2017/02/06 - 2017/02/08
2465位(同エリア5444件中)
夢道乗光さん
いつの間にか暦の上では立春。暫くは遠くには行く予定もないので春を感じに名古屋城に行って来ました。
名古屋の代表的な観光地といえば名古屋城。「大阪城・熊本城と並び日本三名城の一つで、天守閣の城頭に金鯱をいただく姿は名古屋のシンボル。慶長17年(1612年)に徳川家康が天下統一の最後の布石として子義直の居城として築き、徳川家の威光を今も感じられる私にとっては憩いのスポットです。
今迄に何度も訪れている名古屋城ですが、今回公式な お堀見学会で名古屋城を訪れ、お堀の外側からと内側から名古屋城をじっくりと見物してみました。
「尾張名古屋は城で持つ」と言われる程、地元の人々の心の拠り所となっている名古屋城の素晴らしさを改めて見直しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通手段
- 徒歩
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梅の花が春の到来を感じさせる
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椿の花と天守閣西側
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御深井丸から見る天守閣と梅の花
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日本一の規模を誇る名古屋城天守閣
青空に映える金の鯱
右側(北側)が雄の鯱、左側(南側)が雌の鯱 -
二之丸庭園東側より名古屋城を撮影。
名古屋城は周りを歩いたり、自転車で周回OK。
今回は入場する前に名古屋城の周囲2.7kmを自転車で周回し、
観る角度を変えて名古屋城を鑑賞しました。 -
<同じ場所で桜が満開の時にはこのような感じで名古屋城が見られます>
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名城公園市民の森より名古屋城を眺める
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名古屋城の西北の隅に建つ西北隅櫓
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ウエスティンナゴヤキャッスル南側の歩道より撮影
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ウエスティンナゴヤキャッスル南側の歩道より望遠レンズで撮影
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筆者がお気に入りの撮影スポット(中区三の丸1丁目・名城歩道橋)
左から名古屋能楽堂・加藤清正像・名古屋城 -
国の重要文化財に指定されている二之丸大手二之門
二之丸庭園辺りで織田信長は7才から22才まで暮らしていたらしい。 -
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この辺りは桜並木で満開の時にはさぞかし綺麗
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名古屋城の屋根は銅板葺きなので緑青の現象で緑色。
銅板葺きの屋根は将軍家しか認められておらず、徳川御三家の一つとして権力や財力を誇示する名古屋城の風格が漂う。 -
広々とした空堀
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内堀に住む2匹の鹿。江戸時代には奈良公園のように二之丸で鹿が沢山放牧されていたらしい。雌2匹なのでこのままでは自然消滅しそう。
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本丸は明治26年(1893年)に陸軍省から宮内省に移管され名古屋離宮と称し、名古屋離宮は昭和5年(1930年)に廃止。宮内省より名古屋市に恩賜元離宮として名古屋市に下賜され、一般市民に公開されるようになりました。
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特別史跡名古屋城の案内板
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特別史跡 名古屋城の城内地図
開館時間:午前9時~午後4時30分(入場は午後4時まで)
入場料:大人500円(名古屋市内在住の65歳以上高齢者100円)
中学生以下は無料 -
名古屋城観覧券
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正門
名古屋城内には正門と東門の2ケ所から入城できます -
名古屋おもてなし武将隊。この日は加藤清正と足軽が写真撮影に快く応じてくれました。
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正門を潜り左側に進むと推定樹齢600年のカヤの木が立つ。名古屋城が築城される200年前より生えている。
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天然記念物 名古屋城のカヤの案内板
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「必勝!カヤの木」の案内板
1945年の空襲で火を浴びたが枯れ死を免れ、縁起の良い木とされています -
本丸西南隅を守る二層櫓の西南隅櫓
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本丸表一之門跡
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宮内省の名残で菊の紋となっている西南隅櫓の鬼瓦
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多門塀の下をくぐる埋門で本丸御殿の大奥へ通ずる秘門で常に鍵が厳重に施され、別名を「あかずの門」といわれた不明門
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東南隅櫓
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本丸御殿復元工事は3分の2は済み、2018年には全体が完成予定で待ち遠しい
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本丸御殿と天守閣
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名古屋城本丸御殿ミュージアムショップの玄関
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ショップまで絢爛豪華な感じの名古屋城本丸御殿ミュージアムショップの店内
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名古屋城天守閣は昭和34年(1959年)に再建されたが、半世紀以上が経過しコンクリートが劣化し耐震性能が不足している事を観光客に告知する看板
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名古屋城で最大の石垣石材。普請の名手 加藤清正が積み上げたと言われる清正石
加藤清正も名古屋生まれ -
加藤清正が担当したことを示す「加藤肥後守」と文字が彫られた石垣の刻名
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千鳥破風から天守台に沿って垂れる銅板で覆われた雨樋。
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大天守閣と小天守閣を連絡する橋台の剣塀。
屋根の下には槍の穂先を並べて外敵に備えた作りになっている。 -
櫓台の上には土塀が築かれ、槍の穂先が並べられた「剣塀」仕様になっている。
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車椅子やベビーカーも容易に石垣部分を昇れるようエレベーターも設置されている。
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天守閣入口
いよいよ天守閣の中を見学 -
昭和34年に屋根の鯱と同じ大きさで作られた石膏模型の金鯱
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消失再建後は鉄筋コンクリート造り。賛否両論はあるがエレベーターもあり見学は楽チン。
上りは5階までエレベーターで昇って楽をして、下りは階段を降りながら各階を見学。
天守閣内は博物館風 -
天守閣より北側の遠景。天気が良く見晴らしが良い時は木曽の御嶽山が見える。
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天守閣の東側の遠景。後方には三国山、猿投山が見える。
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天守閣の南側の遠景。右側に名古屋駅界隈の高層ビル群が見える。
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天守閣の西側の遠景。左側に名古屋駅界隈の高層ビル群が見える。
かつては徳川家がここから西の方を見て大坂の豊臣家を警戒していた事を
思い浮かべる。 -
郷土の誇り三大英傑・・・織田信長・豊臣秀吉・徳川家康
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戦災消失前の名古屋城 大天守
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絢爛豪華な屋根の景観
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復元工事が完了した部分の本丸御殿。
本丸御殿は尾張藩主の格式高き御殿として徳川家康の命により慶長20年(1615年) に建てられ、寛永11年(1634年) には将軍のお成御殿として上洛殿を増築された。
しかし昭和20年(1945年) の空襲で天守閣とともに全焼。名古屋市は平成21年(2009)11月から本丸御殿の復元に着手し、平成25年5月には入口にあたる玄関・表書院、平成28年6月から対面所・下御膳所等の公開が開始された。 -
破風には葵御紋
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本丸御殿入口には鍵付きの靴入れが設置され、手荷物も無料で預かってもらえ、スリッパ履きで身軽に観覧できる。
本丸御殿は貴重な復元建物なのでフラッシュ撮影不可で建物内の物には決して触れないよう係の人から しっかりと説明され見学。 -
玄関・一之間の虎(雄)と豹(雌)が来訪者を圧倒的な存在感で威圧する。
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玄関・二之間
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望遠レンズで撮影
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表書院・上段之間
松、桜、雉子などの花鳥図でもてなす。 -
本丸御殿は木曽地方で育った天然の桧が沢山使われ、桧の香りが漂う。
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天井に目を向けると相手より自分の方が偉い人である事を示すために工夫がなされている。
玄関や廊下は竿を通したような竿縁天井 -
表書院に入ると格天井(ごうてんじょう)になる。
格縁(ごうぶち)と呼ばれる部材で格子が作られている。 -
格が上がると更にきめ細かな細工がなされている。
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対面所では格式が高く欄間の格縁に黒漆が塗られた筬欄間。天井もきめ細やか。
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金箔の鍵がかかる襖
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正規の謁見に用いられた表書院
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表書院 上段之間の折上げ小組格天井
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藩主と身内と家臣との私的な対面や宴席に用いられた建物である対面所の上段之間には京都の名所(愛宕山、上賀茂神社、吉田神社)が描かれている。
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対面所の次之間には藩主徳川義直の正室春姫の故郷・和歌山の名所が描かれている。
天井は黒漆塗折上げ小組格天井 -
昭和20年に焼失した旧国宝天守閣の礎石。再建にあたり現在地に移し、かつての敷設状況で再現された。
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二之丸茶亭に展示されている金の茶釜
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名古屋城のことを1時間以上にわたりずっと同行して説明してくれた名古屋城観光ガイドボランティアのMさん。お蔭様で名古屋城のことに一層興味が持てました。
この日は雨天で観光客が少なく、マンツーマンで見学。
<ボランティアガイドツアー>
正門を入るとガイドボランティアの看板があり定時出発。
予約なし、無料で案内してもらえる。
平日:午前10時・午後1時30分から
土日祝:9時30分・11時・13時30分から -
名古屋城への最寄り駅は地下鉄市役所駅。
名古屋市役所、愛知県庁の建物と地下鉄市役所駅の出入口も城郭風 -
名古屋城の周囲は立地も良く、皇居のようにジョギングコースの人気スポットになっている。
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大相撲名古屋場所が行われる愛知県体育館
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こんな珍しい自動販売機が名古屋城内に設置
「話そみゃー名古屋ことば」
試しに缶コーヒーを1本買ったら
『おみゃあさん いつも飲んでくれてありがとうね。飲んだらリサイクルしてちょうよ』 -
帰り道では名古屋城の北東2キロにある「とみたや」で昼食
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豚汁風味うどんはとても美味しく、冷えた体が温まりました。
写真は大盛600円(普通は500円) -
名古屋市内の主だった観光スポットを巡るのに便利な『なごや観光ルートバス・メーグル』
名古屋駅⇒トヨタ産業技術記念館⇒ノリタケの森⇒名古屋城⇒徳川園・徳川美術館・蓬左文庫⇒文化のみち二葉館⇒市政資料館南⇒名古屋テレビ塔⇒広小路栄⇒広小路伏見⇒名古屋城⇒ノリタケの森⇒トヨタ産業技術記念館⇒名古屋駅の経路を約1時間30分で巡回。
観光施設で降りなくても名古屋中心部を1時間半に亘って1乗車210円でゆったりと市内観覧ができます。 -
9時30分から17時まで30分間隔で運行されており1乗車210円。
500円の「メーグル1DAYチケット」を買うと1日乗り放題で、パンフレット掲載の観光施設やなごやグルメ&お土産店舗での特典がついており、とても便利でお薦めです。
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