2010/10/23 - 2010/10/23
146位(同エリア375件中)
パーペチュアルトラベラーさん
- パーペチュアルトラベラーさんTOP
- 旅行記63冊
- クチコミ4件
- Q&A回答1件
- 271,462アクセス
- フォロワー2人
はーい!秋が深まる10月の終わり。
各山々の紅葉も見頃を迎えるなか、行ってきました谷川岳。
しかーし、甘い道は選択しません。
ロープウェイでちょろちょろ登るなんて許しませんよ。
鈍ったカラダを鍛えるトレーニング登山っつーわけで、
日本三大急登攀に数えられる西黒尾根から山頂を目指します。
のっけからの急坂。岩場、鎖場なんのその。高度差1300mくらいあるんでしたっけ?
しかーも、帰りもロープウェイをつかわず田尻尾根から下山を選択だー。
物好きですねー。でもそんな自分がもっと好き。
クラリスの渋顔もなんのそのです。
つーわけで、いってみよー!
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
5:30 谷川岳ロープウェイ駐車場出発
3:00くらいに到着して1時間ほど仮眠。この日は一の倉までの林道が通行規制がかかっていたので、無料駐車場に停められず、しかたなくここへ。駐車料金は1日500円。寝たのはいいが、駐車場で騒ぐ若者や自慢話をがなり立てるおじさんたちが五月蝿くて寝られなかったよん。
なんか、みんな気持ち高ぶっているいる・・・? -
1Fの駐車場に停めたので、エレベーターで6Fへ。ここから西黒尾根の登山道まで5分くらい林道をあがっていきます。
-
6:30
登り始めからいきなりの急登攀。
ほんと急だわさ。 -
8:00
約1時間30分樹林地帯を登り、森林限界を超えると雲海を突き出てお山同士が朝の挨拶をしていました。
すばらしい光景をみながら一寸一休み。 -
笠ケ岳かな。
-
鎖場のはじまりでーす。
-
よっこらせ。
-
登りくる雲とともに高度をあげていきます。
毎度、雲の上の景色っーのは気持ちいいものですね。
右上にロープウェイの天神平駅が見えます。 -
森林限界から上の西黒尾根と山頂のトマの耳&オキの耳
-
結構きつい鎖場が続きます。
楽しいですねー。雨降りの時は嫌な感じになるでしょうが。 -
こんな感じで登っていきます。
ズームアップで撮影。余裕だね。 -
湧き上がってくる雲と追いかけっこしています。
-
ちょっとした峰を巻いて越え、
-
崖っぽい登山道を
-
山スカ姿でよじ登っていくと
-
ラクダの背に到着。
まだまだ急攀が続きます。 -
9:20 ガレ沢の頭到着です。
ここは巌剛新道との合流点でもあります。 -
西黒尾根は、手足使ってよじ登るところがいっぱいです。
-
-
-
あれー、雲に追いつかれたかな。
-
しかし頂上は見えるのに、なかなか近づかないなぁ。
あなどれない西黒尾根。 -
振り返ると尾根筋は雲の中。
結構なところを登ってきましたねー。 -
真ん中に写っているのはザンゲ岩。
-
天神尾根に万太郎山。雲海と青空が素晴らしい。
しばし見とれました。 -
あっ、富士山/^o^\
谷川岳から250km。
えーと、奥穂高登った時に見て以来ですね。
富士山ってやっぱどっしりとして、それでいてキレイな山ですね。 -
10:48
やっとこ天神尾根との合流点。
そうです。稜線まであがってきました。 -
-
ほれ、もうすぐだよー。
-
11:00 谷川岳トマの耳 登頂!
はい、いきなりですが山頂です。
写真はスッキリしていますが、
頂上写真待ちで人うじゃうじゃです。 -
トマの耳からオキの耳を臨む。
-
トマの耳からオキの耳へは、大渋滞。
すれ違うのも大変です。
さすが谷川岳。ロープウエイである程度まであがってこれるので、
軽装の人もいっぱい。犬を連れている人も・・・ -
11:20 オキの耳です。
-
せっかくここまできたのだから(←これ、わたしたちのモットーです)
ノゾキまでいってみましょう。一の倉岳まではまた今度ですね。
そのうち谷川岳馬蹄形縦走したいです。 -
ちょっとした鎖場です。
子供でも大丈夫ですね。
でもね、一の倉側はスッパリ切れ落ちてます。 -
登り口の土合が遙か下に見えます。
-
写真ではなかなか伝わりませんが、絶壁です。
“ノゾキ”で下をのぞいていると、
どこからか声が響いてきました。 -
クライミングしている人がいました!
その人たちの声が響いていたのです。
どこか探しても見つからない。
たまたま居合わせたおじさんが双眼鏡を貸してくれました。
写真ではわかりませんが、確かにいました。
凄すぎる・・・。 -
双眼鏡を貸してくれたおじさん夫婦。
そんなところでご飯食べていて怖くないのかしら。
一寸つんのめっただけで、1,200m下まで真っ逆さまに滑落ですよ。 -
ちょっと遅くなりましたがお昼ご飯です。
うちのクラリスはお腹が減ると機嫌が悪くなるので
要注意です。はい、お姫様体質です。 -
今日は久しぶりに自家製おにぎりとカップ麺。
-
ご飯を食べたら着た道をもどります。
あっ、下山は天神尾根へ。 -
天神尾根は大渋滞。
-
この時期は谷川岳も紅葉の時期ですからね。
眺めながらゆっくりと下りましょうか。
でもあまりゆっくりしていられないのです。
それは・・・ふふふ -
14:18 熊穴避難小屋
-
14:47 田尻尾根との分岐点
そうです。下山もロープウエイを使わずに降りるので急いでいたのです。
ちなみにこちらの道を行く人は・・・まったくいませんでした。
クラリスはあまり乗り気ではありませんが、行きます。go!go!
あっ、田尻尾根は熊が出ることでも有名です。
クラリスさんにはとりあえず内緒にしておきましょう。 -
田尻尾根はロープウエイと平行しているので、あまり利用する人がいません。おまけに落ち葉で道がわかりにくい。道も苔むしていて滑るし、あまり気持ちいいものではありません。降りきるまですれ違う人もいませんでした。天神尾根の喧騒が嘘のような静けさ。
-
田尻尾根から見る谷川岳。
-
紅葉の中の道を下っていきます。
-
16:24
ロープウエイの保守道路?と合流。 -
もちろんロープウエイに手を振ります。
何人かは物好きな私たちに、振り返してくれました。
ちなみに今日のロープウエイの待ち時間は
2〜3時間と上でいっていました。
待つ?降りる?
さて、あなたならどちらを選ぶ? -
16:52 田尻尾根登山口
めっちゃ、疲れましたがこういった
趣は忘れません。
さすがー、クラリス。 -
下山のご褒美です。
谷川岳ロープウエイ乗り場のソフトクリーム(350円)、メチャうま。
ずっしりと重いです。
今回の登山、さすが日本三大急攀です。疲れました。ロープウエイも
使わなかったので。まっ、いい経験ということで。
このあと猿ケ京までクルマを飛ばし、温泉へ。
ここのところテン泊がつづき、久しぶりの日帰りでしたが、
充実した谷川岳登山でした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- 旅猫さん 2011/07/31 22:43:43
- クラクラしました(笑)
- パーペチュアルトラベラーさん、初めまして。
谷川岳の登山記を読ませていただきました。
凄い登りですね!
振り返って撮った写真や尾根上の写真を見ると、その場にいないのに足がすくみそうです(笑)
とっても臨場感のある旅行記でした。
私も、以前は北アルプス辺りを中心にウロウロしていましたが、ここ10年ほどはお気軽山登りばかり。
ロープウェイ&リフトは必須です(^^;
たまには、ちゃんと登らないといけませんね。
直登した利尻富士の時の感動を甦らせないと。
疲れた後のソフトクリームは最高ですよね!
旅猫
- パーペチュアルトラベラーさん からの返信 2011/10/11 11:06:54
- 遅くなりましたがコメントありがとうございました!
- 旅猫さん
はじめまして、こんにちは。
すみみません、掲示板をずーーーーーーっと
確認していなかったので、今コメント読みました。
旅行ブログですが、最近は登山にはまり
すっかり山日記化しています(笑)。
これからもよろしくお願いしますです。
> 谷川岳の登山記を読ませていただきました。
> 凄い登りですね!
> 振り返って撮った写真や尾根上の写真を見ると、その場にいないのに足がすくみそうです(笑)
> とっても臨場感のある旅行記でした。
>
> 私も、以前は北アルプス辺りを中心にウロウロしていましたが、ここ10年ほどはお気軽山登りばかり。
> ロープウェイ&リフトは必須です(^^;
> たまには、ちゃんと登らないといけませんね。
> 直登した利尻富士の時の感動を甦らせないと。
>
> 疲れた後のソフトクリームは最高ですよね!
> 旅猫
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
53