旅記録国内編1988　北海道〔02－層雲峡～網走編〕

1988/08/22 - 1988/08/22

【幼い頃の約束を果たす、従妹と行く初めての北海道】
子供の頃、毎年のように一緒に遊んでいた６歳年下の従妹と何気なく話していた「将来二人とも社会人になったら、お金を貯めて一緒に北海道旅行をしよう」を１０年越しで実現することになった今回の旅。
羽田を出発して千歳から札幌へ至るまでは計画通りだったものの、初めての北海道でついつい買い物に夢中になった結果、予定の特急を逃して旭川経由で上川へ向かい、何とか陽のあるうちに層雲峡に辿り着いた。
北海道２日目、ドタバタ従姉妹の旅は道央から道東へ。

【メンバー】
従妹と二人。

【ルート】
8/20　東京・糀谷（前泊）
8/21　羽田空港－＜ＪＡＬ＞－千歳空港－＜ＪＲ千歳線・Ｌ特急ホワイトアロー＞－札幌－
　　　＜ＪＲ函館本線・Ｌ特急ライラック＞－旭川－＜ＪＲ石北本線・特別快速北見＞－上川－
　　　＜道北バス＞－層雲峡
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10237842/）
8/22　〔日航ジェットプラン用観光バス・フライドポテト大雪阿寒号利用〕
　　　層雲峡－銀河・流星の滝－温根湯・北きつね牧場－網走・天都山－オホーツク流氷館
　　　－網走監獄
　　（以上の旅行記⇒本編）
　　　－川湯・硫黄山－摩周湖－阿寒湖
8/23　阿寒湖－＜湖上遊覧船＞－阿寒湖－＜阿寒バス＞－釧路－
　　　＜ＪＲ根室本線＆石勝線・特急おおぞら＞－千歳空港－＜ＪＡＬ＞－羽田空港
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10238024/）

【表紙の写真】
温根湯の北きつね牧場から次の訪問地である網走へ向かうバスから見た網走湖。

※この旅行記の写真はスキャン画像ですので、見づらいですがご了承下さい。

エリア 北海道

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

■北海道２日目
北海道のほぼ中央部に位置する層雲峡で迎えた２日目は、気持ちの良い晴天。
ぐっすり眠れたので、駅で慌てて走り回った昨日の疲れ(爆)もすっかり取れた。
宿泊したマウントビューホテルで朝食を摂り、チェックアウトしたのは８時前。

■フライドポテト号
今回の旅は、日航ジェットプラン“スケッチブック”を利用して、飛行機＋希望宿泊地でのホテルに、自分なりのプランで移動手段を組み合わせたもの。
１日目と３日目にＪＲで移動するスケジュールを組んだので、ＪＲの道内フリーチケットをセットして貰ったが、この他にレンタカーも選べたし、ジェットプラン専用の観光バスが様々なコースで用意されていて、好きなものを選んで組み込める。
旅の２日目は、観光バスコースのうち、層雲峡を出発して温根湯の北きつね牧場・網走・硫黄山・摩周湖を観光しながら阿寒湖まで走るものを選んでいた。
画像は、当時のパンフレットの切り抜きでアルバムに貼っていたもの。
薄いピンクの１４番ルートが、利用した大雪・阿寒ルートである。

■・・・の滝！？
写っているのが私ということは、カメラを持っていたのは当然従妹。
ファインダーから見る風景がレンズを通したものでないカメラだったこともあり、カメラのストラップに気が付かなかったらしい。
しかも当時はデジタルカメラではないから、現像するまでこんなことになっているのも分からない。
これ１枚だけなら良かったのだが・・・実は彼女はこの旅行中３回同じことをやってくれていた(怒)。

■流星の滝
ね？私が撮るとマトモでしょ(笑)。
層雲峡のホテル前に迎えに来たフライドポテト・大雪阿寒号は、人気コースなのかほぼ満員。
バスに乗って間もなく、同じ層雲峡にある銀河・流星の滝観光のためにバスを降りる。
大雪阿寒号は見所の多いルートなので、乗り降りも結構忙しくなりそう。

流星の滝 自然・景勝地

■銀河の滝
流星の滝からも近い銀河の滝。
北海道も夏は日差しが結構強いが、滝の音が涼を運ぶ。

■フライドポテト号車内
ウフフ・・・今日も美味しいものいっぱい食べるわよぉ〜♪

■北きつね牧場①
層雲峡を出発したバスは、網走を目指して西へ走る。
途中、温根湯にある北きつね牧場で下車観光。
スタンプも超カワイイ。
今日も１日、たくさんスタンプを集めよう！！

■北きつね牧場②
いたいた、北きつね♪
夏場は犬で言う下毛がないのか、とってもスリム。
冬のふかふかした大きな尻尾もいつかは見てみたい。

■きつねのはずが①
北きつね牧場にいるのは、きつねのみにあらず。
と言うより、きつねよりたぬきの方が却って多く見かけたかも。

■きつねのはずが②
きつねも可愛いけれど、たぬきの方が愛着を感じるのはなぜ？
この当時、我が家で将来“たぬき”を飼うことになろうとは誰も予測していない。
（“たぬき”＝プロフの写真　笑）。

■山並みを越えて
北きつね牧場を出発したバスは、一路西へ向かう。
山の中を走るのだが、北海道の道は小刻みなカーブが少なくて、バスの乗り心地も良い。
車窓から見るなだらかな山の景色は目に優しい。

■網走湖①
周囲の山がだんだん低くなってきた頃、前方に網走湖が見え始めた。
道央を朝に出発して、昼前にはもう道東。

網走湖 自然・景勝地

■網走湖②
外では強めの風が吹いているのか、波立っている網走湖。
湖岸の向かいにある低めの山が天都山、ここで昼食と観光の予定と聞いている。
それにしてもお天気に恵まれたなぁ。

■天都山に到着
網走湖畔にある天都山をバスで登る。
ホテルビューパーク天都山でバイキングの昼食の後、しばらく時間があったので、周囲の風景を楽しんだ。
あまり高くない山だが、眺めは十分。
手前が網走湖、向こう側が能取湖。

■向きを変えれば
別の方角を向けば、少し遠いがオホーツク海が見えた。
とうとう北海道の東海岸までやって来たんだ！

■オホーツク流氷館①
続いての観光は、天都山にあるオホーツク流氷館。
流氷の海を感じさせる展示や売店・レストランがある。

■オホーツク流氷館②
流氷体験室では、リアルに北の海を演出するために室内の温度が下げられていて、入り口でダウンジャケットを渡された。
少々寒がりの従妹はすぐに着用。

オホーツク流氷館 美術館・博物館

■オホーツク流氷館③
暑がりの私は“涼しくて丁度良いわ”とそのまま。
ここで二人の意見が一致したことが一つ。
後ろでポーズを取っているのは・・・いつもどっしり構えていたおばあちゃん！

オホーツク流氷館 美術館・博物館

■網走監獄①
次の観光は、天都山の中腹にある網走監獄。
博物館になっている。

■網走監獄②
ここでも忘れずスタンプ押印。

博物館網走監獄 名所・史跡

■網走監獄③
出所記念？(笑)
中の展示館では、人形を使って当時の様子を再現していたが、少々不気味な感じがした。

博物館網走監獄 名所・史跡

■ルンルン♪
網走監獄を出て、バス駐車場近くの休憩所にて。
足取り軽く、ルンルンと飛ぶように走る従妹。

博物館網走監獄 名所・史跡

■疲れたー
それに対し、６歳上の従姉（＝私）は、はしゃぐ従妹に呆れて疲れがどっと増す(笑)。

■快適なバス
真っ赤な車体の横に大きく「日航ジェットプラン」の文字が描かれたバスは、座席の位置が高くて車内からの眺めが良い。
ドライバーさんもガイドさんもとてもひょうきん、バスをバックに交替で写真を撮っていたら、バスのステップからひょいと手が伸びて帽子をかぶせられた。

■バスの旅はまだまだ続く
天都山を離れたバスは、網走から海沿いの道をしばらく走った。
オホーツク海、何て深い色なんだろう。
昼過ぎの眠気も忘れて、車窓にかじりついていた。
山あり、湖あり、海ありのドライブは、阿寒国立公園へと続く。

天都山 自然・景勝地

■ここまでの行程
千歳空港から札幌・旭川を経由して上川までＪＲを利用、層雲峡までバスを利用（赤線）。
層雲峡からは、日航ジェットプラン専用の観光バスを利用して、本編では網走付近のオホーツク海まで（黄線）。