中国分不足解消法♪(モヤモヤ『誕生!中国文明』展):きっちーさんの旅行ブログ
梅雨明け宣言がでた途端に、ヤバすぎる暑さです。
そうか・・もう、夏だね・・。
・・夏休みィ〜・・・。
ただでさえ、脳内を掌握できない前頭葉が、ますますコントロールを失い気味です。
それもこれも、中国分が不足してるからいけないんだ!!
Love Love China〜♪
中国が恋しいよう。
いつもなら、今時分は『歩き方』の分厚い『中国』をめくりながら、
「さーて!上海か北京をハブ空港に、どこ行こっかなー!」
などと、ものすごうアバウトなプランを練っておるのですが・・。
今年の夏旅は残念ながら、行き先が中国じゃナイもんですから〜。
なんだか、モヤモヤしてます(笑)!
日曜仕事を大急ぎで終わらせ、電車に飛び乗りダッシュで上野へ。
モヤモヤ解消には、やっぱ中国関連の展示会を拝まなければ!
2010年7月6日〜9月5日まで、東京国立博物館では『誕生!中国文明』展を開催中でごわす。
わかってますよ。
そりゃ、中国のご当地博物館で見ることの出来る、あーんなのや、こーんなのに比べたら、絶対ショボイっておっしゃりたいんでショ?
んなの、重々承知です。
それでも行きたいんだ、こんにゃろーっ。
nao0880先生みたいに、写真をたくさん撮ってきたいんだ、こんにゃろー(泣)。
青銅器なんかは、興味ないんですけど(笑)。
玉器とかターコイズを使った装飾品が見たい。
楽しみv
気持ちは上野に行っちまってますが、仕事はチームで進むので、ひとりタッタカ終わらせるっつーコトも難しく・・。
上野に到着したのは、3:30をまわったころ。
急がな、急がな!
観るの時間かかるんだから。
ゆったり美術鑑賞とは、いかない人生おくってます(汗)。
時間がギリなせいでしょか?
思ったより、お客さんが少ない・・。
ま、いっか。
人いない方が観やすいからv
東京国立博物館の平成館。
元号キライなんですけど。
それはともかく、2Fが展示室になっているというのは、横浜美術館とおんなしですね。
さっそく、入ってみます☆
展示会場カメラ撮影禁止のため、ポスターひよこちゃんで。
←ひよこちゃん、すっげカワイイよな。
だれが考えたか知らんけど、キャラ・グッズまで販売してて、あざといわー。
分かってるのに、ミュージアムショップのひよこちゃんマスコットの前で、「ひよこが、私を見ている・・」などと、散々悩まされました(笑)。
理性が、勝ちましたけど(誇)!
さて、「期待ハズレ」を予想してた『誕生!中国文明』ですが、思いがけず楽しかったです。
「青銅器なんて、本場中国で飽きるほど観てるしなあ〜。どうせ、おっきい展示は玉衣ぐらいなんじゃないの〜。玉衣だって・・・南京博物院のだったら、タダで観せて貰ったしなぁー」
べつな意味でモヤモヤしながら、展示ケースを覗いていきます。
しかし!
中国ではお目にかかれないものが、そこにはあった!!
ズバリ、和訳。
だって、いっつも「なんちゃって中国語」で旅をしてるんですものーっ!
中国では、もちろん出土品に丁寧な解説がついているのですけど、丁寧がゆえに逆に読めなかったりして・・・。
なので、ごつい青銅器に日本語訳がついてるのに、感動。
「ああ、これって肉を煮込む道具だったんだー」
とか、新鮮な喜びです。
ほかにも玉石フェチには、玉器や、ターコイズ装飾品の大量投入は、垂涎です。
やばい・・テキパキ観てまわれない・・・。
各所で、ケースにビタッと貼り付いている自分が悲しい・・。
玉衣は南京博物院の展示と、みた感じソックリですが。
「色が南京のほうが淡いかな??」と思ったら、やはり河南博物院蔵のものらしい。
洛陽でも、もっこり玉衣が展示されていましたが、こんなのがゴロゴロ埋まっている中国って、スゴイんですけど〜。
南京博物院でも展示されていた、玉衣とセットで見つかる玉器(耳栓・鼻栓・豚さん・蝉)の用途は、玉石による腐敗防止なんだそうです。
豚さんは手に、蝉の玉器は死者の口に入れられていたそう。
好奇心で玉衣の隙間から中を覗きましたが、中は空洞でした(笑)。
仏教の展示室では、かなり大きな石仏がどーんと運び込まれていて、ちょっとビックリ。
「黄河流域の河南省に誕生した、王朝美術」というテーマですので、そこに鎮座する石仏は、今春おとずれた洛陽の『龍門石窟』から来た仏だったりするわけです!
あのボコボコの、石仏ではさすがにまずいのか、状態の良い仏像でしたが、「ホントは、もとはみんなこうだったんだろうなあ〜・・」と、さびしく感じました。
世界中に散らばった、文化遺産がきちんと戻されたら、同じ世界遺産がもっと違った姿になるだろうと思います。
ほかにも、洛陽博物館でも紹介されていた夏王朝や、甲骨文字、墓誌の展示など、インパクト狙いのイベント的なものではなく、学術的な方向に重きを置いた真面目な展示会でした。
むむっ!
見くびってはいけなかった。
東京国立博物館、日曜の閉館6時。
すでに5時をまわっています。
でもでも、企画展だけじゃなくて、常設展も観られるとあっちゃ、見逃せない(汗)。
ジタバタ、せわしなく博物館を移動します。
とりあえず時間ギリだし、観たいのだけチェックしとこう。
平成館から本館(夏秋草図屏風を観た!)をまわり、中庭へ出ると、別棟の『表慶館』へ〜。
なんかこう、東京国立博物館敷地内の建物デザインがてんでバラバラなのは、どうしてなんでしょう??
なにか、狙いが?
ただいま改装中の、『東洋館』の目隠しが落ちたら、さらに分からん路線だったりして(笑)。
余計なこと考えてないで、急ぎましょう。
チクタク!
『アジアギャラリー』と銘打った展示です。
入場は無料で、フラッシュを焚かなければ、写真撮影もオーケー。
ラッキ♪
表慶館の展示数は、さほど多くはないのですが、なんでこれらが別展示になっているのか、若干理解に苦しみます。
本館と平成館をつなぐルートにも、特別陳列『古代エジプトのミイラ』がやっていて、そちらで公開されていてもそれほどおかしくないっつーか。
中国展示室にある青銅器も、ムリにこっちへ置かなくても、本館展示でイイんじゃ・・・?
特別に大きいわけでもないし、希少価値が非常に高いとか、そーいうのは素人には分かりませんけど。
スペースをあえて分けてる理由が分からず、モヤモヤします!(笑)
ガンダーラは、紀元前6世紀〜11世紀の古代王朝で、現在のアフガニスタン東部からパキスタン北西部あたりにかけて、栄えていたそうです。
このガンダーラ仏は、パキスタンのものだそう。
パキスタン展とか、やってくんないかなー。
以前読んだ本では、仏教も初期の頃は偶像崇拝厳禁で、仏陀の像が作れず、かわりに「車輪」でシンボリックに仏陀を表現した、って読んだような〜?
なんで車輪だったのかは、覚えてないですが・・(汗)。
やっぱ、地理的に近いっていうのは、影響も深いんだなあ。
ガンダーラ仏への、ギリシア・ローマ彫刻の影響はよく指摘されますが、逆のパターン、仏教美術の影響ってないんでしょうか?
絶対、一方的な影響って無いと思うんですよね。
そういう本があったら、読んでみたいす☆
韓流ブームで、朝鮮半島の古美術品を目にする機会も多くなりました。
朝鮮半島の焼き物を大プッシュしたのは、千利休がハシリかも知れませんが。
品のいい色合いを眺めていると、ハマる人がいるのも分かります。
官工房で作られてたなら、いっぱいあるんでしょうけど。
最盛期に数があっても、技術って継承してかないと廃れちゃうトコが、もったいないというか、悩ましいですね〜。
でも韓国の博物館へ行くと、いまでもキレイな青磁がけっこう観れます。
古いのと併せて、現代作品も観てみたいなーと思いました。
タイムアウト〜っ!
6時です。
残念ながら、今日はここまでですね。
もっとゆっくり観たかったなあ〜(泣)。←早よこい
外へ出ると、暑い。
めちゃ暑い。
初夏だってのに・・夕方だってのに・・おかしいでしょ、この暑さ。
暑さも雨も度が過ぎると、ヤバイ感じです。
夏になると、ダム渇水と熱中症と海岸のクラゲのニュースくらいかと思ってましたが、最近は雨も注意が必要で、地域によっては信じられないような光景が報道されています。
トラベラーの皆様も、お互い気をつけましょうー。
誘惑に逆らえず、露店で紅芋ソフトを買い食いしながらの帰り道。
糖分と中国分を補充した、半日でした☆
これで、モヤモヤは解消かというと〜。
「中国地方、今日の予報は・・」
お天気キャスターの言葉に、ビクンッと過剰反応してます(笑)。
目指せ!モヤモヤ解消!!
夏旅シーズンは、目の前スv
4トラ関係者様も、暑さに注意して素敵な夏をお過ごしください。
それでは!

「こんな大きな石仏、どうやって入れたの」だって?
知らないのかぁ? 空気を抜くと小さくなるんだよん!

「かきわりみたいに、裏が空洞、もしくはペラいんじゃ・・?」と、裏ものぞきましたが、ちゃんと石でした〜。
回転してたら、もっと面白いかも(笑)。

「ほらほら、ココをこうやると外れるんや」
「おおっ」
よく あるでしょう。
その石像も何処かが外れるんだよ。

「ほらほら、ココをこうやると外れるんや」
「おおっ」
よく あるでしょう。
その石像も何処かが外れるんだよ。

ふむふむ「ナカグニ フミアキ」という人の誕生祝いですか?
もしかして、そのヒヨコちゃんの名前がナカグニさん?!
ちなみに展示品に付いている説明、結構間違っているという話も。
誰も検証なんてやらないし。

ジョングォ ウェンミン(中国文明)ちゃんです!
ひよこは、今回のポスターに使われただけなのに、やったらグッズが売ってて惑わされました(笑)。
可愛い・・でも、ワッペンとか使い道が無い・・・。
解説、面白かったですよ。
まあ、考古学の世界は研究が深まるにつれいろんな逆転劇があるから、仮説の域を出ない部分も多いのかも知れませんが。
どこぞの「ゴッドハンド」みたいに、偽らなければいいんじゃないでしょうか?
ちなみに、ネイティブ・チャイニーズが中国グッズの販売もされてました。
中国マップは買ってくれば良かったかなあ、とちょっと後悔。

確かに、よく「この解説は古いんですよ」という言葉を聞きます。
ゴッドハンドの背景には日本考古学会の体質が有るのですが、改善された様子はないし。
美術館博物館へ行った時、2〜3千年前の遺物が展示されている事があります。
それらを見ると、遺物の価値より何千年も前のモノが目前に有るという事実の方に感動してしまいます。
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