2008/12/29 - 2009/01/04
172位(同エリア499件中)
きっちーさん
真っ暗な朝。
まだ開かない昆明エアポートで、震えながらガラス戸のむこうを見つめます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・私の、馬鹿。
上海から飛行機で一路、世界遺産『麗江』へ向かったはずが、夜明け前の昆明空港で、ひざを抱えて震えるハメに・・!
何でこんな状況に陥ったのか。
・・・自分のせいなんですけど。
はじまりは順調だったのです。
麗江へ飛び発ったところまでは。
そう、上海を発った、そこまでは・・。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- 中国東方航空
PR
-
初めて利用する、上海虹橋机場でチェックインを済ませて。
-
麗江行きの中国東方航空の旅客機に乗り込みます。
チケットは片道だけ。
帰りは、現地でチケットを受け取って欲しいと、カウンターのお姉さんに言われます。
まあ、いいや。
いってきまーす。 -
席は8割ほど埋まっており、3人がけ窓際の私の横には、中国旅行者のカップル。
物静かな人たちで、はじめは気になっていた隣の気配も関係なく、爆睡です。 -
ぷひー・・・。
ぷひー・・・。
ぶひっ!
あ、ちょっと豚入ってたぞ。 -
目を覚ますと、飛行機は着陸態勢に入っています。
やばいっ!
寝ていると、5時間もあっという間だな〜。
それもそのはずで、1時間も早い到着です。
順調なフライトでしたが、到着してからが長くて、ターミナルに運んでくれるバスが、いつまでたっても出発しません。
それほど混んでもいないのにバスの外には、いつまでもウロウロしている人たちがいて、
「あ〜もうっ!せっかく早く着いたんだから、ほっといてさき出ちゃえばいいじゃん!」
と内心イライラしていると、バスの乗客に係官らしき人が大声で何かを告げます。
「・・・・?」
乗客が無反応なので、黙って様子を見ていると、バスの扉が閉じてようやく車が走り出します。
「・・・・??」
特に問題も無くカウンターを抜けると、めっちゃあっさり外に出ます。
麗江空港、小さいっ。
出迎えの人垣もわりと薄めなロビーをせかせかと、キャリーオンしたトランクを転がします。 -
「こっちゃこい、こっちゃこい」
名刺やパンフレットを握らせようとする客引きの皆さんを、
「やだやだやだやだ」
振り切って、タクシー乗り場に逃げ込みます。
「到、格蘭大酒店(古城区新義街)」
事前にのこさんにご紹介いただいていた、ホテルの名前を告げると、運転手さんは「どこ?」という顔。
地図や住所を見せて、行けるかどうか尋ねていると、もめているのかと警備員の人が声をかけてきます。
「リージャン!(麗江)」
タクシーのおじさんの答えに、少し驚いた顔をして警備員さんが首をふって立ち去ります。
ひょっとして、空港からかなり距離があるんでしょうか?
ちょっと、不安が頭をもたげます。
一緒に降りた人たちは、みなさんバス乗り場のほうへ向かっているし、机場から麗江古城まではそーとう離れているのかも?
「タクシー、もったいなかったかなぁ」
走り出した車窓の向こうは、かなり都会的なようすで、『山岳地帯の少数民族!』のイメージはまったくありません。
さらにおかしなことに、『麗江』の標識がどこにも見えません。
それどころか、あちこちの建物に『昆明』の文字が躍っています。
「・・・・・?」
なにか嫌な予感がして、さきほど客引きの皆さんに押し付けられた、ネームカードを見ると、そこにもやはり『昆明』の文字が!! -
まさか・・・・
まさか・・・・
ホテルを継げたときの運転手さんの怪訝な顔、警備員さんの驚いた顔が、頭を飛来します。
辺りは山など見えず、典型的な地方都市。
そして大通りを突き抜けたタクシーは、高速道路へのぼって行こうとしています。
「我、在、昆明?」
「そうだよ」
漠然とした不安が、くっきりとした衝撃に変わります。
どどどどどーしようッ!!
麗江へ行くはずが、乗り継ぎの昆明で乗り継がずに降りてしまった!!
わたしの様子がおかしいのに気がついた運転手さんが、車を高速道路のわきに寄せます。
「どうしたの?」
「ワタシ、マチガエタ。ワタシ、麗江イク。マチガエテ、昆明、オリタ」
「麗江へ行くんでしょ?・・そうだな、2500元で連れてってあげるよ」
「違ウ違ウ!ワタシ、乗リ継グ予定ダッタ。対不起!机場ヘ戻ッテモラエマセンカ?」
「え?間違えて降りちゃったの?」
たどたどしい説明と行き先がプリントされたボーイングパスに、ようやく状況が飲み込めた運転手さんが苦笑します。
「机場へ戻ってしまって、いいんだね?」
「ハイ」
高速でUターンはできないので、すぐ手前の出口から降りようとしますが、夕方のラッシュでなかなかスムーズに進みません。 -
どうしよう!どうしよう!どうしよう!
交通量の多い昆明。
高速を降りても繋がったままの車列は、ぴたりと動かなくなってしまいます。
高速に着くまでに15分ほどで行けた道路が、20分たっても15メートル進んだかどうか・・・。
(シャトルバスが、いつまでたってもターミナルへ行かなかった原因は、私か!私を探してたのか〜)
いまさら気づいても、あとの祭りです。
(空港での乗り継ぎなら、機体の整備なんかで少なくとも30分は飛ばない。連絡が取れれば、ひょっとして待ってもらえるかも・・・)
「能不能、机場、連絡?」
どうしたら、エアポートと連絡できるかはわかりませんが、ためしに運転手さんにお願いしてみます。
めんどくさい客を乗せたと内心思っているかも知れませんが、そのような態度は一切見せず、おじさんはケータイでいくつかの番号にあたり始めます。
どうやら机場側と、うまく電話が通じたらしく、「小姐」とケータイを渡されます。
「うっ!ハ、ハロー・・」
頭にあった中国語はすべてショートして、思わず英語で電話相手に声をかけたものの、相手の人も中国語オンリーです。
「・・・挫折」
まったく話がかみ合わないので、肩を落として運転手さんに代わってもらいます。
状況を説明してくれているようですが、「ああ、そう」みたいな感じであっさり電話を切ってしまいます。
こ、こりは・・・。
「飛行機、飛ビマシタカ?」
「うん、もう飛んじゃったって」
ひいぃぃぃ〜っ!
飛んじゃったとォ〜?!
どぉ〜しよぉ〜っ!!
ここで考えられる選択肢は、ふたつ。
?麗江はあきらめて、昆明観光
↓
そのあいだに上海行きの飛行機をなんとかして押さえる
↓
上海から日本への帰路は、eチケットがあるので問題は無い
?なんとしても麗江へ行く
↓
おじさんのタクシーだと2500元、おそらく一番高い?飛行機はわかんないけど中国でも高そう、長距離バスが一番安価だと思うが、どこから出ているかわからないのと移動時間がもっともかかる
↓
着いてしまえば、麗江からの帰路はeチケットがあるので問題は無い
「とりあえず、空港に向かっているわけだし、昆明空港で事情を説明して(できるかどうか不安だが)、次の便に乗っけてもらえるか交渉してみるか。・・・ああ、どうしよう・・・私の馬鹿ぁ・・・」
なおも渋滞から抜け出せず、進まないタクシー。
いつの間にか、外は真っ暗になっています。 -
「小姐は、上海から来たの?」
すっかり黙りこくってしまった私に、運転手のおじさんが尋ねてきます。
「ハイ・・そうです・・」
あ、しまった。日本語だ。
もう言い直すのもおっくうで、ふたたび「空港に着いたらどうやって説明しよう・・」と、うだうだ考え込んでいると、不意にタクシーは通りに面した大きなレストランのような建物の駐車場で、タクシーを停車させます。
おじさんは運転席から降りて、後部座席のドアを開け、丁寧なしぐさで私に降りるよう促がします。
え?
全然、机場じゃないんですけど?
ここどこ?
びびって硬くなっていると「心配ないから、おいで」と笑うので、恐る恐るおじさんの言葉に従うと、車を停めた建物ではなく、その隣の横長のビルへすたすた歩いて行きます。
そのビルの看板には・・・。
「あッ!あッ!中国東方航空!」
そうなんです。
私の持っていた航空券を確認したおじさんは、どうなるか分からない空港カウンターではなく、話を通し易い本社に乗せてきてくれたのです。
「ここにならんで」
窓口で飛行機の予約をしている人たちの後ろにつき、やがて私の番が来ると、おじさんは今までのいきさつを窓口の人に伝えてくれます。
「なに、麗江だと思って降りちゃったの?そそっかしいな〜!!」
窓口の皆さんに大笑いされましが、真剣に困っているのが伝わったのか、麗江行きの便を調べてくれます。
「小姐、今日はもう麗江行きはないけど、明日ならあるよ」
「何時ノガアリマスカ?」
「えーと、早い時間だと。6:50、7:00、7:10、7:20、8:20だね。你要儿点的?」
「6:50ヲオ願イシマス。多少銭?」
「290.00」
「290クァイ(元)?」
「そう」
おお!良かった!
1元=17円として、4930円。・・払えない金額じゃない。
そもそも、飛行機に5千円以下で乗れるとはスゴイ。
つれて来てもらえて良かった!
「このチケットは変更できません」「話がこんがらがるので、古いチケットの方はチェックインカウンターで出さないほうが良い」というアドバイスをもらって、お金を支払いフライト予約の用紙を受け取ります。
ヨカッタ〜っ!
ホッとした所で、おじさんにお礼を述べて、オマケのお願い。
「どっか泊まれるホテルを紹介してください〜っ」
だって、来る予定のなかった昆明です。
右も左も今いるこの建物が街のどこ辺りにあるかだって、わかんないんです。
「オーケー、オーケー」
中国東方航空ビルから、そんな距離もないこちらのホテル。
『銀健酒店』で、おじさんは車を停めます。
「聞いてくるから、ちょっと待っててね」
しばらくして戻ってきたおじさんは、「小姐、大丈夫。泊まれるってよ」と、ドアを開けてくれます。
「很、謝謝〜!!」
トランクごと車を降りて、おじさんを待っているあいだに書いたお礼のメモと、名刺と100元を手渡します。
「本当に、いろいろ有難うございました!!」
さいご日本語で言って頭を下げると、おじさんが少し驚いた顔をします。
(やっぱ利くな・・)
どうやって、感謝の気持ちを伝えるべきか考えたのですが、やはりココは『日本人のステレオタイプ』が有効です。
『アリガトー』と『おじぎ』は、「ありえねーだろ」という使われ方で、海外のメディアで『日本人モデル(ステレオタイプ)』として登場しますが、だからこそ良く知られたこの行動をとると、ウケます。
そして中国では、ものすごく丁寧に映るようで好意的に受けとめられます。
西塘で体験済みでしたので、もっかいやってみました。
日本ではけっこう日常的な行動ですが、感謝の気持ちは伝わったようで、ホテルの玄関をくぐるまでおじさんはずっと車の外で見送ってくれます。
いい人だ〜。 -
『銀健酒店』か。
どこなんでしょ(笑)?
「ニーハオ」
レセプションの女性に声をかけます。
「你好」
「今晩上能住ロ馬?我要住一天」
「あいてますよ」と女性が微笑みます。
なんか話もつけてくれてるみたいだな。
おじさん、あんがとー。
フロントに掲げてあるホテルの宿泊料金をみると、標準房は280元。
ところが、請求金額は165元です。ほぼ半額・・。
ひょっとして、値切ってくれたのかな?!
いや、オフシーズンで50元くらいなら言わなくても値引きしてくれる場合はありますが、これは安すぎでしょう!
おじさん、あんがとー!!
飛行機代で思わぬ出費になってしまったので、安くしてもらったのは非常に助かる!
ホッとして、エレベーターに乗り込みフロアボタンを押します。
閉じていく扉の正面に、ホテル玄関の自動ドアがあり、そのガラスの向こうに道路に停まったタクシー運転席で、おじさんがこちらを見ています。
「えっ!おじさん・・!?」
『開』を押しても間に合わず、あわてて再度部屋のあるフロアから、1階へエレベーターを戻したときにはタクシーおじさんの姿は消えており・・・。
マジでいい人だ・・。
またトラブルになってないかどうか、私がエレベーターに乗り込むまで、見守っていてくれたのです。
カードキーで部屋に入り、ツインベッドの片方にぺたりと座り込みます。
「波乱の1日であった・・・」
あ〜。
なんとかなって、良かったよう。
おじさんが、いい人で良かった。 -
麗江へ行けるめどたったので、疲れと同時にようやく「昆明にいるんだな」という照れくさいような気持ちが出て、「記念、記念」と室内の写真を撮って歩きます。
アメニュティーはあるな。
よしよし。 -
お、例のアレもあった(笑)。
高いよな〜(笑)。
ようやく、気持ちが落ち着いたので、ベッドに寝転がってガイドブックを広げます。
ホテルのアメニュティーに記載されていた所在地から、空港までの距離を頭に入れとかなきゃ。
明日は、乗り遅れちゃ大変だ。
ありがたいことに持ってきた『歩き方』には、雲南省のくくりで昆明の地図が載っており、「拓東路」にある宿の位置に大体ですが見当をつけられます。
あ。
中国東方航空のビルも拓東路ぞいに載ってる。
やっぱ、この通りのどっかなんだな、ここは。
空港からも離れていないようなので、タクシーで30分もみればじゅうぶんでしょう。
よし!
ゴハン! -
安心すると、腹が減る。
所詮はアニマルです、ハイ。
そんなわけで、夜の昆明見物を兼ねて夕飯を食えるところを探します。
宿の周囲は、ビルは立ち並んでいるものの、繁華街というよりはオフィス街のようなたたずまい。
拓東路は大きな道路で、中央に分離帯を挟んで交通量もそれなりにあるようです。
もう外は暗いし、ここで迷子になったらサイアクなので、曲がったり渡ったりせずひたすら宿の周囲を歩くことにいたします。
銀健酒店から左に拓東路を行くと、大通りにでます。
信号の右手に、お寺さんかお屋敷のような門がそびえています。
時刻は8時を過ぎていましたが、まだこの施設は開いているもよう。
制服姿の小姐が、入場無料だというので入ってみると・・・。 -
中庭を囲んで、やはり古めかしい建物がそびえています。
ただし、宗教施設でも観光施設でもなく、建物の1階部分にならんでいるのは、お茶屋さん!
この大きな施設はまるごと、雲南省名物お茶のマーケットだったのです!
お店だから夜でもやってるのか。
あ。
よく見たら入り口の看板に、『蘭茂茶城 LANMAD TEA MARKET』って書いてあった。
いつもなら、のんびり冷やかして歩くところですが・・・腹が減っているので。
お茶じゃ、お腹いっぱいになんないもんネ。
飯屋はいずこじゃ。 -
TEA MARKETの横にも屋台がでていたのですが、ここはきちんと食堂でお夕飯にしたいところ。
TEA MARKETでUターンし、ふたたび拓東路をホテル方向へ歩いていくと、ちょうどホテルの向かいに、小さな食堂を見つけます。
『牛肉米糸丯’』か。
なんだ、こんなド正面にあったわよ。
さっそく入ってみましょう。
お腹すいた〜。 -
『米糸丯’』とある通り、面館のようです。
ただし、米で出来た麺なのかな。フォーみたいな。
入り口にカウンターがあり、そこの小姐に食べたい品を頼んでお金を払います。
大・中・小の中から、はずすと痛いので『小碗米糸丯’』を注文すると、「粗米糸丯’(でない字)是細米糸丯’?」とたずねられます。
「じゃあ、太面で」麺のサイズを選ぶと、彼女は食券を厨房にまわし、ティッシュケースとレンゲを渡して、「お好きな席へどうぞー」と促がします。
さすが、昆明。
超観光客慣れした雰囲気だ。
言葉が通じない相手でも、臆した様子もありません。
きっと、観光客がそれなりにきてるんだろーな。
やがて面があがって来ると、店の端に呼ばれます。
そこには長テーブルに碗が並んでおり、パクチーや刻み葱、辛そうな香辛料がたっぷり入っています。
「好きなものを合わせてね」
そう言って、彼女はカウンターへ戻って行きます。
す、好きなものと言われても・・。
他のお客さんは、辛そうなのをドバドバ入れてますが、せっかくありつけたゴハンが台無しになったら困るので、パクチーとお野菜を少々入れて席に戻ります。
辛くありませんように・・。
見た目、思い切り『うどん』って感じですが、食感はそんなに歯ごたえはなくて、うどんとフォーの中間みたいな麺です。
おつゆは、やはり辛味が効いていて(入れなくてヨカッタ)、温まりました。
食った、食った。 -
食事を済ませ、暗い道をさらにすすみ、信号にぶつかった所でホテルにとって帰します。
「もうすぐ銀健酒店のビルが見えてくるかな・・」と思った手前に、広い駐車場のある敷地がのびています。
「公共施設か会社か」と看板を見ると、『昆明市博物館』!!
8時半すぎだったので、もうとっくに閉まっちゃってましたが、こんな近くに!博物館!
あ〜!くそうっ!
観たかったなあ〜。
なんだ、ホテルからビル1個か2個挟んだすぐ隣じゃん。
こんな近くなら、飛行機の時間をずらして、博物館を見学してから・・ブチブチ・・せっかく昆明まで来たんだし、このまま通り過ぎるのも・・・・ブチブチ・・。
のどもと過ぎれば熱さ忘れる―――。
ダメ人間の復活です。
また何かあると、さすがに良くしてくれた昆明タクシーのおじさんに顔向けが出来ないので、予定通り6:50発の飛行機に乗る予定ですが、『昆明市博物館』の発見でホテルの位置がハッキリしました。
うん、これなら机場まで遠くない。
あらためて、おじさんに感謝! -
さて、ダメ人間の一夜。
根っからの小心者ですので、「寝過ごして飛行機乗れなかったらどうしよう〜」と、せっかくとってもらったホテルで、一睡も出来ずに朝を迎えます。
朝、といっても真っ暗なんですけど。
飛行機が離陸する、6:50から逆算して。
チェックインが2時間前として、4:50。
空港までの移動に30分で、4:20。
チェックアウトの手続きや、タクシーを呼んでもらう時間を考えて、4時にはフロントへ降りてなきゃ・・・。
は、早いよな・・。
起きれなかったら、どうしよう〜・・。
そんな感じで眠れぬまま時間は過ぎ、3時をまわった所であきらめて、ゴロゴロ時間をつぶしました。
4時!
フロントには誰もいません。
あわてて「ニーハァオー!」と呼びかけると、警備のお兄さんが気がついて、夜勤のお姉さんを呼んでくれます。
ご迷惑をおかけしてます〜。
チェックアウトを済ませて、タクシーを呼んでくれるよう頼みますが、この時間ではタクシー会社も開いていないので、結局警備のお兄さんが道路を流してる車を停めるしかないようです。
自分でやっても同じなので、お兄さん意お礼を言って自分で停めます。
こーいうのは、慣れているのだ。 -
停まってくれたタクシーの運転手さんは、女性。
日本だとめずらしいですが、中国では女性タクシードライバーをよく目にします。
机場までは10分程度で、15元。
ほかに環境税か原油高騰の値上げだかで、プラス1元です。
タクシーを降りて「入り口はどこじゃいな〜」と、トランクを転がしていると、
「小姐、小姐」
制服姿の小柄な女性に声をかけられます。
どうやら警備員さんのようで、注意とかじゃなくて、なにかアドバイスされているようなので、
「ゆっくり言ってください」
と頼むと、もう一度くり返してくれます。
「・・・え?机場、開くの5時から?」
「ええ、5時からです」
いや〜ん!いま、まだ4:15アルネ!
寒い、さむ〜い、昆明の夜明け前。
周囲に喫茶店のような気の利いたお店は見当たらず、あったとしてもこの時間ではまだ開いていそうもありません。
ガックリ・・。
まだ、ターミナルビルに明かりがついているのが救いです。
暗い中待つのは、かなりしんどい。
ガラスを背にコンクリートに座り込み、足の前にトランクを寒さよけに置いて、文庫本を読みながら時間をつぶします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・私の、馬鹿。
上海から飛行機で一路、世界遺産『麗江』へ向かったはずが、夜明け前の昆明空港で、ひざを抱えて震えるハメに・・!
何でこんな状況に陥ったのか。
・・・自分のせいなんですけど。
はじまりは順調だったのです。
麗江へ飛び発ったところまでは。
そう、上海を発った、そこまでは・・。 -
寒くて、寒い時間も、やがて終わりをむかえ、5時になると自動ドアが開きます。
気の早い乗客の姿もちらほら。
寒さは克服したものの、中国東方航空のチェックインカウンターが開いたのは、5:30くらいからでそれまでは机場内をふらふら。
なぜか、お土産屋さんはもう開いてます!
さすが!
雲南コーヒーを買いました。
いや、私は紅茶党なんで飲まないですけど。
家のおみやに。
「通路側でお願いします!」
今度こそ、忘れずに席を指定してチェックインを済ませます。 -
そして!
ついに念願の、ボーイングパス!
これ貰って、こんなに嬉しかったのって、初めてロンドンへ行ったとき以来じゃない?
タクシーのおじさん、本当にありがとうございましたー!
無事、飛行機に乗れるよー!
あまりの喜びに、昆明の表紙写真はコレだ!
全然、昆明らしさがでてないけど。
だって、人情は素人写真には写せないものなのサ。 -
セキュリティーチェックをくぐり、待合室へ。
-
そして、いよいよ離陸!
窓の外を見ると、いつの間にか雨が降り出しています。
そして、雨のなか動き出した飛行機に向かって、積み込み作業をした作業員さんたちが、整列して手を振ってくれていました。
はやく、軒下に入んないと風邪ひくのに。
お仕事ご苦労様です!
ちなみに、この「手振り」を日本でもやってるのかと注意していたら、日本でもやってました!
あんなの乗客でも気がついてない人がほとんどだと思うけど。
さりげない気遣いだよな〜。 -
あんだけ、「通路側で!」とお願いしたのが恥ずかしくなるほど、人が乗っておりません。
7〜8人くらいかな。
3人がけの席を独り占めしつつ。
むふふっ。
ガラガラの飛行機は昆明を離陸後、一路世界遺産『麗江』への空を飛んでいきます。 -
そして、40分と飛ばずに、飛行機は麗江机場へ着陸!
あっけないほど、短いフライトでした。
飛んでしまえば、なんて事はない短いこの距離に、泣かされたものだ。
飛行場の外はまだ暗く、夜は明けていません。
しかし、昆明で降り出したけぶるような雨は見えず、雲の間から、ほのかに青い空が覗いています。
麗江!
麗江に来たんだ!!
冬季限定★ひとり旅?へ続く
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この旅行記へのコメント (26)
-
- ジジさん 2009/04/09 16:52:30
- 思わず笑っちゃいました。すみません。(^^:
- きっちーさん、はじめまして。
うわ〜〜、こんなこともあるんだぁ、と
読む方はすーっごく面白かったけれど、大パニックだったでしょうね。
それでもなんとかなっちゃうのがすごい。
いいドライバーさんに会えてよかったですね。
しかし、ずーっと気がつかなかったら、
タクシーでいったいどこまで行ってしまったのか。。。
やっと確保したチケットの重みが、、私にも伝わってきましたよ。
そして、次の日の朝。。
「開くの5時から」に大爆笑。
私もかなり勘違い激しいほうなので
親近感持っちゃいました。
まだ準備中ですか。
またのぞきに来ますね〜。
- きっちーさん からの返信 2009/04/09 23:11:10
- 楽しんでいただければ幸いっす!
- はじめまして。
書き込みを頂きまして、ありがとうございますーっ!
無事に帰ってこられて、ヨカッタです。
漢字で意思疎通ができる中国だからこそ、なんとかなったんじゃないかと思いますが、なんといってもタクシーのおじさんが親切な人だった事が、一番ラッキーであったと実感しております。
短い滞在でしたが、昆明の人たちはロクに言葉の通じない外国人の私にも、気軽に話しかけ、なおかつ親切にしてくれたので、なんだかすっごく良い思い出になってしまいました。
今度はハプニングではなく、ちゃんと目的地として訪れてみたい場所です。
冬休み旅行記は、もう少し続きますので、お暇なときにでも読んでいただけたら、うれしいですv
それでは、失礼します。
きっちー
-
- ぼすとんばっぐさん 2009/01/25 02:37:57
- 面白いです(笑)
- きっちーさん、お風邪は良くなりましたでしょうか?
なかなか面白い、いやいや大変なスタートでしたね。
麗江と信じた空港が昆明だったなんて、それは衝撃的ですね(笑)
これは大胆な勘違いやな、とちょっと笑いながら旅行記を読み進め(人事ですみません)、
「ワタシ、マチガエタ。ワタシ、麗江イク。マチガエテ、昆明、オリタ」
「麗江へ行くんでしょ?・・そうだな、2500元で連れてってあげるよ」
の下りで「ブハッ!」とひとりで吹き出し笑いをしてしまいました。
2500元(日本に比べると随分安いけれど)。昆明⇔麗江までは大阪⇔東京間以上の距離があるのに、この運転手さんは本気で麗江まで行ってくれるつもりだったんですね。本当、かなり良い人だ〜。
それにしても、言葉が伝わりにくい外国の知らない土地で何とかして翌日朝には麗江に到着出来ているなんてやはり凄いですよ。あきらめて上海へ行かずに麗江へ行こうと頑張って良かったですね。結果、貴重な体験が出来ましたね。とても楽しく読ませてもらいました。続きの旅行記も楽しみにしています。またおじゃまします〜♪
- きっちーさん からの返信 2009/01/26 17:52:29
- ありがとうございやす〜
- お返事が遅れまして、スミマセン!
出張というか研修で、お泊りでした。
つきものの夜の宴会で、風邪がちっとも治りません(泣)。
昆明の勘違いは、ひさびさに青くなりました。
一番心配だったのが、行きと帰りで東方航空でチケットを抑えていたので、麗江へ行かずにこのまま昆明で過ごしてしまったら、そのまま昆明→上海になってしまうので、麗江→上海をバックレたことになり、上海→日本チケットも自動キャンセルされちったらどーしよ〜ということでした。
あまり航空会社には詳しくありませんが、同じ会社でも良い時もあれば理不尽なことをすることもあるので、ドキドキでした。
乗り継ぎは、日本のチケットを買った会社からも、チェックインした上海虹橋机場のカウンターでも言われませんでしたので、勝手に「直行便!」と思っておりました(くすん)。
これで、起きてたらアナウンスで気づいた可能性もありましたが、着陸直前まで爆睡しっちゃってもんですから〜!ばかばかっ!
大失敗というものは、小さな失敗の積み重ねです・・。なんつって。
日本のタクシーの運転手さんにも、親身にしてもらったことがありますが、勝手のわからない所での親切は沁みました!
短い滞在でしたが、昆明はいい所です!
でも、失敗談は尽きませんよ〜(笑)。
-
- 権天使さん 2009/01/21 12:01:36
- 遅くなったけど!
- 明けましておめでとうございます♪
そして、この旅行記、とっくに見ていたのだけど、やっとカキコミします。
とりあえず、スゴイ!と思いました。(笑)
ホントはね、準備中になってるから完成まで待つつもりだったんですよ。
でも、ど〜も 「昆明」 がクサイ!と気になってアクセスしたのです。
そしたら、やっぱり〜〜〜!
親切な運転手さんですね。
それと、きっちーさん、大物!!!
今年もよろしくお願いします♪
- きっちーさん からの返信 2009/01/22 12:55:54
- RE: 遅くなったけど!
- こちらこそ、遅くなりましてスミマセン!
明けまして、おめでとうございます☆
新年早々、仕事先のお葬式の受付手伝いをして、風邪をぶり返しました〜(泣)。
戻ってくる風邪っていうのは、最初のより強力です・・。
しかも、お葬式の運営側になるのは初めてなので、お香典を受け取りながら「ご愁傷様です・・」とか言ってました。←言われる側だ
昆明の話を職場でしたところ、「荷物はどうしたの?」って聞かれて、「へ?荷物?」最初意味が分からなかったのですが、よく考えたら、預けてたら身ひとつになっちゃってたんですよね〜。
ターンテーブルで待つのがキライなので、機内持ち込みにしてたから紛失せずにすみましたが、あぶなかった!
昆明の運転手さんが良い人で助かりましたが、かなり綱渡りでございました。
散々やっているような気がするひとり旅ですが、まだまだ新人です。
今年もドジをしてしまいそうですが、よろしくお願いいたします!
- 権天使さん からの返信 2009/01/22 13:48:35
- RE: 遅くなったけど!
- ご苦労さま〜
それで今はもう風邪は治ったのですか?
たかが風邪でもしんどいからねぇ。
私も新年早々すごいことがありました。
一生に一度あるかないかの経験で、またご案内しますので楽しみにしててね!
> 昆明の話を職場でしたところ、「荷物はどうしたの?」って聞かれて、「へ?荷物?」最初意味が分からなかったのですが、よく考えたら、預けてたら身ひとつになっちゃってたんですよね〜。
そう言われりゃそうだ。
私も荷物預けないからナンとも思いませんでした。
私の場合、2連続ロスバゲに遭って、誰も信じられなくなったからなんっすが。(笑)
2月3〜5日で釜山に行ってきます♪←相変わらず。(汗)
足は博多からの高速船ビートル超割スペシャル往復1万円、
宿泊は東横インのオープンキャンペーン1泊2万ウォン引き利用にて。
先日来、okuyanさんの最新旅行記を参考に現地での過ごし方を研究!(笑)
- きっちーさん からの返信 2009/01/22 14:09:21
- RE: RE: 遅くなったけど!
- 風邪は昨日がMAXでした。
震えは止まらないわ、関節は痛いわで、泣きそうでした。
今日は少しおさまってきたので、せっせと人にうつすよう努力を(悪)。
ロスバゲって航空会社が責任とってくれたりは、するものなんですか?
でないと、痛すぎですよね。
あとあと、『一生に一度あるかないかの経験』ってなんですかーっ??
た、宝くじ3億円とか・・釜山からロケ潜入してクォン・サンウにプロポーズしたとか・・。
アップされるのを、楽しみにしてマス!
- ジェームズ・ボンドさん からの返信 2009/01/23 22:19:38
- ロストバゲージ
- ロストバゲージの経験は幸い有りません。
きっちーさんも、中国で丸腰の猪八戒にならなくて良かったですね。
一生で1度しかない経験ですか?
ワタシは、首に角材が突き刺さって死にかけた事かな。
他には電車通勤しているので、乗っている電車に2度、飛び込み自殺された事位でしょうか。
- きっちーさん からの返信 2009/01/24 11:56:20
- RE: ロストバゲージ
- 師匠は荷物預ける派ですかー?
どうも。
家の中でマフラー巻いて、帽子かぶって(髪短いと寒いので)マスクした猪八戒です(笑)。
あやうく、宅急便屋さんの前にこの姿で出て行きそうでした。
風邪引いたときは、喉はとにかくこうやってなんか巻いて、あったかくしておくと良いって、ボイストレーナーさんに教えてもらったので実践していますが、ちょー効きますよ、コレ。喉の痛みが半減!
ヴィジュアル的に大げさですが。
首に角材って・・師匠、九死に一生スペシャルになってますよ!
刺さったとかなら、一命を取り留めそうですが、角材とかだと、かなりマッチョな首をしてないとふつーにとれちゃいそうなんですけど、首・・。
ご無事で何よりです。
確かに一生に一度でもう結構ですって、体験ですね〜。
- きっちーさん からの返信 2009/01/24 12:49:55
- 師匠!師匠!
- かんけーないですけど!アレみました?
ジャッキー・チェンの、『神話/THE MYTH』!
「あんまおもろくなさそーではあるが・・。というか全然誰も借りてなくない?」
と思いつつも借りてきたんですが、 ジャッキーのファンで良かった(泣)!
話は大して面白くはないんですけど(あれ?)。
あきらかに、インディージョーンズを意識して皮肉ってる箇所があって、個人的にかなり痛快でした。
インディージョーンズって、すっごい略すと「外国でその国のお宝をハントしちゃう」っつー中身じゃないですか。
神話もおなじようにトレジャーハントなので、宝と美女を手にしてめでたしめでたしで持ってくのかな?と思ったら、そうじゃない。
しかもジャッキーのきめ台詞が、キテいて、
「他国のものなら当然返す。勝手に持ち出して所有するなど論外。
”保護”というなの略奪だ、卑怯な行為さ」
・・・ジャッキー、ジャッキー・・・ジャッキ〜vvよく言った!と、吼えてました(笑)。
名シーンとして有名な、旧式の武器を手にする相手を、一発で撃ち殺してしまうインディーに対して、ジャッキーが対立相手でも決して殺さないやり方を貫く姿勢を対比させているのがあからさまで、かなり痛快でした。
B級映画は、たまにこーいうのがでてくるから、あなどれません。
って、とりとめがなくて、スンマセン!ようするに、面白かったと。そんだけなんですけど。
師匠もお時間があったら、ぜひ観てみてくだされ!
- 権天使さん からの返信 2009/01/24 15:51:13
- RE: ロストバゲージ&九死に一生SP
- 初めてのロスバゲは帰りの便で、乗り継ぎ空港スキポールに積み残し。
荷物は翌日の便で戻ってきて、自宅まで無料で宅配だったから良し。
しかし、2度目が痛かったですね〜
ウィーンで経由でプラハ入りしたのだけど、荷物はブダペストに行ってしまったのです。
翌日の昼ホテルに届いたんだけど、一晩とっても不自由でした。
こんな時、航空会社が洗面道具のセットとかくれるって聞きますけど、ナンもなかったです。
さて、九死に一生事件ですが、JBさんの角材に比べたら私のほうがマシかもしれません。
痛みはなかったから。
きっちーさん
サンちゃんは去年結婚したのは知ってるよね?
スピード違反で今年ベビー誕生です。
話戻って、九死に一生SP2009!
家族で私の実家に行ってたのですが、用事で私だけ早めに自宅マンションへ帰りました。
夕ご飯を食べ終わって片付けて、さてゆっくりしようかなと思っていた矢先、
玄関の外が騒がしくなり、サイレンが鳴り始め、「火事ーーー!!!」という声が。
うちの下の階からの出火でした。
そして、煙充満の中、酸素マスク&ゴーグルをつけての避難劇。
とにかく記録に残そうと、とっさに動画を撮ることを思いつきました。
非常階段を下りている途中で弱気になって、カメラをポケットに入れてしまい、
画面真っ暗&音声のみになったのが残念でなりません。
- きっちーさん からの返信 2009/01/24 19:08:30
- RE: RE: ロストバゲージ&九死に一生SP
- し、知らんかった・・。
いつの間に〜。
権天使さん、ハートブレイク?
サンウさんは、連ドラで観る「御曹司」とか「ちょっとひねくれたイイ男」よか、「てへへ」と笑う素のほうがかっちょええので、もうちょっとマシな脚本を誰か書いたれ!と、思ってたんですが、結婚してお子様が産まれるとなると、ご本人も子どもにみせたいようなドラマを選ぶようになるかもしれませんね。ジョニーのように。
ちょっとそれよか、なんでこんなオオゴトになってるんですか!
まじで、消防士さんたちいっぱいじゃないですか!
びっくりした〜!
パソコンひらいて、固まりましたよ。
あの、火事の警報音って、かなりパニックを誘いますね(汗)。
権天使さんが助かったから、「映画・・?ブレア・ウイッチ・プロジェクト・・?」なんて思えるけど、シャレになんないですよ。
ほんと、大事に至らなくて良かったです。
まあ、こんだけの事があったなら、厄とか何とかそーゆうのキレイさっぱりなくなったって事で。
今年は良い事ありそうですね!
じゃあ、今夜10時には削除しときますね。
しっかし実際の映像って、作り物とはやっぱ違うんですね〜。こわいですよ。
汗かきました。
- 権天使さん からの返信 2009/01/24 21:08:18
- RE: ロストバゲージ&九死に一生SP
- そうか!
>まあ、こんだけの事があったなら、厄とか何とかそーゆうのキレイさっぱりなくなったって事で。
今年は良い事ありそうですね!
そう考えればいいんだぁ〜♪
留守宅からの出火だったんですよ。
外を通りかかった人が通報してくれたから良かったんです。
もうちょっと時間が遅かったら、人通りもないし、
みんな寝ていたと思うし、大惨事だったかもなんです。
> じゃあ、今夜10時には削除しときますね。
あ、いえ、もうちょっとおいてもらってても。(笑)
それに、是非JB師匠も見ていただきたいのですが・・・
- きっちーさん からの返信 2009/01/24 21:38:23
- 火事はイヤですが、現場の消防士さんは頼もしい!
- 了解しやした!
んじゃ、明日あさってと泊りがけの仕事になっちゃいそうなんで(休みたいのに休めない〜♪)、しあさってに消しときますねん。
留守なのに、何で火が出ちゃうんでしょうね?
漏電とか?
吸わないんでわかんないですけど、タバコ吸う知人は、灰皿からゴミ箱へタバコ捨てるときは気をつけてるみたいだから、そーゆう残り火関係ですかねー。
火災といえば、最近観たNHKスペシャルで、阪神・淡路大震災に携わった、消防士さんたちや役所の公務員さんたちのインタビューがやってたんですけど、大震災の時に起きる火災では、火を消しつつ、人を助けるプロでも、頭数足りなすぎて人命救助まで手がまわらないんだなあと、ちょっとびびりました。
前に消防の避難訓練のとき、(新宿の学校だったんですが)消防士さんが来て、「大地震が起きたときは、(火災も)どうにもならないので、自力で何とかしてください」みたいなこと言ってたのは、リアルなんだなーと。
ああゆうのみると、逃げる経路を知っておくことも重要だけど、定期的に素人でも心臓マッサージとか基本的な救命処置を練習した方がいいな、と感じました。(2回習ったがもう忘れた〜)
誰か1人でもちゃんと知ってる人がいたら、すっげー安心ですもん。
権天使さんの映像を観ると、消防士さんたち結構いらっしゃって安心ですけど、同時に起こったら、どうしたってどこかが手薄になっちゃいますもんね〜。
- ジェームズ・ボンドさん からの返信 2009/01/25 16:14:30
- ジリジリジリリーン
- 火災報知器のベル音、神経を逆撫でする音ですね。
また、合成音声の「火災が発生しました、速やかに退避して下さい」などというアナウンスも、落ち着いて居るのが気にくわない(もっと慌てろ!)。
火事の画像、午後8時だったんですか、まだ早い時間で良かったですね。
下宿学生の頃、サイレンが聞こえたので外へでたら消防車が。
何処へ行くのだろう?と思って見ていると、なんとコチラへやって来る。
あれぇ、と思って裏手を見ると煙が!驚きました。
深夜、玄関が明るいので玄関を開けると向かいの家が燃えていた、という経験をした人の話を聞いた事が有ります。
死ぬほど驚いたそうな。
しかし、火事で困るのは野次馬(自分もそうだけど)。
消防ホースに乗り上げ、ひっくりかえるオッサン。
急に風向きが変わり、大量の有毒な煙に逃げ惑う老若男女。
もう火事場は大騒ぎさっ!!!
- ジェームズ・ボンドさん からの返信 2009/01/25 16:30:39
- ジャッキー・チェン
- ジャッキーの映画は好きです。
ワイヤーアクションが少なかった頃、友人と「香港映画のアクションシーンに何故、違和感を感じるのか」と議論して、結局「あれは京劇なんだ」という結論に達した事があります。
また、最近のワイヤーアクションは、やり過ぎだと思いませんか?
- きっちーさん からの返信 2009/01/26 18:16:03
- RE: ジャッキー・チェン
- わたしも以前、職場の近所でボヤが起きたとき、消防士さんの後ろで「すっげーなあー・・・」と上司と一緒にウロウロ野次馬してました。←物見高い人口割合多し
幸い部屋がちょっと焦げただけで、だれもお怪我はなかったそうですが。
部屋はビショビショで、家電は全滅になっちゃうでしょうね。ホースでガンガンかけてたし。
京劇かあ〜・・。
京劇ってちゃんと観たことないんですよーっ(笑)。
レスリー・チャンの『覇王別姫』くらいかなあ?
あの話でも、舞台自体はそんな出てきませんが。
歌舞伎と同じでイマイチ興味が・・・(笑)。
最近のワイヤーアクションは、くどいですよね!
たしかにやり過ぎだと思います!
チラみせの美学がない!
ずぅ〜っとやられると、「もうええんじゃない?」と引くし、話そのものがうそ臭くなってしますし、目が慣れちゃってインパクトが感じられなくなります。
でも、流行りもあるのかも知れませんね。
- 権天使さん からの返信 2009/01/27 10:49:06
- RE: 火事はイヤですが、現場の消防士さんは頼もしい!
- JB師匠もご拝聴ありがとうございました〜♪
タバコの火の不始末だったらしいです。
マンション入口のボードに紙切れ1枚で報告がありました。
そして、迷惑をかけた住人たちに何の挨拶もないままなのですよ。
それと、消防士さんは頼もしいというのを身にしみて感じました。
留守宅が多かったことや、ずっと上の階の人たちは部屋で待機ということで、
人出が足りていたのも良かったです。
それに、今回のこの程度といってはなんですが、そんなたいしたことじゃないみたいですね。
こっちは命の恩人とまで思っているのに、むこうはあっさりしたもので。(笑)
- きっちーさん からの返信 2009/01/27 11:34:47
- バックドラフト
- バックドラフト気分満喫ということで!
でも、ちゃんと「ご迷惑をおかけしまして・・」くらいはほしいですね。
たたき起こされてるし。
そんでは、今日の13時で権さまお宝映像は、返却いたします。
まだ観てないよ!観てみたい!
と、いう方はお昼休みにダッシュでごらんくだされ〜。
-
- okuyanさん 2009/01/12 01:26:12
- すごいよ、きっちーさん!
- お久しぶりです。okuyanです。
あけましておめでとうございます。m(-_-)m
いや〜、思わず手に汗握る体験でしたねー。本当に。
私めだったらきっとベソかいちゃうと思います。(^^;
でも、不思議ときっちーさんの周りには困っているとそっと手を差し伸べてくれる人が現れるんですねぇ。。。
きっとこれはきっちーさんの人徳の賜物に違いありませんよ。
本当に無事で何よりです。
この先の旅行記、期待して待ってます。
私めも先日まで釜山でウダウダして参りました。
ぼちぼちと旅行記アップしますので、またお立ち寄りくださいませ。
ではでは!
- きっちーさん からの返信 2009/01/12 10:48:00
- RE: すごいダメ人間だよ、きっちーさん!
- okuyanさん明けましておめでとうございまーす!!
昨年は果てしなくお世話になりました。今年もひたすら宜しくおねがいいたしやすv
新年早々(じゃなくてこの時は、くれも押し迫ってか・・)、アホやってきました。
まさに、半べそかいてました(笑)。
はばかることなく大泣きしたいような気持ちでしたが、さすがに地元の人の前で「来たくない所へ来ちまっただがやーっ!!」とやるのは失礼炸裂なので、多少計画的に(笑)。なんつって。
だって、乗り継ぎって聞いてなかったんですよー。
機内放送は、爆睡してたせいで聞き逃したし。←やっぱ自分のせいか・・
行きは大変でしたが、帰りの飛行機では社内で何か問題になったのか、昆明で降りる人には『昆明』って書かれた付箋が、ボーイングパスに貼られるようになってました!
すんごいスピード改善!
しっかし、『困ったときに助けが本当の親切』だと言いますが、まさに実体験できました。
あのおじさんのタクシーに乗れたことは偶然ですが、昆明に暮らしてる人たちの地域性に触れられた気がしたし、地元の人の親切で問題が解決に向かうのも、ひとり旅の醍醐味(?)かも知れません。
無事目的地へ行けたので結果オーライ。←懲りてません
釜山は、いかがでしたか?
海の幸が美味しそうな・・・。
春の健康診断へ向けて、今回の旅は食を控えてましたが(毎年同じ事をしている・・)、釜山へ行ったらチゲとか美味しそうですもんね!
メシ情報も楽しみにしてます!!
- ジェームズ・ボンドさん からの返信 2009/01/13 21:30:53
- RE: すごいよ、きっちーさん!
- それはそれはタイヘンでした。
知らない土地で「迷子の子豚」とは。
よく、空港で搭乗客捜しアナウンスを聞きますが、それが我が身だとパニクります。
- きっちーさん からの返信 2009/01/13 23:17:53
- RE: RE: すごいよ、きっちーさん!
- 子豚だったら、ちっとは可愛いんですけど。
子、いらなそーだ(笑)! やばいっ。
ちなみに、師匠じゃないですけど、空港でギリギリ放送で名前を連呼されている人を聞くと、「へっ!ドジやのう。時間は余裕みとけやー」(←師匠、絶対言ってるでしょ!そーいうイメージだもん)などと、他人事でほくそ笑んでますが、今回それを凌駕してしまいました。
空港からも出ちゃった〜。そして戻れなかった〜。
当分、自省・反省の日々を送っていきます。
年賀状も返事だしてないし。
今年は、確かにうし年だ・・。
- ジェームズ・ボンドさん からの返信 2009/01/13 23:31:52
- RE: RE: RE: すごいよ、きっちーさん!
- 確かに、アナウンスを聞いて「アホやぁー」と思っておりました。
ある日、国内線でしたがトイレ(個室の方)に入っておりますと、我が名が天井のスピーカーから!
早く行かねば! でも、ふんぎりがつかない、困った!
御下品でゴメンねぇ。
携帯も免許も迷彩柄も持ってる、クサい国から来たスパイ。
- きっちーさん からの返信 2009/01/13 23:52:27
- 免許とケータイは持っていると・・・。
- 免許やケータイは持っていると、仕事場でパシられるのでいりません。←下っ端の世渡り
トイレネタは、大好きです(笑)。
個室に入ってるときは、呼ばれたくないですねー。
なんつーか、1人きりの世界でいたいというか(笑)。
あ、そだ。
そんなときこそ、ケータイで連絡取ればいいじゃないですかー。
「重大案件、進行中」
とかゆって。
頑張ってください、師匠!
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