はじめての東北旅行-夏・米沢- 1/2

2004/08/22 - 2004/08/23

2004年夏、はじめての泊りがけの東北旅行。
行程や列車の乗り継ぎなどを、
友人達と1から考えた最初の旅行。

目的地は山形県米沢。
理由は、米沢牛が食べたかったから。笑。

免許もないし、
｢青春18きっぷ｣を使用して電車で向かうことに。

行きは太平洋側から東北本線で向かい、
帰りは日本海側に出て、新潟を回って上越線で帰宅する計画。
せっかく見知らぬ土地へ向かうのなら、
道中も色々な場所をめぐりたい、
と考えた結果、大回りなルートに決まった。

エリア 米沢(山形)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル

友人達と新宿駅で待ち合わせをし、いざ東北に出発!

僕らを北へ誘う先頭バッターは、
｢快速やすらぎの日光号｣という臨時快速列車。
この電車で宇都宮まで向かいます。

ちなみに今はこの電車は、塗装を塗り替えられて、
JRと東武を直通する日光行きの特急に使われているようです。

宇都宮駅では寝台特急｢北斗星｣とすれ違う。

いつかはこのような豪華な列車で旅をしたいものだ、
と思いを馳せながら、
列車を乗り換えてさらに北を目指す。

途中の黒磯駅でさらに乗り換え。
この当たりまでくると、見慣れない風景も多く、
いよいよ東北も近いな、と実感。

写真は黒磯駅に貼ってあった｢ワンマンカー乗り降りのご案内｣
無人駅では電車のドアが1個しか開かなかったり、
なにやら注意が必要なようです。

途中の駅で車窓から…

本当は走ってる途中の写真がよかったんだけど、
ブレてしまうので停車中に撮影。

いよいよ関東を離れた感が出てまいりました。
駅名の下の住所には｢福島県…｣の文字が。

福島県に入り最初の大都市、郡山に到着!

駅前では某テレビ局の｢24時間テレビ｣の撮影中…

さっきまでの緑あふれる風景とは裏腹に、
意外と栄えていて新鮮!
(なんていうと失礼かもしれませんが…汗)

郡山からまたローカル線で福島へ。
福島から仙台までは、｢快速仙台シティラビット号｣に乗車!

これがなんと福島から仙台までの間を、
なんと2駅しか止まらないという超速達列車!
18きっぷの旅には、非常に心強い味方です。

(ちなみに最近のダイヤ改正で停車駅が3駅になったようです)

仙台に到着後、昼食をとり街を散策。
次に乗る仙山線の電車まで時間があったので、
仙石線と言うローカル電車に乗ってみる。

しかしこの電車、前から見るとかなり新しいようですが、
実は山手線で使われていた電車を転用しているそうです。

仙石線の仙台駅付近は近年地下化されたそうで、
この写真を撮った苦竹駅から仙台方向を見ると、
地下に入るトンネルと、
昔の線路の跡地と思しきスペースが並んで見えました。

仙台駅から仙山線の快速に乗り、
山形駅に到着。

写真は乗って来た快速と、
止まっていたトロッコ列車。

こういう観光列車にも是非乗ってみたい。

山形からは奥羽本線で米沢へ。
このあたりは電車の本数が少なく、
ちょっと注意が必要。

新幹線なら結構走っているのだが…
しかも同じ線路を。笑。

18きっぷでは乗れないので、
頑張って各駅停車で終点を目指す。

そして終点米沢に到着。
夕方でもう暗くなりかけていたが、
夕飯を食べることを考えるとちょうどよい。

ホームには見慣れない色の電車が…
と、よく見ると、パンタグラフや架線がない。

電車じゃなくてディーゼルカー(気動車)だった。
東京周辺ではあまり見ないのでこれまた新鮮。
地元では｢汽車｣と呼ばれているとかいないとか。

ちなみにこの色のディーゼルカーは、
昔は｢急行色｣として全国で走っていたそうだ。
今ではあまり見られない貴重な列車、なのだろうか。

宿泊は東横イン米沢。
学生の週末割引で、
なんと4000円弱で宿泊が可能だったためここを選んだ。

ホテルに荷物を置き、
駅前に夕食をとりに向かう。

しかしちょっとホテルでグダグダしていたら、
軒並み店が閉まっていて驚く。
閉店時間が予想よりも早い店が多く、
駅にあるコンビニすら閉まっていた…。

それでも営業している焼肉屋を発見し、
米沢牛もおいしくいただき、一通りの目的は達成した。