1990/01/11 - 1990/01/26
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Peko&Pokoさん
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カラファテ→ウプサラ氷河見物→モレノ氷河見物→カラファテ
1月11日、フェゴ島のウスアイアから飛行機でカラファテに移動してきました。利用した航空会社は「LADE」といって、アルゼンチン空軍が運営しているそうです。40人乗りくらいの観光バスのような飛行機で、座席はスライド式で簡単に取り外し可能。そして離着陸時に助走をほとんどしないくらい、加速と減速が鮮やかです。軍用機ってこんな感じかも、と思わせます。カラファテ空港の滑走路は一本だけでとても短く、しかも未舗装。着陸前に上空からそれを確認したPoko氏は外を覗きながらしきりに「大丈夫かなー」。でも、そんな「LADE」だからこそ使える空港、という気がしました。
カラファテは小さな町ですが、ロスグラシアレス(氷河)国立公園への入口ともいえる町で、高級そうなホテルやおしゃれなカフェもあり、たくさんの観光客がいます。
ロスグラシアレス国立公園は、広大なウプサラ氷河や、今なお成長を続ける氷河としては世界唯一というペリート・モレノ氷河、世界中からクライマーがやってくるフィッツロイ山群(チリのパイネに良く似ています)等が有名です。
私達はこの町を基点に氷河へは自転車で、フィッツロイへはバスで出かけました。
ウプサラ氷河はプエルトバンデーラから出る観光船に乗りますが、モレノ氷河は対岸に展望台があるので、氷河の崩落を間近に見ることができます。展望台で寒さに震えながら見ていると、10〜30分に一度、「プキッ、ピキッ」と氷のはじける小さな音が聞こえてきます。その発生源を見つけてしばし待つと、突然、「地球が割れたか?」と思わせるほどの轟音と共に30階建てのビルくらいの氷塊がひとつ、湖へと崩れ落ちます。まわりの空気がびりびりと震え、私の胸もびりびりと震えました。気が遠くなるほどの昔にパタゴニアに降り積もった雪に今出会っていると思うと、感慨深いものがあります。結局丸二日をモレノ氷河とその周辺ですごしました。
カラファテへの帰途、道端にアルマジロの古い死骸を見つけました。そばの崖にいくつも穴があるので見て回ったら、小さなスカンクの仔が2匹、くりくりした目でこちらをうかがっていまレた。湖にはフラミンゴ。風が強くて閉口しました。
さらに詳しい旅行記はこちらへ・・・
「風と氷河のパタゴニア」
http://www.hirocraft.com/patagonia/
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ウシュアイアよりアルゼンチン空軍経営の飛行機でカラファテ空港に降り立つ。滑走路は未舗装で着陸時には乗客全員歓声を上げた。
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カラファテで仕事中の南野洋子さんと。
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カラファテからウプサラ氷河とモレノ氷河を目指す自転車旅。強い向かい風に泣く。(ロスグラシアレス国立公園)
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ウプサラ氷河が見えてきた。(ロスグラシアレス国立公園)
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モレノ氷河の展望台より氷河の先端。1日に2mほど動いていて氷の崩壊が間近で見物できる。(ロスグラシアレス国立公園)
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待った甲斐あって巨大な崩壊。体全体が震えるほどの大音響を受け、動き続けている地球を実感。(ロスグラシアレス国立公園)
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プキプキッ
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ググググッ
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グリッグリッ
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ゴゴー
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ズンズンブギギー
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ズズーン
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ザザザードッドーン
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ザッパーン
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モレノ氷河全景(ロスグラシアレス国立公園)
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崩壊した氷のかけらを間近で見ることができる。何百年、何千年前に降った雪だろうか?(ロスグラシアレス国立公園)
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カラファテに戻る途上で見つけたアルマジロの死骸。交通事故か?
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