大学キャンパスめぐり VOL.13 ヴォーリズのスパニッシュ・ミッション・スタイルの学び舎〜神戸女学院大学〜:ぬいぬいさんの旅行ブログ
ウイリアム・メレル・ヴォーリズ,私の大好きな建築家の一人ですが、彼が残した作品が関西には数多くあります。年末の今回の旅の中で、兵庫県の西宮にある関西学院大学西宮上ヶ原キャンパスと、そのすぐそばにある神戸女学院大学のキャンパスを散策することができました。ここも近隣の関西学院大学同様、スパニッシュ・ミッション・スタイルの優美な校舎で、淡いクリーム色の外壁と赤銅色の瓦が特徴的。ヴォーリズの代表的な作品であり、見てみたい建物のひとつでした。
関西屈指のお嬢様学校の神戸女学院。普段ではなかなか女の園のキャンパス内をおじさんが一人でぶらぶら歩くことは困難ですが、冬休みに入って誰もいないキャンパスを一人独占して気兼ねなくのんびり散策できました。
地図に上では関西学院から歩いてもわずかな距離でしたが、キャンパスが閉鎖されている年末年始の出入り口はメインのこの正門のみ。山の上にあるこのキャンパスの正門は門戸厄神の駅に近いところにあり、急な九十九折の坂道を降りて下までかなり遠回りして入ることになりました。
年末のこの時期キャンパス内を見学できるのかちょっと心配でしたが、入口の門で守衛さんにお願いして、外観のみという条件付で見せてもらいました。
ビジターのバッチを胸に付けて、これで不審者に間違えられることなく安心してキャンパスを散策できます。
旧音楽館の左側の校舎は、ヴォーリズの設計を継承して一粒社ヴォーリズ設計事務所により1988(昭和63)年、神戸女学院の理事長だったオルチン師を記念して建てられた新しい音楽館である、ジョージ・オルチン記念館です。
音楽館の右手にある坂を上って、更に階段を上がると縦に二本のステンドグラスのはめ込まれた建物が見えてきます。デフォレスト記念館。百周年記念事業の一環として建てられた新しい建物です。
キリスト教系の神戸女学院のキャンパス内に何故か神社の社が・・・。
ヴォーリズの統一感のあるスパニッシュ・ミッション・スタイルのキャンパス内で、ひと際異彩を放っているのは「岡田神社」
神戸女学院がここに移転する前からあった神社だそうです。
両サイドにコリント式オーダーを配した入口部分 関西学院大学のランバス記念礼拝堂と似たような感じの意匠です。一番中を見てみたかったのがこのソールチャペルのなので、中が見れなくて残念です。
理学館の北側通用口がメンテナンス作業中で扉が開いていたのでちょっと中を見学。本当は入ってはいけないようですが、中を見たい欲望を抑えられず勝手に、少しだけ見せていただきました。
ヴォーリズの学校建築における設計理念は、「建物自身が生徒への精神的影響を及ぼす」としてランドスケープや建物のレイアウト、使用されている一つ一つの建築素材やパーツにいたるまで、細やかな配慮が感じられます。
理学館と向かい合って、中庭の東側に長く配置された文学館。こちらは阪神・淡路大震災時この木造屋根トラスが倒壊し、鉄骨屋根トラスに修復しています。他の校舎は特に大きな被害はなかったそうです。
間口のある建物のわりには、玄関はかなり狭い感じがします。これはヴォーリズの学校建築の特徴なのか、後に見た六本木の東洋英和女学院も、同じように玄関がかなり狭かったですね。
次に訪れる時は、是非ソールチャペルや図書館、スミス記念講堂、音楽館の中を見てみたいもんです。この旅行記をご覧になった方で、神戸女学院や関西学院大学の中に入れるコンサートやイベントの情報がありましたら是非教えてください。
このスミス記念講堂はその中でも中心的な建物でひとつの棟に総務館、講堂、礼拝堂の3つが備わり、それぞれに独立したエントランスがありますが、部分的に見ると全く違った顔をしています。
ソールチャペルの裏側。斜めからの写真なのでよくわかりませんが、中央に半円アーチ型に白く見える部分が礼拝堂内部の祭壇の裏側の7本の蝋燭を形にしたステンドグラスになります。
こんな小さな門衛詰所もしっかりヴォーリズしてますね。今回は事前の情報収集不足だったため、中高等部校舎、ケンウッド館、エッジウッド館、同窓会館、生協棟ボイラー室を見忘れてしまいました。これは近々また行くことになりそうです。
『旧甲子園ホテルライトアップ★』 by Belle Neigeさん
『日本の旅 関西を歩く 西宮神社の最寄駅、阪神西宮駅周辺』 by さすらいおじさんさん
『阪急西宮ギャラリーへ行ってきました。』 by hinoさん

ぬいぬいさん、こんにちは。
神戸には、近代建築が立ち並ぶ一角が多いですね。
まいも学生時代、休みごとに見に行っていました。
初めて行った時に「○×△ビルチ”ング」と
右から書いてあるのを見て妙に感動したのを覚えています。
神戸女学院の建物たち・・素敵ですね。
こんな穏やかで、暖かい建物で学べる学生たち、とても羨ましいです。
建物は人の心をはぐくみますね。
周りを圧倒するような建物もありますが、
まいは、その場に馴染む、デザインもhuman scaleに
あってるものが大好きです。
ぬいぬいさんはいかがですか?
まい

Maiさん こんばんは
> 神戸には、近代建築が立ち並ぶ一角が多いですね。
> まいも学生時代、休みごとに見に行っていました。
> 初めて行った時に「○×△ビルチ”ング」と
> 右から書いてあるのを見て妙に感動したのを覚えています。
えっ まいさん 学校は関西だったんですか?
確かに近代建築の中にはビルヂングと館名板に書かれたビル多いですね。
この文字を見ただけでなんとなくレトロでいいなあと思ってしまいますよね。
> 神戸女学院の建物たち・・素敵ですね。
> こんな穏やかで、暖かい建物で学べる学生たち、とても羨ましいです。
> 建物は人の心をはぐくみますね。
神戸女学院の教育理念はまさに「建物は人の心をはぐくむ」みたいで
昔ながらの校舎を本当に大切に維持しているそうです。
私が学んだ大学は、都心の神田三崎町にあり、周りはビルばかりでしたので、こんな環境に共生したキャンパスを見ると本当に、こんな環境で学べる学生たちはうらやましく感じてしまいますね。
神戸女学院の素敵なキャンパスでしたが、このそばにある関西学院大学も素晴らしかったです。

ぬいぬいさん、おはようございます!
> えっ まいさん 学校は関西だったんですか?
> 確かに近代建築の中にはビルヂングと館名板に書かれたビル多いですね。
> この文字を見ただけでなんとなくレトロでいいなあと思ってしまいますよね。
あ〜説明不足スミマセン!(笑)
大学は九州ですが、夏休み、春休みやGW毎に兄の家(関西)に滞在し、
神戸や京都、大阪の建物を見て回るのが恒例になってました。
神戸のレトロな建物が大好きで、毎日見に行ってました。
> 神戸女学院の教育理念はまさに「建物は人の心をはぐくむ」みたいで
> 昔ながらの校舎を本当に大切に維持しているそうです。
関西学院大学の旅行記も拝見しました。
建物同士が調和して、ランドスケープ全体で雰囲気がありますね。
同校へ行った友達もいますが、羨ましい限りです。
身近にこういう雰囲気に浸れる所、美術館などがもっとあればいいですね。
まい

Maiさん こんばんは
年末に10数年ぶりに福岡に行きましたが、福岡にも古い建物たくさんありますよね。
門司港と対岸の下関の街並み、すごく気に入ってしまい、行ったりきたり歩き回っていました。
その後行った長崎の町でもすっかり魅せられてしまい、一気に九州大好き人間になってしまいました。
残念ながら博多ではあまり時間が取れなかったので、おいしいものを食べられなかったのが心残りですが。
今年ももう一度行ってみようと思っています。

ぬいぬいさん、こんばんは!
年末でひとけのない校舎を思う存分見られたようで、よかったですね!
私はヴォーリズ建築の中でもこの神戸女学院が一番くらいに好きなのです!
特にこの中庭!ヴォーリズの校舎に四方を囲まれ、とてもすばらしい空間でしたよね〜!
そしてその校舎を繋ぐ回廊の雰囲気も素敵で感激しました〜
ぬいぬいさんはいかがでしたか?!
回廊の並んだ窓から差し込んでくる日の光の感じもいいですね。
ぬいぬいさんの旅行記を見て又その感動がよみがえってきました。
この日は出入り口は正門のみだったんですね・・
かなりの大回りになりましたね、お疲れさまでした。
TBを送らせていただきました。

まゆままさん こんばんは
神戸女学院も関学もヴォーリズの代表作だけあって、素晴らしい建物でした。キャンパス全体のイメージをあれだけ統一すると感動物ですね。
神戸女学院は周りの自然に溶け込んでいて、あんな環境の中で学べる学生さんうらやましい限りです。
まゆままさんの旅行記、改めて見せていただきましたが、中に入れたんですね。私が行った時は年末で閉まっていて、一部メンテナンス業者がメンテナンスを行なっていた校舎を、少しだけのぞきましたが、チャペルや講堂や図書館の中も見たかったのですが閉まっていて玄関からのぞいただけでした。
駅までに道がわからずに帰宅する警備員さんに門戸厄神の駅まで案内してもらい、道すがらにいろいろ話を聞きましたが、建物目当てのキャンパス見学者は大勢いるようですが、中には入れないようです。イベントでもやっていない限り男性が中に入ることはやっぱり難しいようです。
そうなるとますます中に入ってみてみたくなってしまいますね。
また機会があれば行ってみたい場所ですね。

ぬいぬいさん、明けましておめでとうございます。
37歳で逝った私の姉が、神戸女学院の音楽部ピアノ課卒でしたが、私は行ったことはありませんでした。
校内も見られるんですね。
音楽部はどの辺りなんだろう、と思いながら見ていました。
折があれば、行ってみたいです。
ありがとうございました。

belleduneさん 書き込みありがとうございます。
お姉様が学んでいた校舎は2枚目から9枚目の写真に写っている建物です。
私はこれらの校舎を設計したヴォーリズが大好きで、わざわざ建物を見るために行ってきましたが、スパニッシュ・ミッション・スタイル素敵な外観の建物でした。
お姉様もきっと楽しくキャンパスライフをおくられていたことと思います。
一度足を運んで実際にごらんになることお勧めします。

ぬいぬいさま、こんばんは。
神戸女学院大学のキャンパス内でしたら、何回か開催された研究会出席で、小生、立ち入っております。
女子学生などは別に珍しくも何でもない存在ですが、家屋の方はじっくり見る事ができましたがカメラを出すのは差控えざるを得ません。
やはり女子大内は色々規制が厳しいです。
横浜臨海公園

横浜臨海公園さん
おはようございます。
歴史的建造物が大好きな私。なかでも大学建築は大好きで旧のナンバースクールや旧帝大系の学校、歴史ある大学が旅先でも必ず訪れている場所のひとつです。
京都では、京都大学、同志社大学、龍谷大学は特にお気に入りのところで酢が、今回は前から行ってみたかった、ヴォーリズの設計した神戸女学院と関西学院大学のキャンパスを散策してきました。
なかなか女子大は敷居が高くて入りにくい所ですが、学生のいないこの時期、こころおきなくゆっくり見学できました。
どちらもスパニッシュ・ミッション・スタイルの美しいキャンパスでした。
ウイリアム・メレル・ヴォーリズ,私の大好きな建築家の一人ですが、彼が残した作品が関西には数多くあります。年末の今回の旅の中で、兵庫県の西宮にある関西学院大学西宮上ヶ原キャンパスと、そのすぐそばにある神戸女学院大学のキャンパスを散策することができました。年末の休みに入って誰もいない「スパニッシュ・ミッション・スタイル」の広々としたキャンパスを独り占めして優雅に散策して日本にある大学と思えな程美しいキャンパスを堪能してきました。...(by ぬいぬいさんの旅行ブログ on 2009年01月07日 06:39)
母の知人の情報により神戸女学院で公開講座、オルガンのコンサートがあるということを知り、これはヴォーリズ建築を見る絶好の機会!だということで出かける。落ち着いた穏やかな雰囲気の建物、細部にまでこだわった装飾、ひとつひとつ違う扉や窓、この学校全体を覆う雰囲気がすばらしい〜〜ヴォーリズによってトータルコーディネイトされた神戸女学院、今まで見たヴォーリズ建築の中で一番好きかも・・コンサート後は学校内を散策しながら幸せ〜なひと時を過ごしました・・一応、女子大ということもあり係りの方に写真撮影の了承を得て、撮らせてい...(by まゆままさんの旅行ブログ on 2009年01月05日 22:21)
