速いから溺れちゃうよ」
観光地でなかったら、こういう場所は地元の子供たちの格好の遊び場になって、夏は水浴びに最適なんだけど、観光地でそれをすると管理しきれなくなって水難事故が続出するからね、入水禁止になるんだろうね。
「こんな滝の見える温泉とか、ないの?」
あるでしょう。
このあたりは、滝が多いんだから。
そのかわり一泊5万円とか、すごい金額だと思うよ。
探せばあるんじゃないかなぁ、ちょっとした滝か渓流が見える温泉のある温泉宿が、伊豆にはね。
浄蓮の滝の前には広い無料の駐車場があります。
その駐車場の近くにこんな張り紙が。
「ビーワサのルービー? なんか・・・痛いんだけど」
だね・・・。
一路下田方面に川津川(かわづ・がわ)沿いを下ると一軒の蕎麦屋が。
伊豆には旨い蕎麦屋が沢山あって、そばが好きならこの時期の伊豆には是非行きたい。
今はちょうど新そばの時期で、今回の旅の第三の目的が新そばの食べ歩きでした。
第一は田牛の竜宮窟。
第二は温泉。
第三が蕎麦。
それも新そば。
この蕎麦屋は 「まつおか」 という名前の店です。
と、いうことで蕎麦を食べます。
写真、撮っていいかと確認しなかったので・・・隠し撮りっす。
-----------------------
*** おしながき (一部/冷たい蕎麦)***
せいろ ---- 700円
田舎 ------ 700円
(そばの外側の部分が ”せいろ” に比べて多く含み、味の濃い蕎麦です・・・と書いてありました)
変わりそば --- 900円
天せいろ ---- 1500円
鴨せいろ ---- 1500円
つけとろ ----- 900円
辛み蕎麦 ----- 900円
蕎麦と飲み物だけの店でした。
車でしか行けないような場所にあって、日本酒のラインナップが充実しているとは・・・近所の人が歩いて食べに行く???
せいろ。
ちょっとピンボケですが、まぁこんな感じ。
麺が細くて腰があってつるつる。
新蕎麦を堪能するには 「ざる」 が良いんですが、この店にはザルがありません。
せいろを一枚頼み、まずは蕎麦 (麺) だけを一口。
蕎麦通に言わせると、その後の 「食べ方・作法」 も色々とうるさいようですが、つゆを付けないで一口たぐり、あとは普通にたぐり (食べ) ます。
えーっと・・・うどんは食べる、ラーメンはすする、蕎麦はたぐるといいます。
(うどんの種類によっては ”ひきずる” という形容が相応しいうどんもあります)
普通にって・・・薬味もいきなりドバっとは入れませんが。
ん?
やっぱ拘ってる?
帰宅してからの反省点 --- 天麩羅せいろと、田舎そば、両方食べればよかったな。
まりちゃんは天麩羅蕎麦。
暖かい蕎麦は他に、
かけそば ------ 700円
天麩羅蕎麦 --- 1500円
鴨南そば ----- 1500円
やまかけ蕎麦 -- 900円
なんか・・・価格がざっくりですね。
天麩羅そばの海老天の海老が新鮮で、尻尾もカリカリ・さくさくで旨かった。
まりちゃんが 「最後にとっておいた海老天」 を食べちゃったので怒られた。
伊豆に入ると料理と一緒に出てくるワサビは、すべてが本ワサビが出てくるようになります。
伊豆で食べ物屋をやって練りワサビ、粉ワサビが出すようなら、その店はつぶれちゃいますね。
好みですが、本ワサビは料理に乗せてたぐりましょう。
そばつゆには溶かすと一気にサビが抜けちゃいます。
刺身なども醤油にワサビを溶かさないで、醤油をつけた刺身にワサビを乗せて食べる方が美味しいです。
余談ですが、すりおろしたワサビを爪楊枝で舐めながら日本酒を飲るってのが、うまいです。
すごく辛いんじゃないかと思うかもしれませんが、本ワサビは舐めた時、ちょっぴり ピリっと来るだけで、日本酒を一口飲むとすーっと引きます。
これは、旨いですよ。
もちろんドライバーは飲みません。
蕎麦茶が出てきますので蕎麦茶を飲んで、店を出ました。
「ここから田牛まで、時間的にはどのくらい?」
と、蕎麦屋でたずねたら、40分くらいだといわれました。
40分とは、地図で見ると20分くらいで到着しそうなのに遠いんだなと思いつつ、蕎麦屋を後にしました
お店は、ここです。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=MapionBB&nl=34/44/39.012&el=138/59/36.841&scl=25000&bid=Mlink
川津の蕎麦屋から、ノンストップで走り結局1時間かかりました。
川津から、下田を経由して、下田から弓ヶ浜方面に向かう途中に、Y字路があり、左が田牛、右が弓ヶ浜方面。
左に入り、田牛海岸を目指します。
トンネルをいくつも超えて海岸沿いに走ると、あるときトンネルの出口、右側に 「サンドスキー場」 という看板が出てきます。
それが目印です。
駐車場は無料で、サンドスキー場と竜宮窟は、雰囲気としては並んでいます。
その間に駐車場があるという感じでした。
トイレがあったので入りましたが、まぁまぁ使える感じでした。
(すごく綺麗とはいえませんが、利用して不満は無い程度)
田牛の竜宮窟の地図はこちらです。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=MapionBB&nl=34/38/18.935&el=138/55/05.514&scl=25000&bid=Mlink
竜宮窟の入り口です。
川津の蕎麦屋で食べかけの海老天を取られ、ふくれていたまりちゃんは急に元気になりました。
写真の奥に見えるトンネルの向こうが下田です。
そのトンネルの向こうから来て、トンネルを出たところに、すぐにあります。
運転手は道路の情報をきょろきょろ見ながら走りますので、すぐわかります。
助手席にいると
「ついたよ」
と言われて
「え? どこ?」
と見回して気がつきます。
トンネルの手前に車が3台ほど停まっていますが、そこがサンドスキー場の駐車場です。
竜宮窟に降りる道。
ちょっと雰囲気があります。
きっと、オンシーズンには観光客が大勢いるんでしょうけれど、オフシーズンでしたので貸切でした。
そのうえ天気が悪く、到着したとたんに、雨が降ってきました。
貸切状態でないと、「隠れ家」っぽい雰囲気がありませんので、ぜひとも、平日とかオフシーズンに行きたいところですね。
「うわ、すごい!」
下の方からまりちゃんの声が聞こえます。
そうでしょう、そうでしょう、自然の迫力ってのは写真じゃわからないよ。
たいしたことはないんですが・・・二度も三度も見て面白いもんじゃないんですけど、一度は見ておきたい景色です。
だんだん雨になり、傘がないと濡れるかな、という位降ってきました。
「ねぇ、明日の朝、もういちど来ようよ」
明日の朝って?
「今夜はここに泊まろうよ」
マジっすか?
日帰りのつもりだったんだけど。
「だって雨降ってきたじゃん」
うん。
「明日は晴れるでしょ?」
うん、まぁ、天気予報は快晴だけど・・・。
「明日の朝、もう一度ここに来ようよ、写メ撮って友達に自慢したいし」
今撮れば?
「雨じゃん」
突然で泊まれるかなぁ・・・民宿とかって晩御飯の仕度があるから予約してないと急に泊めてくれないかもよ。
「帰っちゃうの?」
と、泣きそうなマリちゃん。
わ、わかった・・・観光案内所に行くから。
明日また来よう。
喜ぶまりちゃん。
「ねぇ、このコンブみたいの、何?」
コンブなんじゃないの?
「どうしてコンブが沢山あるの?」
入り江になってて、ここにゴミが溜まっちゃうんでしょう。
片付けたくても、掃除したくても、出来ないんでしょ、この地形だから。
「それでどんどんゴミが溜まっちゃうのか・・・」
そりゃあねぇ・・・アニメのように絵のような景色ってのは、自然の状態じゃあ無理だろうね。
それにここはアドリア海じゃないし。
雨がひどくなってきました。
土砂降りって感じです。
こうなると旅も 「ちょっぴり寂しい感じ」 になるのは何故かな。
仕事するわけじゃなし、のんびり温泉にでも入ってゴロゴロするのに天気は関係ないんだけど。
弓ヶ浜の入り口で 「民宿案内」 という看板を見つけ、入ると酒屋で、たずねると90歳くらいのオジさんが
「あー?」
と言って、いきなり電話を取ると
「あー、今日。泊まれるー?ふたり、ふたりだけど」
勝手に交渉が始まり、若干不安に。
「泊まれるってさ。場所はここ・・・」
あの、一人いくらぐらいでしょうか?
「今の時期なら7500円くらいでしょ。はいここね」
メモを渡される。
・・・そういうことか・・・案内って。
案内 (?) された宿は、浜辺の近く。
シーズン中なら混んでいるかもしれないけれど、近くを走ると軒並み 「空室あり」 の看板が出ている民宿が並んでいた。
まぁ、飛び込みよりはワン・クッションあった方が当たりもいいかな。
奇しき因縁というべきか、出発前にインターネットで調べておいた 「国民休暇村」 のまんまえ。
宿は、浜に面した御土産物&海産物+レストランの直営らしき 「青木さざえ荘」という民宿で、直営レストランには名物の(?)伊勢海老ラーメン1,120円が。
伊勢海老とラーメンじゃあ、食べにくいだろう・・・。
それがですねぇ・・・宿に入ると待ってましたと案内されて二階の部屋に。
宿帳とか、前金とか、そういう話が一切ない。
マジ大丈夫かなぁ・・・。
「夕食は6時です、風呂は・・・えーと・・・」
結局最後に帰るまで「そういう話」は出てこなかった。
えーっと・・・食い逃げとか・・・簡単に出来ちゃうんじゃないだろうか・・・と心配になっちゃったほど。
到着したのが午後3時過ぎだったので、浜を歩いて、まりちゃんと近くの温泉場に出かけることにしました。
湊農協というバス停の前にある、みなと湯に出かけることにしました。
参照:http://www.joy.hi-ho.ne.jp/ma0011/T-Shizuoka10.htm
宿の人に挨拶をしようと・・・
私「あの、お風呂なんですが・・・」
宿「え?お風呂? ちょっと待ってくださいね、えーと、お風呂・・・」
私「いえ、その、ちょっと近所の銭湯に出かけようかと・・・」
宿「あ、それはいいですね、そうしてください。ウチのはまた夜にでも・・・それまでには仕度しておきますから」
私「は、はぁ・・・」
急な泊り客って、具合悪いのかなぁと心配になりつつ、銭湯に。
車で出かけたけれども、歩けば歩ける距離でした。
なんといっても300円というのがいい。
そりゃあ露天風呂は無いし、内湯がひとつ、それだけだけど温泉だから。
あと、シャンプーとか石鹸とか、そういうものも置いてありません。
入り口で小さいのを売ってるけれど。
弓ヶ浜の温泉は、「ちょうどいい塩加減のお吸い物」 くらいのしょっぱさで、塩ラーメンの塩加減よりは薄い塩味、という感じのナトリウム泉です。
そりゃあ風呂の湯を飲んじゃあ不衛生かもしれないけど、ぺろっと舐めてみる程度なら・・・。
もうちょっと走ると、下賀茂温泉に 「銀の湯」 という、スーパー銭湯っぽい施設もあるんですが、ご利用料金が大人2時間900円ですと。
軽く散歩をしても、まだ5時半。
夕食まで部屋でテレビを見ていると
「夕食の支度ができましたので・・・」
と呼ばれ、一階の宴会場に。
しょぼい民宿だと思っていたら伊勢海老一尾とサザエが二壺。
まりちゃん大喜び。
「これだけの料理が出てくるんだったら、上等だよね」
刺身うまっ!
伊豆で刺身を食べてはずれたことがない。
とにかく伊豆の磯料理はうまい。
マグロやイカも悪く無いけれど、伊豆で刺身を食べるときに、選べるならば近海の鯵や鯛が格別旨い。
もちろんワサビは本ワサビ。
お刺身だけでゴハン3杯はイケます!
さざえ荘という名前の宿だけあって、サザエは二個。
もちろん頼めばサザエの刺身や焼きサザエ、伊勢海老いろいろ、船盛りなども頼めるみたい。
なにせ隣で鮮魚店もやってるのでネタが無いということは無さそうだ。
料理はどれも旨かった。
御櫃のゴハンは空になった。
風呂の入り口。
風呂は、大きなホテルの綺麗な大浴場のようなオシャレな風呂ではないけれど、温泉だし、充分温まるし、なにより貸し切りだったので、文句無し。
ひとりで広々使えるってのは、何より気分が良かった。
最初は 「なんとショボイ・・・」 と思ったけれども、この ”鄙びた感じ” も悪くない。
案外クセになるかも。
ゴージャスなホテルや旅館より、リピート率は高いかも・・・。
午後6時に晩御飯を食べたら、もう何もすることがありません。
近所には海しかないです。
外は真っ暗で、しかも雨ざーざー。
テレビを見るしか、ほかにすることがありません。
突然のお泊りでなかったら・・・と、言っても旅先に宿題や仕事を持ち込むってのも・・・なぁ・・・。
午前8時、朝食。
泊り客は私たちと、もう一組の壮年夫妻。
全部で四名でした。
聞けば釣りが趣味とのことで、さざえ荘が定宿だそう。
土曜日に船を出して釣った魚を、いつものように宿に預け、朝食を食べたら関東に向けて帰宅するとのこと。
ああ、なるほど。
そういう楽しみがある人には、こういう宿が最適なんだな。
私は旅先の朝食は和定食が一番だと思っているけれども、食べ盛りのまりちゃんには、いちど朝食バイキングというものも体験させてやりたいなと思った。
朝食のバイキングは・・・やっぱり帝国ホテルかな。
http://4travel.jp/traveler/polestar/album/10400214/
(↑ じつに旨かった)
朝っぱらからそんなに食えない・・・と思っていても、パクパク食べたら完食した。
やっぱり伊豆だ。
鯵のヒラキが最高だった。
私自身も魚料理は得意でマグロやブリのような大きな魚も、小あじや鰯のような小さな魚も、本職に負けないくらいの調理技術は持っているので味もわかるし鮮度もわかる。
伊豆で食べる海産物は、いつも旨い。
宿のチェック・アウトは午前10時だけれど、関東から来た釣りの夫妻は朝食を食べたらすぐに発ち、わたしたちも午前9時には会計を済ませて出発した。
帰り際になって、ようやく宿帳にサインをし、その場で現金を支払って挨拶をして宿を出た。
ふたりで15,750円なり。
二日目の朝、再び竜宮窟に。
大変良い天気で、秋風の吹くすがすがしい一日でした。
調べたところによると、アニメ 「紅の豚」 に出てくる ”ポルコの隠れ家” は、オーストラリアのグレートオーシャンロード、という場所かもしれない、ということです。
http://allabout.co.jp/travel/travelaustralia/closeup/CU20041111A/
しかし、似たような景勝地は世界各国に沢山あって、原作者は何も言っていません。
ここかもしれない、あそこかもしれない、と考えるのも楽しいのではないでしょうか。
竜宮窟は天井がぽっかり開いています。
アニメ 「紅の豚」 の主人公ポルコのように、ここに住めたら楽しいでしょうけれど、長居が出来ない場所です。
眺めて、暫くしたらすることがなくなって帰るしかないのです。
ちょうど朝の引き潮で、前日来たときには海の底だった岩が露出していました。
前日もそうでしたが、オフシーズンの為か洞窟は貸し切り状態でした。
まりちゃんと二人で軽く洞窟内を散歩して過ごしました。
ちなみに・・・伊豆ってトコロは地震が多い土地なんですね。
こんなところに居て地震が来たら、どうなるんだろうと、チラと考えました。
入り口さえ崩れなければ問題はないんですが。
その昔、地震か何かで天井が崩れたので、こういう形になったんだろうなぁと。
それも、何万年も前の話だとは思うんですが。
座って景色を眺める場所でも無いし、軽く中を歩き回ったら他にすることがなくなります。
なので、さっさと竜宮窟を出て、もう少し長居の出来るビーチに移動することにしました。
なんといってもオフシーズン。
誰も居ないのが嬉しいです。
こんな絶景、独り占め・・・ふたりか・・・。
竜宮窟から下田方面へ向かい、トンネル2つぐらい越えたあたりにビューティフルな浜があったので、そこで軽く浜遊び。
トンネルの付け根に下りる階段があり、下田方面に向かう斜線側には自動車が5台は縦列駐車できそうなスペースがあり、なおかつ交通量が少ないので・・・ぜんぜんOKですね。
車を停めて、浜に下りました。
いやぁ海は綺麗、太陽がまぶしい、浜が美しい。
もう一度、ビーチ・パラソルとキャンプ用の折りたたみ椅子とビールを持って、また来たい。
バーベキュー禁止、キャンプ禁止と書いてあったけれど、ピクニックなら全然問題ないですね。
ここはイイ!
むしろ夏のオンシーズンでないほうがいい。
なにせ伊豆は、冬でも暖かいのだから、11月、12月でも、晴れてさえいれば充分楽しめますよ。
まぁ、冬場は泳ぐのは無理だけど、海の水温は3ヶ月遅れなので、12月でも快晴ならば、水遊び程度は充分楽しめるはずなのです。
北陸や寒い地方では、そういう事は出来ないけれど。
ビーチの端から端まで・・・200メートルくらいなのかなぁ、300メートルくらいなのかなぁ・・・遠目に見たら小さな浜だと思ったけれど、降りて歩くとけっこう広かった。
比較対照物がないので、どのくらい広かったのか、見当がつかない。
海の水温というのは気候よりも3ヶ月遅れているので、10月の水温はちょうど8月の陽を浴びた海水、ということになります。
ですから素足で波打ち際を歩くと、ちょうど良い感じで気持ちよかったです。
波打ち際をはだしで散歩する、という健康法もあるので、こんな景色も良く天気も良い浜辺があったら足首だけでも海水に浸かってみるのが宜しいかと思います。
やっぱり・・・そうだな・・・いつか車にビーチ・パラソルと、折りたたみチェア、クーラーボックスにビールを入れて、ここで一日ノンビリ過ごしたら、楽しいだろうなぁ。
携帯電話の電波は拾えるみたいだけど、緊急事態だと呼び出されても、沼津まではブッ飛ばしても4時間かかるし。
何が起きても 「もうどうしようもない」 ところでノンビリするってのが、いいかもしれない。
波うち際の砂は白くてさらさらだけど、少し離れたところには桜貝みたいのが打ち上げられていて、探すと綺麗な貝があった。
貝拾いを楽しみました。
気が済むまで海で遊んで、もう一度弓ヶ浜に戻ることに。
出かける前に調べておいた、国民休暇村です。
朝、民宿を出るときに庭掃除をしていたオジさんにも確認した 「日帰り温泉」 を楽しむことに。
オジさんの話では、宿泊客がチェック・アウトした後12時から風呂の掃除があって、その後12時半から外来の入浴を受け入れ、宿泊のチェックインが午後3時なので、2時半までの2時間で800円、という話でした。
インターネットで調べたときには、12時半から午後3時までで800円と表記してあったけど、30分くらいの誤差はかまわない。
「なんだか高そうなホテル・・・」
でも、ひとり10,800円で二食付き、というのがガイドブックに掲載されている金額なんだけど。
施設は綺麗で、館内も広いし、これで二食ついて10,800円なら文句はないけど、やっぱり夜は風呂に入るかテレビを見て過ごす以外に、ほかにすること無いんだろうな。
年食ってー、温泉入って飯食ってー、テレビを見るしか楽しみがなくなったら、こういう所も悪く無いだろうな。
それかまぁ、ハイシーズンの海水浴には最適かも。
目の前は海だしね。
国民休暇村・南伊豆に到着したのが12時ちょい前だったのでランチを食べてから風呂に入ることにしました。
参照:http://www.qkamura.or.jp/izu/
ランチのメニューは画像にあるのがすべてだそうです。
まりちゃんは 「日替わりパスタランチ」。
この日はきのこのクリーム・ソースのセットでした。
サラダとパスタとパン、デザートとドリンクが付きました。
出てきたパスタは熱くてふーふーする程だったみたい。
私はやっぱり刺身ですね。
「いつものアレ」 と思って食べたら、カンパチうまっ!
鯛うまーっ!
あまりの旨さに半分まりちゃんに食べさせたくらい、旨かった。
とにかく刺身が絶品だった。
「うまい、うまい」 と、いくら文字で書いても、どれほど旨かったのかは伝わらないですね。
えーっとですねぇ・・・わたくし東京では寿司や刺身は滅多に注文しないんですよ。
地元が国内でも鮮魚が旨い土地柄なので近所のスーパーでも釣れたての鯵を売っている様なところに住んでおり、普段から新鮮な魚を食べ慣れてますからね、ちょっと鮮度が落ちたら、それがわかるほど敏感な方なんですが、この刺身はうまかった。
まりちゃんが
「そんなに美味しいの?」
というので、一切れづつ食べてもらいました。
「ほんと! すごく美味しい。これ、なんて魚?」
休憩室もあるようで、時間内なら風呂から出たり入ったりしても問題なさそう。
そうなると2時間は短いな。
話によると12時に風呂掃除が終わっての一番風呂という事だから・・・やっぱり貸し切り状態でした。
こんな季節に弓ヶ浜まで、国民休暇村の風呂に入る為の来る観光客って居ないんだろうな。
車でほんの15分のところに下賀茂温泉の銀の湯があるしね。
大浴場前の休憩室にはマッサージ・チェアのほかに無料サービスの冷茶も用意されていました。
すべて、一旦宿泊客が帰った後で掃除をし、セットしたばかりの状態になっております。
館内の風呂場へ。
通常、これ以上はカメラを持ち込めません。
とくに女風呂は携帯電話ですら、不審な操作をすることが禁じられているのが普通です。
大丈夫、撮影禁止でもへっちゃらです。
どんなレンズよりも優秀な、肉眼レンズがあります。
網膜に焼き付けた画像を再生してみましょう。
名づけて 「秘儀・肉眼レンズ」
走り描きなので、画像が荒い(?)ですが、雰囲気はわかりますかな?
(帰宅してから描いたし・・・)
脱衣所は広々としていて清潔でした。
ロッカーは、銭湯のようにお金やコインが要りません。
ロッカーに服を入れて、鍵を抜くだけです。
特筆すべきは化粧品。
鏡の前にずらっと並んだ化粧品は、化粧水、乳液、クリームのほかにドライヤーの熱から髪の毛を守るというヘア・トリートメント、硬くなったかかとのケア・クリーム、化粧水も二種類あって、なんとファンデーションまておいてありました。
男風呂には置いてないと思いますが、この勢いなら男風呂の方にはシェービング・ローションやアフター・シェービング・ローションなどがあることでしょう。
置いてあったファンデーションはBB7 という、塗るとシワが見えなくなって肌が白くなり、5歳若返るというウワサのあれです。
露天風呂です。
内風呂もあり、すべてが温泉なので 「屋内か、屋外か」 の違いと、湯船の形が違う、という違いで、お湯そのものは同じですが、飽きない工夫がされておりました。
内風呂の方は、よくあるタイプの大浴場です。
外風呂・・・露天風呂の方は、大きなオーバルの風呂と、陶器で出来た風呂桶がふたつ。
ひとつは瑠璃色の一人用で、もうひとつは萩焼のようなクリーム色の陶器の風呂で、瑠璃色の風呂より少し大きなサイズです。
おかあさんと、就学前の子供が3人入れるサイズです。
ウッド・デッキは、たぶんアマゾンジャラという材木です。
オーバルの大きな風呂には木製の柱と屋根がついており、少々の雨でも露天風呂が楽しめるようになっています。
柱には壁はありませんが、風呂の中で立つと、胸のあたりに渡した敷居があり、障子と木の窓がはまっています。
開放しても外からは見えない角度に風呂はあります。
その障子窓からは海が見え、覗き込むと下の駐車場も見えますが、首から下は塀や壁で隠れています。
ちょうど、”名作・伊豆の踊り子” の一場面のように、風呂から手を振って笑顔が見えるという感じですね。
露天風呂のあるエリアの半分が風呂場、半分が庭です。
二時間で800円か・・・と、セコい計算をしながら入浴したのですが、中にあったアメニティーの充実さを考えると充分納得のお値段です。
カランに並んでいるシャンプーや石鹸の高級なこと。
わたしは馬油シャンプーを使いましたが、これは素晴らしい。
また、シャンプーとトリートメントが別々なのも嬉しいことでした。
「このシャンプー、すごくいいから使ってごらん」
と、まりちゃんに勧めたところ、まりちゃんは資生堂の高級シャンプー、”椿” の方が好みだそうです。
でも、甲乙つけがたい使用感でした。
全部のカランが馬油シャンプー、トリートメント、ボディーソー不なのかというと、そうではなく、隣のカランには違う製品が置いてありました。
石鹸もお茶石鹸、ヒアルロン酸石鹸、なんとか石鹸と、カランごとに種類の違う石鹸が置いてあり、シルバーの輝きを放つ洗顔ソープと、ピーリング・ジェルまで置いてありました。
まりちゃんは、ピーリング・ジェルが大層気に入ったようでした。
国民休暇村の日帰り温泉は午後2時半までです。
インターネットで調べると、午後3時までとなっていますが、3時には宿泊客がチェックインするので、2時半までだそうです。
2時15分頃、スタッフらしき人が風呂の掃除に来ました。
たぶん、減ったシャンプーやボディー・ソープなども補充されるのでしょう。
風呂場にあったシャンプーなどのアメニティーは、すべて満タン状態でしたから。
少し休憩をして午後3時に弓ヶ浜を発ち、一路沼津方面へと走りました。
沼津までの道中、すばらしい景色が広がります。
行きは中伊豆をとおり、帰りは西伊豆を通りました。
なぜかというと、下田に向かうには中伊豆を通る方が近道ですが、夕暮れ時の西伊豆は絶景のポイントが多く、渋滞も少ないからです。
海岸線をクネクネと走るので車酔いしやすいです。
クネクネ道の多い西伊豆を通る前に薬局を探し、酔い止め薬を買いました。
まりちゃんに薬を飲ませ、夕焼けで黄金に染まる西伊豆のワイニングを飛ばしました。
船酔いするくらいの人は、西伊豆のクネクネ道を通るドライブで、大抵車酔いします。
同乗者が車酔いすると、西伊豆の狭い山道では車を停めることができませんので、大惨事になります。
子供はもちろん、酔い易い大人も、海岸沿いの西伊豆を走るときには事前に酔い止めを飲んでから、または酔ってからでも効く薬を準備してから走りましょう!
西伊豆を通ると石廊崎、波勝崎、堂ヶ島、松崎など、観光地も走り抜けます。
私は・・・ワイニング道路大好きで、つい熱くなります。
気がつけば松崎町。
「ねぇ・・・トイレ・・・」
まりちゃんが口を開きました。
夢中で運転している私に、声をかけてはいけないかと思って黙っていたそうです。
自動車 (四輪) で走る西伊豆も悪くありませんが、バイク (二輪) なら、もうサイコーです。
二輪で走るときは、くれぐれもスピードにご注意くださいね。
ブラインドも多いので、対向車にもご注意ください。
対向車の方がコーナーを曲がりきれずに (車線を) 膨らんでくることがあります。
下田から沼津までは、運転に慣れていれば3〜4時間、ラリー走行が苦手な人だと5時間はかかります。
なので、観光はせずトイレ休憩に松崎町の長八美術館前の大きなトイレに行きました。
長八美術館です。
中に入る時間はありませんので外観を眺めておわり。
近くに大きなコンビニがありますので、おやつを買って、ドリンクを仕込みました。
このあたりを通過したのは、弓ヶ浜を出てから40分くらいでした。
途中うまそうな蕎麦屋が何件かありました。
今回の旅の目的には、「伊豆の新そば食べ歩き」 というのもあったのですが、まりちゃんは
「間食をすると太る」
と言い張って、蕎麦屋に立ち寄るのを断念せざるを得ませんでした。
「蕎麦は食べても太らないよ」
「私は水を飲んでも太るの!
おやつに蕎麦なんか、食べたくない」
松崎町では、左官職人の技を守るためと伝統の継承のために、なまこ壁の土蔵を作るプロジェクトを企画し、その製作の最中でした。
http://www.town.matsuzaki.shizuoka.jp/FMPro?-db=m_faq_02.fp5&-lay=web&-format=p03.html&-max=all&-sortfield=NO&NO=1999&-find
ものめずらしく眺めていると、職人さんたちが
「見てってよー」
と景気良く声をかけてくれました。
時間の関係で一気に走り抜けたい西伊豆ですし、ワイニングを走ると、つい運転に夢中になってしまいますが、所々で絶景が広がり、ちょうどよい場所に待機所や休憩所、パーク・エリアがあります。
数回、数箇所の絶景スポットに立ち寄り、数分づつ休憩しました。
そういう場所ではバイクのツーリング・グループも休憩を取っており、景色を眺めたり体を伸ばしたりしています。
このあたりで午後5時を過ぎたかと思います。
天気が良くて、もう少し時間も早ければ、もっと素晴らしい景色が見えると思います。
写真ではイマイチに見えますが、ナマで見るには充分絶景です。
とくに、山の中のクネクネ道を走り抜けて、突然開けた景色がこういう絶景なのです。
「お! ちょっと休憩」
そう思ってから針路変更をしても間に合う距離に、たいていパーキングがあります。
予定通り。
沼津港に到着したのが午後7時頃。
よほど満腹でなければ、沼津では、沼津港に並ぶ食べ物屋で食事をするのが楽しみです。
この日は丸天に行きました。
http://www.uogashi-maruten.co.jp/shop/uogashi.php
日曜日の夕飯時なので、順番待ちなのが当たり前の店です。
店の外には順番待ちの客がたむろしています。
入り口に出してあるメモ・ボードに名前を書いて、呼ばれるのを待つので行列は出来ませんが常時10〜20人くらいの順番待ち客が店の前にたむろしています。
平日の昼飯時に来れば、待たないで入店できます。
うにブツ丼を食べました。
マグロのブツ切りとウニ。
それからトロロが乗ったどんぶり飯です。
マグロは山盛りになっています。
少しぐらい食べても、まだマグロがあって、なかなか飯が出てこない程のボリュームです。
定食の場合、飯と味噌汁 (あら汁) は、おかわり自由です。
が、どんぷりで出てきますので、よほど空腹でなければオカワリが出来ません。
まりちゃんはフライ定食を食べました。
が、私が写真ばかり撮るので機嫌が悪くなっていたので、まりちゃんの料理は撮りませんでした。
定番のメニューもありますが、毎日 ”その日の限定メニュー” があり、この日は車海老のフライが、いつもは二匹のところを同じ値段で三匹とのことでした。
その日に港に揚がったネタや一品料理が手書きのポップに書かれて張り出されており、順次売り切れていきます。
ボリュームもすごい店ですが、味が良いので繁盛している店です。
沼津の魚河岸には、うまい料理店が沢山あります。
東名沼津インターを出ると、通称 「グルメ街道」 と呼ばれる道を海に向かって走るのですが、その道をそのまま突っ切って、海まで走り、沼津港まで30分。
食べ物は、沼津港にある店の方が、ずっと美味しいですから、ちょっと寄り道をしてみてください。
西伊豆から沼津に入るときは、沼津港を経由しますので、港でゴハンを食べてから高速道路に向うコースがオススメです。
定食屋、飯屋の並ぶ沼津港には、すし屋もあります。
沼津の寿司は、とびっきり美味しいので一度は食べてみてください。
予算に余裕があれば双葉寿司、リーズナブルに楽しむなら沼津魚河岸寿司 (回転) ですね。
回転寿司とは思えぬ旨さです。
おなか一杯になったところで午後8時ちょい前でした。
日暮れ時に沼津港に到着し、食事が済んで外に出たら、あたりはすっかり夜になっていました。
あとはもう、高速道路を走って帰宅するだけです。
満腹になったまりちゃんは、
「あとどれくらいで着くの?」
と言い残し、眠ってしまいました。
ご精読ありがとうございました。
----- END -----

こんな場所があるのですね。今度行って見たいと思いました。旅行ガイドに掲載されてないような気がします。どこで調べたのですか。

> こんな場所があるのですね。今度行って見たいと思いました。旅行ガイドに掲載されてないような気がします。どこで調べたのですか。
噂を辿って色々調べ、実際に現地に出かけました。
現地に入っても場所がわほからなかったら地元の人に尋ね歩こうかと思いましたが案外アッサリ見つかりました。
地元では 「竜宮窟」 よりも 「サンドスキー」 の方が有名で、メジャーで、認知度が高いです。
「観光客」 イコール 「サンドスキーしにきたの?」 といわれるくらいです。
竜宮窟は、その隣ですから、わかりやすいです。
実際の竜宮窟は・・・行けばわかりますが、あまりきれいな場所ではありません。その地形がアニメの某所に似ていなければ・・・似ていたとしても観光地には成り得ないほど、あまり綺麗ではありませんので、わざわざ出かける様でしたら、見てガッカリしないでね。
ほかにも素敵な場所はあるし、近隣の砂浜はどこも綺麗だし、泊まれば磯料理が美味しい土地だし・・・。
現在、トラックバックはありません。