埼玉日帰りツーリング〜吉見百穴と松山城〜:物体Mさんの旅行ブログ
8時過ぎには自宅を出発する予定だったものの、大幅に寝坊して10時過ぎの出発と相成りました。
国道17号をひたすら南下し、熊谷市内で国道407号に入ります。熊谷・東松山・吉見の境をしばらく走ると、吉見百穴の案内掲示板が見えてきます。
吉見百穴は入場料300円。お金を徴収するだけのことはあり、それなりにしっかり管理されているようでした。
入り口の向かいに大きな駐車場があるので、そこにバイクを止め、入場。
「百穴は 古代の人の 墓の跡」(さいたま郷土かるた(旧版)より)
ということで、吉見百穴は古墳時代末期(6C-7C)に作られた横穴墓群です。現在確認できる横穴の数は219あるそうです。
残念だったのは、横穴内に落書き(落彫り?)が見られるものが結構あったこと。まったく、間違った自己顕示欲の発露は度し難い……。
付近には黒岩横穴墓群という史跡もあり、こちらは未発掘の部分も多いのですが、総数で500基以上の横穴があるのではないかと言われています。
そして、吉見百穴といえば、関東では珍しいヒカリゴケの自生地でもあります。
季節の問題なのか何なのかわかりませんでしたが、あいにくパンフレットほどは生えていませんでした。見えるでしょうか? 写真奥のほうで少しだけ光っているヒカリゴケが見られます。
さらに吉見百穴と言えば、一部の方に有名なのが地下軍需工場跡! 昭和19年(終戦の前年)から20年にかけて、中島飛行機工場の移転を目指し、ここ吉見百穴の下から松山城近辺にかけて地下軍需工場が作られました。
作られたのはいいんですが、本格稼働が始まる前に終戦を迎えてしまったそうです。踏み込めるのはほんの一部分ですが、それだけでもかなり雰囲気があります。
というか、暗いです。結構怖いです。
バイクを駆って松山城跡へ。松山城跡は民家の裏手が入口になっており、駐車場がありません。そのため、車で行く場合は、吉見百穴の駐車場を利用して、少し歩いて行った方がよいかもしれません。ぼくはバイクだったので、入り口横に止めさせていただきました。
松山城は、戦国時代に後北条氏の御家人であった上田氏の城でした。慶長6年(1601年)に廃城になっており、現在は本曲輪・二ノ曲輪・春日曲輪・三ノ曲輪という4つの曲輪の跡と、いくつかの空堀を残すのみとなっています。
築城法に詳しければいろいろ見るところがあるのでしょうが、ぼくはうろうろと散歩していただけでした。香取神道流とか、奥伝まで納めている方なら面白いんだろうなぁ。
本丸跡。やはり山城なのでかなり小さいです。
城跡も、整備されているとはいえ、しっかり木が伐採されている程度の整備ですし、人もほとんど来ないので、ちょっとした探検気分が味わえますね。
そのせいで、帰り道で少し迷いましたが。
再びバイクを駆って吉見観音(安楽寺)へ。ここは坂東11番札所にもなっている名刹です。本尊は観世音菩薩。
本堂と、その横に建つ三重塔が県指定の建造物となっています。
休日ということもあり、ちらほらと参拝者が見受けられました。
その後、再びバイクに跨り帰宅。寝坊したわりに、14時頃には家に着いてしまいました。
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